2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

私信等はこちらまで

無料ブログはココログ

« 2014年9月 | トップページ | 2017年5月 »

2014年10月の記事

2014年10月 4日 (土)

一度きりの追記

ご無沙汰しております。

前回の拙日記に対し、コメント、メッセージ、メールなど
予想外に多くの方々からご連絡を戴き、ありがとうございました。
加えて、しばらく返事が出来なかった不義理をお許し下さい。

実は日記アップ後、身辺に予想だにしない出来事がありましたので
活動停止の舌の根も乾かぬ内ですが
前述の事情を、近況と合わせ報告致します。

あまりに偶然の出来事ですが
日記作成翌日の9月20日、早朝から急激な胸の痛みに襲われました。
当日は重要なロケがあったので、まずは仕事の連絡が先決と
何とかスタッフに参加不可の連絡をしましたが、胸痛と意識混濁は続き
仲間が手配してくれた救急車により、近所の病院に救急搬送されました。

動脈硬化が引き金となった、急性心筋梗塞でした。

ただちにICUに運ばれたらしい私は、緊急カテーテル手術にて
心臓の動脈に金属パーツ”薬剤溶出ステント”を埋め込む処置を受けました。
不幸中の幸いか、患部はそれほど大きな部位ではありませんでしたが
心臓の血管が詰まるという意味で、対策が遅れれば生命に関わる事態でした。

正直、当日は早朝から胸の激痛により意識も朦朧、強烈な吐き気も相まって
仲間に電話を入れた事実さえ覚えていません。
自室がマンションの高層階の為、救急隊員の方が隣室からベランダ伝いに窓辺へ到達
サッシをドンドン叩く音に、意識が戻った状態でした。
マンション管理会社が部屋のスペアキーを持っていなかった為
玄関からの緊急突入が出来なかった為です。
後に見舞いに来てくれた、命の恩人の仲間は同業人なので
「あの緊迫感は、ドラマが一本出来そうだった」なんて笑わせてくれましたが。
周りの方々や仕事仲間には非常に迷惑をおかけしたと、今も反省しています。

手術により結局、入院は9月20日から10月2日までの13日間。
術後の経過はおおむね順調でしたが
手術による傷の治癒まで就寝時の体勢が変えられなかった為
右足の太もも内側に血栓ができ、右足全体が大きく腫れ上がるという
俗にいう”エコノミークラス症候群”という余禄が付きました。

今回ばかりはたぶん『生死を彷徨う』という言葉がふさわしいと思います。
ICU退出後に入った大部屋に居合わせた、循環器疾患の患者さんたちも
ほぼ同世代ばかりで
この年代になると、心臓が危機に見舞われる局面も
決してレアケースではない事が分かりました。
思えば先月26日に急逝した元ダイエー・香川伸行さんの死因も心筋梗塞。
病院でその訃報を知った時は、同年輩だけにかなりのショックでした。

そんなこんなで、カテーテルや点滴が外された入院期間後半は
投薬や検査、日常生活に戻るためのリハビリに追われ
なんとか主治医の許可を得ての退院以来、はや数日。
とはいえ、完全看護の病室と全てを自分でこなす自宅療養では
同じ事を行うにも、体力の消耗度にはかなりの差が出ます。
普段なら難なくこなせる日常作業も
今は少し動くだけで、すぐ息が上がる始末。
血管治療とはいえ、心臓疾患というものが大病であった事を
身をもって感じた次第です。
二週間もの入院による筋力の衰えも、大いに関係しているでしょう。
体中に生々しく残る点滴注射の鬱血跡や、心電図の電極跡を目にする度
心臓病の恐ろしさを感じずにはいられません。

医師によれば
「患部が心臓という事を鑑み
退院後は急な用事がない限り、基本的には自宅で安静。
少なくとも一週間は車輛運転禁止。二週間は激しい運動禁止。
二週間後に外来にて経過検査後、職場復帰の有無を判断。」
という事で、自宅に居ながらも外出不可、ほぼ布団の上で安静状態です。

簡単ですが、事の概略がお分かり頂けたでしょうか。
19日に閉鎖日記、20日に緊急入院なんて、都合が良すぎる上
ネットでは具体的な物証など何も提示できませんから
受け手の皆さんにすれば信じがたい展開、言い訳と取られても仕方がありませんが
ここは旧来の拙日記から、嘘がつけない私の性格を信じて頂く以外
弁明のしようがありません。

そんなわけで、拙日記に皆さんから頂いたコメント、メッセージ、メールも
確認できたのは退院日、10/2の午後でした。
その後も不調が続いた為、個別にお返事も差し上げられず
こうして、現状報告にてお許し願えればという手段を採った次第です。
はなはだ身勝手な上、不義理をさせて頂きますが
こうした事情ですので、どうぞお許し下さい。

写真は退院間近のある夕暮れ、病棟窓から望む西陽絡みのマンション群。
入院中は他にも何枚か撮りましたが、許諾問題や個人情報の関係で
アップできるのはこの一枚のみです。

この写真通り今の私も、心身ともに日没気味。
病み上がりの身体に引きずられ、心にも西陽が差しています。
人生も折り返し点を過ぎると
生きた時間より、生きられる時間を数える事が多くなりますね。

Photo

« 2014年9月 | トップページ | 2017年5月 »