カテゴリー「宇宙船映像倶楽部」の記事

2009年10月 4日 (日)

スリップ・ストリーム作戦

木曜日の衝撃から3日あまり。お仲間からの電話やメールなどのやりとりで
ズンドコなダメダコリャ気分も回復、やっと再発進できましたhappy01

更新がストップしていたこの間の方が、いつもよりアクセス数が多いというのも
実に不思議ですがcoldsweats01

いやー実際のところ、今回『宇宙船vol.126』の映像倶楽部結果には
さすがに驚きました。

拙作が落選となった理由も、よく分かります。
今号から映像倶楽部は、新たな展開に入ったんじゃないでしょうか。
何しろ課題のシナリオ、プロット共に、入選作は完全に新メンバーですもんね。
しかも誰もが納得できるほど、両作のレベルは他作から突出している。
こんな才能がまだ埋もれていたのかと、目からウロコが落ちるばかりです。

私ごときが部員でございなんて大口叩いていたのが、もう恥ずかしいくらいでweep
次点掲載の皆さんの作品も、それぞれ個性が光るものばかりで素晴らしいです。


入選・次点を問わず「掲載」という意味で、これまで拙作が未掲載に泣いたのは
今号を除き、vol.123の一号のみでした。
しかもその理由は「応募者全員のプロットが入選レベルに達しなかった」という
ある意味、公平なものだったわけです。
ですから私も、「全員落選じゃしょーがないねえ」と納得できたわけなんですが。
しかし今回は、事情が違います。
入選作は間違いなく存在し、拙作は落選した。
しかも前述の通り、入選作の出来は文句のつけようがありません。

今回、拙作の落選に失意を覚えた最大の理由は、これだったんですね。
いわば、実力の差を思い知らされたわけです。

もともと私に実力なんてありませんが。これまでがまぐれ当たりだったという事でweep
いやーおみそれしました。
今回掲載された方々の作品は、手放しで賞賛したいと思いますhappy01


まーそう言いながらも毎回、浅知恵を駆使して応募を続けているわけですから
誌面に自分の名が載っていないことが、悔しくないと言えば嘘になりますが
ともあれ、以前からお話している通り、映像倶楽部全体の枠で考えれば
実力ある部員が増えることは、何よりの戦力アップ。
掲載される、されないという個人レベルの発想よりも
作品実現化という目標にはむしろプラス、近道なんですよね。

部員個々にとって入選、掲載は確かに課題制作の大きなモチベーションですが
いくら自作が入選したって、その基となる課題作が映像化されなければ
映像倶楽部そのものの意味がなくなってしまいます。
自作の誌面掲載は作品実現化の一つの「ステップ」であって
「最終目標」ではないと。
入選、掲載にこだわりすぎると、最も重要な目標を見失ってしまう。

ひょっとして私も、そのダークサイドに陥りかけていたのかもしれません。


そこを考えれば、これから続々と新たな才能が現れ
私のような、頭の凝り固まった古いオタクが置き去りにされていくのは
むしろ嬉しい事なのかもしれません。
目標が「見た事のない新特撮ヒーロー」なら
「見た事のない発想」が必要ですもんね。
しかもその実現には、部員個々の才能を尊重し活かすチームワークが必要。
映像倶楽部は個人プレーではなく、チームプレーなんですから。
「自分が自分が」という発想は、部の足を引っ張ることにもなりかねません。


今回の映像倶楽部は、私ごとき古いオタクの旧態依然とした発想が
通用しなくなったという意味で、一つの大きなターニングポイントとなりました。
今までの号にはほとんど感じなかった
「時代に追い抜かれた」「もう私の出る幕じゃないかな」なんて感触もあります。
そこは素直に認めます。寂しい事も事実ですが、認めない方がむしろ見苦しい。
ただそれはそれで、また楽しいもの。
これまで毎回掲載を目指して力が入りすぎていた肩を
ちょっと揉みほぐす時期かもしれません。

何より雨宮部長に認められ入部できた以上、部員であることには
変わりないんですから。

これからは課題やプロット応募と共に
「それが部全体にとって良い事か悪い事か」という視点も
大事にしたいと思います。


そう考えると、ちょっと肩が軽くなりました。
さて。今回もシナリオの募集は続くようなので、力を抜いて自由な発想で
またつらつらと、無い頭をヒネっていきましょう。
負けたら終わりじゃなくて、やめたら終わり。挑戦する姿勢が大事なんです。
追われる立場より追う立場、防衛戦より奪取戦の方が、夢は膨らみますしね。

実力ある皆さんの後にピッタリ張り付き、スリップ・ストリームを使わせてもらって
ノコノコついて行きますので、部員の皆さん、またよろしくお願いします。


最近はすっかり減ってしまいましたが、部員の皆さんからのコメント・メール等も
お待ちしています。
お互い、遠く離れた地で頑張る私たち部員にとって、そういうちょっとした
意見交換が、チームワークを作る上で大事なことも忘れないで下さいね。
また、いつも応援して下さる読者の皆さま。
応援のしがいもないでしょうが、やる気だけは失っていないので、
どうかこれに懲りず、温かい目で見てやって下さいcoldsweats01

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2009年8月 3日 (月)

彼女はオトコマエ

あの休止告知から早や三週間弱。皆さま、ご無沙汰しておりました。
今日、名古屋もようやく梅雨明けを迎えまして。
本格的な夏の訪れと同時に「ネヴュラ」の再開ができるというのも
うれしいものですねhappy01
オタクイーン、充電を終え、ただいま帰ってまいりましたhappy01
水分を摂りすぎて、ちょっとリバウンドしましたがweep


休止中は皆さまから、ご心配や励ましのコメント、メールなどたくさん頂いて
本当にありがとうございました。
正直、こんなに気にかけて頂いているとは思いもよらずcrying
ちょっと物騒なことを休止告知に書いちゃったものですから
気を遣っていただいて、コメント欄より直接メールなどが多かったのですがhappy01
中には電話で、グチをお聞き頂いたお仲間もmobilephone

もちろん、常連のお仲間の励ましは何より嬉しかったのですが
意外だったのは、以前ちょっとだけコメント頂いた
懐かしい方々のご訪問が、予想以上に多かったことでした。

いやー「ネヴュラ」はあまりにおバカな独り言ばっかりなので
皆さんにはとっくに呆れられ、お相手頂けないと思ってましたweep


これは本当に予期せぬ出来事でした。
まるでお盆に、
学生時代の同級生から久々の便りが来た気分happy02
皆さん、陰ながら応援下さっていたんですね。ありがたいことです。

もちろんこれを機に、またおつき合い頂ければ
こんなに嬉しいことはありません。
ともあれ。戻ってきた夏の太陽と共に、「ネヴュラ」再発進ですhappy01



さて。再開一回目の今日はどうしようかと迷いましたが。
やっぱり、これをお話しなければダメでしょうという事で。

ちょうど応募締め切りを迎え、お仲間のブログでも続々と取り上げられている
このネタ。そう。「宇宙船映像倶楽部」です。


今回の休止の一つの理由だっただけに、ちょっと迷いもありましたが
やっぱり、好きな事を書けないのはブログじゃないと。
加えて休止中、課題制作に悩む部員の皆さんの記事にも、本当に励まされました。
日本のあちこちに、同じテーマに挑んでいる方々が居る。
何と言われようと、それがモチベーションに繋がる事は確かなのです。
ですから私も、堂々と記事にする事を決めました。
笑ってやって下さい。私はやっぱり「夢」を捨てきれませんhappy01


えーそういうわけで。今回の課題締め切りは今日、8月3日でした。
応募作は今日必着で、「宇宙船」編集部へ送付する決まりなんですね。
昨年4月から始まったこの募集に、まー懲りずに毎回応募している私。
送付の度に記事にしていますので、今回もやっぱり書かなきゃとcoldsweats01
送りましたよ昨日。雨が降ったり止んだりの中、昭和郵便局からloveletter

Photo_2何しろこの夏は、毎日がぐずつき気味の空もようでrain
各地で豪雨や土砂災害の被害が頻発していますから、いつもの翌朝10時便も
天候次第でどうなるかわからない。
送付一週間前から確認の電話、涙目でしつこく送付リミットを聞き込みました。
「どーしても3日に届かないとマズいんですけど。届きますよね絶対punch
その持ち込みリミットである8月2日、夜8時に先駆ける事6時間。
午後2時にようやく完成。まさに駆け込み前日送付、ギリギリですね。
「この時間なら確実に届きますね」なんて局員さんの言葉に
ホッと胸を撫で下ろすノミの心臓の私shock もっと早く送ればいいのに。
最後まで試合を捨てたくない悪い癖が、今回も出てしまいましたhappy01

でもまーこれまでの応募で、今回ほど苦戦した事もなかったですねーweep
今回はプロット1本と課題4本に加え、部活で出された「部員用課題」も消化。
もうそれだけでクタクタです。

考えてみれば、今回が6回目の募集です。
私は募集の度に、1本ずつヒーロープロットを応募していますから
今回ではや6作目。よくもまあ続くものだなあとcoldsweats01

いい加減、ネタも尽きそうなものですが、もっとたくさん応募されている部員さんも
いらっしゃるわけですから、私も甘えてはいられません。

でも私の凝り固まった頭なんか、タカが知れてます。
さすがに発想の泉も涸れ気味でcrying
でも、空回り気味ながらヤル気だけはあるのでhappy01 
今回は発想の火種が浮かんだら、後は知識を外から摂り入れる事に専念しました。
でもここで、期せずしてネットの盲点に気づく事にpc


これまで、この手の調べ物はネットで行う事が多かった私。
でもネットって、ある程度絞り込んだ事柄や単語を調べるには便利ですが
その分野そのものの概略をザックリと理解するには、非常に不便なんですね。

そういう時はやっぱり、昔ながらの「●●入門」なんて本が役に立ちます。
ネット検索でいき詰まり、途方に暮れた私は
迷わずBOOK OFFへ走りました。まー入門書ですから。

適当な一冊さえあれば、中古本でも分野そのものの概略は変らないだろうと。
で、案の定ありましたよ。100円本で良いのがhappy01

そんなわけで今回のプロットは、その一冊を読み倒した成果です。
でも年には勝てず。やっぱり落ちてますねー。咀嚼力も頭の回転も。
まーその分野にあまり詳しくなるのも発想の妨げになりますから、私程度の理解力でちょうど良いのかもしれませんね。なんて言い訳してみたりcoldsweats01

あとは前回の轍を踏まないよう、既存作品とカブってない事を祈るばかりですhappy01
でも今回もシンプルですよ。一行で語れちゃうプロットです。
その一行が雨宮部長の琴線に触れるかどうかが、最大のハードルですねsmile



で、今回のメインイベント、「課題」ですが。
「宇宙船」vol.125をご覧の方はご存知でしょうが、今回の課題は「シナリオ」なんですね。

ただシナリオと言っても、与えられた文字数はわずか400字。
その文字数で、主人公が戦いに赴くシーンを描くというオーダーです。
加えてシーンはワンシーンのみ、登場人物は主人公ともう一人のキャラクターという縛りがあります。


これまでお仕事で色々なシナリオを書いてきましたが、私にとってもこういうルールは初めてなので正直、戸惑いました。
まー誌面掲載の都合もあるだろうし。あまりに長いのも選考しづらいだろうという事で、きっとこの形式になったのかなと。
でも考えるに従って、これには二つの思惑が隠されている事に気づいたのです。
まー見当違いかもしれませんが、私はそこを思惑と感じたとcoldsweats01


