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2010年12月の記事

2010年12月30日 (木)

歳末おバカバトル

お正月の買出しに出かけるべく、エレベーターを降りたところでばったり会った
ちょっと宇崎竜童似のカッコイイお兄さんは
ウチのマンション一階、小さなイタリアンレストランの店長さん。

忙しそうに目で挨拶を交わすと、彼も足早に去っていきました。
どうやら年内は今日までの様子。明日からはお正月休みのようです。
誰もが年明けの準備に追われる年の瀬の空気は、毎年同じですね。

いやーそれにしても、この二日間はムダな動きが多くて反省ばっかりsweat01
先日ちょっとした家具を入手、備え付けついでに軽く部屋を掃除しました。
新年を迎える程度には片付いたので、今年の大掃除はこれでカンベンという事でcoldsweats01
でもなんか後ろめたさに襲われて、代わりにファーのケージを大掃除。
ふかふかの新品になった床材や牧草に囲まれ、ファーも落ち着かない様子でしたが
一時間もしたら、いつもの回し車で大暴れしてましたhappy01

そうして部屋掃除という大仕事を手抜きしても、年末の家事はまだまだ山積み。
そんな中で特に問題なのが、年賀状デザインのアイデア。

昔、広告代理店に勤めていた頃からの下らないこだわりで
出来合いのデザインで満足することだけは避けたいので
毎年、無い頭をヒネって考えるんですが
コレばっかりはヒーロー企画と一緒で、早く始めれば早く出来るものではなく
全然別の作業をしている間に、不意に降りてくるものなのです。


で、なんとなく腹案を抱えながら、年末のスケジュールをこなしている間に
買出しに向かった商店街で、アイデアが突然閃いたもんだからさあ大変impact
昔から、一度閃いちゃうととり憑かれたように
それを形にすることばっかり考えるのが、私の悪いクセでsweat01
脳内で嵐のごとく渦巻くのは、閃いた素案を活かす為の年頭の一文。
広告で言うボディコピーの類です。


そんな事やってる間も、スケジュールは山積み。
洗濯も追いつかず、昨日は深夜一時半、久々のコインランドリー使用を決意。
こんな深夜にランドリーを訪れるのは初めてで
ちょっと怖かったものの、名古屋の治安を信じながら
超大型乾燥機のお世話になっておりました。
でも洗濯物乾燥中の30分間、文案作成に集中できたのは意外な効能。
文才の無さに打ちひしがれながらも、何とかヒネリ出しました。


意気揚々とキーボードに向かったものの、一難去ってまた一難。
フォトショップで苦労して作ったデザインが、年賀状制作ソフトへコピーできないshock
考えてみれば、フォトショップからの直接印刷も可能だったんですが
なにしろ深夜だった上、年賀状は専用ソフトでという先入観のみに
ノルアドレナリンが分泌されまくっちゃって、脳内で応用が利きゃしないwobbly
ひょっとして拡張子の関係かもなんて、おバカの浅知恵で
あらゆる変換を試み何十回もトライした末に突き止めた、コピー不可の原因は
なんとファイルが重すぎて、ソフトへの反映が遅れていただけだったという
体中の筋肉がすべて断裂したような脱力感crying

ほどなく、コピーされたデザインのサムネイルが鬼のように並ぶ
ファイルを目にした頃には、窓の外は白々と明け・・・

この忙しい年末に、何という時間のムダ!
洗濯と乾燥、年賀状デザインで徹夜の末、仮眠をとって怒涛の印刷・宛名書き。
やっと先ほど、投函してきました。

とはいえもう30日の夜では、元旦には届きますまいcrying
ああ悔しい。私にもっとデザインの才能と作業効率アップの実力があればweep
毎年遅い年賀状作成ですが、今年はムダが重なりすぎました。
なんかもう、お仕事以上に疲れた感じでshock


大晦日前というのに、すでに寝不足でクタクタ。
さっきまでネヴュラ座では『ゴジラ×メカゴジラ』のDVDを再生
「機龍~~ッ!」と叫びながらの年賀状作業でしたが、気力、体力共に尽きました。

この作業遅れのしわ寄せで、明日もまだまだ予定が目白押し。
さらに明後日の元日は、年に一度の親戚筋大集合というイベントが待っております。
遠方へ帰省するわけでもないのに、何でしょうかこの疲労感はshock

そんなわけで満身創痍の中、今年はこの記事がラストとなります。
皆さま本年も、おバカな記事におつき合い頂いてありがとうございましたcoldsweats01

来年もこんな感じで、細々と続けていきますので
変わらぬご愛顧を、よろしくお願い致します。

それでは皆さま、また年明けにお会いしましょう。

来年が特撮新時代の曙と信じて。良いお年をhappy01happy01happy01

Photo
Photo_2

2010年12月27日 (月)

ストパー納め

半日近くミニバイクであちこち走り回って、日暮れすぎに帰ってきました。
これだけ寒いと、帰ってすぐは手足がブルブル震えちゃって
コーヒーの一杯も飲まないと、体が温まりませんwobbly

最高気温7度の寒さの中、無理して出かけたのは
お正月のドレスアップに備えた髪のおしゃれ、縮毛矯正の為でした。

もともとヒドい天然パーマ(「マ」を削除しても成り立ちますがweep)の私は
度重なる矯正のおかげで
今でこそ頭部のほとんどはストレートヘアがキープされていますが
新しく生えてくる髪は元気一杯にパーマがかかっているのでcoldsweats01
三ヶ月に一度はサロンで矯正をかけないと、頭頂部だけがうねうねヘアで
ものすごくみっともないのです。weep

