2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

私信等はこちらまで

無料ブログはココログ

« カネゴンの春 | トップページ | すごいぞホバーパイルダー »

2014年4月12日 (土)

ゴメス’88

002
恐怖の古代怪獣ゴメス、突如トンネル工事現場にあらわる!

”大むかしさかえた、らんぼう者の肉食怪獣、アロザウルスの一種”
(昭和41年秋田書店刊『怪獣画報』より)

なんてふれこみで、元祖『ディセント』ウルトラQ第1話のタイトルバックから
出ずっぱりで暴れまわった人気怪獣、ゴメス大先生。
本放送当時は”オケラの怪獣”なんて説も出回りましたが
オケラよりは肉食”怪獣””アロザウルス”の方がカッコイイのでそっちを採用smile

モスゴジ改造の着ぐるみながら、そのフォルムは実に個性的で
ゴジラとはまったく別の魅力を発散するこの名獣は、私のお気に入りlovely
その為に今も、ゴメスのおもちゃは安価なものを細々と集め続けていますが
コレは今を去ること26年前、’88に発売されたビリケン商会のソフビキット。
発売価格は3,OOO円と手軽な価格だったので速攻ゲットdash
当時の私はバリバリのリアルフォルム、ハードディテール派でしたから
間着をパテ埋めした上、腕も無いのに塗りたくり
なんとかデッチ上げましたcoldsweats01


久々に屋外へ持ち出してみましたが、さすがビリケンクォリティ。
30cm近い大サイズの迫力、的確なポージングを可能にするパーツ割りはもちろん
着ぐるみの質感と生物感がほど良くブレンドされた、清潔感溢れるディテールは
リリース後四半世紀を経た今にあっても、まったく色褪せていません。

無い腕であれこれ塗装を試し、やっと完成した瞬間には
そのあまりのカッコ良さに躍り上がった覚えがあります。

ああ資料設定のがんじがらめで発想の自由が利かなくなった、昨今の風潮に比べ
怪獣と純粋に向き合っていた当時の、なんと健全だった事よsmile


003

午後の陽光に浮かび上がるこのご尊顔も、実にハンサムlovely
(’66年の本放送当時、イケメンという言葉は無かったので)
そりゃ由緒正しいゴジラの血筋ですから、崩れようも無いわけですが。
でもリアルフォルム怪獣なんて全く塗り慣れない私の筆で、このカッコ良さですから
元のソフビがいかに優れているかが、察せられるというものです
coldsweats01

こうして首から上だけを見ても、ゴメスがいかにゴジラとの差別化を目指していたか
よく分かりますね。
基本ディテールの違いをはじめ、巨大なキバや頭頂部、後頭部の角なども
ゴメスの個性を強烈にアピールしています。


004

ゴジラには無いこの角や、鉤爪状に巨大化させた拳のフォルムが
私にはゴメスをゴメスたらしめる大きな特徴に思えますね。
過剰なディテールの追加に陥らず、最小限の意匠で個性を演出する職人芸。
東宝特殊美術課・井上泰幸氏の卓越したデザインセンスを、非常に感じます。


005_2

お腹や背中の甲羅風ディテールも、ゴメスの大きな意匠の一つ。
こうして横から見れば、なるほどフォルムはゴジラそのものですが
本放送当時、コレがゴジラ改造とはまったく思えなかったなーcoldsweats01
やっぱり角や爪、甲羅やウロコ状の表皮などの”井上マジック”に
当時の私は心地よく騙されていたんですね
coldsweats01

まるで画面から飛び出してきたような、このビリケンゴメスの雰囲気が
そんな当時の記憶を鮮やかに蘇えらせるのでしょうかconfident


006

新緑の森にこだまする、古代怪獣の咆哮happy02
ゴジラより頬が盛られているのも、ゴメスの特徴の一つなので
こんな角度でやや見上げると、頭部の表情はまた変わります。

目の上の張り出しも大きい為、瞼の部分が影になる効果も
古代怪獣の名に恥じない迫力に、一役買っているようですね。

いやーカッコイイわあゴメスlovely
このゴメスをはじめ、ゴジラやバラゴンを改造した怪獣が
新作ウルトラ作品等で、名獣として人気を博しているのを見るにつけ
つくづくシンプルイズベスト、良い物は時代を超える事を感じます。

