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2013年5月 3日 (金)

MS-33出撃命令

Photo_2

ネヴュラのチベット、怪獣横丁の平和を守るため
緊急出動する、先日落札のお宝おもちゃ!
コールデンウィークもいよいよ後半、快調な五月晴れに恵まれた今日
ついにおひろめの機会がやってまいりましたhappy02
世界的玩具企業・増田屋齋藤貿易が誇る歴史的アイテム
電動ミサイルタンク・MS-33!
1971年発売、同年のおもちゃコンクールでダイヤモンド賞の栄冠に輝いた
超有名おもちゃでございますっlovely


Photo_19

戦車の上部に巨大なミサイルユニットを備えた
大胆にして個性的なデザインは、現在に至るも唯一無二。
当然ながら、発売当時からお子さん達の爆発的人気を呼び
マイナーチェンジを繰り返しながらリリースされ続けた
同社の大ヒットおもちゃだったようです。
その人気ゆえ現在、完全可動の当時物未使用品は4万円近くの高値を呼び
ネットオークションでも、奪い合いの様相を呈するほどのキラーアイテム。


Photo_18   

そんな高嶺の花が、万年貧乏の私のところに回ってきたのは
ひとえに「無可動ジャンク品」というふれこみゆえでした。
このMS-33、現在中古としてオークションを賑わせる出物は
ほとんどが可動未確認・6基装備のミサイルがいくつか欠品という代物。
可動未確認については、落札者にとって一種のバクチながら
動かなければディスプレイと割り切れる、心の準備ができますが
ミサイルが欠品では、この個性的なフォルムを再現できない辛さがあったのです。

ところが今回は幸運にも、ミサイルをはじめとして外観上は完璧なのに
最初から無可動のふれこみゆえ、ジャンク扱いの格安出品。
全長32.5cmを誇る半ブリキの未来戦車が、動かなくてもこの価格なら
ブリキ好きの私には願ったり叶ったり。
ロックオン後の四日間というもの、出費を0円に抑え
ひたすら軍資金を蓄えて決戦に臨んだ結果
意外にも2,300円という、驚異の安値で落札できました。


Photo_20

これが安値出品の理由、可動部分の証。
この車体後部のミッションシフト風レバー操作で、電動による6方向の走行と
砲台の昇降・ミサイル発射が可能なのですが
残念ながらこの品は、その一連の電動ギミックが死んでいるというわけ。

でも可動未確認の謳い文句で期待を持たせておきながら、いざ動かなくてガッカリよりは
最初から無可動と分かっている方が、気持ちよく入札できるというもの。
超安価出品もありがたいですし、ここは出品者さんの良心に感謝ですね。
でなければ手に入りませんよ。私みたいな極貧おバカにはcoldsweats01


Photo_7

マスダヤのマークが燦然と輝く、特徴的なリアビュー。
ベースとなる戦車部のフォルムはシンプルながら
砲台部のミサイルユニットが強烈な個性を主張していることが、よくわかります。

戦車部と砲台部の絶妙なサイズバランスは、かの東宝超兵器
メーサー殺獣光線車にも通じる雰囲気を感じさせますが
シルバー基調・曲面構成のメーサーに比べ
オリーブドラブに包まれ・直線で固められたこちらのミサイルタンクの方が
フォルムが無骨な分はるかに戦闘的、スパルタンな印象を与えてくれます。

この通常形態も、メーサーのシルエットを髣髴とさせる理由のひとつですが
メーサーで言うカマ首、ミサイルユニットが砲台展開状態となった時
この超兵器は、メーサーとはまた違う個性を見せるのです。


Photo_8

仰角45度、砲台ユニットフル展開。
四基のミサイルがギロリと空を睨む、大迫力の構図です。
砲台の急角度傾斜が呼ぶ重心移動により
タンク部後方に極端な沈み込みが生じることが、お分かり頂けるでしょうか。
ボディ素材が、重量感溢れるブリキである事も関係しているのでしょうが
このタンク部の可動はホントにリアルで、試すたびにホレボレします。
静止した瞬間を切り取る事に特化したディスプレイモデルが絶対に成しえない
「自重によってグイッとボディが沈むさま」が、目で実感できるわけですから。
このあたりの感覚はもう、大人向きラジコンの世界ですね。


Photo_21   

うひゃーコレはカッコイイlovely
電動ギミックが生きていれば、この動きもその先のミサイル発射も
手で触れずして見られるわけですよね。
こんなすごい動きを、’71年当時のお金持ちのお子さんは
毎日楽しんでいたわけです。まさしく目の贅沢というもの。
もし当時の開発スタッフが、この一連の動きを計算していたとしたら
当時のマスダヤ恐るべしと、驚嘆するほかはありません。
おもちゃコンクールでのダイヤモンド賞受賞も、納得できるというものhappy02