歳とはいえ一応女子らしく、肩を流れるサラサラヘアで
お正月を迎えたいと、今年最後のサロン通いを決行したのでした。

先日、某所で居合わせた男性が
テレビに映っていたラックス・スーパーダメージリペアのCMを指さし
君はあのモデルに似てるねなんて言うもんだから

にわかに有頂天になっていたら
それはモデルのヘアスタイルの事だったという
失笑気味の爆笑オチがついた一件もあってweep
ようし顔は矯正できないけど髪だけは磨きをかけてやろうぢゃないのという
開き直りにも似た闘志も、私をサロンに走らせたのでしょうpunch


いやそれにしても
スッピンに何の変哲も無いセーター、Gパンで向かったお店で
担当してくれたスタイリストのお兄さんも初対面だったのに
何も言わなくてもテーブルに「Oggi」の最新号が置かれるあたり
一応女子として認められてるのねと、さらにいい気分happy01

たぶん私みたいなの用のマニュアルもあるんだろうなと
世間の理解ぶりに驚くばかりでございますcoldsweats01

でまあ、特にトラブルもなく事は進み
これまでの矯正よりも強力なパーマ剤を使った事情もあって
思った以上の仕上がりに驚くばかり。

担当スタイリストのお兄さんも、当初はぶっきらぼうで無口気味
コミュニケーションも取りづらくて、希望通りにやってくれるのかなと
やや不安でした。
変なスタイルにカットされたら後戻りできないしsweat02
でもこのクオリティーを見れば、やっぱり男は黙ってサッポロビールねと
尊敬のまなざしに変わる所が不思議ですcoldsweats01


というわけで、お気に入りのティアードスカートスーツもすでにクリーニング済み。
お正月の迎撃態勢は着々と進んでおりますが
問題は毎年の懸案、年賀状のデザインかなshock
いつも考えすぎて、出すのが30日の夜中になるんですよ。
たぶん今回も、元旦には届かないでしょう。
こんなことやってるのは私だけかなと思っていたら
年賀はがき購入に立ち寄った郵便局で、はがき売り場の局員さんに
「やっぱりはがきは今日ぐらいに、駆け込みで買われる方が多いですね」
なんて言われ、ホッとする始末。


こんなセリフを聞くと、ホントに年末を感じますね。
クリスマスが過ぎると、大晦日まであっという間に感じるのは私だけでしょうか。
26日から31日までの6日間が、体感時間では3日ほどに思えます。
ストパー納めなんて言ってられませんね。大掃除もまだだしsweat01
縮毛矯正後一週間は、髪を縛ると縛り跡がついちゃうので
シュシュやヘアゴムは必死にガマン。
今年の大掃除は、髪を振り乱して行う事になりそうですcoldsweats01


でもおしゃれなお正月を迎えるために、その程度は耐えなきゃpunch
優雅な白鳥が水面下で必至に足を動かすがごとく
年末の女子も、人には見せられない醜態をさらしつつ過ごすのでしたcoldsweats01

2010年12月26日 (日)

ミヤラビ脱力

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クリスマス翌日にメカゴジラあらわる!
逆襲バージョンのメカゴジラ2というところが、ちょっと設定違いだけどっcoldsweats01

すかさず口ずさむのは『noteミヤラビの祈り』
助けてキングシーサー!あなただけが頼り!


Photo_3 

現れたのはキングシーサー・・・ぢゃなくて
昨日のお話で、NAGOYAアカリナイトの会場に展示されていた
もうひとつの巨大オブジェ・獅子!
二十八宿の四聖獣には入っていない上
ごらんの通り、獅子舞風のコミカルなフォルムなので
ちょっと出し惜しみしていました。

しかもこの獅子、昨日の三体とは違って
電飾が施されていなくてsweat01

コレがすでに夜の状態。
見に来た子どもにも「ライトアップされてないぢゃん」なんて言われる始末coldsweats01


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ちなみにコレが昼間の状態。夜と全然変わりませんweep

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「逆立ちまでしてがんばってるのに、その扱いはないでゲスよsweat02
このおとぼけ顔では頼りないので、援軍を探して街中に出発dash


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近所のローソンで見つけたのは、沖縄物産フェアのシーサーくん。
けっこう大きくて、ひときわ店頭で目を引きますeye


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なんかこの顔も、メカゴジラに勝てそうには見えませんねcoldsweats01
歯並びの良さと虫歯が無いところは羨ましいけどhappy01
「きれいな鼻の穴もちゃんと見てねメンソーレnote

たまたま見かけた獅子二つで組んでみたので
つながりや時節感は一切考えていません。失礼しましたsweat01
ま、こんなもんですよクリスマス後の記事なんてcoldsweats01

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2010年12月25日 (土)

激闘二十八宿

前々回のお話で名古屋を襲ったhappy01竜・虎・鳳凰ですが
実はアレ、今夜までの期間限定イベント
『NAGOYAアカリナイト』の特別造形物・巨大オブジェの数々でした。
撮影が昼間だったので、全身グレーの渋い色合いだったんですが
アカリナイトのイベント名の通り、夜は美しくライトアップされます。

それを見られるチャンスは今夜が最後ということで
極寒の中ミニバイクを飛ばして、撮りに行ってみました。


奇しくも、お仲間の自由人大佐さんから頂いたコメントで
おのおののオブジェを
『ガメラ3 邪神覚醒』劇中で語られた
二十八宿の四聖獣
青龍・白虎・朱雀に見立てられたアイデアに、目からウロコの私happy02

これを機会に改名し、昼間の写真と合わせて
美しく輝く夜の姿をアップ致します。

昼間と夜の写真はほぼ同アングルですが
ライトアップの状態をより良くお見せしたいので
若干のアングル変更はご了承をhappy01



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昼間はこんな色合いのが・・・

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夜ともなれば、青く輝く東の青龍へ。


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今まさに、テレビ塔を襲わんとするも・・・

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極彩色に輝く、西の白虎に変身!
白い虎じゃないのが惜しいですが、そこまでピッタリとはいきませんcoldsweats01



Photo_20

巨大な翼が、鉛色の空に溶け込みそうな鳳凰も・・・

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翼を紅蓮の朱に染め上げた、南の朱雀へ!