私のウルトラ怪獣NO.1はネロンガですが
このゴメスも、常に上位に食い込む永遠のフェイバリットですhappy01


Photo

わが家のゴメス全員集合。みんなでやりゃー何とかなる@中村作業係長smile
これだけのメンバーを森まで連れて行くのは大変なので
残念ながら、部屋の貧乏スタジオでcamera

集めたら意外に居ましたね。硬軟大小織り交ぜて。
昔はハードなビリケンやエクスプラス、怪獣軒などが好みでしたが
最近はマルサン・ブルマァクの復刻や、USTOYSのユルユルゴメちゃんに
親しみを感じるところがなんともはや
coldsweats01
まーリアルもユルユルもゴメスはゴメス。
ゴメスの名はゴメスは結城昌治happy01

にほんブログ村 テレビブログ 特撮へ

« カネゴンの春 | トップページ | すごいぞホバーパイルダー »

「円谷プロ名作」カテゴリの記事

「怪獣おもちゃ」カテゴリの記事

コメント

 MIYUKI様 初めてお便りします。第二β号と申します。 
 ふとした経緯でこちらへたどり着いたのですが、
 ここ最近の何日分かを拝見し、そして現在,2006年度版から見せて頂いています (時折
 他年度へ飛びながら)。                                  
 内容を見る限り、特撮第一世代、しかも数あるこの方向性でのブログのなかでは正にツボ、
 自身と同年代だろうと思いましたが、しかし写真を拝見するかぎり
 S.33年生まれの私より遥かにお若いご様子。時折出てくる名シーンや名セリフ、
 リアルタイムで見られた以上に相当数の視聴歴がおありの様ですね。しかもコレクター。
 添付されている画像を拡大しながら思わずニヤリとしてしまいます。
 
 MIYUKI様の特撮を含めた映像作品への決して一方通行ではないスタンス、
 異なる作品毎への絶妙な表現バランス。 
 何をされている方かと思いましたが、やはり素人さんではなかったのですね。  
 でもこちらのブログを拝見していると (業界の方だから) ではなくMIYUKI様の
 パーソナルに近い部分からのものを感じます。
 私はブログをやっておりませんので人様のを拝見するばかりなのですが
 日常のなかに見るウルトラワールドなど、心象豊かな表現に癒されます。
 また時折おじゃまさせて下さい。

羅列が見苦しくなり申し訳ありません。

第二β号様 はじめまして。ようこそいらっしゃいましたhappy01
また渋いハンドルネームでいらっしゃいますね。
なかなかの東宝特撮ファンとお見受けしましたhappy01

拙ブログは日々のあれこれを、力を抜いて綴ることを心がけていますので
話題も雑多なら視点も定まらず、田舎者の独り言ばかりです。
恥さらしなお目汚しばかりですが
多少なりともお気に入り頂ければ、ありがたい限りですhappy01
写真は顔を隠した上格好は若作りですが、記事の話題でお察しの通り
貴殿の少し後輩くらいの年代ですので、同じ匂いを感じられたのは
無理も無いと言う事でhappy01

特撮ファンも最近は世代交代が著しく、拙ブログで採り上げる話題も
もはやクラシックの域に入りつつるようですが
おっしゃる所の特撮第一世代として、かつて体験した昔話にこだわる人間が
一人くらい居てもいいかなと、迷惑顧みず書き散らしておりますcoldsweats01
映像作品やおもちゃの数々を趣味と割り切らず
あくまで生活の一部と捉えておりますので、心象表現がマニアックすきないのも
そうした方針からなのかもしれませんね。単に頭が足りないだけですがcoldsweats01

記事に上げるおもちゃも、コレクションなんて高尚なものではなく
いい大人の遊び道具くらいに考えておりますので
本格コレクターの方々からは、鼻で笑われそうな品ばかりでcoldsweats01
そんなこんなで、またまだ門前の小僧ですので
これからもお気軽にお越し下さり
特撮黎明期体験者ならではの貴重なご意見など
どうぞお聞かせ下さいませ。
またのご来訪を、心よりお待ちしておりますhappy01happy01happy01


コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/104767/55746930

この記事へのトラックバック一覧です: ゴメス’88:

« カネゴンの春 | トップページ | すごいぞホバーパイルダー »