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カテゴリー「日記・コラム・つぶやき」の記事

2019年2月 7日 (木)

元気ハツラツ!

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ベストサイズのフレームゲットでパネル化成功
平成の元気は櫻井くん、昭和の元気は大村崑ちゃん。
昭和の遺物の私には、やっぱりこの看板がしっくりきます。

ボンカレーやハイアース、オロナイン軟膏と並んで
コレこそ古き良き町角の風物詩。
よくある縦型でなく、横型デザインというのも珍しい
レトロブームで本物のホーロー看板は高騰
手が届かない上、取扱いにも困るので
ちょっとズルしてA2サイズの複製ステッカーを手に入れました。
フレーム込みで1,000円行かないお手軽インテリア

約60×40センチは、店先なら普通のサイズでも
部屋に置くとかなりの迫力。
駄菓子屋路線のわが家にピッタリのアイテムです。
ギャラリーはレトロ常連、カネちゃんブーちゃん。
照明も、薄暗かった昭和の黄昏をちょっとイメージしました


ソフビコンビが居るから一応

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2018年3月 2日 (金)

ゼロンがきたらもうだめだ

1

いにしえのレコードが安く手に入ったので
昔のプレーヤーを持ち出してアナログに浸ろうと思っていたら。
昨夜のBS朝日、懐かしレコード発掘番組で、自前と同じプレーヤーが登場
がぜん上がったテンションで針を落としてみましたが。

2

今回のお宝はコチラ、歌って描いて楽しく聞けるサン企画のデラックスシリーズ①
『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』主題歌・エンディングのカップリング版。
加えて3曲の絵かきうた、ドラマまで収録された充実の内容で
スペクトルマン好きならお腹いっぱいの一枚です
右肩パンチ穴の投売り感も清々しく
中古品の宿命、ジャケットのスレやヤブレはほぼ皆無。
盤面キズも全くなく、デッドストックぢゃないの?と歓喜に震える良品でした。
ジャケ左肩のタイトルが『「宇宙猿人ゴリ」より』となっていて
曲名下の番組名に『対スペクトルマン』のシールが貼ってある所を見ると
リリースはゴリ→対スペクトルマンのタイトル変更時期、'71年5月ごろと推測されます。
急な決定だったのか、ややナナメに貼られたシールに訂正処理の混乱が窺えますね。
いつの世も苦労のシワ寄せは現場に来る好例というわけで

で、もう一つ気になったのが
スルドい方なら既にお気づきのココ。

3

ブースカ以来の名肩書き、作戦快獣
放送後47年目にして初体験の絵かきうたに、いやがおうにも高まる期待

4

先行入手のスペクトルレコード群をゲストに、中身をひもといてみれば。
おおこれぞ特別企画「長編カラー劇画 ネズバードン大あばれ!」
スペクトルマンはコミカライズの帝王・一峰大二風、蒲生のお兄ちゃんは永島慎二風という
いいとこどりの、鈴木勝利さんという方が担当されてます。
もっとも盤面上のドラマはTV版『ゴリ』ネズバートン篇のサウンドトラック抜粋なので
気軽に映像ソフトを見られる現代からすると、やや拍子抜けでした
でも針を落とせばTVそのままの音が聴けるこういうソフトは
子ども達には最高のお宝でしたね。
むしろ当時の新録ドラマがレア化するとは皮肉なものです

で、ドラマはTV本編のサントラなのに
主題歌「♪スペクトルマン・ゴーゴー」ED曲「♪宇宙猿人ゴリなのだ」は・・・
いやいやなるほど
'70年代初頭の空気が存分に詰まった、サン企画オリジナルのカバーVer.。
第二次怪獣ブームの口火を切った名番組だけに、カバー版も星の数ほど出たようで
私もこのサン企画版以外に朝日ソノラマ版・上西"ウルトラセブン"弘次ヴォーカル版を
確認しています。
上西氏はご存知の通り、セブンの他にスペクトルマンのスーツアクターも務められた方。
スーツアクターが歌う主題歌がレコードになるなんて
パチソフビ同様、この分野はまだまだ奥が深いですから、探検の甲斐がありそうです。