部員の皆さん。この縛りでシナリオに挑んだ時、どんな事を考えましたか?
私の場合まず「このシーンで核になるセリフ・もしくはアクション」を考えました。
と言うのは。400字の中でシチュエーション、主人公と相手との関係
シーンの盛り上がり、ストーリーを表現しようとすると
おそらく見せ場=シーンの核は一箇所しか作れないだろうと計算したからです。

ダミーのやりとりを仮想し、ストップウォッチで計ってみましたが
400字で表現できるシーンの尺は、約1分。

どんなドラマでも、わずか1分間にすべてを凝縮することはできません。
凝縮できるんならそのドラマは、1分間あればいいんですからhappy01
要求されるシーンはあくまでドラマの一部、という事を意識する必要があります。
ですからこの「400字」というルールにはまず、
「1分間で表現できるサイズの主張を、いかに上手くまとめあげられるか」
という、一つ目の狙いがあるんですよ。


当然ながら、そこにドラマそのもののテーマを持ってくる事は至難の技です。
だって「主人公が戦いに赴くシーン」なんですから。ラストシーンじゃなくて。
もしここでドラマの大テーマを語っちゃったら、その後のクライマックス、
言わば戦いのシーンは蛇足になっちゃう。
しかも「相手とのやりとり」「1分間」という縛りまであります。
どんなヒーロードラマでも、戦いの前にクライマックスを迎える展開は珍しい部類に入ります。
あったとしてもそれは、設定や筋運びが、ある程度視聴者に認知されている場合に限られるのではないかと。
その「送り手と受け手の共通理解」あっての、アクロバット的作劇なのです。


企画書のみで形になっていない今回の課題作「ホンノバケモノ」の場合
そういう意味で、400字では語れない設定や筋運びが残っているわけです。
まだ誰も、この作品を見た事はないわけで。
ですから今回の「400字シーン」では、ドラマの大テーマまで行かないにしても
「1分間の間に、大テーマまで繋がるセリフやアクションを配する技術」が
要求されるような気がするのです。

でも普通のおしゃべりじゃ意味がないですから、何かしら受け手の心に残るセリフやアクションを入れたいですよね。


ただ1分間しかないですから、あれもこれも入れるわけにはいかない。
こういう時こそ「一点豪華主義」が生きるんです。言いたい事は一つに絞る。

一番見せたいコマを大きくし、周りに小さいコマを配することで大ゴマを際立たせる
マンガのコマ割りに通じるものがあります。

言わば400字、1分間はマンガにすればおよそ見開き2ページ。
出題者・小林雄次氏はそのさじ加減・ドラマの力学を見たいのではないでしょうか。

例えば、小林雄次氏による課題例文では
シオリ★の「言葉には心が宿る、その言葉が観客を幸せにする」というセリフが
このシーンの「核」だと思うんですよ。小林氏はこれを言いたかったんだと。
これがドラマの力学なんですね。

ですから私は、その「シーンの核となるセリフ・アクション」には
徹底的にこだわりました。

まず核のセリフやアクションを考え、シチュエーションや相手役から
そこに至るまでのやりとりまでを決めるという順序です。

ただそこで陥りやすいのは、説明ゼリフが多くなっちゃうという事ですね。
その一言を引き出したいが為に、どうしてもやりとりがわざとらしくなっちゃう。
着地点が決まっていることで、出発点の不自然さが際立っちゃうんです。
「をいをい、ここでその質問はないだろう」みたいな、ぎこちなーい展開にcoldsweats01
それを不自然に見せないテクが難しかったですね。私なんか全然ダメでcrying
でも、その核になるセリフは気に入っていますよ。
もちろん、主人公だけに言わせるわけじゃありませんが
「ここではこのセリフがメインなんだ」感は、おそらく伝わったと思います。


でも意外にも、400字が短いとは感じませんでしたね。
最初からセリフを削って削って、研ぎ澄ましてから挑みましたから
逆に、400字が長いくらいでした。
普段のお仕事で、台本は脳内で削ってから書くという癖が染み付いていますから
それが幸いしたのかもしれません。
「一行余っちゃった。削りすぎたかな」なんて苦笑いして、逆に伸ばした事もcoldsweats01
むしろ、シオリ★に絡む「もう一人のキャラクター」という縛りに腐心しました。
必ず二人芝居にしなくちゃならない難しさというか。
苦手なんですよ。「相手の立ち位置を創出する」というのがcoldsweats01



二つ目に感じた思惑は。実はこっちがメインかもしれませんが。
前述の意味合いとも関係しますが、この「400字シナリオ」は、
実は課題作「ホンノバケモノ」主人公・シオリ★の
「文字によるキャラクターデザイン」じゃないかと思うんですよね。

つまり、課題応募者全ての脳内にある「シオリ★像」みたいなものを
シナリオの形で見てみたいという、小林氏の思惑を感じるんですよ。


考えてみれば、「ホンノバケモノ」主人公・シオリ★のキャラクターイメージは
「宇宙船」誌に掲載されたデザイン画のバリエーションも非常に多いですよね。
かくいう拙作もページの末席に加えて頂きましたが、結局シオリ★のキャラクターって、現在に至るも決定イメージが無いんですよ。
ですからファッションをはじめ、暮らしぶりも話し方も選ぶ言葉も癖すらも
応募者一人一人の中で違うはずなんです。
きっと応募者の皆さんは、そこで自分の「シオリ★像」を決定する必要に迫られたと思います。
そうしなければ、シナリオの中でシオリ★が生きた存在にならないですから。


ちょっと余談ですが。古今東西の「二次創作」作品がそれなりに形になるのは、基となっているオリジナル作品で、すでにキャラクターが確立されているからなんです。
逆に言えば、オリジナル作品でそれだけキャラが出来ているから、二次創作が可能なんですね。


そのキャラクターが決まっていなかったら、作劇の難しさは想像を絶するでしょう。
「ただ何となく、誰が喋っても同じセリフ」じゃ、キャラの個性は出ないんです。
「キャラが生きていない」というのはそういう意味です。

どんな人間にも個性があり、それが魅力になる。
実際この「ネヴュラ」だって、言葉の選び方や文の運びに、私の個性が出ているはずですよね。その是非はともかくcoldsweats01
それが見えるか見えないかで、シナリオの魅力はまったく違ってきます。


私は下記の通り、「宇宙船」vol.124に掲載された折
シオリ★のキャラデザインを考える機会があったものですから
私の中で彼女のキャラは、完全に確立されています。

まー実在の人物がモデルだったのでhappy01 話し方から癖、動きまで
想像には事欠かないというわけでcoldsweats01


講評では「雨宮部長のシオリ★像とは異なる」とありますし
部長ご本人にも直接、部活の打ち上げで詳細をお聞きしましたが

まー掲載されたわけだし、私のシオリ★はこの子なんだからと
強気で行きたいと思いますhappy01

でも何となく、シナリオ例文に見られる「小林雄次版・シオリ★」とは
ちょっとイメージが近いようにも思うんですが・・・気のせいかな?


この子の個性を最も演出できるシチュエーション、相手、セリフ。
今回はその事だけに、心を砕きました。
結果、完成したシナリオは4本。それぞれまったく違うテイストになっていますが
いずれのシナリオにも、このシオリ★のキャラが貫かれていると思います。


で、思ったんですが。
結局私はこのシオリ★に、自分の理想像を投影しているんですよ。
一人で風を切って生きる、前向きな女性。
言動には癖もあるしボケもかますけど、キめる時はキめる「オトコマエ」。
こんな女性になりたいとhappy01

だからもう、セリフの決まりっぷりもハンパじゃない。
「カアァッッコイイイイイッッッlovely」と言わせたいんでしょうね。私は視聴者に。

まー私の実力が伴わないですから、思いと結果はまた別ですがweep


まーそんなこんなで七転八倒、ラスト1本は送付当日の朝まで粘って
ようやく書き上げたシナリオ4本。
さらに、A42枚にビッシリ書いた部員用課題も加えました。
いやー大変だった。プロット、シナリオ、部員用課題その他もろもろを合計すれば
今回は総応募枚数、実に17枚ですよshock
一回目の応募以来の大ボリューム。


Photo_4











で、いつもの「記念撮影」。
バギラとガルバの下にあるのが、今回のNG印刷です。
今回は32枚でしたから、いつもよりは少ないんですが
その分、脳内作業が多かったという事でしょうね。
まーいーか今回も善戦したし。やりきった感はあります。

そのせいで昨日はもう、送付後帰宅とともに爆睡sleepy

いやーまたこれで、10月1日の発表まで楽しみな二ヶ月が過ごせそうですね。
どんなに苦しくてもここを経なければ、発表が待ち遠しくならない。
「夢」という名の宝くじは、努力でしか手に入らないんですhappy01
結果は例によって、またダメダメかもしれませんがcrying
部員の皆さん、チャレンジャーの皆さん、今回の「戦果」はいかがでしたか?

加えてお仲間の皆さん、読者の皆さん。
ご心配おかけしましたが、これからもこんな調子でお気楽にやっていきますので
どうぞまた、呆れてやって下さいねhappy01happy01happy01

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2009年7月 1日 (水)

天の企画は待ってはおれぬ

さて前回の予告通り、今回は恒例・三ヶ月に一度のお楽しみ。
今日発売の雑誌『宇宙船』最新号・vol.125で発表された

『宇宙船映像倶楽部』応募作のお話です。


いつも通りのペースで、5月8日(金)に締め切りとなった今回の募集ですが
以前「ネヴュラ」でもお話した通り、私は課題となったキャラクター「ソード」のデザイン一点に加え、性懲りもなくオリジナル作品プロット一点で応募しました。
いつもなら誌面への興味は、この応募作品の動向のみに絞られるのですがhappy01
今回はなにしろ、先月行われた「部活」のインパクトがあまりに強すぎて
自作への期待も、それほど抱いていなかったのです。
実際、応募作品の制作追い込みと部活の準備が重なってしまったのも事実で
パワー・モチベーション共に、部活へ偏ってしまったきらいがあります。
ぶっちゃけて言えば「今回は締め切りに間に合えばOK」的な印象だったんですね。
この記事を雨宮部長がご覧になっていたら、怒られちゃうかもしれませんがcoldsweats01

で、迎えた今日の発売日。行きつけの書店を覗けば、ああありました。
仮面ライダーが大勢戦っている表紙が目を引きます。


帰りに近所のSEIYUで、お気に入りのチチヤスヨーグルトやブルーベリージャムを
買い込みながらも、なぜかしぐれ煮おにぎりを頬張りながらページを開く私。
別におにぎりにジャムを付けるわけではありませんがcoldsweats01

編集長には申し訳ないですが、私は最近の特撮作品には全く興味が湧きません。
その為、巻頭のカラーページはほとんど飛ばし読み。
ペラペラとめくったら、今度は例のページを探すべく、巻末から見ていく私。
最初からそうすれば良かったのにhappy01

でもアレですね。もうページ構成も予測できますから
いきなり目指すページを開いても良さそうなものですが
そこを戸惑うあたり、まだまだ無意識に期待を抱く自分が可愛かったりhappy01

