紫陽花バンガオー
梅雨明けも近いのでこんな写真も撮れなくなると、あわてて向かったいつもの公園。
あじさいをバックにバンガオーと吠える今日のモデルは
鉄人28号・カラー版握り拳バージョン。
先日格安で入手した、メディコム製ミラクルアクションフィギュアです。
全高21センチで各関節がカキコキよく動く、非常におトクな逸品。
♪敵に渡すな大事なリモコンを携えた、勇ましい正太郎くんも付いてます。
ブリキ製のレトロおもちゃやや間接固定のソリッドモデル
名場面ジオラマの印象が強い鉄人フィギュア。
間接可動版で思い出すのは、超合金やリボルテックなどごくわずかですが
その中にあって、このメディコム版は
サイズ、価格、使い勝手などかなりプレイバリューの高いアイテム。
怪獣ソフビ並みにいじり回し遊び倒せる耐久性も、大きな魅力です。
時代の変化に応じ、太陽の使者、FXとさまざまな姿に変化した鉄人ですが
金属質の重厚感や一種異様な迫力、善悪の狭間で揺れる存在感など
”良いも悪いもリモコン次第”という設定が、最も色濃く出ていたこの初代こそ
私にとっての鉄人です。
先日の入手以来、2004年制作の今川”Gロボ”泰宏版鉄人を再見
独自の作品世界に酔いしれていますが
巨大ロボットアニメチックなケレン味こそ抑えられているものの
一話見終わるごとに広がるほろ苦さは、昭和世代の大人向けならでは。
はたして鉄人は鋼の亡霊なのか?それとも人類の希望なのか?
作品が問いかけるそうしたテーマは、あの無骨なボディにこそ似合う気がします。
深夜のビル街でサーチライトに浮かび上がる巨大な体躯、
好敵手ブラックオックスと組み合う姿が印象深い鉄人ですが
こうして陽光の下で雄たけびを上げる姿も、なかなかサマになりますね。
あじさいの季節ももう終わり。向日葵の顔を見る日も近いようです
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