で、お待ちかねの"作戦快獣"に行く前に、もう一ネタが。

5

なんとこの3曲の絵かきうた、唄は富山"古代くん"敬氏という超豪華キャスト!
作詞みつよしあきら×作曲玉野良雄氏のタッグによる歌のインパクトも波動砲級!
今回一番の収穫でした
唄い方も間違いなく、強さに親しみをブレンドさせた富山ヴォーカル♪
一曲目♪スペクトルマンの勇壮さは
『グロイザーX』ED曲「♪ゴーゴー・グロイザーX」テイスト。
さらに三曲目♪ゼロンのコミカルさは『チビラくん』挿入歌「♪ゴルバのうた」テイスト。
そして二曲目♪宇宙猿人ゴリの恐ろしさに至っては
私の貧弱な知識では比べる曲が無いほどで
こんな名曲群が埋もれていたとは。和製特撮界恐るべし。
こんなのと出合い頭にぶつかっては、しばらく脳内を出て行かないでしょう。
さすが♪憎い怪獣ぶっ殺せ~のピープロ。
クルマニクラス、ノーマン同様、猛毒放ちまくりです

それでは最後に、作戦快獣の雄姿をご覧いただきましょう。

6

快獣と言えば快獣ですが・・・誤植?
隣のスペクトルマンも困ってますね

2017年11月 3日 (金)

六十三年目のゴジ肌空

Photo

午後3時19分。今日はゴジラの誕生日ということで
空もこんなゴジ肌雲でお祝い
見上げておおと感動、慌てて最新入手ソフビを持ち出しパチリ
空の粋なはからいも、わずか数分で消え失せ
まさに一瞬の奇跡でした。

世紀の怪獣王も齢六十三歳。おめでとうございます。
これからもますますお元気で、破壊に対決にがんばって下さいね

2017年10月 6日 (金)

聴兵器4号A

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いまだガラケーの毎日なのに、さらに時代に逆行する逸品を
血迷って中古入手してしまいました
懐かしの日本電氣株式会社製・4号A卓上自動式電話機。通称黒電話
(この漢字の羅列がカッコ良くてもう
あのけたたましい呼び出し音と、ジーとダイヤルを回す感覚が懐かしくて。
ケータイの普及で固定電話の存在意義が薄まり
加えて最新電話を追いかけるのも飽きてきたので
家電は家電として残しておき、コチラは部屋のインテリアにでも置いとけば和むかなと

誕生は1952年(昭和27年)。
実家の家電は後継の600形(1963年~)だったので、このタイプは使っていませんでしたが
古い映画やTVドラマにはよく登場し、目にはなじみがありました。
とりわけ'68年円谷プロ制作番組『怪奇大作戦』第4話『恐怖の電話』冒頭で
黒コゲになった"第一の凶器"として、お好きな方々には有名ですね
他にも'60年代後半の特撮作品には頻繁に登場していましたから
なんとなく私も、家電と言うより超兵器の一つみたいに思えていたのでしょう
丸みを帯びた優しい形状から愛称はダルマ。このクラシックなフォルムが好きなんですよ。
いにしえの電電公社マークも絶妙のポイントで

さすがに半世紀以上前の品なので、もともと鑑賞目的で実用は諦めていたんですが
意外にケーブルは劣化が少なく、おまけに先端はモジュラー端子に改造済み。
ひょっとして最近まで使われてた?と繋いでみれば、懐かしいベル音も通話機能も健在で
おおコリャ眺めるだけではもったいないと大喜び
うーむ昭和の家電は強いなあと。私も負けてはいられませんね。
そのパワフルぶりを見習ってガンガン使いまくろうと。
と言う訳で名前も勇ましく"キンゴジ電"と名付けました

キンゴジの名を冠する理由はもう一つあって。まーコッチがメインですが

Photo_2

底面ラベル。コレの破損がない事も驚きですが
もっと驚いたのは四行目の製造(登録?)年月。
なんと、昭和37年7月ですよ
『キングコング対ゴジラ』初公開日(同年8月11日)の前月。
ゴジラ映画ではキンゴジを別格扱いするほどの好き者にとって
コレを偶然と考えるなと言う方がムリというわけで

Photo_3

いやーいいわあキンゴジ電。ベル音まで鳴き声に聴こえて来ます
なるほどキンゴジ冒頭でも、例の有島"多胡"部長が社長から怒られる一幕で
この4号A電話が活躍してましたしね。
この情熱!このスタミナ!活動の原動力はキンゴジ電の勢いで
この秋もガンバリます
けっこう重い受話器の上げ下げも、絶好の筋トレになるし

