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2011年2月 1日 (火)

孤独の爆音

Photo

毎度の落穂拾いながら、見つかる時には見つかるもので。
いつもボーッとしている私ですから、きっと見落としでしょうけどsweat01
というわけで今日も仕入れたライダー食玩、280円のささやかなお楽しみですhappy01


Photo_2

2005年9月に発売されたバンダイの名鑑シリーズ
「ライダーアクション マシンエクスプロージョン」の一つ
旧1号ライダーと旧サイクロンのアクションディオラマ。

爆炎までの高さはわずか9cm程度の、小さな物ですがcoldsweats01

新発売時の単品価格は400円程度だったものの
例によってブラインドBOXのハードルに阻まれ
ショップで見かけても、ついスルーしていたアイテムでしたsweat01

欲しいのはコレだけですから、以後のライダーマシンがラインナップされた
シークレット込み全6種の中から、コレを引き当てるまでの遠い道のりを思うと
どうしても二の足を踏んでしまうのですcoldsweats01
ショップでフルコンプを入手するほど、他のアイテムに思い入れも無いですしcoldsweats01
このあたりが、極めて偏った嗜好を持つ私の弱点ですねhappy01

ですから今回の出会いは誠にめでたく、さほど珍しいアイテムでもないながら
私には大満足の買い物だったのでしたhappy02
リサイクル店での入手にも関わらず、未組立の新品でしたしhappy01
帰るが早いか他の荷物をほったらかして、あわてて組み立てベランダへ出せば
ライダーやサイクロンなどの単品売りフィギュアでは得られない
ディオラマならではの迫力シーンに、すでに目はハートの嵐lovely

ひゃーカッコイイhappy02(最近はコレばっかりでお恥ずかしいですがcoldsweats01


やっぱりオタクグッズは金額じゃありませんね。
たとえ300円弱の食玩であっても、ここまで満足感を得られれば
そのコストパフォーマンスたるや、絶大なものがあります。
さらに、近所に自然公園という大スタジオを持つ私ですから
これほどのアクションシーンを、小さなベースに閉じ込めておくのは可愛そうと
さっそく持ち出して、大自然バックのオープンロケを行いましたcamera

ライダーにはホントに、太陽光や自然の景観が似合うんですよねhappy01



Photo_4

ショッカー出現の報を受け、奴らの待つじごく谷に急行するライダー。
危ないライダー!ショッカーの罠に気をつけろ!


Photo_5 
果たしてその途中には、ショッカーが仕掛けた地雷の罠が!
しかしライダーは、鮮やかなハンドルさばきで爆発をかいくぐる!
最高の相棒・サイクロンとの一体感が、ライダーに勇気と自信を与えるのだ!


Photo_6

「こんな罠など、私には通用しない!行くぞショッカー!」
サイクロン・フルスロットル!
ベルトの風車ダイナモが高速回転し、Cアイが怒りの赤に染まった!


Photo_7

しかしショッカーは攻撃の手を緩めない!
果てしない地雷の嵐の中をただ一人、ライダーは戦地に赴くのだ!


Photo_8

逆光に浮かび上がるサイクロンの勇姿!

望まぬ改造の被害者となった悲しみをマスクに秘め
いつ果てるとも知れぬ戦いに彼を駆り立てる物は
人類の自由を奪うショッカーへと向けられた、怒りの焔だ!

しかし、改造人間でありながらショッカーに反旗を翻す存在は、この世に彼一人。
孤独なライダーの心の叫びがサイクロンの爆音となって、荒野にこだまする!



ああなんてカッコイイlovely
初作ライダーに色濃く流れるこの孤独感、寂寥感こそ
私が「
仮面ライダー」という作品に惹かれる、大きな理由です。

アマゾンあたりまではかろうじて残されていた、この改造人間の悲哀も
徐々に変質を遂げ、平成ライダーあたりになると
「仮面ライダー」という単語の意味合い、解釈が
完全に変わってしまいましたね。


私は仮面ライダーという作品の
「脱ぎ捨てられない鎧をむりやり着せられた男の、命がけの反逆」という部分に
魅了されたのであり
その変身能力に「個人レベルの価値観の違いを、暴力で解決する為の道具」
という印象を持たざるをえない、平成ライダーの何作かは
たとえ仮面ライダーの名を冠していても、私にとってのライダーではありません。
どちらが良い悪いじゃなくて、好みなんですねhappy01


