魅惑のGカップ
お仲間の情報で、新作GODZILLAの上半身が乗ったドリンクカップの存在を知り
今日は朝から上映館に電話をかけまくり。
すでに二回も鑑賞したにも関わらず、劇場では飲食しない主義が裏目に出ました
さすがにどこも在庫切れで焦る中、運良くまだ残る劇場を見つけ
行ってきました雨の中
カウンターで写真を撮影する許可を戴き、意気込んで撮った一枚がコレ
うーむ珍しいさすが世界の怪獣王ならではのレアアイテムですね。
そりゃ売り切れ店も続出するわけです
カップの裏面はこんな感じ。ちゃんと封切日が明記されていますから
絶好の鑑賞記念になりますね
しかも上に乗っかってるGODZILLAさん、出来がまたメチャクチャ良い
既に入手やご覧になった方も多いでしょうけど
遅まきながらわがブログでもおひろめ、ディテール・プロポーションを見てみましょう。
大迫力の正面。荒ぶる表情に似合わずラブリーな小さいお目目
今回のGさんは、両手を下に向けたポーズが印象的ですね。
それにしてもこの、ディテールの細かいこと
バンダイ版ソフビを超えそうなリアリティは、この手のカップヘッドとしては特筆もので
上半身だけにも関わらずコッチを選びました
まー予算の都合も大きいですけど
サイドショットもこの通り。劇中のGさんの特徴を見事に捉えた造形の妙
表面ディテールのアプローチはアメリカンクリーチャーのそれですが
どっしりした重量感はまぎれもなくゴジラのそれで、しっかり”怪獣”してます。
この辺が、エメリッヒ版との大きな違いですね。
ぐるっと回ってバックショット。三列に並んだ背びれは完全にゴジラのそれ。
プロポーションもゴジラしてますねえ。
さすがゴジラフリーク・ギャレス監督の本領発揮ってわけで
逆サイドも手抜きなしのゴジラテイスト。ボディ幅もかなりのボリュームです。
そういえば今回のGさん、ボディのディテールはウロコがメインなんですね。
初作ゴジラの検討デザインにもウロコに覆われたタイプがあったようですから
このアプローチには、そのあたりへのリスペクトも匂わせているのかな?
ゴジラを愛しつくしたギャレス監督ですから、マニアックさも一筋縄じゃ行かないと
でもこうして気持ち俯瞰気味にすると、また別の表情が表れてきたりして。
このあたりの頭部デザインは
初作ゴジラと同期の『原子怪獣現わる』リドザウルスをちょっと意識した感じ
というよりも、恐竜モチーフの洋画怪獣伝統の”トカゲ顔”と言うか。
こめかみから首筋にかけてのディテールも、まるっきりトカゲの雰囲気ですもんね。
しかも面白いのは、このお腹のブロックパターン。
今作と平成ガメラとの類似点を指摘されている識者諸氏は多いですが
この腹部のパターンも、気合一つでウルティメット・プラズマぐらい発射しそうな
”ガメラ腹”っぽかったりして
そーかープロットのみならず、デザインまで平成ガメラしてるかギャレスG。
ますます親近感が湧いてくるなあこの子には
でもやっぱり、こういう見上げがちのアングルに戻すと
間違いなくわれらのゴジラなんですよねー。ディテール、プロポーション共に。
こんな風に、角度によって印象を変えるデザインと言えば
いにしえのキンゴジを思い出しますが
このギャレスGにも、キンゴジ譲りのマッシブ&アクティブなイメージがありますね。
初作ゴジラへのリスペクトを公言していたギャレス監督ですが
彼の中には少なからず、キンゴジへの思い入れもあったのでしょうか?
まー惚れた欲目で、何でも良い方に捉えてしまう私の悪い癖ですが
60年の時を越え、初代と最新コジラ涙の対面
カップヘッドGのサイズが、バンダイソフビとほぼ同じ事がお分かり頂けるかと。
でも60年の間に、ずいぶん貫禄が増しましたね怪獣王も。
まーコレも長期シリーズの歴史が生む、存在の厚みという事で
いやーこのゴジラカップ、入手できてホントにラッキーでした。
この手の飲食パッケージ系は封切直後に売り切れるのが常なので
まさか公開も十日を数える今まで残っているとは、とても思わず。
現に、売り切れ劇場もチラホラありましたしねー
情報を下さったお仲間に、改めて感謝の雨あられです
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