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2011年1月 2日 (日)

新春地球防衛軍【後篇】

「コリャたくさん持ってきたねえ

前回のお話で、妹宅に続いて訪ねた叔父宅へ集まり
しばらくぶりの再会を待っていたのは、
大学教授の従弟一家。
その息子・私から見れば従甥(小学6年生)
私に見せたかったらしく、最近ハマっているガンプラの数々を持ってきていました。


私は彼が小学校に上がる前から、濃い目のオタクトークで洗脳していた上
親である大学教授の従弟も軽度のオタクなので まさに純粋培養。
小学生のセレクトとは思えない、彼の渋いガンプラコレクションをご覧下さい


Photo_3

なにしろ最近のガンプラはスナップキットが多いので
完成後の多少のパーツ紛失はご勘弁願いたいんですが
それでもご覧の通り、彼のお好みは初作とZのみ。
近作のSEEDなどには見向きもしません

手前にある黒いのは、ガンプラ30周年記念イベントで入手したと彼が豪語する
自慢の「エコガンダム」マークⅡ。
不要なガンプラのパーツを素材のプラに還元、再利用したガンプラだそうで
いやープラモの世界もリサイクルが進んでるのねと、感服した次第です。

後ろに映るのは、息子をこんな渋い趣味に育てた親たる従弟。
もはや犯罪者扱いなので、目には黒線の刑です

オタク度では親に勝る私に会うや否や
従甥は堰を切ったように、リアルグレードとマスターグレードの素晴らしさについて
熱く語ってくれます
小学6年生の講釈に、ふむふむすごいねえと頷く私


「でもMGのRX-78は、Ver.2.0より初版の方が顔つきが鋭くない?」
なんて訪ねる私に
「でしょーでしょーボクもそう思うんだよーーー
なんて満面の笑みで答える小学6年生。
そんな私たちを、無言で眺める彼の母親・従弟の奥さん
彼女の目には、30歳以上の年齢差で成立する会話が
さぞかし不思議に映ったことでしょう

何しろガンプラなんて’93年ごろ
当時でも既に古かった、HGのガンダムマークⅡを作ったのが最後ですから
彼が生まれる前のお話ですよ。なんちゅうジェネレーションギャップ
ガンプラはいつの時代も、子どもの心を捉える魅力を持っているんですね。
でもボトムズじゃこうは行かないなあと寂しい思いをしていたら
彼の口から「スコープドッグの降着ポーズは」なんてセリフが飛び出してビックリ
6年生にして渋すぎる!キミ、ぜったいに友達とは話が合わないでしょ

まー親である従弟にしてからが、『大人のプラモランド』ジェットモグラ購入の是非を
私に相談してくるぐらいですから、親子揃ってなんだかもう


Photo_4

ほどなく叔母から振舞われたお正月のシンボル、大きなエビ入りのお雑煮。
元日のお昼からお餅三個も食べちゃうから、明日の体重計が怖いのよねなんて
悩むヒマもなく、私の隣に陣取った従甥のガンダム談義は続きます。
やがて話は宇宙戦艦ヤマトにまで及び、公開中の実写版をまだ観ていない彼に
「もう観たもんね~いいでしょ~なんて自慢したら
両目を悔しさで涙目にしてました
ああ罪な私 でも大人になったら、もっと辛いことがたくさんあるんだから
そのくせ彼は『大ヤマト』のアニメを知ってるんだから侮れない


さてこんなオタク展開を予想して、撮り貯めた写真のSDカードを取り出す私。
叔父宅の大画面テレビにデジカメを繋ぎ
昨年「ネヴュラ」で毎日のようにアップした、朝日バックの怪獣写真を彼に見せて

緊急企画・新春怪獣クイズを開催
いやー実にお正月らしい流れですねー
従甥のみならず、親である従弟まで身構えるあたり
オタク親子の性
ですが

でも不思議ですよね。ライトオタクである親の影響もあるんでしょうが
彼の怪獣知識は、小学6年生とは思えないディープさ。
大怪獣バトル等の露出で、ウルトラQやウルトラマンの怪獣を知ってるのは
まだ理解できるんですが
昭和ゴジラや東宝怪獣、ガメラから『宇宙人東京に現わる』まで正解された時は
ひっくり返りました


でも、怪獣博士のプライドを持つ彼にとって
知らない怪獣・特撮キャラが居るということは、ものすごく悔しいみたいですね
バグンやシベリアの鉄獣など、シカルナ怪獣を知らないのは当然としても
ピープロ怪獣やマイティジャック、光速エスパーや高英男さんなんかも
チンプンカンプンみたいで、こんなお話だよと作品を解説してあげると

