葉桜兄弟
名古屋は本格的な春の陽気で、今日などTシャツで歩く人もチラホラ
ここまで気温が上がってくると、今年の桜もさすがに散り加減です
午後1時40分。葉桜を名残惜しむ人々で賑わう公園では
春の忘れ形見のようなピンクの花びらと、瑞々しさを増す芝生の緑が
鮮やかなコントラストを見せていました。
散らばる花びらの様子が、画面でお分かり頂けるでしょうか
今日のゲストもヴィンテージトイの代表格、マルサンのブースカ先生ですが
当時のプラモを復刻ソフビに仕立てた昨日の一品に代わり
今度は正統派、もともとソフビとして発売されたアイテム。
1967年春季発売のいわゆる”新規格版”、最も有名なスタンダードサイズです。
隣に座るのはいたずら好きの弟分、同期発売の宇宙怪獣チャメゴンちゃん。
両者とも金型は当時の物とはいえ、手ごろな最近のイヌクマ製復刻版。
いずれもオリジナルじゃないところが、我ながら情けないですが
いやー昨日も感じましたが、このブースカファミリーって
こんなのどかな風景と合わせると、抜群の輝きを見せますねー
まるで、本編ロケのカラースナップみたいに見えます。
こういう景観って、ブースカという作品の牧歌的ムードに合っているんでしょうね。
このまま二人が駆け出して、後ろの子どもたちと一緒に遊び始めても
何の違和感も無い気がして。
目まいがしそうなファンタジックな妄想が、脳内を駆け抜けます
春の訪れを告げる大役を果たし、自然の装いを初夏にバトンタッチするように
ハラハラと散る桜の花びらは
日々強くなる陽差しの反射でキラキラと輝き、まるで光の乱舞のように見えます。
自然が見せる冬の芸術がダイヤモンドダストなら、桜吹雪はさながら春の芸術。
そんな奇跡って、近くに居るほど気づきにくいものです。
地球の営みを毎年感じられる私たちは幸せなんでしょうね。きっと。
帰り道で突如切り株から現れた、森の大怪獣トカゲザウルス。
隣の葉っぱのサイズでお察しの通り、全長は10cmにも満たないですが
彼もこの暖かさに、冬眠から覚めたみたいですね。
デジカメを近づけたら、あっという間に左上の穴へ。
森の住民たちも、いよいよ本格的に動き出したようです
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