いやー寒さをこらえて、ミニバイクを飛ばした甲斐がありました。
夜の写真は、オブジェ以外の景色が見えないために
画像処理や合成写真みたいに見えるのが悔しいですがsweat01
ホントに現場へ赴いて、寒風に歯をガチガチ鳴らしながら撮ったものですcamera
この美しいライトアップも今夜までということで
私と同じく多くの人たちが、写真撮影に訪れていました。


さて青龍・白虎・朱雀と来れば、残る一体も当然撮ってきました。
残念ながらオブジェは無いので、ソフビ持ちこみでhappy02


Photo_22

南の朱雀・イリスに挑むのは、北の玄武・我らのガメラ!
ライトアップされたテレビ塔をどうしても入れ込みたくて
ベストスポットを探しうろつく事15分。
30枚以上のNGカットの末、ようやくたどり着いた一枚ですcoldsweats01

でも時代は変わりましたねhappy01
夜の繁華街に怪獣ソフビを置いて、必死にシャッターを切っていれば
以前なら奇異な目で見られましたが
最近は若いカップルから「おっすごい」「カッコイイね」なんて言葉を
かけて頂けるようになりました。

怪獣もオタクも、世間に認知されるようになったという事でしょうか。
それとも皆さん、クリスマスデートでゴキゲンだったのかな?
まーいーや。私も今夜は、このガメラさんとテレビ塔でデートと

思う事にしましょうcoldsweats01

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大須ガンダム

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というわけで前回の続き。
mixiニュースで先日知った驚きの逸品を
ここ名古屋は大須・第1アメ横まで見に行ってまいりました。

オタク御用達のお店として、かつてはよく通ったものですが
最近はずいぶんご無沙汰ですcoldsweats01


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件のニュースで話題になったのは、顔つきも勇ましいこのお方。

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全身ダンボールだけで組み上げられた、フリーダムガンダム!
言わばお手製の、ビッグなペーパークラフトですhappy01


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近くに添えられた説明文によりますと。
コレは私が住む愛知県の北、岐阜県にある
ラーメン店の店主さんが、約三年の歳月を費やして作り上げた
一大アート作品との事です。

うーむさすが中部はガンダム生誕の地。地元民の思い入れもハンパぢゃないlovely
キー局だった名古屋テレビにも、以前はお仕事でお世話になりましたhappy01

私なんてガンダムは初作と0083、Gガンダムくらいしか知らないので
このフリーダムガンダムもチンプンカンプンなんですが
ニュースによると、作者もこの機体については詳しくなく
形のカッコ良さで選んだそうなので
私も純粋に、アートとして楽しむことにしましょうhappy01


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どの角度から見てもカッコイイhappy02happy02happy02
初代RX-78から連綿と続く、ガンダム独特のデザインラインが
見事に再現されています。

手前のビームライフル?や持ち手の指を見れば
ダンボール製という事がよく分かりますね。


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顔から胸元の面取りも見事。
考えてみればガンダムのフォルムって、基本的に平面の組み合わせですから
ダンボールのような平面素材なら、比較的立体化しやすいのかもしれません。


Photo_7

バストショットの逆角度。
後頭部の曲面再現なんて、ものすごく手間がかかってそうですね。
胸のエアダクトも、ちゃんと内部まで作りこまれているのがわかります。
いやー三年の製作期間はダテじゃありません。
さすがガンダム生誕地の意地っpunch


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横に回りこんでみました。
眺める人と比較すれば、このガンダムの大きさが分かりますね。
全身に渡ってまったく手抜きの無い、見事な出来に感服しました。
パーツ割りはバンダイのキット参考とはいえ
その数はハンパぢゃありませんねーhappy01


作者は本業がラーメン職人で
このダンボールアートが余技に過ぎないところもカッコイイ!
作者はまさに「異能者」ですね。ガンダムネタぢゃないですけどcoldsweats01

私がデジカメでパチパチやっていた時、展示コーナー向かいのお店では
「mixiの効果で、23日の祝日はどえりゃーことになっとった」
なんて、スタッフとお客さんが話していました。
後半の名古屋弁を約すと「凄い数の見物客だった」なんてニュアンスでしょうかhappy01

私もこのダンボールガンダムを、前述のニュースを紹介したmixiで知りました。
先日話題になった中国の1/1ガンダムよりも
コッチの方が出来は数段上です!

さすがガンダム生誕地の(しつこいですかすみませんcoldsweats01


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シールドもしっかり作りこまれてますね。
作者の方は来年、着色に挑戦されるご意向らしいですが
個人的にはこのダンボールの地色状態の方が
アート性は高いような気もしますね。日比野克彦さんの作品みたいでhappy01
昔、デザインの道を志した者として、非常にシンパシーを感じます。
いやーいい目の保養をさせてもらいましたlovely

お台場に建った1/1ガンダムは見逃したけど
私はコレで充分かな
happy01


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気がつけば、足元にはこんな子がhappy01
ハイクオリティーが売りのリボルテックも、このガンダムにはビックリのようですhappy02


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さらにっ!ただガンダムと書いてあるだけの、かぶれるダンボールまでっhappy02
これをかぶって記念写真を撮るのが、名古屋ではトレンディらしいですが。
うーむ長年住んでいながら、名古屋ガンダマーには今ひとつ溶けこめない私っcoldsweats01


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一応、私が撮影した証拠ということで、連れて行ったたみちゃんとパチリcamera
このたみちゃん、クリスマスには大活躍ですね。
足元のトナカイも笑ってるところがポイント高いhappy01


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ファーちゃんそれは別のガンダムでしょcoldsweats01
素材がダンボールだから、ゴッドフィンガーなんて使ったら全焼しちゃうよsad

とはいえ今度はこのサイズで
ジェスターガンダムやマンダラガンダムも見てみたいですがeye
モチーフがちょっと色モノすぎて、モチベーションが続かないかなsweat01


というわけで皆さんも、素敵なクリスマスになりますように。
ガンダム発祥の地(もういいってcoldsweats01)名古屋からお送りしました
xmas

2010年12月24日 (金)

竜・虎・鳳凰 大怪獣総攻撃

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今日はクリスマス・イブxmas
お仕事の帰りに、ミニバイクで名古屋中心部を走っていたら
朝からの晴天がにわかにかき曇り、なにやら不穏な空気がcloud


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あっあれは何だ!
今まさに、名古屋のシンボル・テレビ塔に咬みつかんとする
巨大な影が!