で、見つけました。いつものモノクロページ『宇宙船映像倶楽部』です。


実際には私、いつもの癖で後半のページから見ちゃったんですよ。
それでもう、「俺ソードデザイン次点」「部活動報告」などが踊る誌面を
眺めながら、敗北感に打ちひしがれていたのです。

「ああ次点とはいえ、ネット交流や部活でお会いした皆さんの作品が
発表されてるなー。
最近はもうこのページ、部員レギュラー枠の様相さえあるよね。
前号はプロット入選作が後半ページに載ってたから
今回、影も形もないって事は入選作もゼロかweep
「ソード」の応募デザインは自信がなかったから、
前号の「シオリ★」デザインみたいな奇跡の入選は、まず期待できないし。
やっぱり予想通り、私の応募作はデザイン、プロット共にボツだねえ。」


なーんてほっぺたにご飯つぶなどつけて、前半ページを見た私。
「ソード」生みの親・黒田朝生さんの作品をはじめ、キラ星のごとく
誌面を飾る入選作は、さすがに画力、オリジナリティーなどなど
私などとは段違いの素晴らしさhappy02

「そりゃ落ちるよね。私のは絵かどうかって所さえ危ないし」
不思議なもので、私はデザインに関してはあきらめが早いんですよね。
やっぱり企画こそ、自分の目指すジャンルだからでしょうか。
で、どこともなくページに目を泳がせるうち、
視線の隅に、忘れようにも忘れられない名前が。
「あれっ?」


そうです。今回はなんとプロットや「ソード」以外の次点作品が
前半ページに来ていたのでした。

で、その中に、またしても自分の名前が。
いつもコメント下さるお仲間の応募作も、仲良く次点で並んでいますcoldsweats01
いやーこれはビックリ。なんというサプライズでしょう。
そう来ましたか雨宮部長、N編集長happy01


写真はクリックで拡大できますが、画面左の部長寸評を見る限り
今回の拙プロットは、既存のゲーム作品とカブっちゃったようですねー。
うーむ私はDSなんてまったくやらないので、すっかり勉強不足でcoldsweats01

ボツで当然なのに、次点で拾って頂いただけでも在り難いというものです。
何ですか?『ぼくらはカセキホリダー』?
さっそく調べてみます。ああゲーマーの皆さんの嘲笑が聞こえるcrying


でもここだけのお話、本心を言えば。
前号の拙入選作「シオリ★」デザインよりも、
今回の次点の方が、掲載された喜びはずっと上なんですup

いやーだって、次点とはいえ自作プロットが掲載されたのって
vol.122の「氣闘士」以来、実に9ヶ月ぶりですからねーhappy02


しかも。むしろこっちがメインの思いですが
「雨宮部長には、まだまだプロット発掘の意欲がおありなんだ」
という事を再確認できた事が、本当に嬉しかったんです。

プロット枠のあまりの縮小ぶりに、一時はもう締め切りか、なんて不安も
大きかったですから。


これでまた、新企画考案へのモチベーションが復活しました。
そういう意味で、決して今回の次点は無駄ではなかったと思います。
まだまだアッと驚かせますよ。雨宮部長happy01


ちなみに。お話が後々になっちゃいましたが。
これが後半ページの「部活動報告」です。


ごめんなさいね。どうしても読みたい方は、お手数ですが書店で
立ち読みなさって下さい。
写真の現場に私も居たのですが、以前の懸念通り、残念ながら私の姿は
雑誌コードでカットされたようですweep

部活記事中にもあるのですが、今回の部活では部員限定の宿題が
出されています。
さらに部員個々へのアドバイス、課題も盛りだくさん。

加えて今回の一般課題は、いよいよ待ちに待った「シナリオ」です。
いやーこの日を、どれほど待った事かhappy02
ここ数回、自分が目指す分野の課題がなかなか無かったので
今回のお題で、俄然ヤル気が湧いてきました。

うーんあーしてやろうかこーしてやろうか。
あんなシーンも面白そうだし、こういうのもカッコ良さそうだしなー。
これはもう、一本だけの提出じゃもったいないかもsmile


HPやブログなどで二次創作作品を発表されているお仲間の皆さん、
一度応募して、ご自分の実力を試されてはいかがですか?happy01happy01happy01


でも思うのですが。
雨宮部長って、あえてプロット部門の応募者にもデザインの
逆にデザイン部門の応募者にもプロットやシナリオへの
チャレンジを期待していますよね。


個人的には、これは非常に良い事なんじゃないかと思います。
得意分野ってやっぱり、自分のスタイルが決まっちゃいますからね。
一度それが確立されると、そこから抜け出せない分
斬新な発想が生まれにくいのかもしれません。
自分で自分の殻を作ってしまっている。

敬遠している分野だからこそ、先入観に捉われない発想が出来るのかも。

きっと部長も、それを望んでいるんですよ。
私だって苦手分野のキャラデザインに、二回も挑戦したんですから。
デザイン部門の部員の皆さん、今度は皆さんの番です。
ぜび今回の課題にチャレンジしてみて下さい。
あらゆる角度から新ヒーローを模索する。
『宇宙船映像倶楽部』って、そういう企画ですもんねhappy01


いやー楽しみ。シナリオで皆さんと発想を競う事が出来るなんて。
他の「宿題」も含め、締め切りまでのこの一ヶ月間は
これまで以上に充実しそうです。
そんな事を考えたら、とても次点掲載なんかで喜んでいられません。

駆け出しの頃、プロデューサーに「一本、書いてみるか」なんて
シナリオを振られた時の感動が甦ります。

その時私は同じ番組のシナリオを、百戦錬磨の構成作家と
書き競ったんですよpencil
「二人同時に書かせて、優れている方を採用する」
というプロデューサーの、粋なはからいで。

その時、私はシナリオ初体験。
もちろん完膚なきまでに叩きのめされ、本職の実力を思い知りましたがcoldsweats01
でも同時に痛感しました。「物語を紡ぐってこんなに面白いんだ」なんてhappy01


ともあれ、そんな新鮮な感動を思い起こさせる、今回の課題。
お楽しみは、まだまだこれからです。
いやーつくづく感じますが、映像業界って本当に
初期必殺シリーズ世界に通じる所がありますね。
一度足を突っ込んだら、二度と抜けられない奥深さがあります。

去る夜、屋台のおでん屋さんで、坊主頭の旦那もこんな事を言ってました。
「この癖はなかなかやめられねえぞsmile
そう。癖なんですよこれはすでにhappy01
あ、一ヶ月企画を考えないと、世の中霞がかかったようになる所も似てるかなcoldsweats01

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2009年6月 9日 (火)

魔界都市新宿⑦

たとえば。
『「宇宙猿人ゴリ」は、フジテレビから制作GOのサインが出てから
第一話放送まで、一ヶ月しかなかった』という史実があります。

その状況が、どれほど過酷なものであったか。
現場はどれほどのハードワークを強いられたか。
それを肌で感じられるか感じられないかで、この史実の受け取り方は
まったく変わってしまいます。

それを理解するには「業界現場経験」というスキルが必要かもしれません。
しかしそれが無くても、ある程度の社会経験さえあれば
「30分番組一本に一ヶ月もかけてちゃ長すぎるよ」なんて
「分かっていない事が分かっていない」乱暴な発言は出ないはずです。


きっとそういう発想に至る方は、生番組は別として
「なんで30分番組が30分で出来ないのか」という、根本的な理屈を調べる
努力を怠っているのでしょう。

「今どき、そんな無知な人は居ないでしょう」と思われるでしょうが
今も呆れるほど多いんですよ。この手の質問で制作陣を辟易させる方がcoldsweats01


現場経験のあるなし以上に、その理解度には社会経験に裏打ちされた
節度や、ご本人が生まれ持った人間性が関係するような気がします。

5月17日。この日、新宿で開かれたささやかなオフ会は
そんな大人の節度と遊び心に満ちた、素晴らしいものになりました。
前回のお話でも触れましたが、参加者三人でふらりと入った
居酒屋さんで乾杯の後、ノンストップで展開された会話は実に5時間半。
誤解を恐れずに言えば、その場で交わされたやりとりはある意味
前日の「宇宙船映像倶楽部」部活以上に濃いものだったのです。



さて。そんなわけで、私の新宿での日々も今回が最終回。
ずいぶん引っ張っちゃった上に、更新も間が開いちゃって失礼しましたcoldsweats01
それにはここ数日、熾烈を極めたウォーキングが関係しておりまして。
新宿から帰って以来、リバウンド防止に加え梅雨前の貴重な晴れを
無駄にするまいと、今まで以上に歩きこんでいたのでした。
その結果、新宿出発前よりさらに4㎏ほど落ちまして。
現在、ウォーキング開始後約3ヶ月半で、合計24㎏ダウンとなりましたrun
まーそんな事はどーでもよくhappy01
この最高の夜を書き記しておかなければ寝覚めが悪いですし
痩せるよりそっちが重要だろうとようやく気がつきましてcoldsweats01 
毎度おバカですみませんsweat01


前回のお話どおり、この夜の参加者、市川大河さんと自由人大佐さんは
ブログを通じいつも懇意にして頂いている、東京在住のお仲間です。
今回、部活で上京する事をきっかけに、私の方から市川さんへ
お会いできないかとお願いし、市川さんを通じて自由人さんへも
ご連絡頂いた末、お二人とも快いお返事を下さいました。
お二人は、私の都合に合わせて下さったわけですね。ありがたい事です。


そんな奇跡のようなオフ会。本来ならその内容を逐一お話したい所
なのですが、残念ながら今回も、その顛末は伏せなければなりませんcoldsweats01

と言うのも。この時の内容は、あまりに生々しい他言無用の話題が多く
とても「ネヴュラ」で発表できる性格ではないからです。
要は「ロフト・プラスワンのトークショーの内容は、テレビ放送できない」
というのと、同じ意味合いなんですね。

残念ですがこの夜語られた事は、参加者各々の胸の中に
しまっておく事とします。ごめんなさい本当にhappy01


ですから今回は、そんな会話を通じて感じた
市川大河さん、自由人大佐さんというお仲間の印象や
スタンスについてお話しましょう。


「ブログは書き手の内面世界」とよく言われます。
今回のようなオフ会の場合、お仲間はまず直接対面ではなく
ブログやコメントを通じてお知り合いになる場合が多いので
受け手はまずブログの文面や記事内容、言葉の選び方などから
書き手の人となりや考え方を想像するわけですよね。
その想像が、直接お会いした時に大きく逸れることはまずないと思います。
「文は見かけ以上に人を表す」という事かもしれません。


今回お会いしたお二人も、私が想像した通りの方でした。
お話の内容も、いつも拝読しているブログ記事がそのまま
ご本人の口から語られるようなもの。これが楽しくないわけがありません。

「ブログでは書けない事」の方が多かったような気もしますがhappy01


さて。なぜ今回、冒頭で「宇宙猿人ゴリ」のお話をしたかと言いますと。
これはもちろん、私がスペクトルマン好きだからとか
一ヶ月で作られた第一話のレビューをしたかったからではありませんhappy01
この「オタク趣味的データとして残る史実に対するスタンス」の違いが
お会いしたお二人の個性を、より
明確にするような気がしたのです。

ご存知の方も多いでしょうが、写真特撮によるウルトラシリーズの
エピソード再現と、独自のウルトラ論でファンも多い市川大河さんは
かつては映像作品制作の現場でご活躍後、ライター経験をされていました。
これがどんな意味を持つのか。