「お父さんそのDVD観たい観たい!」と、従弟にリクエストの嵐。

従弟は従弟で、特撮リボルテックの存在を私の写真で初めて知ったらしく
その出来の良さに驚愕
子どもそっちのけでiPadを開き、必死に海洋堂を検索
ラインナップを見ながら
「ど、どこで売ってるの?」なんて興奮の嵐
何なんでしょうかこの親子は。それを冷ややかに見つめる奥さんは以下同文

軽いカルチャーショックを受けたらしい従甥ですが、そこで黙ってはいません。
彼らの暮らす従弟宅は叔父宅から近いので、夕食の準備中にちょっと中座。
ガンプラ以外の従甥オタクコレクションを見に、従弟宅へ走りました。
そこで従甥が見せてくれた、秘蔵の作品がコレです!


Photo_5

地球防衛軍が誇る超兵器・雷電号!
本人がそう言うんだから間違いありませんっ

レゴブロックを駆使して組み立てられた超大作。
レゴには詳しくない私ですが、本人の弁によればコレはキットではないそうで
パーツを一から探し、完成までに4日を要したそうです。

スレンダーなボディと真っ赤なカラーが、イタリアンカーを思わせてスパルタン
全長30センチ近くの大物です。写真がヘタで申し訳ありませんが


Photo_6

真紅のボディに描かれた、雷電のエンブレムが眩しいっ!
このネーミングセンス、小学生にしてはちょっと渋すぎますが
あの「知っているのか雷電!」の雷電でしょうか?『魁!!男塾』の。
まさか敵を前に、大往生流奥義の極意が炸裂するとかっ
すみません悪ノリしすぎました


Photo_7

コチラが従甥自慢のひみつ兵器、ガトリングエンジン!

飛行時はエンジンブースターなのに、攻撃時は前方へ方向転換
あっという間にガトリングガンに早変わりする、素晴らしい機構です!

推進機構と攻撃機構を兼用するという
人類の科学常識を根底から覆す、たぐいまれなる設計思想

従甥の脳内にはきっと、私たち凡人には思いもよらない
とてつもなく高度な科学知識が渦巻いているのでしょうっ!
それともこの機体には、未知のテクノロジーが駆使されているのでしょうかっ?


Photo_8

さらにコチラは、ノーマルモードから
主翼をはじめ、各部をほんの少し変形させたバトルモード。

大げさな変形にしない所が、何とも通好み

やっぱりカッコイイですねえコレ
こういうデザインセンスって、子どもの頃は誰でも持ってるのに
成長と共に常識に捉われて、いつの間にか無くなっちゃうんですよね。
こういう理屈抜きのカッコ良さを生み出すセンス、心の若さを
いつまでも持っていて欲しいと、私は従甥の彼に願うのでした。

人類の未来を担うのは、まぎれもなく彼らなんですから


Photo_9

未来の地球防衛軍科学顧問と共に、従弟宅から叔父宅へ戻り
叔父叔母らを含め7人で、お正月恒例のカニ鍋を囲んだ夕方6時。

さすがに歳なのか、昔ほど多くは食べられなくなったものの
年に一度の贅沢を堪能、おなかも一杯で極楽の極みでした

周りは大人ばかりで、同年代の親戚が同席しない分
小学6年生の彼には、ちょっと寂しい思いをさせたかもしれません。
だから話題の通じる私に、なついてくれたんでしょうね

食後の解散まで、マスターグレードに話題を持って行きたがる従甥に
そのうち手持ちの未組み立てキットを、いくつかプレゼントしようと思いました。

なんか自分の子ども時代を見るようでなんて、こんな言葉を口にするほど
私も年をとったという事なんでしょうね

そんな思いを抱えた帰宅後。
さっきまでの優しさはどこへやら、在庫のガンプラを見た途端
「これはもったいないな」「子どもには難しいな」と理屈をつけて
とっかえひっかえ箱を開け閉め『新春あげよ、やめた音頭』を踊りまくる私

やっぱり今年も、大人にはなりきれないようです

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コメント

雷電号と蟹ナベの赤色のマッチングがステキですね
オイラの中では世界最強の男は江田島平八塾長だよなあ
雷電号のフォルムは別のマンガだけど、どおくまん先生の花沢学園?に出て来る戦闘バイクに通じますね