さっそくかかってきましたが、独特の金属質のベル音には気合が入ります。
ベークライト製のボディに反響する為か、明らかに600形より硬度の高い音の響き
場の空気を'60年代の刑事ものっぽくする、この緊張感が良いんでしょうね。
さすがキンゴジ電。やっぱり電話はこうでなくちゃ
(ダイヤル中央部のデザインはネットより拝借。
 ありがとうございました。こんな形で使わせて頂いています

Photo_4

2014年10月 4日 (土)

一度きりの追記

ご無沙汰しております。

前回の拙日記に対し、コメント、メッセージ、メールなど
予想外に多くの方々からご連絡を戴き、ありがとうございました。
加えて、しばらく返事が出来なかった不義理をお許し下さい。

実は日記アップ後、身辺に予想だにしない出来事がありましたので
活動停止の舌の根も乾かぬ内ですが
前述の事情を、近況と合わせ報告致します。

あまりに偶然の出来事ですが
日記作成翌日の9月20日、早朝から急激な胸の痛みに襲われました。
当日は重要なロケがあったので、まずは仕事の連絡が先決と
何とかスタッフに参加不可の連絡をしましたが、胸痛と意識混濁は続き
仲間が手配してくれた救急車により、近所の病院に救急搬送されました。

動脈硬化が引き金となった、急性心筋梗塞でした。

ただちにICUに運ばれたらしい私は、緊急カテーテル手術にて
心臓の動脈に金属パーツ”薬剤溶出ステント”を埋め込む処置を受けました。
不幸中の幸いか、患部はそれほど大きな部位ではありませんでしたが
心臓の血管が詰まるという意味で、対策が遅れれば生命に関わる事態でした。

正直、当日は早朝から胸の激痛により意識も朦朧、強烈な吐き気も相まって
仲間に電話を入れた事実さえ覚えていません。
自室がマンションの高層階の為、救急隊員の方が隣室からベランダ伝いに窓辺へ到達
サッシをドンドン叩く音に、意識が戻った状態でした。
マンション管理会社が部屋のスペアキーを持っていなかった為
玄関からの緊急突入が出来なかった為です。
後に見舞いに来てくれた、命の恩人の仲間は同業人なので
「あの緊迫感は、ドラマが一本出来そうだった」なんて笑わせてくれましたが。
周りの方々や仕事仲間には非常に迷惑をおかけしたと、今も反省しています。

手術により結局、入院は9月20日から10月2日までの13日間。
術後の経過はおおむね順調でしたが
手術による傷の治癒まで就寝時の体勢が変えられなかった為
右足の太もも内側に血栓ができ、右足全体が大きく腫れ上がるという
俗にいう”エコノミークラス症候群”という余禄が付きました。

今回ばかりはたぶん『生死を彷徨う』という言葉がふさわしいと思います。
ICU退出後に入った大部屋に居合わせた、循環器疾患の患者さんたちも
ほぼ同世代ばかりで
この年代になると、心臓が危機に見舞われる局面も
決してレアケースではない事が分かりました。
思えば先月26日に急逝した元ダイエー・香川伸行さんの死因も心筋梗塞。
病院でその訃報を知った時は、同年輩だけにかなりのショックでした。

そんなこんなで、カテーテルや点滴が外された入院期間後半は
投薬や検査、日常生活に戻るためのリハビリに追われ
なんとか主治医の許可を得ての退院以来、はや数日。
とはいえ、完全看護の病室と全てを自分でこなす自宅療養では
同じ事を行うにも、体力の消耗度にはかなりの差が出ます。
普段なら難なくこなせる日常作業も
今は少し動くだけで、すぐ息が上がる始末。
血管治療とはいえ、心臓疾患というものが大病であった事を
身をもって感じた次第です。
二週間もの入院による筋力の衰えも、大いに関係しているでしょう。
体中に生々しく残る点滴注射の鬱血跡や、心電図の電極跡を目にする度
心臓病の恐ろしさを感じずにはいられません。

医師によれば
「患部が心臓という事を鑑み
退院後は急な用事がない限り、基本的には自宅で安静。
少なくとも一週間は車輛運転禁止。二週間は激しい運動禁止。
二週間後に外来にて経過検査後、職場復帰の有無を判断。」
という事で、自宅に居ながらも外出不可、ほぼ布団の上で安静状態です。