つまり氏の評論は
「現場経験に基づいた史実の理解度+ライター経験に基づいた探求能力」
で成り立っているわけです。

これは非常に微妙なバランス感覚なんですね。


たとえば冒頭の例で行けば。市川氏は
「30分の特撮番組の第一話を一ヶ月で作り上げなければならない時
プロデューサーは何日以内に何を準備しなければならないか。
またスタッフ編成やロケ、編集、音楽入れの段取り
そして放送事前の告知から予算管理などなど
山と積まれた懸案事項を実行していく大変さ」を
「過去の業界現場経験」で肌に感じる事が出来るわけです。

それは単なる「単なるデータとしての史実の文面」を超えた現実性を持って
氏に迫ってくるはずです。
後年に残る例の「親子チラシ撒き伝説」だって
それがいかに大変な事であるかが「推測」できるんですね。


で、さらに。
「その一ヶ月間に、ピープロの鷺巣富雄プロデューサーはどんな繋がりで
誰に連絡を取って、誰の口添えでどうスタッフを編成し、第一話を作ったか」
という切り口、探究心を氏に持たせるのが、もう一つの「ライター経験」です。

このどちらが欠けても、「血の通った」評論は書けないんじゃないかと
思います。

いわゆる「取材」と称したロケ現場の見学だけでは絶対に見えてこないもの。
それが「現場経験」にはあるのです。

「作品」を内側から外へ見る監督や脚本家と、外側から内へと見る評論家の
スタンスは、
言わば真逆。
要は市川氏は、その両方の立場を取る事が出来ると言えましょう。

私の場合、現場経験が勝っている為に、内側の立場からは何でも言えますが、「その時、金城哲夫氏はこう思ったのでは」なんて、後年、クリエイター個々の感情にまで思いを馳せる事は出来ないですからcoldsweats01
その「両方の立場」から見えてくる解析が、市川氏のブログに強力な説得力を与えている事は間違いないでしょう。
氏のブログが他の追従を許さない理由はそこにあります。
私が氏に最もリスペクトするポイントは、その「本物を知る者の説得力」なのかもしれません。

事実、オフ会中に氏が語った膨大な量の情報や現場経験に、私は圧倒されました。
俳優さんの小道具一つから作品の路線変更の真相まで、その内容は
マニア誌の文面などを軽く凌駕するものがあったのです。


オフ会中、市川氏の口から出たこんなお話が、妙に心に残っています。
「『俳優は待つのが仕事』なんてよく言うけど、スタッフは俳優が待ってる時間も休みなく働いてるんだから。自分達だって休みたいよ。」
現場経験が無い方の中には
「俳優さんはずっと待ってて大変。待たせるスタッフは何をやってるんだ」と
思われる向きもおありかと思います。
つまりそれが、現場スタッフの大変さを知らない証拠。
お分かりでしょうか。「自分達も待ちたい」なんて言葉は
現場を知らない方からは絶対出てこないんですよ。

もちろん私も、市川さんのご意見に全面賛成。
「待つのが仕事」というセリフがいかに贅沢か、体で知っていますからhappy01



「史実をデータとしてしか捉えられないファンは「分かってない」って事?」
と思われる方もいらっしゃるでしょう。そういう事じゃないんですhappy01

そこからはもう「人間性」のレベルになるんですが。
要は、そういう史実を知った時「俺は業界の裏を知ってるんだ凄いだろう」と
意味も分からずに知ったかぶりを気取らない「節度」の問題なんです。
「第一話を一ヶ月で仕上げたという事は、自分には窺い知れないけど大変な事なんだろう」と考える気持ち。もっと言えば
「自分の仕事にも他人には分からない苦労があるんだから、この史実も
きっとその類なんだろう。楽な仕事はないよね」と
「自分に置き換える事で納得できる」スキル。

それがなければ「本当に理解した」「分かった」事にはならないと思うのです。


実はそっちの方が、現場を肌で感じる私なんかより高度な能力を必要とするように思えます。
そりゃそうですよね。経験が無い事を推測するわけですから。
で、自分のスキルで推測できないと思ったら
「分からないんだから、曲解を避ける意味でも手を触れない」という潔さも
大切。「教えてもらう」という謙虚な姿勢ですね。

この境地に達せられる人は、本当に尊敬に値します。
それが出来るのが、この夜のもうお一人のゲスト、自由人大佐さんです。


ご自分の生きてきた時代を彩った映像作品や音楽、ムーブメントやアイテムを
宝物のごとく大切に捉え、個人の優しい視点で振り返る自由人氏のブログ
「失われた時を求めて」は、読み手にいつも、懐かしさと共に
共感を覚えさせる何かがあります。

私も記事の更新を心待ちにしているファンの一人なんですが
いつも感心するのは「そうそう。そういうのあったよね。」という懐かしネタの
向こうに覗く、自由人氏ご本人の「過去のご自分に対する微笑み」なのです。

「○○デパートによく連れて行ってもらったっけ」
「●●味はあまり好きじゃありませんでした。」なんて
その当時に感じた事を包み隠さず、正直にお話になるスタンスに
非常な潔さを感じるんですね。
変に斜めからではなく、過去を正面から見る潔癖さと言うかhappy01


そのスタンスは、ウルトラなど映像作品の紹介記事にも貫かれています。
自由人氏は映像業界関係者ではない為、分からない事もあって当然ですが
「好き嫌いはある。分からないこともある。でも自分はこう感じた。」という
記事の語り口がいわゆる「評論口調」じゃない為に
非常に口当たりがいいんですよ。

「意味も分からずムック本から引用したような、借り物の知識」が全くない。
それは何より、自由人氏ご本人のゆるぎない「自らの立ち位置の見極め」
によるものだと思います。
要は自由人氏は、ご自分の過去や映像作品すべてに「誠実」なのでしょう。

自分を大きく見せようとして必要以上に知ったかぶりをしたり
知識をひけらかそうとしない氏の節度が、記事に抵抗を感じさせない
大きな理由かもしれません。
その姿勢が多くのファンを獲得している事は、皆さんもよくご存知と思います。


前述の通り、ブログは書き手を映す鏡ですから、その誠実さが
自由人氏の本質である事は当然でしょう。

この「誠実さを貫く」というのは簡単なようで、なかなか難しい事ですよね。
なにしろブログは文字だけなので、その気になればある事ない事
何でも書けちゃうわけです。
「自分は映像作品に関して特別の知識がある」なんて大きく出たって
本人が言うんだからそうなのかなとしか、受け手は理解できないわけで。
まーそういう人に限って、ボロが出る確率も高いですがcoldsweats01

きっと自由人さんは、その愚かさを誰よりもご存知なのでしょう。
ですから、ご自分の立ち位置がしっかりしている。
「分からないという事を恥じない」という立ち位置です。

前述の、社会経験に裏打ちされた「自らの業界との置き換え理解」も含め
その誠実な姿勢こそ、私が自由人氏にリスペクトするところなのです。



実際、今回のオフ会は、業界経験者の市川氏と私による
「業界内あるある話」が主軸だったので、その微妙な肌感覚が分からない
自由人氏には少々、ハードルが高かったのではないかと反省しておりますcoldsweats01
でもそこで自由人さんは、口かど泡を飛ばしてトークを展開する
私たちのそばで、ずっと微笑んでいて下さいました。私たちを包み込むように。
下手に、文献で聞きかじった程度の知識で参戦するような愚行を
一度として犯す事がなかったのです。
マニアが一番陥りやすい「痛い行動」に走らない、その節度。

これは本当に凄い事なんですよ。
業界人にとって一番始末におえない「ニセ通ぶり」が無いところがhappy01

その微笑みはまさに、氏のブログに対する姿勢そのものだったと思います。
ひょっとして今回のオフ会の成功は、その自由人さんのスタンスに
支えられていたのかもしれません。
市川さんと私だけだったらヒートアップしすぎて、収拾がつかなくなっていたかもしれませんから。ね、市川さんcoldsweats01


これはあくまで、私がお二人に持った印象です。
若輩に加え表現力も足りない私の事、これでお二人を語りつくせるわけも
ありませんので、先にお詫びさせて頂きます。無礼等、失礼しました。
なにとぞ誤解、ご立腹などなさらぬよう。



この夜、お二方に頂いた極上の一時は、私にとって大きな宝物となりました。
こんな素晴らしいお仲間とお会いできた事を、私は幸せに思います。
まさに宝石のような瞬間がギュっと詰まった、極上の四日間でした。

メインであった部活も含め、振り返れば、今回の上京は
「ヒーローに対するスタンス」を、様々な角度から教えられた機会だったように
思います。



ヒーローの『創造』を目指す、宇宙船映像倶楽部のメンバー。
ヒーローが作られた背景を
『探求』する、市川大河さん。
ヒーローが生きた時代とご自身の関わりを
『補完』する、自由人大佐さん。


それぞれが意義あるスタンスである事も、今回、改めて確認できました。
そういう意味でこの四日間は、今後の私の活動に大きく影響する事でしょう。
「ネヴュラ」を開設後わずか三年。
これほど見聞が広がった事に驚きを隠せません。
それはとりも直さず、可愛がって下さる読者の皆さんや
ネットを通じてお知り合いになったお仲間のおかげなのです。


それに加え、以前から何度もお話している通り、私の外見に抵抗なく
接して下さった皆様のご配慮にも、感謝を禁じ得ません。

雨宮部長はじめ宇宙船スタッフ、部員の皆さん
市川さんや自由人さんはもちろん
道をお尋ねした一般の方までも、新宿でお会いした全ての方々が
本当に良くして下さいました。
改めて、全ての方々にお礼を申し上げます。



さて。これで5月15日から18日にかけての道中記は終わりです。
下らないお話に長々とおつき合い頂き、ありがとうございました。
まさか自分でも、こんなに長丁場になるとは予想だにしませんでしたがcoldsweats01
次回からはいつもの「ネヴュラ」に戻りますので
またからかってやって下されば幸いです。


さて最後に。まだ私のスタンスをお話していませんでしたね。
前述の三つに当てはめれば、私は一つ目の『創造』に入るのですが
実はこの四日間で、自分の姿勢に最も気づかされた言葉があるのです。

それは今回お話したオフ会で、市川大河氏から出た言葉でした。

それは市川氏プロデュースによる「光の国から子ども達へ」での拙作
「ウルトラマン・リトラを護れ!」についての話題。
私が提出したストーリーのシノプシスを見て、市川氏はこう思ったそうです。



『こう来たか!』


「ああ私がヒーローを創造するのは、この言葉を聞きたいからなんだ」と
体に電気が走ったようでした。

「こう来たか。」すべてのファンからその一言を絞り出したい為に
私はヒーロー創出に挑んでいるのかもしれませんね。
もっとも私をご覧になった方は全員、心にその言葉を持ったと思いますがcoldsweats01

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2009年5月26日 (火)

魔界都市新宿④

「あっ、しまった。」
5月16日。新宿、午後11時30分。
ホテルに帰り携帯を開いた私は、同じ人物から届いた何通かの着信履歴と
一通の留守電を確認しました。
「怒ってるかなー彼coldsweats01
なにしろ明日の件ですから、深夜でもしょうがない。
心で平謝りして、私は彼の電話番号を押しました・・・