オイラも思うんだけど、叔父さんってのは血縁の中では一番友達に近い存在なんだよね
親の兄弟なんだけど親ほど厳格じゃなくて友達目線で見てくれる
オイラの叔父さんも大昔、モデルガン集めてました
しかも黒いモデルガン、祖母に怒られ処分したそうですが・・・
勿体無い話です
こう言う部類の話ではやはり最強の敵は母親だもんね
オイラの甥っ子はオモチャ集めて遊んでくれる叔父さん(オイラ)を好いてくれますが義姉はオイラを見る目が・・・
ゴキブリを見るそれに近い拒絶感を感じ、毎年実家の正月にはオイラ行けないんだよなあ
大晦日からの疲れもあるんだが・・・
義姉に会うと疲れが倍増なんだよね

今日は土日エコキップでナゴヤドーム~大須と散策して来ました

あけましておめでとうございます。
オタクイーンさんも楽しいお正月を過ごされたご様子で何よりですね。

>知らない怪獣・特撮キャラが居るということは、ものすごく悔しい

ああ、これ、実体験としてすっごくよく分かります(笑)!
最近は何ていいますか、自分の知らない知識や時代、ジャンルに関して
「俺にはカンケーないから~」で済ませてしまうような冷めた子(笑)が
多いように感じていましただけに、その甥っ子さんのプライドの発露は
ある意味とても健全なコトなのではないかな~、なんて思います。

それと未来メカものに限らず、レゴブロックは大人のわれわれが遊んでも
けっこうハマる奥深い玩具ですよね~。
実は密かに、幼児からの現役レゴファンだったりもしております(笑)。

何はともあれ、今年もどうぞ宜しくお願い致します。

珠恵様 返事が遅れ申し訳ありません
まー雷電号もカニ鍋も年明けらしい赤揃いで、なんともおめでたい元日となりました
江田島平八塾長なら、雷電号のスペックを最高に引き出してくれるかもしれませんね。
いやあのお方はむしろ、武器無しでも無敵ですが
不勉強で、花沢学園の戦闘バイクは存じ上げませんが
こういうフォルムって、生まれながらにして人間のDNAに組み込まれているんでしょうね。
荒唐無稽とは言え、それなりに説得力はありますから

>親の兄弟なんだけど親ほど厳格じゃなくて友達目線で見てくれる

まさにその通りですね。
従甥にしてみれば私は、両親と祖父の中間的なスタンスかもしれません。
世代的には両親に近いので祖父以上に話題が通じ、しかも可愛がってくれる存在。
まー私の場合それに輪をかけて、子ども趣味に強い部分もありますが

>こう言う部類の話ではやはり最強の敵は母親

それはありますねー
従弟の奥さんの場合、親である従弟自身がオタクなので免疫もあり
おもちゃをねだる従甥に甘い顔を見せず
遊んではあげるけど買ってはあげない私のけじめを
理解してくれているのでしょう。
実に機嫌よく接してくれ、私という壁を越えなければ怪獣知識は自慢できないよなんて
従甥を叱咤激励しています。
そういう意味で私は、偶然ながら恵まれているんでしょうね

>ナゴヤドーム~大須と散策

私も昨夜、やや遅い時間ながら大須を覗いて来ました。
不況とはいえ、やっぱりお正月のアーケード街は活気に満ちていますね。
ちょっと元気を貰った、年始の散策でした


さいとうひとし様 明けましておめでとうございます
昨年あたりから折りに触れ、甥らとのこうした交流が深まってきました
やっぱり楽しいですね。オタク趣味の本来の主役たる子どもたちと触れ合うのは

>その甥っ子さんのプライドの発露は
ある意味とても健全なコトなのではないかな~

わが従甥の場合、そもそも親たる従弟が負けず嫌いのオタクなので
その遺伝的な部分が大きいでしょうね
逆に、第一次怪獣ブーム直撃世代の私などは
近作はともかく、歴史に残るメジャー怪獣は脳内に刷り込まれているので
知らない事による焦りや悔しさ、という感覚は分からないんですよ。
でも知らないという事は、発見の楽しさも残されているわけですから
従甥にとっては、これからが至福のオタク人生なんでしょうね

>レゴブロックは大人のわれわれが遊んでもけっこうハマる

TVチャンピオンのレゴ選手権などを見るたび、世代を選ばず遊べる魅力に
溢れている事を、再認識します。
従甥のレゴコレクションも、ますます凶悪になりつつあるようで
ただハマると散財も大きいので、私などは手を出せないですが

今年もあい変らず、こんな調子で細々とやって行きますので
変わらぬご愛顧をよろしくお願い致します

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