スペクトルマン対仮面ライダー
えー最近忙しい模様替えのしわ寄せで、極度に更新が少なくなっちゃって
数少ない読者の皆さんには、本当にご迷惑をおかけしています
決してネタ切れではなく、今月は模様替えに合わせ
オタクグッズ入手も、かつて無いほど強化しているので
入手エピソードのお話やお見せしたい逸品は、逆に増えているんですよ。
でも残念ながらお披露目の時間が無く、なかなかご覧いただけません
でもせっかくですから、今回は小手調べ的にひとつ
今週ゲットしたばかりの珍品をご紹介しましょう
まー私的に珍しいだけですから、世間の評価は存じませんが
出ました!朝日ソノラマ人気TV番組主題歌とドラマ
『仮面ライダー スペクトルマン』もちろん当時モノのEP盤。
’70年代を代表する二大ヒーローの主題歌・ドラマのダブルパンチで、
当時の子どもの心をわしづかみにした、夢のコラボディスクでございますっ
えっ「対」ぢゃない?サブタイに偽りアリ?
ゴメンなさいちょっと東映まんがまつりテイストで
ネットオークションで200円という格安出品。なんと入札は私一人。
送料込みで実に280円という、幸運なお買い物が出来ました
しかも出品者さんが非常に良い方で、その対応は誠実にして迅速。
ジャケットのコンディションも素晴らしく、物に対するオーナーさんの愛情が
お取引の隅々に感じられました。
持ち主の性格って、こういう所に出ますよね。
でもこんなコラボEPが出ていたなんて、今の今まで知りませんでしたねー。
確かにスペクトルマンと仮面ライダーは同年代、’71年ごろの放送ですから
この手の混載盤の存在も不思議ではないんですが
よくあるのは、当時の子ども番組の主題歌等が多数収録された企画盤で
この二作のみ、しかもドラマ付きなんて盤はあまり見かけません。
でも私が知らないだけで、意外に有名盤なんでしょうかねコレは?
いわゆる「死蔵品多し」の類なのかな?
まあ気にしません。こんなスゴい一枚が、わずか280円で手に入ったんですから
中を開けば、♪レッツゴーライダーキックの歌詞ページに続いて
ドラマ「吸血ゲバコンドル」の開幕です。
二色ページに炸裂する、サイケテイスト抜群のサイクロンジャンプカット!
紙面から飛び出さんばかりの、2号ライダーの大迫力!
もちろんクライマックスは、原作者・石森章太郎氏(あえて旧名)自ら描く
2号ライダーとゲバコンドルの死闘風景!
こんなカラーイラストが載ってるとは何て贅沢。目の保養になります
スペクトルマン篇は主題歌・♪スペクトルマンゴーゴーに続いて
ドラマ「地底の死神マグラー」という構成。ウルトラファイトみたいなサブタイ
燃える石油コンビナートでマグラーと激闘を演ずる、スペクトルマンの勇姿!
中村英夫画伯が描く迫真の挿絵が、実に素晴らしい
雑誌口絵や企画音源を含め、当時のスペクトルマンのビジュアル展開は
写真構成の印象が強かっただけに
この手のリアルイラストって、意外に新鮮だったりするんですよね。
いやーカッコイイわあスペクトルマン
額に入れて飾っておきたいくらい、お気に入りの挿絵です
この解説文から想像するスペクトルフラッシュのポーズって
なんとなく、スペシウム光線を思わせますね
手を十文字には組まないでしょうスペクトルフラッシュは。
でもひょっとしてコレは、発射直前のアクションの事を言ってるのかな?
私はスペクトルアクションにはうるさいですから
そういう善意の解釈で、良しとする事にしましょう
裏ジャケット。定価500円とありますから
この一枚、当時としてはかなり高級品だったんですね。
だから、昔から貧乏一家の私には縁がなかったのかな
でも私の二大フェバリットヒーローが、こんな風に同一画面に収まるなんて
ホントに夢のようですね
スペクトルマンの相手がダストマンという所が、またなんとも
ひとつ残念なのは、わが家にはアナログプレーヤーが無い事で
ずいぶん昔に廃棄したきり、音源ソフトはCDに切り替わってしまいました。
ですからこのEPも、今のところ聴けないんですよ。
まージャケットを見ているだけでも楽しいですが
手ごろな卓上プレーヤーでも見つかれば、針を落としてみたいものです。
やっぱりこういう当時の音源は、小さなプレーヤーで聴きたいですから
でもゲバコンドルってTV本編では、2号ライダーとは戦っていなかったような・・・
マグラーもTVでは、石油コンビナートには現れていないような気が・・・
とするとやっぱり、このドラマはレコード用の新録なんでしょうか?