さてさて。また日が空いちゃいましたが、前回・5月16日の続きです。
前回ラストで『宇宙船映像倶楽部』第一回部活後、打ち上げ一次会に続いて
有志11
人で向かった二次会の直前で、お話は終わっていました。
二次会会場となった居酒屋さんでも、新ヒーローやリスペクトした番組の
会話で盛り上がったのは間違いないのですが
実際のところ、そこで私が感じた事は
「一口に宇宙船映像倶楽部の部員と言っても、年齢や目的など、
本当に多種多様な方々の集まりなんだなあ」という事でした。

あの場に居た方なら、同じ思いを持たれたことと思います。


何しろ部員全員の年齢差は、最年長と最年少で30年近くの開きがあるわけ
ですから、生きてきた時代背景もリスペクトする作品も、まったく違って当然。

DVDなどで過去の映像ソフトが容易に見られる現在にあっても、第一話から最終話までがあらかじめ揃った作品を「骨董価値」的に後追い鑑賞するのと、常に時代の空気とともに毎話を「新作」としてリアルタイム鑑賞するのとでは、作品の感じ方はまったく違ってきます。
また、感性が最もむき出しになっていた子ども時代に、今も続くウルトラやライダーの「オリジナル」・・・後年、シリーズ第一弾と呼ばれる作品に出会ってしまった衝撃は本当に大きなものです。
どんなにシリーズが続いても、その「オリジナルの衝撃」を超える事は
不可能である事を、人生を経れば経るほど確実な真理として
思い知ってきました。

しかし、今も多くのファンを魅了し、新作が作られ続けている
「戦隊シリーズ」に於いては
私は第一弾『秘密戦隊ゴレンジャー』第一話のリアルタイム鑑賞時、
すでにそのあまりの子どもへの媚びぶりに、ついて行けない感に
打ちひしがれてしまいました。

「ヒーローがご、五色!それに何の意味が???」
当時子どもだった私でも、そんな印象を非常に強く感じたのです。
ですから戦隊については、後年のどんな新作にも興味がありません。
『ゴレンジャー』で、すでに私の戦隊へのイメージは決定付けられました。
「戦隊は私の前で扉を閉ざしてしまった」感覚は、今も根強く残っています。
今も時々、チャンネルサーフィンの途中で新作が目に止まる事は
ありますが、我慢して30分を追いかけた末
「どんなに新作が作られても、
やっぱり戦隊は戦隊だなあ」という印象のみが
残るばかりでcoldsweats01


ただこれは「ネヴュラ」でもよくお話する「良い悪いと好き嫌いは別」
という事なんですね。

戦隊だって、今も新作が作られ続けているという事は
それだけ多くのファンがシリーズを愛しつづけている証であるわけで
その意味で「良い」作品である事は間違いないんです。

だから新作についてあれこれ言う気はまったくありません。
要は「私とは別の世界に存在する作品」なんですね。戦隊は。

基本的に「5人のヒーローが色分けされ、踊りながら戦う」という世界観が
前提となっている時点で、拒否反応を示してしまう私は
どんなに新作が作り続けられても、ストーリーを追う以前に
「その設定・演出に、合理的な解釈が見つからない感」
が付きまとうのでしたhappy01

しかも昔から言われている「一人の敵役に5人がかりは卑怯」的な
解釈までもが付きまとって、どうしてもストーリーに入っていけません。

「それを言っちゃおしまいだよ。それが戦隊なんだから」と言われれば
「それ」だから見る気になれないとしか言いようがないのです。

要は私にとって、その基本設定のハードルがものすごく高い、という事
なんでしょうね。どうしても越えられない壁と言うかcoldsweats01

「だったらウルトラだってライダーだって、子ども番組のお約束の中で
成り立ってる作品でしょ。戦隊だけそんな風に受け取るのはおかしいよ。」
というご意見だって当然ありますよね。そりゃそうです。

おっしゃる通り。理論武装の為の理論武装は嫌いですから、正直に謝ります。
ごめんなさいねcoldsweats01 私だってこの好みが説明できないんです。
なぜウルトラとライダーが認められて、戦隊だけが口に合わないのか。

ですからもうこれは「好き嫌い」であって
作品の「良い悪い」「優劣」じゃないんですよ。要は嗜好の問題なんですね。

「トマトは好きだけどアスパラは嫌い」と言うのと、同レベルのお話なんですhappy01
別にトマトとアスパラに、食べ物として優劣があるわけじゃないですもんね。
ただ「食べず嫌い」なわけじゃありません。どんなに新作を見ても
戦隊である以上、私にとってそれは「アスパラ」なんですcoldsweats01

読者の中にも部員の皆さんの中にも、きっと戦隊ヒーローに魅入られて
特撮ファンになられた方も多いでしょう。
私はけっして、そういう方々を否定しているわけではありません。

なにとぞその点は、誤解なさらぬようhappy01

例えば私は『スペクトルマン』が大好きですが
「ストーリーや世界観が肌に合わない」とか「あのマスクのセンスはちょっと」
なんて方が苦手、なんて事はまったくありませんからhappy01
それだって作品の優劣ではなく好み。誰も口出しは出来ません。
むしろそういう方は大歓迎。逆にお話を聞いてみたいくらいなんですよ。
そこで語られる意見にこそ、盲目的に心酔しているファンが決して気づかない、新鮮な視点や優れた解析があるものと信じているんですhappy01

・・・まあ、あの場にいらっしゃた方はきっと、私とは逆の意味で
世代間・嗜好のギャップに驚かれたのではないでしょうか。

でもそれでも、皆さん同じ特撮ファンである事は変わりありません。
「戦隊の存在しない特撮世界」に生きる、世にも珍しいファンが
ここに居る事も、どうかお許し下さいhappy01


でも思うのは。世代間の嗜好や考え方の違い、もっと言えば
住む地域差や社会経験の差までが部員間にあるからこそ
「宇宙船映像倶楽部」は奥深いという事なんですよね。

同世代の学生が集う学校のクラブ活動との最も大きな違いは
この点にあります。
一つの課題に対して、好むと好まざるに関わらず非常に多面的な
見方ができる。
これは新時代のヒーロー創出に際し、大きな戦力となるような気がします。
意見が違うという事は、逆に良い事なんですよ。
逆に私も、様々な世代の新鮮なお話が聞け、貴重な一時が過ごせましたhappy01


その他にも、思うところは数多くありましたが
これもある意味、露出不可の範囲に当たりますので
今回は伏せておきましょう。
またいずれ、お話できればいいですねhappy01


そんな思いが交錯しながらも、部活の定期的開催は部員の誰もが望む事で。
最後はお互いにエールを贈りながら、今後の再会を誓いました。
ここはちょっと感動しましたね。時ならぬ雨が降り出した深夜の新宿駅で
一人ずつ散り散りに帰っていく部員を見送る誰もが
この奇跡のような一夜に感謝し、今後の活動への思いを
新たにしたように思います。


ここで、部活に参加された部員の皆さんに、改めてお礼を申し上げます。

私の外見をご覧になれば、「ネヴュラ」の口上が偽りではなかった事が
お分かり頂けたと思います。

あの身なりの通り、私は日々、理解なき人々の好奇や軽蔑の目に
さらされながら人生を歩む、オタクの中でも特殊な部類の存在です。
そんな私に対し偏見を持たず、部員の皆さんは
極めて普通に接して下さいました。
その何気ないご配慮が、どれほど感謝に耐えるものだったか。
もうそれだけで、今回の上京は本当に実り多いものとなりました。
本当にありがとうございました。今後も皆さんの足を引っ張らないよう
部員として努力してゆく所存ですので、どうかよろしくお願い致します(礼)



さて。後ろ髪を引かれる思いで部員の皆さんと別れ、ホテルへと戻った私。
そこでやっと冒頭の場面となります。ちょっと引っ張りすぎですねcoldsweats01

実はお電話下さった方は、今回の上京のもう一つの大イベントに
お越し頂ける超重要ゲストにして、特撮ブログ界きってのビッグネーム
なんです。

そんな方に何度もお電話頂いて、すっかり恐縮してしまいました。
恐る恐る返信し、快いお返事を頂けて、ほっと胸を撫で下ろす私。
X時間は明日17日、午後5時・アルタ前。
懇意にしているお仲間方と、初めてお会いできる記念すべき機会です。



部活の余韻に浸り、心地よい眠りから醒めた5月17日、日曜日。
窓に打ちつけていた昨夜からの雨も、いつしか風の音に変わりました。
連泊の為、ベッドメイキングを断れば一日中部屋を出なくてもOKです。
外出の時間を迷うこんな日には、こういう配慮はうれしいですね。
とはいえ、約束の夕方5時までじっとしているのもつまらないし。
風は強いですが雨も止み、なんとなく外出の虫が騒ぎ出しました。
ウォーキングの癖かもしれませんね。これはcoldsweats01

朝10時に遅いシャワーを浴び、体をスッキリさせて外出準備。
途中、たまたま点けていたお昼1時45分からの
フジテレビ「ザ・ノンフィクション」で、「浅草三茶祭」に挑む地元の三家族の
様子に見入ってしまいました。
やっぱりキー局はドキュメンタリーも上手いなーと感服。

期せずして職業病的な一面もありましたがcoldsweats01

そんなこんなで、なんとか準備もできました。
今日の「戦闘服」は、昨年7月・ウルトラ検定に着て行った黒のワンピース。
でも今回はお相手がお相手ですから、ちょっとヒネリを加えました。

「胸に輝く、マークは流星。」
そうです。ずいぶん前に入手した科学特捜隊・流星マークのタイピンを
ブローチ風に胸元にあしらったのでしたhappy01


マークの取り付け位置を微調整すること数分。
ようやく納得が行き、部屋を後にしたのが午後2時45分。
待ち合わせ時間にはまだまだ間がありますが
私には待ち合わせの前、ちょっと覗いてみたい所がありました。
ここは新宿。何でもある街です。私のような方ばかりが集まるお店もrouge


「どうも~。」
さも通い慣れたような顔をして、件のお店のドアを開けた私。
そのドアの奥で、私を出迎えてくれたのは・・・



オタクでおバカな新宿の日々はまだ、つづくdanger

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2009年5月23日 (土)

魔界都市新宿③

夢か幻か!?
ビールの香りと喧騒の中、グラスを手にする私の正面には
あの有名クリエイター、雨宮慶太監督のお姿が。

監督の脇を固めるのは、現在の特撮業界を牽引するそうそうたる顔ぶれ。
さらに周りには、未来の特撮界を担うであろう、全国から集まった部員諸氏。

この光景に奇跡という言葉を使わなかったら、いったい何を奇跡と言うのか
言葉を知らない私には、とうてい思いつきませんhappy02


というわけでちょっと日が空いちゃいましたが、5月16日(土)の続きです。
前回のお話のラスト、新宿某所で開催された集いに挑んだ私ですが
今回のお話はその後、集いの後の打ち上げ会場に飛びます。
その構成の事情は後述しましょう。
もう皆さんお察しと思いますが。この集いは、私が以前から何度もお話し
部員の皆さんにも開催提言へのご賛同を呼びかけた
『宇宙船映像倶楽部』の、第一回『部活』だったのです。


雑誌『宇宙船』の読者参加企画として、雨宮慶太監督を部長に迎え
これまでにない新ヒーロー番組を立ち上げ、映像実現化を目指すこの活動。
昨年4月の『宇宙船』復刊以来、すでに5回の募集が行われましたが
毎回繰り出される作品プロットやデザインの課題に果敢に挑戦し
誌面に掲載された事で『部員』となった方々は、全国で22名。
それはさながらフレッシュな発想を生み出す企画者・デザイナーの
梁山泊といった様相で、各々の斬新な発想は、新ヒーロー誕生への
息吹に溢れていました。

