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2010年12月 2日 (木)

続・幻のクライマックス

ずいぶん前の記事で、ブラウン管やスクリーンでは見られない
怪獣・ヒーローの『幻のシーン』をご紹介したことがありましたが。


今回の紙モノスキャン遊びは、その第二弾ということで
手持ちの少ない資料の中から、ありそうで無かったけどあれば見てみたい
夢のシーンをみつくろってみました。

まー有名な写真ばっかりですから、特に珍しくもありませんがcoldsweats01

まずは超有名どころから。コチラの写真です。


Photo_7   

皆さんご存知、初代ウルトラマンのファイティングポーズなんですが
この写真、手が握りこぶしなんですrock


劇中、スチール写真を問わず、ウルトラマンのポーズと言えば
猫背で腰に重心を置き、平手の手刀というイメージが非常に強く
私も、ウルトラマンに握りこぶしポーズという印象はほとんどありません。

これは1966年、本放送当時の撮影会で撮られたポーズだそうですが
そういう意味で、非常に貴重な一枚らしいです

逆にウルトラセブンは、劇中やスチールを通じて
握りこぶしのイメージが強いですが、そんな決めポーズの違いからも
スマートなウルトラマン、スパルタンなウルトラセブンという
両者のイメージの差が窺えて、面白い所ですねhappy01


で、次はコチラ。


Photo_5 
”仕事帰りに一度は寄りたい宇宙軒”でおなじみのhappy01
大映のSF超大作『宇宙人東京に現わる』(1956年 島耕二監督)の
宣伝スチールなんですが。


さすが、バイラスのビル串刺し写真でおなじみの大映happy01
劇中では星型一つ目のパイラ人は巨大化しないし
こんな大スペクタクルシーンも存在しない事は、皆さんもご存知の通りです。

でも、この洪水のイメージはむしろ
同社1963年制作のディザスター大作『風速七十五米』(田中重雄監督)の
ソレですよねー。

『風速~』はモノクロでしたから、カラーならまさにこんな感じかも。
築地監督入魂の洪水特撮は、この時点ですでに
スチールの形ながら実現されていたんですね。


東宝特撮作品からはまず、コレでしょうか。

Photo_3

今さら何の説明の必要もない、サンダとガイラの大暴れシーン。

この図版は、公開当時に発売された5円ブロマイドのソレ。
発売時のまま、何の画像処理も加えていないんですが
まず劇中にこんなシーンそのものが無いのはともかく
(コレはコレで見たかったですがcoldsweats01
ビックリしたのは画面右下。両怪獣を攻撃しているのはなんと
この作品のもう一つの主役にして東宝超兵器の代表格・メーサー車ではなく

『怪獣大戦争』(1965年 本多猪四郎監督)でX星人掃討の切り札となった
Aサイクル光線車ぢゃありませんか
eye

確かに『サンダ対ガイラ』の公開は『怪獣大戦争』の翌年、’66年ですし
メーサー車そのものがAサイクル光線車のミニチュア改造ですから
東宝兵器開発史的には、出演してもおかしくないんですが。
でも、特殊音波を発生させる装置だったはずなのになーAサイクル光線車。
しかも写真を見る限り、サンダとガイラにはけっこう効いてるみたいだしcoldsweats01

ダメ押しに上空のヘリからも、光線が発射されてますしねー。


いやー強いなー自衛隊。そりゃ指揮官が神宮司大佐ですから無敵でしょうけどpunch
サンダのお兄さんが、メーサー抱えてアタフタするのもムリないなあとcoldsweats01

でもまさかAサイクル光線車って、『サンガイ』本編には出演してませんよね?
画面の隅にちょっとだけ映っていたのを、ボンヤリ頭の私が見落としたとか?
うわーなんか心配になってきちゃったsweat01

「イヤ、このブロマイドは忠実だ!」とおっしゃる識者の方がいらっしゃったら
おバカな私に、どうかご教示下さいcoldsweats01


ブロマイドからもう一枚。コレは自信を持って、本編には無かったと言えますhappy01


Photo_6

本邦初の本格超科学戦争映画『地球防衛軍』(1957年 本多猪四郎監督)。
その序盤で、富士山麓の村を炎の海にする
謎の侵略ロボット怪獣・モゲラの都市襲撃シーンです。