だったとしたら、コレはかなりの拾いモノ。ぜひ聴きたくなってきました
今回の模様替えで新設した、わが家のスペクトルコーナーに置いてパチリ
高額品やレア物こそ置いて無いものの、そこはかとない昭和っぽさが私好み。
とりあえず、スペクトルマンノートはショウワ製ですし
周りにはパチ怪獣やユルソフビが集まって、まーカラフルだこと
こうなってきたら、もう少し昭和テイストにこだわってみたい気もしますが
昨夜もネットオークションで、驚愕のアイテムを落札しました。
コレはスゴいですよ。めったにお目にかかれない珍品です。
今回だけは、皆さんの期待を裏切らない事をお約束します
« 鋼の帝国 | トップページ | こんなの出てきました5 »
「怪獣おもちゃ」カテゴリの記事
- 墓場のスペクトルマン(2019.06.18)
- 大怪獣バラン・岩屋湖掃討命令(2019.05.18)
- 新緑カネゴン(2019.05.10)
- 凶害獣ネズバードン(2019.04.08)
- 桜吹雪B/Oジラース(2019.04.06)
「仮面ライダー他」カテゴリの記事
- 麦秋の爆走(2014.09.03)
- 力と技のユルユルキック(2014.08.18)
- 朝日の仮面(2014.06.14)
- 新緑の仮面(2014.06.12)
- 夜明けの哀貌(2014.04.25)
「ピープロ特撮クラシック」カテゴリの記事
- ピープロ ジャケART(2019.07.12)
- 墓場のスペクトルマン(2019.06.18)
- 凶害獣ネズバードン(2019.04.08)
- 初秋のキタエトルマン(2018.09.18)
- うなれ速射破壊銃(2018.08.31)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
例のお店にちょっと前、藤岡版のEPが売ってましたね
主題歌音源を一社独占前夜の商品ですね
スペクトルマンの歌を上西弘二さんに歌わせたりしてこの頃から各社知恵を出してEP作りました
西田敏行のMATの歌なんて・・・
劇中で使われていない歌だけにわけわかんなさ満点でしたねえ
驚愕のアイテム、楽しみにしてますよ~~~
投稿: 珠恵 | 2011年2月26日 (土) 06時54分
カバー曲というのは最近本当に気になっています。いまだに全貌というのがわかりませんからね。まだまだCD化されていないものがたくさんありますからね。新たに発見する楽しみがあります。
写真の最上段にあるトーキング人形を見て思い出したことがあります。私がこちら側に来てしまったきっかけがまさにこれなのです。地元の閉店セール中の玩具店のガラスケースの最上段にこの写真のように客を見下ろしていたわけです。
この商品を置くためにはどうしても上の方に展示するしかないのでしょう。当時それがやけに輝いて見えた。私はそれが気になったのでしょう。何度も足を運んで見に行っていました。何か魅力的にみえたのでしょうね。もしこれがなかったらこちら側に関心を持つこともなかったでしょう。結局高額で買うことはできませんでしたがそれの代用品を求めつづけて今に至ります。
いまだに持ってはいませんがとても気になる存在です。その堂々としたたたずまいが魅力なのかもしれません。
投稿: 電波時計 | 2011年2月27日 (日) 00時04分
珠恵様 主題歌・挿入歌のカバーテイクや便乗リリースについては



熱気に溢れた番組ブームの仇花と見れば、なかなか興味深いですね。
私はそれらを真剣に追い求める情熱も経済力もありませんが
今回入手したEPのドラマ部分に関しては、ぜひ一度聴きたいです
で、昨夜あたりから時間を見つけ、ネットオークションで
卓上レコードプレーヤーを調べているんですが、案外安くてホッとしました
これなら手が届きそうと、ひそかに入手を企んでいます
>驚愕のアイテム
コレ、実は2アイテム落札していまして
一つは珠恵さんも感涙必至の駄菓子屋アイテム。
もう一つはブリキ帝国に対抗するべく、ネヴュラ防衛軍の軍備増強用に入手しました。
いずれも安価ながら当時物、現存数も極めて少ないと思います。
まー私ごときの落札アイテムですから、貴重度もたかが知れてますが
投稿: オタクイーン | 2011年2月27日 (日) 21時15分
電波時計様 私もたまたま入手した音源が珍しいテイクだと
ちょっと驚いてしまいますが、ここまで情報が発掘されつくした現在にあっても
カバーテイクの全貌は、まだ掴みきれていないんですね。
当時は各社こぞって自社企画のオリジナル性を競っていましたから
まだまだ珍盤、奇盤のたぐいは埋もれているのでしょう。
情報にうとい私などは、偶然の出会いを期待するだけです
>トーキング人形
コレは近年の復刻版で、近所のトイざラスで投売りされていたものを

たまたま見つけたもの。特に珍しくもありません
スペクトルマンアイテムに目のない私ゆえ、一も二もなくゲットしたのですが
あっという間に売切れてしまいました。
同復刻シリーズにはキカイダーやバロム1などもあったように記憶していますから
今思えば、買っておけばよかったと後悔しています。
スペクトルマン怪獣ではゴキノザウルスもラインナップされていたんですが
フォルムはただのゴキブリですから、大きな箱に入ったいでたちは
まるで巨大ゴキブリの標本という
私は昔、コレで遊んだ記憶はありませんが
電波時計さんのように、コレがきっかけで怪獣・ヒーロー道に入られた方もいらっしゃるんですね。
お子さんの頃にこの大サイズフィギュアをご覧になったら
それはそれは心に残ったことでしょう。
大人が持っても、かなりの迫力サイズですもんね。
実は買ってから一度も開封していないんですが、この内蔵音には心惹かれますね
投稿: オタクイーン | 2011年2月27日 (日) 21時37分