そんな部員諸氏が一堂に会する集いこそ、この日の『部活』だったわけです。
いやー実現までが長かっただけに、開催の喜びもひとしおでweep


ここまでお話すれば、カンの良い読者の方々はおわかりでしょう。
そうです。何しろこれはある意味、皆さんお勤めの企業やお店で行われる
『企画・戦略会議』に匹敵する内容。当然ながら、第一級の極秘事項です。
ですからそこで何が行われたかは、一切公表できない性格である事は
お察し頂けると思います。
そういう事情により、およそ3時間に渡って展開された『部活』の内容は
残念ながらお話できません。
冒頭、お話が打ち上げ会場へ飛んだ事情はそこにあります。

ごめんなさいね。こればっかりは仕方がない事なので、なにとぞお許しをcoldsweats01

唯一言える事は。東京での開催という、ある種強引な招集に対して
全国に散らばる部員の、ほぼ全員が参加したという事。
それだけこの活動に対して、真摯な姿勢で臨んでいたという事でしょうか。


加えて、誌面でしかその卓越したプロット力、デザイン力や柔軟な発想を
確認できなかった部員の皆さんがリアルに顔を合わせるという事に
於いても、この『部活』の果たした意味は大きかったと思います。

『宇宙船』で掲載されるとはいえ、デザイン画はモノクロ誌面の都合もあり
オリジナルカラーが確認できず、プロットの露出も一部にとどまる事が
ほとんど。それらを実際に見、聞くことが、どれほどの刺激になったことか。

さらに、部員の人となりを知る事が出来たのも大きかったですね。
「そーかー。この作品を考えた人はこういう話し方をするのかー。」
「このデザインには、そんな思いがあったのかー。」
なんて、作品から各々のキャラクターが見えてくるんですね。

とはいえその反面、様々な思いが交錯したのも確かですが
それもある意味極秘事項ですからhappy01 ここでは伏せておきましょう。
なにしろ本邦初の『読者参加ヒーロー企画会議』なんですから、予想を覆す
展開があるのはむしろ当然。逆に、そうこなくちゃ面白くありませんhappy01
ただ一つ、非常に前向きかつ有意義な活動であった事だけは
声を大にして言いたいと思います。


さてそんなわけで。怒涛の感動に包まれた部活も終わり、終了後には
会場近くの居酒屋さんで、打ち上げが行われましたbeer


いやーここだけのお話、ものすごく緊張しましたーcoldsweats01
私は女子ですから、あまり男性部員の前を歩くのも良くないだろうとcoldsweats01
お店へ向かう皆さんの後をこそこそついて行き、半ば追いやられるように
空席に座ったんですが、
私の席の正面に、後からいらっしゃった雨宮部長が座られたんですから。
そんな予想だにしなかった展開に、小心者の私はドギマギするばかりで。
とはいえ乾杯の声を聞けば、緊張も何もかも吹っ飛んぢゃいましたがhappy01


いやーこの打ち上げが、また想像以上の収穫でhappy01
だって部長と差し向かいで、ビール片手に一時間近くもお話できたんですよ。
しかもその横にはここでは言えませんが、現代特撮界を代表する
トップクリエイターの某氏が!
皆さん、私のような者に何の偏見も無く、本当に良くして頂けました。
それだけでもう、感涙ものでcrying

しかも「あの作品に込めた思いは」なんて話題が出たら、実際に作った方が
目の前にいらっしゃるんですからhappy02
これを奇跡と言わずして以下同文coldsweats01

「ネヴュラ」をご覧の皆さんはよくご存知の通り、これまでもよく
ウルトラ関係の話題をお話しする私。
やっぱりトップクリエイターの方々にも、ウルトラへの思いをお尋ねしたく
なるのが、情というもので。
まーめったにない機会ですからとにかくお聞きしてみようと、失礼を承知で
話題を振りまくる私でしたが、そんな無礼にいやな顔一つせず
部長以下皆さんは実に丁寧に、噛んで含めるように考えをお話下さいました。


しかもやはり現役の特撮監督、着眼点も見事なもので。
ウルトラから始まって特撮作品全般、お好きな映画について
ゲームとドラマのストーリー性の違いから受ける刺激、モノづくりの姿勢など
目からウロコが100枚くらい落ちそうな私見をさりげなく話されるお姿に
ある種の感動さえ覚えてしまいweep


「ヒーローがカッコイイのは当たり前なんだよ。ヒーローなんだから。
敵役の設定やストーリー、デザインにまで気を配って
バルタン星人やレッドキングみたいにカッコよく
今もみんなの心に残り、人気を集めるキャラクターを生み出してこそ
本当のクリエイターなんだ。」


幾多の名キャラクターを創出し、多くのファンを魅了する雨宮部長ならではの
敵役への思いに満ちたお言葉。しっかり受け止めさせて頂きました。


お酒が進むにつれ、部長はじめ部員の中にも、思い思いに
席を移る方たちが増えてきました。
女子としてははしたないですがcoldsweats01 私もちょっと出張し
シークレットメンバーのお一人のお相手をさせて頂きました。
元々、プロットやシナリオが本業の私にとって、その有名クリエイターの
お話も、ものすごく勉強になっちゃって。

やっぱりメジャーシーンで現役を張られる方は、発想からして違いますね。
「案が浮かばない時にどうするか」なんてお話は、非常に参考になりました。
むしろ、トップクリエイターの皆さんも悩みは同じなんだなと
ちょっと安心出来たりしてhappy01


「篠原さんですね。『バイオ・ブースト』の。」
そんな風に、掲載作と共に名前を呼ばれる事も、非常に新鮮かつ光栄で。
まるで拙作がすでに作品化されたように勘違いしちゃうほど、嬉しくてcoldsweats01
おバカですねー。こんな事で舞い上がっちゃう自分が情けないsweat01

場もこなれ、部員の皆さんとお話する場面も増えてきましたが
残念ながら楽しい時間ほど、過ぎるのはあっという間。
未来の特撮作品の実現化を誓い、部長の締めで打ち上げも終了。
至福の一時は、こうして一応の幕を閉じたのでした。


雨宮部長以下ゲスト参加者の方々、今回は私たち部員の為に
お時間を割いて頂いて、本当にありがとうございました。
この日の事は、部員一人一人の胸に、しっかりと刻み込まれた事でしょう。
その教えを胸に、今後も精進したいと思います。

縁の下で頑張って頂いた、Nさんはじめ宇宙船編集部の当日スタッフ諸氏
にも、本当に感謝したいと思います。
こういう集まりは、案内発送から集計、会場の手配や日時設定、
様々な交渉やセキュリティーなど、こまごまとした手配が本当に多く、
それらが完璧に機能してこそ成功するのです。
そのご努力は表面には見えにくいだけに、軽視されがちですが
今回の部活成功の影には、Nさんらのご苦労が大きかったと思います。

ありがとうございました。この場をお借りして
皆様に厚くお礼を申し上げます。
部員が全国に散らばる事情ゆえ、連絡等何かとお手間をおかけしますが
今後とも、よろしくご指導下さいませ。



※ここで一つお知らせです。
  この日行われた部活の様子は、7月1日発売の『宇宙船』で
  リポート記事として掲載される予定だそうですので
   (あくまで予定ですが)ご興味ある方はお楽しみに。
  ひょっとしたら、私の顔も見られるかもしれませんよ。
   (まーどなたも、私なんかに興味ないでしょうがweep
  おまけに雑誌コードに引っかかって、カットされること間違いなしcrying



さて。こんな貴重な機会を一次会だけで終わらせるには
あまりにもったいないという空気は、多くの部員が感じていたようですが。
名残り惜しくも、個々の都合で帰られる部員の皆さんとは、ここでお別れ。
後ろ髪を引かれるように再会を誓い握手を交わした後、残った有志一同は
余韻たっぷりに二次会の会場を探し、あてもなく夜の新宿をさまようのでした。
もちろん私も、こんな機会を逃す手はなく。
一分でも門限の遅いホテルを血眼で捜した苦労を、無駄にはすまい。
うーむこのあたり、完全に女子を捨ててますがhappy01

新宿に詳しい東京在住のメンバーに探してもらい、一軒の居酒屋さんに
落ち着いた有志は、全参加部員の約半分、11名。
部活実現の興奮さめやらず、一次会そのままのノリが展開されると思われた
二次会でしたが、その場では・・・



つづくdanger

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2009年5月 7日 (木)

5回目の挑戦

やっと提出。今回で5回目の送付です。
『宇宙船映像倶楽部』。

いやー最初の募集から、はや一年と一ヶ月。
当初はここまで毎回応募することになるとは、予想だにしていませんでした。

いつもの昭和郵便局から、翌朝10時着の「モーニング10」で安心発送。
これが出来るから、締め切り日の前日まで粘れるんですよねhappy01

とにかく、与えられた時間いっぱいまで頑張らないと、どうも納得できない私。
自分のそのガンコさが、ちょっと愛おしくもあります。

今回送ったのは、私のメインジャンル・プロットを一本。
そして課題となった、キャラクターデザインを一案。この二本立てです。

応募も5回目となると、さすがに大変ですが
それでもヤル気になっちゃうところが、オタクの魂百まで感をかもしだして
いい感じですhappy01

で、コレがいつもの記念写真。
ペギラとナメゴンの下にあるNG原稿の数は、いつもより少ない23枚です。


Photo_3

しかも今回のNGは、そのほとんどがキャラクターデザインの下書きだったり
するんですね。

何しろ絵心が無いものですから、毎日深夜、あーでもないこーでもないと
唸ってました。
意外にも、プロットのNGはほとんど無かったのです。
それには理由がありまして。
要は今回のプロットは、内容が非常にシンプルなんですね。
正直、一言で説明できてしまうようなものなんです。
ですから文章量も、さほど多くはないんですよ。
下手にディテールにこだわると芯が分かりにくくなってしまうんじゃないかと
危惧した末の戦略。
それゆえ内容の優劣が、ストレートに合否を決めると言えますがcoldsweats01


で、キャラクターデザインについては・・・
vol.124に掲載された拙イラストをご覧の通り、今回もあのレベルcoldsweats01

まあしょうがないですよねー。急に上手くなるわけでもありませんし。
もう立体の面取りなんか全然慣れてなくて
その芸術性は、もはやピカソを超えてエッシャーの域。
「だまし絵か!」と部長も叫びそうな勢いのひどい落書きで、描いてるうちに
自分でも下手なんだか前衛なんだかよく分からないトリップ感coldsweats01

そういう意味では、インパクトはありますねhappy01

前回と同じく、解説文でフォローできる事を願っていますが
世の中、そう甘くはないでしょうし。まーいいか出しちゃったんだからcoldsweats01
泣いても笑っても、もう直せないwink

部員の皆さんはお察し頂けるでしょうが
今回はいつも以上に雑事に忙殺され、純然たる制作時間は少なめでした。
でもその分、集中は出来たと思います。
ともあれ、今回の戦いも終わりました。
後は首を洗って、結果を待つことにしましょう。