簡単ですが、事の概略がお分かり頂けたでしょうか。
19日に閉鎖日記、20日に緊急入院なんて、都合が良すぎる上
ネットでは具体的な物証など何も提示できませんから
受け手の皆さんにすれば信じがたい展開、言い訳と取られても仕方がありませんが
ここは旧来の拙日記から、嘘がつけない私の性格を信じて頂く以外
弁明のしようがありません。

そんなわけで、拙日記に皆さんから頂いたコメント、メッセージ、メールも
確認できたのは退院日、10/2の午後でした。
その後も不調が続いた為、個別にお返事も差し上げられず
こうして、現状報告にてお許し願えればという手段を採った次第です。
はなはだ身勝手な上、不義理をさせて頂きますが
こうした事情ですので、どうぞお許し下さい。

写真は退院間近のある夕暮れ、病棟窓から望む西陽絡みのマンション群。
入院中は他にも何枚か撮りましたが、許諾問題や個人情報の関係で
アップできるのはこの一枚のみです。

この写真通り今の私も、心身ともに日没気味。
病み上がりの身体に引きずられ、心にも西陽が差しています。
人生も折り返し点を過ぎると
生きた時間より、生きられる時間を数える事が多くなりますね。

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2014年9月19日 (金)

キーボードとデジカメの憂鬱

『恋するネヴュラ』をごらん頂いているみなさま。
過去から今まで、コメント等でおつき合い頂いたみなさま。
大変ありがとうございました。

誠に勝手ながら、思う所ありまして
当ブログは、本日をもって終了させて頂きます。
特に何かがあったわけではありません。
ただ、これから新展開を考えているわけでもないですし
ここ数か月、そろそろ潮時かなと感じていたのは事実です。

ほんの気まぐれで、2006年5月19日より始めたブログですが
これまで多くの方々と交流でき
楽しい毎日を過ごす事ができました。
今は星になった歴代妹分のハムスター連中も、本当に可愛がって頂き
年代や趣味嗜好の違いにより、一つの事柄にも実に多様な考え方がある事も
肌で感じることができました。
下らない独り言ばかりながら、『ネヴュラ』を始めていなければ
ここまで充実した日々を送る事は出来なかっただろうと
ヘタレな足跡を紐解きながらしみじみ感じます。
夏休みの日記を読み返す時の楽しさとほろ苦い寂しさも、少しはあるような気もします。

あまり昔語りばかりでも退屈でしょうから
もしご興味がおありであれば、過去記事などご覧頂ければ幸いです。
わがおバカ人生の1ページとして、終了後もブログそのものは残しておく所存ですので
折に触れお越し頂き、こんなヤツも居たなあと笑って下されば本望です。


秋の深まりと共に、急な気温変化で体調など崩されませんよう
皆さまご自愛頂き、健やかな日々をお過ごし下さい。
重ね重ね、ご購読ご交流に心から感謝致します。
ありがとうございました。


悔いの無い8年4か月でした。

MIYUKI

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2014年8月31日 (日)

ルパン原案ボツの思い出

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昨日8/30の実写版『ルパン三世』公開を記念して
わが家でも5月に新品購入したパンプレスト・ルパン三世フィギュア&バイク二種を
ついに開封、めでたくお披露目となりました。
ルパンファン諸氏なら、本編にこんなシーンが無い事はご存知と思いますが。

皆さんご承知の通り、この夏はお天気が非常に不安定だったので
今日もわずかなチャンスを狙い森へダッシュ、奇跡の晴れ間ショットです

夕陽バックのエンディングが有名な不二子×バイクに比べ
ルパンは、ベンツSSKかフィアット500かと言うほど
車を乗り回している印象が強いので、私がルパン×バイクで記憶に残るのは
第一シリーズ第一話『ルパンは燃えているか・・・?!』Aパートラスト
スコーピオンとの対決にホテル・ミラクルへ乗り込むカットくらいでしょうか。