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その姿は、伝説に登場する恐怖の怪獣・竜ではありませんかっshock

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さらにテレビ塔を狙うのは、荒ぶる巨大暴竜・虎!

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そして大空を往くのは、驚異のソニックブームを放つ飛行竜・鳳凰!

ああ何ということでしょう!
今や愛する街名古屋は、前世紀の世界に戻ってしまったのでしょうかっ!
私たちは彼らの暴力に、なす術もなく蹂躙されるだけなのでしょうかっshock


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まさに竜・虎・鳳凰 大怪獣総攻撃!(好きなんですよこのタイトルcoldsweats01
その危機をいち早く察知したのは
駅前の名古屋ビューティー・ナナちゃん!

「そうだわっ!名古屋にお忍びで来ているあのヒーローに
助けを呼ばなければっ!」


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『ガンダームッ!!!』

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名古屋の秋葉原・大須のアメ横ビルで
ナナちゃんの叫びに応えたのは
「mixi効果でえらいことになっている(お客さん談)」あのロボットヒーロー!
そのひみつは次回の「ネヴュラ」で!
(写真はすでに撮ったんですが、記事を続けるスタミナが切れちゃってcoldsweats01

2010年12月23日 (木)

晴天イブイブ

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今日は天皇誕生日。せっかくの祝日なのに、今朝7時半の名古屋はこんな空です。
朝焼けの名残が差し色になっていて、コレはコレでカッコイイんですがhappy01

このまま曇りの一日もやだなあと思っていたら
あっという間に雲は風に流れ、きれいな青空が見えてきました。


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明日から三日間ほど、名古屋は曇り続きになりそうな予報で
どうやらイブもクリスマスも、こんな晴天は拝めないかもしれません。
8時半。雲が絶妙な位置にかかりました。
コリャ貴重な瞬間と、あわててベランダで一枚camera

クリスマスバージョンのたみちゃんも、文句なしの青空にゴキゲンですhappy01

今日は風が強いので、この雲も数秒後には去ってしまい
一面の青空となりましたsun
でも、この程度の雲がかかった方が、空に表情があって良いですね。
ポスターにでも使えそうなほどの、ビューティフルスカイですlovely

お仕事で屋外ロケの機会があると、特に思うんですが
自然がときおり見せるこういう瞬間は、狙って見られるものではありません。
そんな貴重な場面に立ち会えることの贅沢さを、最近は身に染みて感じます。
自然は本当に美しい。まるで天然の万華鏡のようです。

朝からこんなに晴れると、テンションも上がるから不思議ですね。
上空を旋回するセスナの響きがのどかな、晴天のイブイブです
happy01

2010年12月22日 (水)

帝王ご満悦

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私の名はゴア様!人呼んで宇宙の帝王。
地球の征服者だ!「様」までが名前だぞ!

ドロックスと一緒に踊りに行っちゃったおバカなオタクイーンに代わって
今日の記事は私が乗っ取った。
奴が手に入れたX-PLUS製・私の円盤型LEDライトスタンドのひみつを
君だけにそっと教えてやろう。ぬふはははははっ!


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円盤のライト部分が劇中のように光る、おしゃれなライトスタンドだ。
乾電池式なのでコンセントを気にせず、気軽に持ち運び出来るぞ。
もちろんアームは自由に角度が変えられるすぐれもの。
君の机があっという間にピープロの特撮ジオラマに早変わりする
すばらしい逸品。

これも全て、宇宙の帝王ゴア様のおかげと感謝するがいいぬふははははっ!


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あのいまいましいマグマ大使が住むという火山をイメージしたベースには
円盤を点灯するスイッチと、マモルが奴らを呼ぶ笛がセットされているぞ。

私は心が広いから、ベースに火山や笛が付いていても気にしないのだ
ぬふははははっ!


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ベースのスイッチでライトを点灯させたら
この笛のボタンを押すがいいっ!
ピコピコピーという劇中のオリジナルSEと共に
頭の良い私の円盤が警戒して、ライトの色が変わるのだっ!


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この白いライトや・・・

Photo_7

こんな赤いライト。さらに強弱2種の赤白点滅と
合計四種類の点灯が楽しめるのだっ!

しかし覚えておくがいい!
笛を何度鳴らしても、ガムはおろかモルもマグマも飛んでは来まいっ!
それはピープロが無くなったからなのか、君が大人になったからなのか
よーく自分の胸に聞いてみることだなっ!ぬふはははははっゲホゲホ
sad


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オープニングでおなじみの、こんなポーズもこの通り!
どうだ思い知ったか!宇宙の帝王に不可能はないのだ!

昔作ったクラウン製ゼンマイキットのゴアゴンゴンは
プレミアが高くて買えないけどsad

待てっゴア!
オタクイーンのブログをお前の勝手にはさせないぞ!

なにっ!キサマはマグマ大使!

Photo_9

そうだっゴア!天気もいいし近所の公園で勝負だっ!
望むところだマグマ!ゴア様の底力を見るがいいっ!
外へライトを持ち出すのはちょっと恥ずかしいけどっ!