下手な写真ながら、今回の爆発バックのサイクロンも
そんな旧1号ライダーの悲壮な決意があるかないかでは
画面から受ける印象、意味合いがまったく違ってきます。

本郷ライダーも後には、一文字ライダーという頼もしい協力者を得ますが
それでも、世界的秘密結社であるショッカーには圧倒的に多勢に無勢であり
毎回が命ギリギリの勝負だったわけです。
言わば個人が、国家を相手に徒手空拳で戦うようなものですからね。
しかも市井の人たちは、ショッカーの怖ろしい暗躍を知らない。
話しても、とても信じてもらえないでしょう。
それほどまでに、「仮面ライダー」という物語は
主人公を追い詰め、孤独に突き落とし、寂寥感を強要しているわけで。

ここですよここ。
旧1号の戦いは決して、仲間内のケンカレベルではないのですconfident

昨日までの寒さも多少は緩んだ、今日の名古屋ですが
旧1号ライダーの孤独な決意は、肌を刺す冬の空気によく似合います。
サイクロンのタイヤハウスからこぼれる鈍い冬の太陽が
意図した以上に、ライダーの悲壮感を語ってくれていますね。
この太陽が、ヘタクソな今日の写真をどれほど救ってくれたことか。
自然を超える名ディレクターは居ないなあと、最近はよく思いますhappy01

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コメント

この食玩は知らなかったなあ
400円になってから手を出す数も減りましたからね
ラストの写真が良いですね
あえて言うならロンリー仮面ライダーの歌詞
2番の「されどわが友サイクロン、爆音あげろサイクロン」にした方が良かったかもね

珠恵様 この食玩は撮って良し飾って良しで、コストパフォーマンスはかなり高いですhappy01
人気アイテムゆえ正直、安価のバラ売りは期待していなかったのですが
偶然なのか私の世間知らずゆえか、簡単に入手できましたhappy02
おっしゃる通り確かに、ブラインドBOXで1個400円程度の価格では
目指すアイテムまでの道のりを考えると、どうしても手が出せないですよね。
その割りきりが難しいところでもありますcoldsweats01

ラストの写真は、サイクロンと夕日の重なり具合に苦労しました。
レンズの位置を1ミリずらすだけで、日の差し方は全く変わってしまうので
やみくもにシャッターを押し続けた末の撮り逃げ
後でベストショットを選ぶという、偶然任せのていたらくですcoldsweats01

>されどわが友サイクロン

やっぱり歌詞は2番の方が、写真の雰囲気に合ってましたか。
いやー失礼しました。ご意見を参考に、今後も精進いたしますcoldsweats01

 ダムを破壊する計画があったとしてダムが破壊されても防ぐことができるのがウルトラマンで破壊されたら終わりというのがライダーでしょうね。ライダーの場合計画を事前に察知し密かに敵アジトに侵入し慎重に行動しながら計画を実行される前に防がなければならないわけです。制約がある分やはり緊張感が違いますね。ライダーがピンチに陥ったら助ける人がいないですからね。その瞬間藤兵衛が戦闘機で駆けつけてくれたら視聴者の緊迫感が軽減されるんでしょうけど。

 人質救出の際本当に遅く感じますからね。早く来いと何度思ったことか。寸前のところで救い出し反撃に転じた時の開放感があります。日々ぎりぎりの戦いを強いられているということでしょう。この多くの制約こそ仮面ライダーのおもしろさなのかもしれません。

電波時計様 私が旧1号ライダー篇に魅了されるのはまさにおっしゃる部分でhappy01
ウルトラマンに於ける科特隊に相当する存在が、ライダー世界には居ない為
本郷の敗北がそのまま、ショッカーの暗躍成功に繋がってしまうという。
しかも半ば公の場で盛大にhappy01破壊を繰り広げる怪獣と違って
ショッカーの作戦行動は全て極秘ですから、警察に届け出てもまず信用されない。
こうした数々の制約がライダーの孤独性を高め、緊張感を醸し出しているわけです。
さらにショッカーへの勝利によって、本郷が元の人間に戻れる保証は
どこにもないわけですから
言わば彼は、報われない戦いに身を投じているわけです。
サイボーグ009にも通じるこの悲しい設定が、光の象徴たるウルトラマンと
もっとも異なり、見る者を魅了するところですね。
ライダーマスクの両眼の下にある黒い隈取り、スーツアクターの覗き穴は
制作スタッフの間で「涙ライン」と呼ばれ、現代の新シリーズにも踏襲されているそうで
そんな部分にも、「ライダーの顔は泣き顔」という、スタッフの強い拘りを感じます。
おっしゃる所の「日々ぎりぎりの戦い」に彼を向かわせる原動力は
改造された悲しみの涙と、自分のような涙顔を増やさない為の固い決意なんでしょうねhappy01

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