応募された部員の皆さん、またチャレンジャーの皆さん。
今回もお疲れさまでした。
またこれで、7月の次号発売が楽しみですね。

こうして皆さんと切磋琢磨し、新ヒーローを模索する喜びは
筆舌に尽くしがたいものがあります。
ネットを通じて産みの苦しみ、喜びを分かち合う事も
モチベーションアップに繋がりますし。
そういうネットワークを活かして、有意義な活動ができるといいですね。


さて。これで一山越えました。
次はちょっと手強い、一山
があります。
それに備えて、またあれこれやらないと。
でも今日は、さすがに疲れました。脳が安息を求めています。
ちょっと休んで、また頑張ることにましょう。
ヒーローの創出に、終わりは無いのですからhappy01

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2009年5月 2日 (土)

早朝企画作戦

更新が不定期な上、変わりばえしない話題が続くので
読者の皆さん放ったらかし、アクセス数・コメント共に激減で
まさに満身創痍の「ネヴュラ」ですcrying

おまけに、分かる人にしか分からない記事まで書いちゃってcoldsweats01
ホントにごめんなさい。諸事情あるものですから
今しばらくお待ち下さいcoldsweats01

さて。昨年の復刊時から参加し、今やすっかり生き甲斐になっている
雑誌『宇宙船』の読者参加企画『宇宙船映像倶楽部』。
今回の応募締め切りは今月の8日必着という事で、もう寝ても醒めても
企画の事で頭がいっぱいです。

思えば去年の今ごろも、第一回募集の締め切り真近でした。
当時の「ネヴュラ」記事を思い出してみれば、やっぱりのたうち回ってました。
一年を経ても全然進歩のない私。もう5回目の締め切りなのにcoldsweats01

まー企画なんて、そうそうシステマチックに思いつかないものですから
毎回、産みの苦しみを味わうわけですが
今回は今までと、やや事情が違います。
と言うのは。生活の中に占めるウォーキングの割合が
昨年よりはるかに高くなっているからなのです。


考えてみれば、昨年の本格的ウォーキング開始は4月上旬。
ちょうど昨年の今ごろは、歩く習慣が定着しつつあった時期です。
体重の変化もそれほど無かったですから、お散歩気分だったわけですね。
ところが今年は、2月下旬に別れを告げたコタのお墓参りがきっかけで
歩き出したものですから、開始時期が昨年よりかなり早いんです。

それから約二ヶ月。先日もお話した通り、今年のウォーキングは
近年まれに見るダイエット効果でした。ですから自然に力も入っちゃって。

昔から毎日計り、記録している体重ですが、そのデータを振り返ってみると
今日と昨年同日の体重差は実に
-9㎏!それだけ絞った事になります。
別に自慢しているわけじゃありません。正直、ここまで体重の増減が激しいと
ちょっと体調を心配してしまいますcoldsweats01

でも今はそれほど、体調に異常はありませんし
逆にウォーキングを怠ると、気分が落ち着かない状態ですね。
まー単純おバカな私ですから、一度習慣化されてしまえば
後は楽、というわけです。


でもその分、ウォーキングが企画考案の時間を圧迫している事も事実でcoldsweats01
ましてや今はゴールデンウィーク。お仕事モードを無視できる機会なので
ウォーキングと企画考案をいかに両立させるか、という事だけに
神経を注げば良いわけです。実に贅沢な日々ですよねhappy01

で、考えました。
生活の中心となっている、一日二回のウォーキング時刻は変えられない。
これを変えてしまうと、食事や体力配分のペースが乱れてしまうからです。

朝と夕方、それぞれ一時間半前後歩くから体力が保てるわけで
これをまとめて三時間とか歩いちゃうともうバテちゃって、脳や体が
言う事を聞かなくなっちゃうんですよweep
そりゃそうですよね。野球部の練習じゃないんですからhappy01
過度の運動は、かえって体にはよくありません。


そのペースを崩さず、体力を維持しながら企画案を作成するには、
朝のウォーキング前か、夕方のウォーキング後のどちらかしかないという
結論に達しました。

昼間も良いんですが、お店や公共機関が開いている時間に所用を片付けようとする為に、お休みとはいえ昼間は何かと忙しいんですよね。
どうも、落ち着いて考える事ができません。
となると早朝か、深夜か。
で、今日のサブタイになるわけですhappy01

考えてみれば、夕方のウォーキングで体がバテている深夜は
脳の回転力も発想力も落ち、思ったほどはかどりません。
最近の記事更新頻度の激減も、その体力減退が大きな原因ですしcoldsweats01
ですから最近は、夕方しっかり歩いた後はシャワーを浴び
ゆったり食事を摂って、そのまま早めに寝てしまいます。
それが睡眠を深め、脳や体の疲労を回復させてくれるわけですね。


ここ数日、その方法を試しているんですが、これが効果バツグンでhappy01
まー年のせいもあるでしょうが、早めに床に就くと
実に早朝4時半に、パッチリ目が覚めてしまいますeye

しかも気分はスッキリ、しっかり休めた脳もいきなりフル回転typhoon
よく言われる「目覚めてから脳が起きるまでには一時間が必要」という
体のシステムもなんのその。要は気の持ちようというわけでhappy01

ですから今、私の企画案作成時刻は、早朝4時半から朝9時くらいまでに
集中しています。もちろんその後は、はりきって朝のウォーキングrun

なんとなく、早朝の涼しい時間に夏休みの宿題をかたづけちゃう
小学生の気分ですがhappy01

実はこの方法、実際に試してみると、予期せぬ効果もありました。
テレビを点けるとわかりますが、この早朝4時半ごろに流れているのは
ほとんどがテレビショッピングか、催事などのインフォメーションなんですよ。

何気なく見ていた私でしたが、これが意外に企画脳を刺激するんです。


様々なジャンルの催事を短時間にまとめ、集中告知するインフォメーションは
言わばアイデアの宝庫なんですよね。
しかも告知の順番は、まったく脈絡がありません。
美術展の紹介があったかと思うと、その直後がアイドルのコンサート告知
だったりするわけです。
一本ごとの告知は短いですから、ボーッと見てると内容がごっちゃになっちゃう。この「ごっちゃ」が、思わぬアイデアの結合を生むんですよ。
通常は繋がらないジャンルのシャッフルが、強制的に行われるわけです。
前述の例で行けば「美術品」と「アイドル」が脳内で混ぜ合わされ
新鮮な形になると言えばいいんでしょうか。

確かにモノにならない案も多いですが、時々「おおこれは!」みたいな
刺激を受ける組み合わせもあったりします。
事実私は今朝、一つのヒントを掴みました。そのヒントが
ちょっと停滞していた拙案に刺激を与えてくれたのです。

いやー「早起きは三文の得」とはよく言ったもので。
やっぱり格言に外れなしですねーhappy01


ともあれ今回は、この「早朝企画作戦」で乗り切ろうと目論んでいます。
キャラデザインの課題も含め、部員の皆さんは今が山場ですよね。
発想のヒントは千差万別でも、皆さんそれぞれノウハウをお持ちと思います。
そういうノウハウが露となって、企画に結集するわけですね。
見たこともない新鮮なヒーローが、その中からまた誕生してほしいものです。

私たち部員は、その為に選ばれているんですからhappy01

さて。明日の早朝企画作成の為、今夜も床に就くことにしましょう。
この健康的な生活は、どうやら締め切りまで続きそうですhappy01
それでは皆さま、おやすみなさい。
私たちが生み出す新ヒーローが、机上の夢で終わらない事を信じてsleepy



Photo



おっと、眠る前に今日までの成績を。
累積歩数も、ついに80万歩を超えました。
ヤマトの旅もいよいよ終盤。
人類メタボーまで、あと22sandclock

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2009年4月28日 (火)

嵐を呼ぶG.W

いやー今日はもう4月も28日。
今回の『宇宙船映像倶楽部』課題応募締め切りが5月の8日ですから
いよいよ大詰め、ここから脳内の一大バトルロイヤルが始まります。


毎回そうなんですが、余裕を持って早めにまとめる事が出来ない私。
なんとなく早めに仕上げることが、『粘り負け』しているように感じちゃって。

もし不採用になったら
「落ちたのは、締め切りギリギリまで粘らなかったから」なんて

自分を責めちゃうんですよ。
もっと深く考えられたのに、途中で妥協したと思っちゃうんですよね。
それが嫌で、やりきった感を味わいたいが為に
粘っているような所もありますcoldsweats01

で、今回もその轍を踏んで、タネ火のようなアイデアを
あーでもない、こーでもないとこねくり回してはや一ヶ月。
キャラデザインも待ってるのに、いっこうに形になりません。


しかしっ!そんな私の甘えた日常に、強烈な一撃がっ!
まさかまさかの
「アレ」今日、私の手にっhappy02happy02happy02
ぜーんぜん予想外でした。そーですか今日ですか!?
この時期に
「アレ」届くとは
今日は!マークばっかりですが、それくらいの衝撃なんですよhappy01



えーこの分かりにくい記述には、理由がありましてcoldsweats01
それは「宇宙船映像倶楽部」部員の方々には、お察し頂けると思います。
同じ思いを持たれた部員諸氏も多いのでは?
今日、この記事がチンプンカンプンの方も、きっと一両日中には
お分かり頂けるはずです。
なんと言っても、待ちに待った「アレ」ですからhappy02

きっと部員の皆さんの熱いお気持ちが、実を結んだんですねー。
涙もろい私は、ちょっと目頭が熱くなってきましたweep

申し訳ありませんが事情により、これ以上はブログでお話できません。
ここまでボカせば、雨宮部長もお許し下さるでしょうhappy01
部員の方々もコメント等は、記述にご配慮下さいねcoldsweats01
残念ながら部員以外の読者の方々は、もうしばらくお待ち下さい。
きっと後日、今日の謎は明らかになると思いますhappy01


いやーでも、今の時期にコレとは。さすが上手いですねー編集部happy01
こんなものを目にしちゃったら、もう甘えてなんかいられません。
脳内のターボチャージャーが、にわかに動き始めました。
プロット、キャラデザインに加え、急に身の周りが忙しくなりそうです。

まずは挑戦し続けているプロットのまとめですね。
コレが納得行かなければ、自分でも寝覚めがよくありません。
そして、課題となっているキャラデザイン。
これも色々な腹案を、うまく形にするべく努力します。

何しろ今回は、今までの応募と事情が違いますからhappy01
だって、その先には・・・happy02


なんだかサッパリ分からない内容ですが
まー謎のまま終わるお話も、たまにはいいでしょうhappy01
そんなわけで、今年のゴールデンウィークは「宇宙船」一色。
去年以上に力が入りそうですpunchpunchpunch
(ホントにこれで終わり?と怪訝な読者の皆さん。ホントに終わりですwink



Photo


今日はウォーキングも大盛り上がり。
今日までの累積歩数、751511歩。
人類メタボーまで、あと26sandclock

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2009年4月19日 (日)

主題歌を探せ!