私好きなんですよ。あのカットでルパンが見せる”悪人顔”が。
普段のひょうきん顔とあの顔のコントラストが、ルパン三世というキャラクターの
多面性を、非常に表している気がします。
無邪気な笑顔に秘められた狡猾さ。第一話にしてああいう描写が続出する所に
演出・大隅正秋氏のただならぬ気概を感じますね。
写真のルパンフィギュアも、もちろん緑ジャケットの第一シリーズ仕様ですから
その特徴的な口角などに、旧ルパン特有の悪徳性が強調されていて
まさに”殺し屋ルパン”らしい表情です。
そうそうルパンはこうでなくちゃ。美女に鼻の下を伸ばすのはあくまで仮の姿。
果てしなく白骨が転がる荒野のような胸の内は誰にも見せない
刹那的なクール&ハードさが無くちゃ

ですからルパンのモノマネで定番とされる「フジコちゃ~ん」のセリフは
私にはどうしてもしっくり来ません。
「ブローニングは、背中に感じやすいんだ」レベルのハードボイルドなセリフこそ
ルパンにふさわしいと感じる、筋金入りの旧ルパン派です。
第一シリーズ第四話『脱獄のチャンスは一度』をベスト・オブ・ルパンに挙げる
私にとっては、名作の誉れ高い「カリオストロの城」さえ別物なのです。


思い返せば、ルパン第二シーズンも中盤の’79年頃
番組視聴者に広く、ルパンオリジナル原案を募集する企画がありました。
バリバリの第一シリーズ派・とりわけ大隅ルパン命だった私は
あの雰囲気を今一度と、思いきりクール&ハードにこだわり
さらに数々の新機軸を盛り込んだ原案を応募しましたが
今考えればあまりにも低レベルな思いつきだったゆえ、あえなく落選
ルパン世界の奥深さ、ストーリー作りの難しさを思い知ったものです。
すでに国民的アニメと言われるほど、万人に愛されている作品の上
シリーズによって作風もまちまちですから
どのルパンが好きかで、新作の評価も変わりますし
ゴジラと同じで、万人を満足させ得るルパン三世なんてものは
おそらく今後も、作られる事は無いだろうと思いますね。

今回の実写版も、邦画界の第一線で活躍されているキャスト・スタッフを総動員し
いにしえの『念力珍作戦』とは段違いの予算、制作体制で作られていますから
少なくとも一定レベル以上のクオリティには、仕上がっていると思います。
そういう意味では、素直に期待したいと思いますね。
逆に、まだ見てもいないのに監督がキャストがとあれこれ言う人々は
力足らずゆえボツったとはいえ、ルパン作劇の辛苦を味わった私には
「会議で代案が無いのに、他人の企画にばかりケチをつける嫌われ者」
と映ってしまう。
私が会議の参加者なら、そんな横やりには一切耳を貸さないでしょう。

そういう方は文句ばかり言ってないで
ご自分でプロデュースからキャスティング、脚本から演出まで
理想のルパン作品を、脳内シュミレーションされてみてはいかがですか?
そのご自分の「脳内ルパン」と新作の「北村ルパン」のどちらが上回っているか。
作品はそういう風に見ないと、公平なジャッジが下せない気がします。

とはいえどんな作品も、形として世に存在する分
実力の点で、制作者が勝っている事は間違いありません。
「文句があるなら、これ以上のものを作ってみろ」と言われても
仕方がないという事ですね。
批判覚悟で今作に挑んだ北村監督はじめ、小栗旬さん以下キャスト陣には
改めて敬意を表します。

傑作とは玉石混淆、おびただしい乱造から生まれてくるものである事は
歴史が証明しています。
キャストやクリエイターの個性を受け入れられる成熟度も
観客には求められるのでしょう。

偏狭な考えを捨て、映画を原作とは別作品として割り切り楽しむ土壌は
アメリカの方が、日本より一歩も二歩も先を行っているのかもしれませんね。
そうでなければ、ルパンと同じコミック原作の『バットマン』が
キャスト・スタッフを変えあそこまで多作されても、一定以上の人気を博す筈がない。
歴代のブルース・ウェイン役が、小栗ルパン以上に批判された話は聞かないし
『ダークナイト』があれほど高クオリティに仕上がった理由の一端も
ノーラン監督作ならと期待する、受け手の度量があったからこそですから。

2014年7月30日 (水)

仮面ライダーブッチー

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今日も夏らしい明け方に、調子に乗って出かけた朝6時。
先日入手のバンプレストWCF・旧1号ライダーとSIC匠魂・サイクロンで
いつもの森の早朝ツーリングです