Photo_22

そんなリアリティの一翼を担っているのが
実車同様の”たわみ”を見せる、このプラ製のキャタピラ。
発売時期によってはゴム製もあるようなので、どちらが先かは分かりませんが
非常に精密な作りで、コレが実際に動いたらスゴいだろうなと
期待を抱かせるに充分な足回りです。


Photo_23

そして、このミサイルタンク最大の特徴が
走行と連動して円形砲台が回転、ミサイルを四連発射する豪華ギミック!
ネットを賑わす中古出品のほとんどがミサイル欠品なのは
かつて愛用したお子さんたちが、この回転連続発射に狂喜した末
部屋や公園の片隅に、大事なミサイルを眠らせちゃったせいでしょうね。
でもきっとお子さんたちは、無くしたミサイルの数だけ
いたいけな自分を襲う、数々の脅威や不安を成敗してきたのでしょう。
自分の代わりに厄を背負って消えていく
さしずめ「身代わりミサイル」みたいなものですよ。きっとhappy01


Photo_13

グッと沈んだタンク後部から、前方を望むリアビュー。
砲台部のディテールが見えると、通常形態とはまた違う印象ですね。
しかもメーサーとも別の、もっと実戦寄りの兵器らしいフォルムというか。
普通のおもちゃというだけで、歴史に埋もれさせておくのは実にもったいない。
もっともこのMS-33、改造され円谷プロ作品への出演も果たしたという
説もあるそうですから
特撮界の目は確かだったなんて言っちゃうのも、今さらなお話ですがcoldsweats01


Photo_17

格安でお分け頂いたにも関わらず、当時の箱も付いていて感謝の嵐happy02
’70年代初頭らしく、箱も子ども用らしい可愛いものですが。
高かったんでしょうねー。私なんか絶対に買ってもらえなかったでしょう。
発売以来42年の今になっても、手中にできるのは格安ジャンク程度ですから。
それも出品者さんや、私の入札を見逃して下さったお仲間のご好意あっての幸運という。
いやーありがたいことです。ミサイルが刺さって痛いから抱いては寝ないけどcoldsweats01


Photo_15

お天気が良かったので、お約束の逆光カットも撮ってみましたcamera
デザイン、ディテールが魅力的なので、どう撮っても素晴らしい。
この一機さえあれば、もはや怪獣横丁にも敵なしかな。
個人的にはガイラはおろか、ゴジラでも倒せちゃうくらいの勢いと言うかpunch

ここまでヒイキの引き倒しも珍しいですが、これはもう別格ですね。
轟天・メーサー・MJ号と並ぶくらいのお気に入りです。
ああ何度見てもカッコイイlovelyマスダヤを生んだ日本に生まれてよかったlovelylovely


Photo_16

おっと忘れちゃいけないサイズ比較。
’60年代高嶺の花プラモの雄、マルサン電動ガラモン(復刻ソフビ)と並んで。
この二つが揃ったら、当時の子どもは盆と正月くらいの喜びようでしょうねhappy02

なんと身長24cmのガラモンより大きいんですよ。このミサイルタンク。
ここでもグッと腰溜めをキメてますね。戦車部の後部。
コレがたまらないんですよ。キャタピラのたわみとブリキの重量感がhappy01

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コメント

どひ〜(◎-◎;)!!

こりゃあ素晴らしいすぐる〜

男の子の大好きなロケットミサイルと戦車の融合!!

ミサイルタンク!名前も男らしい!
この迫力、重量感、メタリックな感じたまりません〜
東宝特撮の伝統兵器ポンポン砲にも通じるこのフォルムは怪獣との相性もバッチリですね!

ワタシもいつかはお目にかかりたい逸品となりました。
良いモノ見せていただき〜ありがとうございます〜

まころう様 まー日記にも書きましたが
このミサイルタンクはジャンク品で動かないので、私みたいな貧乏人にも
なんとか手に入れられたようなものですがcoldsweats01
でも市場に皆無ではなく、オークション等でも比較的入手しやすい品です。
やっぱり、キャラクターアイテムではないところが大きいんでしょうね。
おっしゃる通り、ポンポン砲などにも通じるカッコ良さがあると
個人的には思っていたので
同じ思いをお持ちの方がいらっしゃったことに、胸を撫で下ろしておりますhappy01

最近の玩具にはないブリキの重量感や、無骨さに溢れた各部のディテールが
’70年代派には、実に魅力的に映る逸品です。
機会あればぜひ、実物をご覧下さいませhappy01

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