恥ずかしいのはお互いさまだっ!
森の写真を撮ってたおじさんにチラ見ばっかりされてたぞっcoldsweats01



てなわけで撮ってみました
今回入手の『ゴアの円盤LEDライトスタンド』。
さすがX-PLUS。今まで商品化されていなかったのが不思議なほどに
すばらしい発想の逸品です。
コナミ製『超人ヒーロー伝説』のゴア様とマグマ大使をあしらえば
まるでライトにあつらえたようなおさまりのよさhappy02

まさにピープロファンの夢を形にした、マグマグッズの決定版と言えましょう。
情報を下さった珠恵さんに、改めて感謝いたしますっhappy01

せっかくの晴れ間なので、ついでにこんなのも持ち出してパチリcamera


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わが家のマグマグッズ揃い踏み。ほんの少しでお恥ずかしい限りsweat01
暮れも押し迫ったこの時期に、公園でマグマ大使のプラモなんて撮ってるおバカは
私ぐらいのものでしょうcoldsweats01
でも冬の弱い太陽とはいえ、自然光の下で撮ると、発色が段違いですね。
お正月には、写真バックの電動歩行マグマを作りたくなりましたpunch


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2010年12月21日 (火)

謎の円盤GOA

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誰も知らないある日の夕方、そのお宝は届きました。
すかさず寄ってきたこわもての怪獣さんに
さしものおとぼけファーちゃんも不安そうですshock

ネットオークションで昨日落札、振り込んだばっかりなのにこの速さ!
あわてて包みをほどいてみると・・・


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現れたのはこんな空に似合う、円盤型LEDライトスタンド!
操るは地球征服を企む
アフロ頭がキュートな宇宙のトカゲ帝王さんです(違いましたっけcoldsweats01


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まさに悪役のお手本のような
自信タップリの笑い声が、人々を恐怖のズンドコに陥れますshock
ファーちゃんバカにしてると、人間モドキに入れ替わられちゃうよ!
ようしこうなったら、円盤とセットになってたこの笛をピコピコピーと鳴らして
元祖バルキリー、金色のヒーローを呼ばなきゃ!


お仲間の珠恵さんに教えてもらったこのお宝。
詳しい中身は、次回の「ネヴュラ」でご紹介しましょうっ!
ロッテのガムを用意してお待ち下さいhappy01

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2010年12月20日 (月)

雲下の銀翼

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やや曇りがちだった、今朝10時の名古屋。
所用のついでに向かったいつもの池の対岸では
寒空の下、大勢のカモメが翼を休めていました。


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空を見上げた一羽が、何かに気づいたようです。
「あっ!アレは何?」


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雲の合間から覗く太陽を、轟音と共に遮る姿は
現代社会を防衛する11人の勇者・マイティジャックが駆る
万能戦艦・MJ号!

全長235メートル・全幅150メートル
全高41メートル・総重量2万8000トン

モノクロームに塗り込められた大空を鋭角に切り取る
その雄雄しき銀翼には
秩序の盾という重い使命が、背負われているのです!


この夏にも、朝日バックのMJ号を写したことがありました。
晴天が似合うという先入観を持っていたMJ号ですが
こんな不穏な空を飛ぶ姿も、ドラマチックで良いですね。

両方ともフューチャーモデルズのEX合金ながら、背景が代わるだけで
これほどまでに違う表情を見せるとはhappy02

目指すは陰謀渦巻く海底か。
それともオーロラ輝く北極か。
ピブリダー発進!アンチミサイル発射!
当隊長の号令一下、マイティジャックは今日も行くpunch

ああなんてカッコイイlovely
これまで何度もお話していますが
MJ号ほど、万能戦艦の呼び名が似合う未来兵器もありませんね。
無骨な迫力に溢れる戦艦は数あれど
MJ号には無骨さに代わって、しなやかな美しさを感じます。
波をねじ伏せて飛ぶ海底軍艦・轟天号に対して
MJ号は波をまとう感じhappy01


冨田勲氏の手による主題歌やBGMは、どれも大好きですが
今日の曇天写真には、この歌が似合いそうです。

今聴くと、ものすごく大人っぽい曲ですね。
池でくつろぐカモメたちも、きっと聴き惚れることでしょうhappy01


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2010年12月19日 (日)

『SPACE BATTLESHIP ヤマト』感想③ 監督視点

今月9日に劇場鑑賞した『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の感想。
気まぐれ企画ながら今回は第三回、監督という視点からのお話です。
毎度スカスカの内容で、また皆さんに呆れられるとは思いますがcoldsweats01

ちなみに前々回『ヤマト・SFファン視点』の感想はコチラ。
http://spectre-nebura.cocolog-nifty.com/cultnight/2010/12/post-f85f.html

前回『映画ファン視点』の感想はコチラです。
http://spectre-nebura.cocolog-nifty.com/cultnight/2010/12/post-fe43.html

いずれもやや長文の上、今回との連続感想でもないので
ご興味あればご覧下さい。

今回のお話の参考にさせて頂こうと、ネットで作品の感想など
つらつらと覗いていた所、ちょっと琴線に触れる一節がありまして。

「この作品はつまらなくはないが、特に面白くもない。」

なるほど私の感触も、ちょっとそれに近い物があります。
アニメ版『宇宙戦艦ヤマト』実写リメイクゆえの思い入れを一切排除し
純粋に「映画」という点で、今作を見た場合の印象ですね。

前回、前々回の感想では
アニメ版ヤマトのレプリカとしての、今作の立ち位置を考えてみましたが
確かにストーリーの紡ぎ役となる「演出」という観点から見ると
今作から受けるイメージは、そんな感じです。
特に抑揚がなく一本調子で、見せ場や泣かせ所が見当たりませんでした。
あくまで私の印象ですので、誤解等なさらぬようcoldsweats01

例えば、洋画の見せ場で言えば

『恐怖の報酬』(1952年フランス アンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督)の
「スポンジでできた橋」のシーン

