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2013年4月 3日 (水)

ゴ似ラ’86襲来

Photo

名古屋の桜もそろそろ散り頃。
桜吹雪を呼ぶ雨も上がった午後、わが家に届いたひとつの荷物。

ハアムも驚く大きな包みは、先月末落札の怪獣おもちゃ。
さっそく開封、太陽が顔を覗かせたベランダに連れ出してみれば・・・


Photo_8

出ましたhappy02全高35cmもの巨体を誇るのは
かの怪獣王の血筋を引くお方っぽい雰囲気。でもよくよく見れば微妙に違う。
さしずめ”ゴ似ラ”といったところでしょうかhappy01いわゆるパチ物ソフビですね。

大きく重く絶妙なそら似ぶり。涙ぐましい作り手の努力に笑いながらも
足裏を見れば思った通り、メイドインチャイナの1986年製。
そーかーかの84ゴジラからVSビオランテまで、あの空白の5年間に
世界に名だたる著作権の無法地帯では、こんなモノが作られていたんですねえ。

それにしても中国、ミ●キーやドラ●もん、ガ●ダムよりはるか前に
わが国が誇るゴジラをパクっていたとはcoldsweats01


Photo_4

時代背景を考えながら見てみれば
確かに顔立ちなんかは、84ゴジラの粘土原型に似ていなくもありません。
角度によってはちょっと、モスゴジ入ってるかな?
件の原型はモスゴジ色も強いですから、似るのもムリは無いですがcoldsweats01

ごらんの通り、表面ディテールはなかなか凝ってるんですよ。
歯も一本ずつの独立成型ですし。


Photo_5

でもやっぱり東宝のチェックを怠ったツメの甘さか、版権逃れの切り札なのか
背中を見ればツルッツル。かの有名な背びれが無いっweep
横から見たらちょっと、イグアノドン系の恐竜に見えなくもないですねえ。
表皮のディテールも心なしか、ウロコっぽく見えてきました。
初代ゴジラの粘土原型も表皮はウロコ状でしたが
この感じはむしろ、’60年代アメリカSFモンスター系
リドサウルスやイーマ竜あたりの雰囲気かなと。

パチもんという、オリジナルに似せられないアイテムの悲しい事情も分かりますが
それだけでは割り切れない気迫・商魂、言わばパチの意地みたいなものが
このゴ似ラ氏の全身には漂っていて、なかなかあなどれません。

全身のプロポーションやポージング、首、手足、シッポの可動など
作る姿勢にも、なかなか気合が入ってますしねhappy01
腕や脚の縦筋などに見られるパーティングラインも、むしろ味ということでhappy01


Photo_6

先日入手のバンダイDXムービーモンスター・ゴジラ2004と並べて。
本家ゴジラが28cmですから、パチもんゴ似ラ氏のサイズがお察し頂けるかと。
ホントに大きいんですよコレ。

中国製ながら、サイズ的にはむしろ
アメリカ市場がターゲットだったような憶測さえ、漂って来たりしてconfident
そういうところも楽しいですね。
おもちゃ歴史の裏路地に思いを馳せる、大人の遊びっぽくて。

作られた時代の空気が反映されるのは、万物に共通する感覚で
おもちゃも決して例外ではありません。
同じキャラクターアイテムを追い続け、時代と共に変化する素材やギミック
ターゲットの変化による、リアリティやディフォルメーションなど作風の方向性を
あれこれ味わうのも、おもちゃ道楽の一つの魅力。
ライセンス品とパチもん、製作国の違いはあるにせよ
二体に刻まれた18年という歳月は、フォルムの違いが雄弁に物語っています。

以前おひろめした、インペリアル製ゴジラしかり。
仕上がりから’86年という時代を味わえる事が、この品の存在意義なんでしょうね。

とはいえこのゴ似ラ氏、珍品とはいえ大事に仕舞うことなどせず
外でガンガン遊ぶのが、おバカな私の流儀ですがhappy01


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