回転する命
前回からのバイク繋がりというわけでもないんですが![]()
先日、こんなアイテムを入手しまして。
バンプレストのプライズ商品
『仮面ライダーベルトディスプレイ』です。
箱のサイズはタテ17cm×ヨコ15cm。
ベルトのモデルはこれまで、食玩サイズでは出ていましたが、このサイズでのリリースは初めてじゃないでしょうか。
左の本郷さんはバンダイ食玩・仮面ライダーメモリアル。サイズ比較用です。
このベルト、こんなに大きくて980円ですからねー。
良い時代になったものです![]()
中身はこんな感じで。
旧1号、旧2号のライダーベルトが精密に再現されています。
ライダーのお二人は前述と同じくバンダイの食玩、ザ・仮面ライダー。
ベルトの大きさがお分かり頂けるでしょうか。
こうやって置いてみると、何かのモニュメントみたいでカッコいいですねー![]()
きっとマスクコレクションのように、このベルトコレクションも後続リリースされていくのでしょうね。
個人的にはこの二つで充分ですが。新1号、2号のベルトは旧2号とおんなじだし![]()
ライダーベルトと言うと、私にはなぜか独特のイメージがあります。
「改造人間本郷猛は、ベルトの風車に風圧を受けると、仮面ライダーに変身するのだ!」という中江真司さんのナレーションとともに、強烈に心に刻み付けられた、旧1号以来の設定から来るものなんですが。
石森章太郎氏の原作漫画でも強調されていましたが、仮面ライダーって『風力』がエネルギー源ですよね。
風圧によってベルト中心のタイフーンが回転、それが変身エネルギー、ひいては活動エネルギーに繋がると。
確かに改造された肉体あっての超能力ですが、その強靭なパワーを生み出すものは、すべてこのタイフーンに受ける風で体内の『風車ダイナモ』が生み出すエネルギーであるわけです。
オートバイ走行により体に直接風を受ける皮膚感覚。しかもその風が変身エネルギーになるという設定は、よりライダーとサイクロンの関係を密接にし、バイクヒーローである事の説得力を増していました。
仮面ライダーが他のバイクヒーローと一線を画す部分は、この「風」がエネルギーという設定が実に大きいのです。
その象徴が変身ベルト、その中心のタイフーンなんですね。
旧1号時に強調されていたその設定は、2号編で『変身ポーズ』が採用されてから、やや影をひそめた感もありますが、それでもやはり、変身の瞬間はタイフーンが回り、風を取り込んでいるという表現がなされていました。
そういう意味でライダーは、やはり『風の戦士』なんでしょうね。
サイクロンを駆り風のように現れて、風のように宙を舞い戦う戦士。
ライダーアクションにつきまとう風のイメージは、すべからくこの変身ベルトの設定と直結しているような気がするんですね。
劇中では「風車によってエネルギーを蓄える」と語られていますが、私には、ライダーが戦っている間は、常にタイフーンが回転しているような感覚があります。
タイフーンの回転はライダーのパワーを増幅させるものであり、風を取り込めなくなる事は、ライダーの活動限界を示す事になるからです。
その役割は、ウルトラマンで考えれば、ベーターカプセルとカラータイマーが一つになったようなものかもしれません。
タイフーンはそれ自体がチャージシステムであるだけに、役割は重要。
変身ベルトにダメージを受ける事は、そのままライダーの敗北に繋がります。
タイフーンの停止は、カラータイマーが輝きを失う事に相当すると考えれば分かりやすいですね。
技術的な問題からか、劇中では戦闘中に回転している描写はありませんでしたが、やはりタイフーンはライダーのライフライン。稼動は必須なのです。
確かにカラータイマーによって残り時間が示されていた分、ウルトラマンの方が活動限界は明確でしたが、ライダーだって「風力エネルギーの欠如」というリスクを負っているわけですよね。
旧1号編をリアルタイムで見ていた子どもの私にも、それはよく分かりました。
でなければ、ショッカーがあれほどタイフーンの回転を阻止する作戦を熟考するわけがないと。第6話・7話での解説がそれを物語っています。
それほどライダーにとって、風車ダイナモによるエネルギーチャージは重要なものなのです。
(この『風車ダイナモ』という響き、個人的には大好きなんですよね。どこか「発電」というイメージがあるからでしょうか
)
例えば。ライダーベルトにもしタイフーンがついていなかったら。
タイフーンの回転がエネルギーを増幅させるという設定がなかったら。
仮面ライダーという作品が、あれほどの説得力を持ちえたかどうか、私には非常に疑問なのです。
風をエネルギーとしない後発のライダー達に今ひとつライダーらしさを感じられない事が、その事実を明確に示しているような気もするのですが![]()
タイフーンのないライダーは、カラータイマーのないウルトラマンみたいなものなのかもしれません。
『光』であるカラータイマーと、『風』で回転するタイフーンが、それぞれのヒーローのイメージ・アイデンティティーを雄弁に語っている所も、非常に面白いですね。
ウルトラマンが光を命とするように、仮面ライダーもまた風を命とするのです。
タイフーンの回転が、命の灯という訳ですね。
つくづく、成功するヒーロードラマには秀逸な設定が用意されている事を痛感しますねー。しかもそれはすべからく、シンプルにして力強い。
いやー私なんてまだまだです![]()
ベルトの入手があんまり嬉しかったので、手持ちのアイテムと記念撮影![]()
左端のマスクは、今回初公開の桜島1号です。
アンテナの形が右のモデルと違う所が、こだわりを感じさせて素敵![]()
2号のマスクは持ってないので(ベルトが出るなら買っておけばよかった
)並びがちょっとおかしいですが、まーご勘弁下さい![]()
でもやっぱりいいですねー。こうやって揃えてみると。
初期ライダーのデザインって、なぜどこから見てもカッコいいんでしょう![]()
改めて惚れ直してしまいます![]()
バンダイの1/1ベルトは買えませんが、私にはこれで充分です。
愛車、ストロング・ヴェルデの修理費で、お財布のお金は風のように飛んでいってしまいましたから![]()
あー北風が懐に寒い。ライダーには恵みの風かもしれませんが![]()
| 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)



















































最近のコメント