『大脱走』(1963年アメリカ ジョン・スタージェス監督)に於ける
マックイーンのバイクジャンプ。

邦画の泣かせ所なら『生きる』(1952年東宝 黒澤明監督)の
「ゴンドラの唄」のシーンと言えば、なんとなくお察し頂けるでしょう。

「あの映画と言えばあのシーン」という、作品の顔という意味ですね。

この顔が無いと、作品の全体像がなんとなくボケてしまって
感想を他人に話す時も「あのシーンが最高で」なんて説明がしづらい。

「いやオタクイーン、私は各キャラクターの名ゼリフに泣き
ラストの特攻シーンでは号泣した」

なんてご意見もおありでしょうが
それはアニメ版ヤマトの「記憶」が流させた涙であって
今作オリジナルの感動ではないんじゃないかと。

冒頭でご紹介した「特に面白くもない」という一節が、それを物語っています。
やっぱり以前の記事でお話した「記憶フィルター」が無いと
波動砲のVFXもあの特攻シーンも、凡庸に映るんですよ。

普段は人一倍涙もろい私にしたって
劇中でどんな名ゼリフが出ようと、涙腺はピクリともしませんでしたthink

「アニメ版のキャラを生身の役者が演じる事による感動」を
「ドラマそのものの感動」と混同することは、私には出来ないのです。

今記事冒頭の感想を書かれた鑑賞者の方も
おそらく似た思いをお持ちだったのでしょう。

さて。前述の「映画の顔」を生み出す要因とは、いったい何でしょうか。
テレビ屋としての私の経験から申し上げれば
それはひとえに「監督の明確な意思」です。
「他のシーンの評価が低くても、ここだけは譲れない」という
意固地なまでの監督の熱意がスタッフ、キャストを動かし
シーンに魂を込めるわけです。

と同時にそれは、監督本人のキャリアや資質とも大きく関係してきます。
「見せ場」は、心の琴線レベルが観客と同じ周波数でなければ作れないし
同じ琴線を持ち合わせていても、それを表現できる映像のスキルがなければ
「言いたい事は分かるんだけど・・・」という
舌足らずな印象を与えてしまうからです。

その点、今作『SPACE BATTLESHIP ヤマト』を手掛けられた
山崎貴監督はどうでしょうか。

私の大好きな作品『ALWAYS 三丁目の夕日』二部作の監督ですから
資質や泣かせ所のセンスについては折り紙つき。
『続三丁目』ラスト近く。茶川さん作「踊り子」を、ヒロミが電車内で読むシーンでは
不覚にも劇場で号泣した経験がありますcrying
もちろん私も今作の鑑賞前は、何の心配もありませんでした。
でも、今作に関しては何かが違う。

その違いがわからず、そんな状態で感想を書いては監督にも失礼と思ったので
氏のオリジナル脚本・監督作品による『リターナー』(2002年東宝)を
久々にDVD鑑賞しましたcd

原作の呪縛が強い『ALWAYS』や『ヤマト』と比べ
山崎監督ご自身の脚本による『リターナー』なら、監督の資質や個性が
はっきり出ているだろうと、浅知恵ながらも考えたからですcoldsweats01

初見からずいぶん経っていたので、ストーリーもうろ覚えで
先入観なく楽しめましたhappy01
『ジュヴナイル』に続く、監督の劇場版第二作という事もあり
随所に説明不足やカットワークの甘さは感じるものの
全体的には後の活躍を予感させる、才気溢れた快作だったと思います。
で、もう一つ、なんとなく感じたことが。
たぶん山崎貴さんという監督は、「間」の演出はあまり得意ではないんでしょうね。
『リターナー』でもアクションシーンのカットワークが生み出すリズムは
人間の生理に非常に合っているんですが
ラスト近く、金城武と鈴木杏の2ショットシーンは、少々間延びした印象を
受けましたから。

ただ、山崎監督の名誉の為に申し上げれば
この「間」の演出、言い換えれば「沈黙の緊張感を持続させる撮影・編集テク」は
おそらく映像演出の難易度では、最高ランクに位置するものと思います。

おいそれと出来るものではないんですよ。

私はこの「間」の演出を、映画監督の才能を計る指針の一つと考えていますが
世に言われる天才監督は、例外なくこのテクニックに抜群の冴えを見せます。

「ネヴュラ」でもよく話題にする
『フレンジー』(1972年イギリス=アメリカ アルフレッド・ヒッチコック監督)
中盤の殺人直後、ビル入口ショット約30秒に封じ込められた「間」が
作品製作後40年近く経つ今もなお
見る者に絶対的な緊張感を与えている現実を考えれば
ヒッチコックが紡ぐ時間操作の天才ぶりが、おのずとご理解頂けるでしょう。

そういう的確な時間操作が、作品の一本調子を回避する「緩急」を生み出し
ひいては作品に「コク」をもたらすわけです。

映像作品の印象が、カットごとの時間というファクターによって左右されることを
ヒッチコック以上に
雄弁に語る監督を、私は知りませんlovely

なぜ私がこれほど「間」の演出にこだわるのか。
それはこの「間」こそ、アニメ版『宇宙戦艦ヤマト』に於ける
一つの演出上のエポックであり
冒頭にお話した作品の見せ場・コクを生み出す
大きな要因だったように思うからです。

例によっておバカなこだわりですが。
私は『宇宙戦艦ヤマト』アニメ版第1シリーズの演出手法に

『遅く・重く・古く』

という印象を抱いておりましてhappy01

「人類滅亡まであと○○日」なんてカウントダウンで視聴者を焦らせながら
遅々としてストーリーが進まない、ストーリー進行の
『遅さ』。

宇宙航行シーンや爆発シーン、波動砲発射シーンに代表されるメカ演出の『重さ』。

太平洋戦争の空気感と、敵味方の両陣営がいにしえの武人の風格を思わせる
人物描写の『古さ』。
(若いファンの皆さんには分からないかもしれませんが
『ヤマト』のテイストは、本放送当時の1974年に於いてすでに古かったのです。
その融通のきかない頑固さ・古さが、視聴者には逆に新鮮に映ったんですね)
そうしたイメージを持たせる要因の一つに、劇中の「間」があったわけです。