先日の雨宮部長メールの一件以来、課題創作のモチベーションも
すっかり上がった『宇宙船映像倶楽部』。
今回の募集期間も後半戦に突入し、快い追い詰められ感を楽しんでいます。

でも面白いことに、「ネヴュラ」にお越しになる部員の皆さんは
雨宮部長のことをあまり『監督』と呼ばれないんですね。
もはや私たち部員にとって雨宮慶太氏は、監督的側面よりも部長的側面が
強くなっているという事なのでしょうか
このあたり、一般ファンとの感覚の違いが感じられて面白いところです。
もちろん、監督としての実力にリスペクトするからこそ
敬意を込めて『部長』とお呼びするわけですがhappy01

さて。そんな雨宮部長の指揮の下、今回も私たちチャレンジャーは
課題となるキャラデザインやプロットの創案に勤しんでいるわけですが。
前回からくも掲載された『シオリ★』デザインでお分かりの通り
本来私は、絵心なんてまったく無いんです。
ですからやっぱり、どうしてもプロット部門に力が入ってしまいます。
もともと最初からチャレンジしていたのはプロットでしたし。

で今回も、やっぱり頭をよぎるのは
「こんな設定はどうかな」「このギミックは新しいな」
「こういうストーリーは見たことないねえ」みたいなアイデアばかりで。
どうも私は、ビジュアルよりも世界観の構築が先行するようです。
このあたり、創造者たるプランナーと表現者たるデザイナー・カメラマンの
資質の違いを感じますね。
私は根っからのプランナーのようです。
まず世界観が先に出来て、そこからキャラデザインが引き出されてくる順番。
この発想の順番ばかりは、どうにも変えられないようですね。

でもそんな中でも、お仕事で鍛えられた最低限のファクターは脳内で
同時進行するようで。

それはどういう事かと言いますと。
『この企画を相手に説明するには、どんな準備が必要か』
という事なんです。
要は、プレゼンする時の構成要素ですね。


自分が夢に描いた渾身の企画を、企画会議で上司や同僚へ説明する。
こんな機会は、過去にも山のようにありました。
企画を生業にされている方はご存知でしょうが、この『企画会議』という場は、
とんでもなく不安定な空気に左右されるものなんです。
セールストークの最初の一言を間違っただけで、企画発表そのものが
失敗に終わってしまう。


過去、こういう事がありました。
地道な下調べや関係者への根回しも完璧に行い、後は部内の承認という
ところまでこぎつけた極上の番組企画を持った、同僚のお話です。
彼は部内会議で企画を発表する順番が回ってきた時、こう切り出しました。
「皆さんにお時間を頂くほどの企画ではありませんが・・・」

これが彼の、最初の言葉でした。
彼にとって、場の空気を和ませる為にとった謙遜のポーズだったのでしょう。
しかしその直後、上司の口から出た言葉は意外なものでした。
「だったら時間のムダだから、発表しなくていいよ。」


なんという事でしょう。この最初の一言で、彼はそれまでの努力を
全てふいにしてしまったのです。
結局、その企画は最後まで発表の機会を与えられず
彼は手塩にかけた企画を手放さざるをえなくなりました。

限られた時間に密度の濃いやりとりを迫られる会議にとって
そんな「時間のムダ」のような企画を検討している暇はない。
企画者自身がそんな思いなら、検討する価値さえない。
テレビとはそういう、厳しい世界なのです。


そんな世界で、自分の夢見る企画を通そうとするなら
それなりのスキルが必要になります。

そんな思惑と利害が交錯する、身を切るような企画の現場を体験しながら
私は次第に、私なりのやり方を作り上げていきました。
それは一言で言えば、『企画のビジョンを明確にする事』でした。


「この作品はこんな感じ」なんて漠然とした雰囲気ではなく
「たとえば主人公はこんな喋り方をして、アクションはこんなカット割りで
ここのシーンはこんなBGMに乗って、駆け寄ってくる敵を
ロングから眼球への急速ズーム、みたいな」と
自分の思い描いている作品のイメージを具体的に説明する事だったのです。

要は「頭の中に、既に第一話が出来上がっている」感じでしょうか。
なんだったらその「脳内第一話」を、会議で演じられるくらいの
気構えがあってもいいくらいです。

「そこまで考えているのか」とまず相手にインパクトを与え
それから自分の考えを徐々に浸透させていく。
こういう作品を狙っているんですよ、というビジョンを
自分と相手が共有できるかどうかが、企画説明の是非を決める。
これが私が、現場で学び取った一つのやり方だったのです。



もちろんこれは人それぞれ。色々な手法があります。
私の手法だってその一つに過ぎませんし、こういう事に正解はありません。
ただ、会議なんですから、そのビジョンに異見が出たっていいんです。
極論を言えば会議が終わった時、立案者のビジョンが
ひとかけらも採用されていなくたってOKなんです。
立案者はそこで、我を通してはいけない場合もあります。
一つの立案を多角的に分析、よりよくする事が会議の目的なんですから。

実際、今回私が掲載頂いた『シオリ★』のデザインだって
雨宮部長の『シオリ★』像とは異なると書かれていますし。
でもそれでもいいんですよ。
色々な意見を持ち寄った方が、良い物は出来るんです。


でも一つだけ言えるのは。
立案者が最初に完璧なビジョンを持っているかどうか。
何をやりたいか説明できるかどうかって、作品の指針を決める上で
非常に大切なんですね。

素材が魚か肉か決まらなければ、献立を決められないのと同じです。
どんな味付けになろうと、素材そのものが変わる事はないですから。



さて。いつもの癖で前段が長くなりましたがhappy01
この「企画のビジョン」を作り上げる上で、私には重要視している要素が一つ。
「クライマックスに流れるBGM」の選定です。
そこにこだわる理由は、私の作品嗜好にあります。

昔から「ネヴュラ」にお越しの方々はご存知かもしれませんが
私が一生で一番作ってみたいドラマは『必殺シリーズ』なんです。
これまでも折りに触れ、お話してきました。
よく話題に出るウルトラ・ライダーなどのヒーローものではないんですよhappy01


現在放送されている「2009」はちょっと怪しいですがcoldsweats01
必殺シリーズはクライマックス、殺しのシーンに流れるBGM
通称『殺しのテーマ』が、非常に魅力的に演出されています。

古今東西、確かにどんなヒーロードラマも、クライマックスには
アップテンポのBGMが流れ、ヒーローはその勇壮な調べに乗って
悪を爽快に撃ち砕くのですが、ことカタルシスという点に於いて
必殺シリーズのBGMは群を抜いているように感じるのです。

あくまで個人的な感覚ですので、異論もおありでしょうがcoldsweats01


必殺と言えば例の『殺しのトランペット』が有名ですが
必殺BGMはそれだけで語りつくせない奥深さがあります。
ファンならよくご存知の「仕置人」の『やがて愛の日が』
「仕留人」の『旅愁』「仕置屋」の『哀愁』などなど
アップテンポではないのに異常なまでの緊張感と爽快感を与える
BGMも数多く、シャープな映像美とも相まって、他のヒーロー番組にはない
一種独特のクライマックステイストを形作っているのです。

そんな、他に類を見ない独特のテイストを、私は何とかして
新ヒーロー作劇の一つの「特徴」として採り入れようとしているのですが
それに当たって一つ、気づいたことがありました。
まー今さら、言うまでもない事ですが。


必殺シリーズの殺しのテーマは、すべからく番組ラストに流れる
「主題歌」のアレンジBGMという事ですね。

前期では「仕事屋稼業」の『夜空の慕情』(コレがまた名曲happy02)など
稀に例外もありましたが、いわゆる「仕事人」プランド中期くらいまでは
そのスタイルが踏襲されていました。
この「殺しのテーマが主題歌のアレンジBGM」という措置が持つ効果は
意外に軽視されているようですが、実は非常に大きいような気がするのです。
クライマックスに流れるBGMが印象的な必殺シリーズでは
主題歌の選定がそのまま番組イメージを決定し
てしまう、という事なんですね。

例えば「新・必殺仕置人」の殺しのテーマがあの『あかね雲』の
名アレンジでなかったら。
念仏の鉄の背骨折り、巳代松の「二間」、八丁堀の豪快な殺陣が
あれほど魅力的に映ったかどうか。

「仕事人」近作の、いつでも『荒野の果てに』が流れる殺しのシーンを見て
「これなら何を見ても同じじゃん」と肩をすくめた経験は
私だけじゃないと思います。
殺しのシーンとBGM、主題歌の印象をセットで覚えている前期必殺ファンの
私にとって、企画立案に当たって作品のクライマックスを重要視する上で
「そのBGM=主題歌」の想定は非常に大事なのです。

最近の深夜アニメなどと違って、私の立案企画はシーズンごとに
主題歌がコロコロ変わりませんし
バラエティー番組みたいに売り込みアーティストのプロモを
ワイプで映したりしませんからhappy01


ただそうは言っても、私には作曲の才能などありませんしcoldsweats01
自作の「主題歌」として想定するのは、やっぱり既存の曲という事になります。
「うわー気持ち悪い。オタクイーンってそんな発想法なんだー」
とガッカリされる方も多いかもしれませんがcoldsweats01 こんなもんですよ私なんてhappy01
まー一つの曲から一本の映画ができる事だってよくありますしね。
古くは「神田川」から、最近は「涙そうそう」とかhappy01
私の場合は、自作企画のシュミレーションに既存曲を当てはめてみる
という事です。


さて。この発想法、私の中ではけっこう確立されていまして。
これまで『宇宙船映像倶楽部』へ提出した応募企画には
すべてこの「想定主題歌」があります。

まーここではちょっと言えませんが、いずれも作品のクライマックスを彩る
名曲ばかりと、自分では思っていますhappy01
その「想定主題歌」を自分なりに脳内アレンジして
想定プロットのハイライトに流すわけですね。
もし企画が実現しても、別にその曲を使おうと言うんじゃないんです。
いわゆる「脳内イメージソング」とでも言うべき扱いなんですね。

しかもこの発想法、予想していなかった一つの効能もありました。
要は「作品のクライマックス」って、企画がある程度進行しないと
思いつかないという事なんです。
つまり逆に言えば、「主題歌=クライマックスのBGM」が思いつくって事は
それだけ企画が固まってきた証拠なんですよ。


「うーんここでカットが変わってキャラがこう動くでしょ。
そーしたらこのタイミングでバーンとBGMだよね。
で、あのSEと共に技が唸ると。うわートリハダが立つほどカッコイイheart01
みたいな。うーんおバカweep
こうやってBGMのタイミングさえ見計らいながら一つ一つのシーンを
脳内演出していくと、それが完成する頃にはもう
会議でプレゼンできる状態になっていると。
逆に言えば、そこまで作りこんでいないと不安なんですね。
「出来ていない所がある」みたいな「食べ残し感」がいやなんですよ。


でもまー考えてみれば、それは遠い昔、幼い頃に毎日繰り返していた
「怪獣ゴッコ」に通じるものですよね。

ソフビの怪獣をぶつけながら自分でセリフを喋り
光線まで「ビビーッ」て音をつけて。
脳内では伊福部昭や宮内國郎のBGMが鳴りっ放しでしたもんね。
そうやって今も、私は企画を考えるなんて大儀名分の下で
雨宮部長に遊ばせて貰っているのかもしれませんhappy01



さて。今回のプロット考案もいよいよ佳境に入ってきました。
課題のキャラデザインもありますから、プロットだけにも構っていられません。
漠然ですが何となく、ヒーロー像は浮かんできました。
『一筆啓上、企画が見えた』ってところでしょうか。
で、今は、クライマックスを盛り上げる「主題歌」探しにかかっています。

コレがまた楽しいんですよねー。
ちょっと今、気になっている曲が梶芽衣子の『修羅の花』。
うわーマズイ。これじゃ『キル・ビル』になっちゃいそうcoldsweats01coldsweats01coldsweats01

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