お気づきと思いますが、このブロマイドではなんと、モゲラが二体も登場!
素晴らしいですねえこの破壊絵巻。やっぱり侵略兵器は複数じゃなきゃ。
「ガラモンの逆襲」「宇宙戦争」もかくやの豪華風景です。


このシーン、劇中ではモゲラは一体だったもんなー。
それはそれで不気味な迫力があったんですけど
手前に一体、奥に一体なんて画面構成も、敵側の圧倒的な攻撃力を想像させ
画面のパノラマ感さえ感じさせて見事happy02


闇の黒と炎の赤をメインとした、画面の色彩設計も含め
このブロマイドの迫力は、本編を凌いでいるような気がします。
もちろん、私もお気に入りの一枚ですhappy01



ご紹介したスチールやブロマイドはすべて当時物ですが
こうして見てみると、本編には無い独自の魅力がありますね。
これらを元に、「もう一つの本編」を妄想してみるのも楽しいものです。

で、今日の最後はこの一枚で。


Photo_8

「写真ならではの特撮世界に、ミニラもチビッコもビックリだhappy01

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コメント

まず、初代ウルトラマン
ウルトラマン初期はポーズが固まってないので試行錯誤の連続だったんでしょうね
写真の拳は小さいですが古谷敏さんの手のひらは実に大きいんです
握手すると体全体掴まれそうな錯覚に陥りますよ

パイラ人
これはもう・・・ケイブンシャの策略に見事にハメられましたね
悪い宇宙人にしか見えないもんね

サンダ対ガイラ
とりあえず怪獣は攻撃だ!
Aサイクル光線車って何台作られたのでしょうかね?
メーサーに流用されたのは2台
Aサイクル自体、X星人の攻撃で何台も破壊されましたからね
ネロンガ攻撃、ギャンゴ攻撃にも駆り出されましたから10台くらいあったのかな?

モゲラ
劇中では二匹出て来ますよ~って親切に教えてくれた写真ですね
これがゴジラだったら・・・訴えられますよ
実際とまるっきり違うシーンを捏造するのはマズイもんね
だけどさあ・・・ドゴラは酷すぎるよね
ドゴラのカッコイイ写真に憧れたオイラは・・・実際の映像見て・・・腰が抜けたよ

ミニラ
これはまた懐かしい
丁度子供の頃リアル世代だったもんね
ゴジラ・ミニラ・ガバラの記念写真みたいなスチルもありましたね

珠恵様 これらの写真はいずれも、特撮ファンなら誰もが夢想しそうな
「脳内クライマックス」ですよねhappy01

古谷敏さんの拳のサイズをご存知ということは
珠恵さんは、ご本人と握手されたのでしょうか?
それは羨ましいお話ですね。私はウルトラ系では「Q」のコンビ、
桜井さんと西条さんしかお会いしたことはありませんweep

私のパイラ人との初対面は映画本編でしたので
記事中のスチールのような誤解はありませんでしたhappy01
でも本編を見る前にこのスチールを目撃していたら
さすがにダマされたと思っちゃうでしょうね。
ま、大映宣伝部のサービス精神ということでhappy01

>Aサイクル光線車って何台作られたのでしょうかね?

いやー私も知らないんですが、後にあちこちで見かけるところを見ると
けっこうな台数があったんじゃないでしょうか。
当時の東宝特美のミニチュア精度は素晴らしかったですから
一作の出演だけで廃棄しちゃうのはもったいないですもんね。
とはいえこのスチールは・・・
たとえAサイクル車がこの作品に登場しても
サンダ・ガイラに特殊音波が効くとは思えないんですがcoldsweats01

>ドゴラは酷すぎるよね

アレこそ、円谷怪獣特撮最大の試行錯誤ですよねhappy01
個人的には、劇中のドゴラもけっこう好きなんですよhappy01
でもポスターなとで事前にイメージを刷り込まれると
「アレはいつ出てくるの?」みたいな期待が湧いちゃいますよね。
私なんかは、クライマックスで結晶化したドゴラが
所構わず街並みに落下する、あのロングカットに
大変秀逸なSFイメージを感じるんですがlovely

ミニラが狂言回しとなる「オール怪獣大進撃」は
なぜか私は劇場鑑賞していないんですよ。
ですから今も、ガバラだけは馴染みが薄いです。
作品ごとに荒唐無稽さが増していった、昭和ゴジラシリーズですが
それでもあの作品は、異質中の異質でしたもんね。
手元にDVDはあるので、今度じっくり見てみようと思いますhappy01

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