例えばアニメ版第1シリーズ第3話『ヤマト発進!!29万6千光年への挑戦!!』
(1974年10月20日放送)劇中に於ける
有名な「波動エンジン初接続シーン」の緊張感。

一度目の失敗による二度目の接続の瞬間、またも沈黙する波動エンジン。
しばしの静寂に続き、地の底から湧き上がるがごとく響くエンジン音。
「や、やったー」と叫ぶ古代のセリフまでの「間」。

正味45秒間、わずかなセリフを除いてエンジン音だけが支配するこの「間」に
視聴者は沖田艦長や島、古代らと同じヤマトクルーの立場に立って
二度目の接続失敗や、迫るガミラス超大型ミサイルへの恐怖との戦いを
強いられるわけです。
30分番組で、45秒もの無言時間を作る演出もかなりの冒険ですが
その「間」が決して冗長にならず、視聴者に極限の緊張をもたらす手腕は
タダモノではありません。

さすがアニメ演出のベテラン・石黒昇氏。彼もまた天才だったのでしょう。

数話後のワープシーンしかり、「ヤマト」第1シリーズには
こうした絶妙な「間」の演出が非常に多く
その全てが、それまでのアニメには見られなかったものでした。

それが私に、ヤマトに対する『遅く』『重く』という印象を与え
しいては名場面、作品のコクに繋がっていたとも言えるのです。

件の第3話の映像ソフトをお持ちの方は、試しに今一度ご覧頂いて
これ以上でも以下でも成立しない「間」の緊張感をご堪能下さいhappy01

こういうお話をすると、つい長くなっちゃうのが悪いクセで申し訳ありません。
本題の『SPACE BATTLESHIP ヤマト』にお話を戻します。

鑑賞された方はお分かりと思いますが
今作にはそういう「間」をはじめ、『遅く・重く・古く』という
アニメ版独特のコクはありませんでしたthink

それはやはり前述した、山崎監督の時間操作の不得意さゆえでしょうし
監督と私との、ヤマト観の違いもあるのでしょう。

ただ誤解を避ける為に申し上げれば
私は別に、このアニメ版ヤマトと同様のコクを
『SPACE~』に期待していたわけではありません。

せっかく実写で作るのだし、アニメと同じ事を期待するのはむしろ筋違い。
あの『ALWAYS』の山崎貴監督が手掛ける作品なんだから
『遅く・重く・古く』に代わる、実写版ならではのテイストを
期待していたのです。

鑑賞後「なるほどこれは新しいコクだわー。さすが山崎監督。」
なんて驚嘆のセリフを、どれほど言いたかったことかcoldsweats01

そういう意味では、私は今回の作劇にかなり落胆したのですがsad
別の部分での発見もありました。
山崎監督は、作品への過度な思い入れを抑え、ご自身との距離感を保つ能力や
撮影現場に於ける演者とのコミュニケーションの手腕は
非常に卓越しているという事です。

『リターナー』に於ける岸谷五朗の演技が素晴らしかった理由は
やはり作品に対する山崎監督の方向性、キャラクター造形が
固まっていたからだと思うし
それを演者に伝えきるって、凡庸な監督にはなかなか出来ない事ですからhappy01

ただ『SPACE~』の場合、いかんせんアニメ版のイメージが
演者一人ひとりの中に先入観として根付いてしまっているので
演技の方向性が、各自でややバラバラになってしまったきらいがありますね。

黒木メイサや高島礼子の演技に掘り下げの浅さを感じた理由は
ご両人の演技プランの詰めが甘かった事もあるでしょうが
おそらく山崎監督の中でも、設定変更された森雪や佐渡先生の人物造形に
やや探り探りの点があったからだと思います。
こういうところが画面に出てしまうから怖いですよね。監督って。

余談ながら、今作の木村拓哉さんについてお話すれば。
彼は、自分がこの作品に出る意味を理解する能力は天才的で
おそらく山崎監督が予想した以上に、実写版古代を演じきったのではと考えます。
今作の彼に対しては「どんな作品に出てもキムタク」なんて意見が多いですが
彼は、そんな評価よりもはるかにしたたかですよ。
ルックス、ヒーロー性、ネームバリュー、集客力のどれをとっても
今の日本で、彼以上に古代に適した存在は居ません。

今作が映画としてより、イベント性を重視した企画であるのと同じく
古代役に要求された物も演技力ではなく、スター性ですから。
木村氏はそれをいち早く理解し
あえてステレオタイプの「キムタク」を演じたわけです。

これは作品の方向性として、実に的を得ています。
これが山崎監督のサジェッションによるものなら、監督もまた天才的と言えますが。

他の演者に対しても、語れと言われればいくらでも語れますが
また長くなりすぎますので、これくらいにしましょう。

いずれにせよ私は、山崎監督に対して
作品のコクを、カットワークや時間操作など個性的な映像感覚に込めるのではなく
俳優個々への作品ポリシーの伝え方に込めるタイプと見ました。
役者の演技を通じて、スクリーンに監督の思いが滲み出てくる感じ
とでも言いましょうか。うまく言語化できませんが。

いわゆる、作り手知らずの名作をモノにするタイプ。
古くは成瀬巳喜男監督、今なら山田洋次監督に近いスタイルと言えましょう。
作品ごとの落差は大きくても、時に超ホームランをたたき出す天才肌ではなく
着実なヒットで手堅く成績を稼ぐ、職人タイプといった印象です。

こういう有名原作の映画化をたて続けに行いながら
一般評価を大きく外さない監督なんて
多いように見えて、本当に少ないんですよ。
そういう意味では、今後の仕事から目が離せない監督の一人ですhappy01

ご自身が持つVFXという強力な武器を、作品の題材とどう結びつけ
作品の魅力にまで昇華させるかという事が、今後の監督の課題でしょうね。
『ALWAYS』ではそれが、実にうまく機能していたように思えたのですがhappy01

