2021年12月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

ネヴュラ・プライベートライン

無料ブログはココログ

« 手は口ほどにモノを言い | トップページ | ユルユルコーヒータイム »

2011年5月31日 (火)

ケムール黄昏

5/29参加イベントの記事構成を熟考中の状況にありながら
台風一過、強風とともに姿を現した太陽にいてもたってもいられず
部屋を飛び出した、昨日30日の夕方6時。

お供に連れ出したのは、先日の記事よりちょっと箔がついたこのお方


Photo

ほんのりとオレンジに染まったボディと長い影が、晴天の夕方を感じさせますね。
たそがれに立つケムール氏も、健さんばりに男の渋さ爆発
そりゃ500年も生きてりゃ、渋さもMAXですわねと


でも今宵のケムール氏は、一味違います!


Photo_2

おおっ背中の唐獅子ならぬ
ボディ全面に燦然と輝くのは、件のイベントで頂いた古谷敏さんのサイン!
サイン用ベースとして、参加者のほとんどがウルトラマングッズを持参された中
ケムール人を手にしていたのは私一人という、アウェーな状況でした

うーむウルトラマンとしてのイベントだから当たり前か
もうこうなったら、この日唯一のウルトラQファンとして
古谷さんがケムール氏にサインを刻まれるお姿を
なんとしても目に焼き付けなければと
意を決して差し出しましたっ

「おっケムール人だね」と、意外なほど快くコレを手に取られ
サラサラとペンを走らせる古谷さん。

多少ご躊躇されるかもと覚悟していましたが、拍子抜けするほどアッサリと
やっぱりご自身が演じたキャラクターですから、思いもひとしおなんでしょうね


それにしてもシュールな光景でした
古谷さんがウルトラマングッズにサインするのは、言わば当たり前ですから
見慣れた図と言えるのですが
このソフビに「ケ・ム・-・ル・人」と書かれるわけですから
古谷さんにとっては当然でも、私からすればものすごく新鮮
はっ初めて見たっ!あのスペシウムハンドがケムールを持つ姿っ

不思議ですね。同じウルトラQのタイトルでも
ケムール人ご本人(コレもものすごく新鮮な表記ですが)の手によるものだと
それが書かれた瞬間、意識が一気に45年も遡るような感覚があります。
ああコレが「本物」のウルトラQなんだなあと。
書かれた『Q』の、
シッポの”はね”まで愛おしい


こんな感慨を抱くのは、おバカな私くらいのものでしょうね
で、あまりに嬉しかった上、この絶好のチャンスを逃すまいと
以前お話したケムール走りへの疑問を、古谷さんにぶつけてみました。
なんと古谷さん、身振りつきでお答え下さいましたよ
お答えの中身はまた後日。イベント内容の記事にてお伝えしましょう。
いやーイジワルな私

またお宝が一つ増えました。これは貴重な逸品
多くの怪獣ソフビファンの中でも、あの古谷”ウルトラマン”敏さんに
わざわざケムール人としてサインを頂くのは、私を含め少数派かも

ただ一つ、このケムール写真で惜しかったのは
台風の豪雨で潤んだ道路が、午後からカラリと乾いちゃったので
撮影に手ごろな”水たまり”が見当たらなかった事だけです

にほんブログ村 テレビブログ 特撮へ

« 手は口ほどにモノを言い | トップページ | ユルユルコーヒータイム »

怪獣おもちゃ」カテゴリの記事

ウルトラマンクラシック」カテゴリの記事

コメント

オイラもケムールにサイン頂いてます
ゾフィにもサイン入れてもらいましたが、出版記念イベントだったので来場者プレゼントしちゃいました
結構ゾフィにもサイン入れてるそうですよ
初めてお会いした時、ウルトラマンプレミアステージのパンフにサインねだった輩が居て、
「オレはこれには出ていないからサインしないよ」
って言うのを見て、結構怖い人と思いましたが、談笑してみると実に良い人でした
この件はやはり古谷さんなりのこだわりなのでしょうね
同じ席でとある女性がオイラが持ってたベータカプセルを見て
「欲しい欲しい欲しい」と言うからあげて
古谷さんにサイン入れて貰いました
「ハヤタはこれを結構無くすんだよな」
なんて笑いながらサイン入れてましたよ
傍目で見ていてチョットビビリましたがねえ
新幹線までお見送りの時、その女性がまたまた・・・
古谷さんがポケットから出した行きの新幹線のキップにまでサインもらってました

この前オイラ、巨大ウルトラマンにサイン貰おうとして
「これ、帰って来たウルトラマンだろ?手袋してるじゃん」
と強烈なカウンター食らってKOされたのは忘れられない思い出になりますね

あ・・・それとケムール人の色はえび茶色
M1号2期のオレンジ版が近い彩色になるんだけど・・・
今度の総天然色版では違う色になりそうだよなあ
成田亨氏が青いケムールを描いてしまったからそれが正式な色になっちゃうでしょうね

珠恵様 古谷さんはゾフィにも思い入れがおありなんですね
先日のイベントでも、「俺が死んだらゾフィが来ちゃうからね」なんて
ウルトラジョーク で、会場を沸かせて下さいましたし
ケムール人にサインをされる図はシュールですよね
あんな場面は、もう二度と見られないでしょう。
改めて、素晴らしい機会を下さった珠恵さんに感謝します

>談笑してみると実に良い人でした
この件はやはり古谷さんなりのこだわりなのでしょうね

前回、今回と二度のイベントでお会いして感じたのですが
お仕事などでご苦労されただけあって、古谷さんは一本筋の通った方なんでしょうね。
たとえファンイベントと言えど、理に合わないことはしないと。

震災義援金への真摯なお考えにも、その姿勢は表れていると思います。
ああいうお話をされるとは思ってもいませんでしたが
今考えれば、かえって古谷さんの真摯なお人柄がわかって
貴重なイベントだったと感じています。
震災は不幸な出来事でしたが、こんな時こそ人間の本質が
浮き彫りにされるものですからね。

>強烈なカウンター

「ウルトラマンの手首に段差は無い!」という、古谷氏ならではのこだわりなんでしょうね。
このエピソードに関しては、素直に珠恵さんが羨ましいです。
まさにその思い出が宝物。「ウルトラマンにツッこまれた男」ですもんね

>ケムール人の色はえび茶色

ええっビックリ コレも古谷さん情報でしょうか?
と言う事は、ウルトラマンに登場した二代目は完全リペイントということなんですね。
あの二代目ケムールとゼットン星人、それら成田氏描くカラーイラストの印象が
強いものですから
どうしても青系をイメージしてしまいます
おっしゃる通り、総天然色版は別の色の公算が高いですね。
不安半分、期待半分といったところでしょうか

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ケムール黄昏:

« 手は口ほどにモノを言い | トップページ | ユルユルコーヒータイム »