意外に似合うこの取り合わせ。デフォルメの感じが合ってるんですね
とはいえ二つとも、造形のツボはしっかり押さえているので
並べても子供だましにならない説得力


今日も運良く、住民のブッチーが寝ていたので
ちょっとファン役をお願いして、パトロールを終え一休みのライダーを
出待ちしてもらいました。

両者の距離はわずか50センチ。
ここまで近づいても逃げないブッチーの度胸の良さ

「キャー本郷さ~んカッコイ~
「ウチのマタタビも守って~


世界平和もマタタビも守らなきゃならないとは、ヒーローも大変ですね。
おまけにカシャカシャやっていたら、早朝ウォーキングのお母さんに
「ネコちゃん偉いねーカメラ目線で」なんて褒められちゃって
すっかり得意顔のブッチー先生でした

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2014年7月24日 (木)

ゴジラ対名古屋美女

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今朝6時10分。ローカルニュースで知った情報に
慌てて向かった名古屋駅で。
明日公開の新作海外版ゴジラに合わせ、わが名古屋のビッグアイドルナナちゃんも
浜美枝さんよろしく捕まっちゃいましたか

アゴが外れるわ怪獣には捕まるわ、最近のナナちゃんは活躍もケタ外れで
地元の人々を楽しませてくれますね


Photo_6

壁を破って突き出した腕も実にリアル。
壁のかけらまで、ちゃん造形されているこだわりようです。
ナナちゃんのサイズが確か6mですから、今回のゴジラは50m以上だなコリャ。
この名古屋駅は、’84年のゴジラ公開の時も
例のサイボットゴジラが来襲、ナナちゃんとデートしたという
由緒正しいゴジラスポットだそうですから
今回の舶来ゴジラにも、彼女はそれほど驚かなかったでしょうけど
つくづくナナちゃん好きなんですねゴジラって。
かの大先輩キングコングしかり、英雄色を好むってところでしょうか


Photo_8

彼女の足元、明日公開のゴジラ看板。
いよいよ盛り上がってきましたねーゴジライヤー。
ゴジラにかこつけて、開店60周年もしっかりアピールする名鉄の抜け目なさ。
そーかーもう還暦なんですねー。幼少から親しんだ名古屋の繁華街も。
そりゃ私も歳をとるわけだなと

早朝の曇り空&照明が点く前だったので、眠気爆発の写真で失礼しました
噂の海外ゴジラ、機会あれば鑑賞したいですが
たとえ予想は裏切っても、期待は裏切らないでもらいたいものです

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2014年6月 8日 (日)

生モスラ対ゴジラ

002_4
今日の名古屋は梅雨の中休みで、抜けるような青空
いつもの池の水際では、麗しのビキニギャルが波と戯れていました。
「フフン。気ままな花びらと呼んで
う~んセクシーこういうのを
小悪魔agehaって言うんですね。
ネタ的にはかなり古いですが


それにしても暑いわー
最高気温も29.9度、嫌がらせみたいな猛暑日スレスレ
湿度の低いところが唯一の救い

「お嬢さん、アゲハ柄がエレガントなビキニですね
おっと見え見えの口説き文句を口に、フレームインする色男はっ


002_5

昨日から始まった初代ゴジラ・リマスター版公開を記念して
池へ連れ出したバンプレスト・酒井ゆうじ氏原型のソフビゴジラさん。
ずいぶん前に入手したんですが、意外にも外歩きは今日が始めて。
真夏を思わせる陽光に浮かびあがるリアルなコントラストが
造型のクォリティを際立たせますね


さすが百戦錬磨の小悪魔、なかなか度胸が据わっていて
ゴジラをここまで近づけても、微動だにしない大物ぶり。
まー昭和ゴジラには連戦連勝、負け知らずのモスラさんですから
初代とはいえ恐るるに足らず、余裕の構えです。

おかげでめったに見られない、怪獣王との競演が実現しました

申し分無いお天気をバックに、東宝人気メンバーの揃い踏みですから
池から大映代表ガメヲでも現れようものなら、さらに盛り上がったんですが
今日ものん気にプカプカ泳ぎながら、沖合いで遠巻きに眺めているだけ。
別会社の壁はなかなか大きいようです

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