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2012年1月27日 (金)

電人ヴィールスマン

えー本当なら今回は、前回記事で予告した通り
今週月曜日に鑑賞した『ALWAYS三丁目の夕日’64』
(以下、記事中では『’64』と表記)の感想、後編をアップする予定でしたが

前回記事の冒頭でお話したように、やっぱり作品内の様々な要素が邪魔をして
考えをまとめるには、もう少し時間がかかりそうです。

ですから、そちらのアップはちょっとお待ち頂くことにしてcoldsweats01

今回は『’64』劇中に登場する架空のキャラクター、『ヴィールス』について
いつものおバカな妄想でもお話しようと思います。




なお今回は、前回記事以上にネタバレ全開で行きますので
未見の方は、鑑賞後にお読み頂く事をおすすめしますhappy01





『’64』ストーリー中、結果的に、登場人物の蜜月関係に一石を投じる事となる
重要なファクター、
『ヴィールス』
世代人なら感涙を禁じえない、SFヒーロー小説ですね。
劇中では、当時の少年たちに大人気を博し
発行誌『冒険少年ブック』編集部には、フィギュアまで飾られるほどでした。

その爆発的人気が、ストーリーに微妙な波紋を呼び
例のファンレター騒動を経て、「彼」の才能の開花と旅立ちに繋がって行くという
作劇構造は、同時代を生きた者の心をわし掴みにする心憎さhappy02



すでに劇場で『’64』を鑑賞済みの方は、ご記憶にも新しいと思いますが
件の編集部に飾られた『ヴィールス』のフィギュア、パンフレットによれば
東宝装飾部のスタッフが発砲スチロールから削りだした、ワンオフだそうです。

’64年当時のヒーローテイストを色濃く反映した、懐かしさいっぱいのデザインで
ノスタルジックヒーローズあたりがソフビ化したら売れそうな、素晴らしいフォルム。

とはいえヒーローファンからすれば、デザインの元ネタを邪推してみたくなるものでcoldsweats01

まー当時を知る方々に限らず、ちょっとヒーロー好きの方が見れば
あのヴィールスの元ネタは、すぐに推測できますよね。

私が思うに『ヴィールス』のフォルムは

『電人アロー』(一峰大二・1964年~66年・月刊「少年」掲載漫画作品)と
『8マン』(桑田次郎・1963年~65年・「週刊少年マガジン」掲載漫画作品)
→1963年~64年・TBS系テレビアニメ化
(アニメ時のタイトル表記は、カタカナの『エイトマン』)

のデザイン、カラーリングを足して二で割り、アレンジしたテイスト。

前述の通り、両作品とも『’64』の舞台となる1964年頃のヒーロー作品ですから
ヴィールスのデザインに当時の香りが濃厚なのも、当然といったところです。

『電人アロー』『8マン』をご存知の方はもうご承知でしょうが
『電人アロー』の作者、一峰大二氏は『ウルトラマン』『ウルトラセブン』
『8マン』の作画担当、桑田次郎氏は『ウルトラセブン』と
一時代を築いたウルトラヒーローのコミカライズを、共に手掛けられた大家。

互いの作風の違いはあるにせよ、両者の描く『アロー』『8マン』は
’64年当時としても非常にスマート、洗練されたフォルムを持ち

まぼろし探偵やアラーの使者など、’50年代少年活劇の香りを色濃く残していた
他のヒーローとは、一線を画していました。

そういう意味で両者はまさに、新時代ヒーローの旗手でもあったのです。


まー古いヒーローファンである私なんかは
スモッグや高層ビルに視線を切り取られる以前の時代の、気持ちよい青空の下
個性溢れる敵キャラクターを相手に、澄んだ瞳とりんご頬で戦いを挑む

『少年ジェット』(武内つなよし・1959年~62年・月刊「ぼくら」掲載漫画作品)
→1959年~60年、1961年~62年・フジテレビ系テレビドラマ化

など、少年活劇ヒーローも大好きで
今でも起床時のBGMは『ナショナルキッド』の主題歌だったりするんですがhappy01

『’64』劇中、件のヴィールスと人気でシノギを削るキャラクターが
これら’50年代少年活劇の香りを残すタイトルの
『銀河少年ミノル』ですから

『ミノル』と『ヴィールス』の人気競争はまさに
『少年ジェット』ら少年活劇と『8マン』ら新時代ヒーローの交代劇たる
’64年当時の子ども文化の図式を、髣髴とさせるものだったわけです。


その結果、時代の要求に『8マン』が応えたという歴史の事実を思えば

『ミノル』VS『ヴィールス』の顛末も、先人を越え新時代を築く若い力という
『’64』のテーマの根幹に関わるエピソードと言えるわけですね。

だからそのデザインも、新時代ヒーローを象徴する
(電人アロー+8マン)÷2プラスアルファでなければならなかったと。

うーむ深い。あのデザインはまさに演出意図の具現化であり
そこまでの意味があったんですね。
まー私の勝手な憶測ですけどcoldsweats01
でも好きだわあヴィールス。ホントにどっかでユルソフビ化されないかなlovely
お話をどうしても、おもちゃの話題に持って行きたいおバカな私coldsweats01



そうそう。『’64』劇中では見られなかったけど
対抗作品『銀河少年ミノル』のデザインも気になるな
happy01
やっぱり少年ジェット風?
宇宙犬スペースシェーンと共に、宇宙スクータースペースラビットを駆る
銀河探偵社の敏腕探偵ミノル!
ブラックホールデビルや暗黒レッドベアを相手に
宇宙の悪事をくじくため、銀河少年ミノルは今日もゆく!
となれば当然決め技は、宇宙エネルギーを声帯に集中させて一気に放つ
『流星ミラクルボイス』で決まりですッ!このレトロなネーミングがたまらないっhappy02
空気振動である声が、宇宙空間で武器になるかなんて理屈は
『ミノル』世界では関係ありません。面白ければいいんですよ少年活劇はhappy01

どーせ対抗するブラックホールデビルだって、愛用のステッキから
爆煙交じりの焔なんて出すんでしょうから。大気圏外でsmile



劇中設定無視の妄想ばかりで失礼しましたsweat01
こうなってくると、ミノルもヴィールスも読みたくて仕方がないですが
それは無理な相談なので、せめて雰囲気だけでもということで
今日のラストはこの二曲で。

両曲とも私の愛唱歌。共にフルコーラス歌えるのが自慢という
2012年にして未だ、リアルALWAYSな私ですhappy01
happy01happy01

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