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2017年5月27日 (土)

あの灯台を使え!!

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初夏の嵐も去り青空が覗いた名古屋の田舎に、恐怖の大バサミ怪獣あらわる!
日本の海上交通遮断を企んだ宇宙猿人ゴリに操られ
巨大海藻怪獣スピンコブラと共に相模湾を襲った暴れん坊!その名は!?eye

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'71年に一世を風靡したピープロ屈指のヒーロードラマ
『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』第30・31話に登場し
一目で分かるザリガニモチーフながら、クライマックスでは驚きの形態変化を見せた
ピープロ水棲系怪獣の雄、ザリガニンド!happy02

そんな変形も、アクの強いスペクトルマン怪獣群の中では比較的地味な印象の上
サラマンダー篇・三ツ首竜篇など強烈キャラクターのエピソードに挟まれ
デザインの良さに反してやや不遇なストロング派なのであります!rock

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いやーリアルで縁が無くネットでも負け続け苦節9年、やっと手に入りましたcoldsweats01
ベアモデル製スタンダードサイズ、第一期カラー。
この一体をどんなに待ち望んでいたか、過去のブログに「ベアモデルは高額」なんて
恨み節が書かれていて、お恥ずかしい限りですがcoldsweats01
http://spectre-nebura.cocolog-nifty.com/cultnight/2008/04/post_dc95.html
今や昔の独り言に決着をつけるほど、ネット経験も長くなった感慨を禁じえません。
そりゃ歳もとるはずですねえとcoldsweats01

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このザリガニンド。
私の知る限り、ユルソフビはマーミットのミドルサイズとこのベアモデル版のみ。
しかも全高22cm級のSTサイズは世界でこれ一種という、きわめて貴重な品なのですgood
とはいえ着ぐるみはけっこう細身で、プロポーション的にはマーミット版の方が忠実。
ですからこのドッシリ体型、絶妙なバランスのハサミはベアモデル独自のアレンジですが
重量級怪獣好きの私にはコッチの方がイメージに近いので、むしろありがたいくらい。
色目も着ぐるみは実在のザリガニカラー風ピンクなので
本来はベアモデル第二期やメディコム限定カラーの方が近いんですが
何故か私はこのイエロー基調が好きで、この色でないと食指が動かないという
妙な好みの偏りがありますwink

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つまり、惚れ込んだのはテレビ版のエピソードや着ぐるみよりも
このソフビ自体のフォルムや色という事なんでしょうね。
長年おもちゃ好きをやっていると、そんなパターンも稀にあります。
ユル系ソフビもマルサン・ブルマァクをはじめマーミットややまなや
このベアモデルなど、インディーズも含めればキリがない乱立状態ですが
メーカーそれぞれ独自の味がありますから
ユーザーもアイテムを好みで選べる時代なんですね。
ザリガニンドに関しては選択肢が少ないですが、私的にはコレが決定版と信じて疑わないので
9年の苦節も耐えられたわけでcoldsweats01

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第31話『あの灯台を救え!!』劇中での、ザリガニンド驚きの形態変化とは
スペクトルマンが相棒怪獣・スピンコブラとの戦いに気をとられている隙に
身体を霧状化(!)し、ヤドカリよろしくこの尻尾の殻に隠れるという怪獣忍法(!!shock
火に弱い欠点をスペクトルマンに見破られ、スピンコブラと共にあわれフラッシュの露と消える
あっけない最期、じゃなくて私には"スペクトルマン今回も無双!"と映る
思い出偏向フィルターの成せる技でしたが
実はこの二大怪獣がいまだ私の奥底に残っている理由は
いささか強引なテレビ版とはまったく違う、もう一つのストーリーによるものだったのです。

10

スペクトルマンと言えば、'60~'70年代ヒーロー漫画の第一人者、一峰大二氏のコミカライズpen
ザリガニンド・スピンコブラ戦も描かれた事は、当時のファンには広く知られています。
ところがこのコミカライズは、『ナショナルキッド』『黒い秘密兵器』等で鳴らした
一峰氏のオリジナルアレンジがかなり効いていて
怪獣や舞台設定のみテレビ版と共通しながらも、テーマや筋立てはほぼ別物が多かったことも
お好きな方には周知の事実です。

この二大怪獣篇も典型的なアレンジ版で、そのクライマックスは
ザリガニンドの巨大バサミで腕を負傷、決め技フラッシュの威力が落ちたスペクトルマンが
舞台となる灯台の閃光レンズでフラッシュのパワーを増幅させ
一瞬にして二体とも倒すという
まことに一峰氏らしいアイデアと爽快感が光る、スリリングな名編なのです。
(テーマに即した伏線が、開巻から張り巡らされている展開も見事で
 読み切り短編の少年成長譚と言えば、未だに本編を思い出すほどですsmile

当時このエピソードを読んだ私はいたく感激
同時期、別話でテレビと全く違ったサラマンダーのデザイン
(初見は『冒険王』版の方が早かったので、この落差は衝撃でした)も手伝って
これ以降スペクトルマンと言えば、テレビ版で残念だった部分を一峰版でイメージ補填する
癖がついてしまいましたcoldsweats01

'90年代以降ならありがちな「少年のアイデアが巨大ヒーローのピンチを救う」展開ですが
46年前のTVコミカライズでは実に新鮮で
さらに番組とは異なるストーリー、それが一峰氏のオリジナルであった事に
コミカライズでも作家性を打ち出せる素晴らしさを、子供心に感じたものでした。
かように、ザリガニンド=灯台フラッシュが条件反射になるほど
この巨大バサミの暴れん坊は、私の記憶に深く刻み込まれているのですhappy01

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最後はお約束のお座りポーズcamera

この一枚は陽射し待ちで苦労しましたが、雲が晴れるのを待っていると
近くで『千と千尋の神隠し』の♪いつも何度でもの音色が聞こえて来まして。
覗いてみるとご高齢の女性が、お一人でオカリナの練習中でした。
撮影を終えお上手ですねと声をかけると、初めて私に気づいたようで
しきりに恐縮されていましたが
手にしたオカリナは落ち着いた朱で、ご本人にふさわしい上品な物。
青空と雨上がりの緑に響く素朴な調べが実にのどかで、上質な時間を頂いた気がしました。
広い公園なのでホルンなど楽器の練習をする人もけっこう居て、色々出会いもあるんですよ。
怪獣とデジカメ抱えてウロウロしている私には、情緒もなにもありませんがcoldsweats01

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