いやー今回も好き勝手なお話で、また長くなってしまいました。
これでもホントは、語りたいことの十分の一以下なんですが
なにしろ文才が無いので、思いがうまく言葉にできません。
いつものごとく、不器用なおバカのたわ言とお笑い下さいcoldsweats01

さて、次回の感想はいよいよラスト。『プロデューサー視点』。
「興行」「商売」の面から見た場合の今作です。

これはたぶん、今作に心酔された方の夢を打ち砕く
辛い感想になるような予感がしますcoldsweats01
(私もまだ書いていないので、予想しか出来ません)
例によって気まぐれゆえ、感想は次回の記事とは限りませんので
なにとそご容赦下さい。
まー作品の内容にほとんど触れない上、ストーリーがセリフがメカが云々と
普通の感想を一切書かないこんな記事、期待される方も皆無でしょうから
そういう意味では気楽ですがhappy01

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2010年12月17日 (金)

焔の鬼獣

Photo_2

美しかった日の出からそのまま、終日晴れ渡った名古屋。
最高気温は10度に届かなかったものの、降り注ぐ陽射しは暖かく
爽やかな歳末の一日を送ることができました。
今朝の太陽写真に続き、これまた美しい午後4時半の夕焼けにあしらったのは
現在まで続くメカゴジラ史の扉を開く一頭にして、最凶の侵略兵器。
『ゴジラ対メカゴジラ』(1974年東宝 福田純監督)に登場した
ブラックホール第三惑星人の尖兵、昭和メカゴジラです。


ゴジラ最大のライバルとして、シリーズ屈指の人気を誇るキャラクターですが
一口にメカゴジラと言っても、この昭和版をはじめ
平成版、今朝の写真に登場した機龍まで
キングギドラ同様、劇中の設定に応じてさまざまなバリエーションが存在し
それぞれに多くのファンを持っていますから
最高・最強の称号も、ファン同士で意見が分かれるところですねhappy01


個人的な好みで言えば、デザインでは
『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』(2003年東宝 手塚昌明監督)
に登場した3式機龍・三連ハイパーメーサー装備版なんて好きなんですが
こと敵役としての圧倒的な存在感、痺れるような暴れっぷりでは
この昭和メカゴジラに軍配が上がりそうな気もします。

怪獣対決ものは、敵役が強いほどドラマがヒートアップするので
魅力的な敵役が生み出せれば、ドラマの成功は約束されたようなもの。
劣勢に劣勢を強いられたゴジラ・キングシーサーのタッグチームが
反撃に転じる瞬間に覚えるカタルシスは、非常に大きなものでしたlovely


叶わぬわがままを承知で言わせて頂けば
この昭和メカゴジラで、もう一本ほど新作が見たかったですね。

いかに傑作の呼び声が高い、昭和メカゴジラ二部作も
今の目で見れば、やはり子どもの目線に合わせた
東宝チャンピオンまつりのメインプログラムに過ぎなかったわけですから。

この悪役ぶりのスケールを考えたら、子ども番組のキャラクターには
ちょっともったいない。
かつて、三船敏郎の存在感は日本映画の枠を超えていて
むしろハリウッド映画のスケールと語った識者が居ましたが
それと同じ感覚を、昭和メカゴジラにも覚えます。

昭和メカゴジラの存在感は、子ども番組の枠を超えているんですね。
偏ったおバカのひいき目に過ぎないことも、承知の上なんですがcoldsweats01

目元や口元をはじめ、各部に鬼を思わせるフォルムを持ち
ただ破壊という目的のみで作られた、この恐怖の尖兵には
ゴジラ一頭では、とても叶わないような気がします

「いや『メカゴジラの逆襲』では、ゴジラが勝利したぢゃないの」
なんて言われちゃうと一言も無いんですが。まーあれは操縦側の心の弱さ、
アイアンキングのピンチを静弦太郎が救ったようなものですから
本当の意味で、ゴジラとメカゴジラがガチンコ勝負をした場合の
壮絶な顛末を、大人向きの作劇で見てみたいものです。


脚本・橋本忍、監督・森谷司郎の’73年版『日本沈没』コンビあたりが作ったら
ものすごい作品が出来そうですね~lovely

もちろん『日本沈没』も昭和メカゴジラも、特撮は中野昭慶監督でしたが
作品のテイストによって、特撮の雰囲気は全然変わりますから。
あの全兵器一斉発射・オールレンジ攻撃だって
森谷演出が本気を出せば、街の一つくらいは吹っ飛ばしちゃうでしょうね
happy01

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氷の戦獣

Photo

昨日の名古屋は雲が多く、太陽の顔が拝めなかったので
一日ぶりの眩しい朝日が、なんとも嬉しい今朝7時半。

朝の気温は1.1度。吐く息の白さが寒さをいっそう際立たせます。

夏の日の出はエネルギッシュで、男性的な力強さがありますが
澄んだ空気が光の粒子を細かく見せる冬の日の出は
繊細な中に凛とした空気を秘める
、女性的魅力がありますねsun

赤く染まった朝焼けから、徐々に蒼さが増す空にかかる筋雲が
なかなか良い芝居をしてくれたので、あわててデジカメを持ち出し
わが家の怪獣連中から選んだ一体は
ご存知、特生自衛隊が誇る超攻撃型生物ロボット・3式機龍です。


『ゴジラ×メカゴジラ』(2002年東宝 手塚昌明監督)劇中に於ける
機龍最大にして最後の武器は
極低温マイナス273度の光線弾・アブソリュート・ゼロ。
万物を一瞬にして凍らせ、原子レベルでの結合を崩壊させることで
僅かな衝撃により全ての物体を塵と散らす、恐るべき威力です。
この熱き氷弾のイメージが、今朝の写真に機龍を選ばせたのかもしれませんね。

この『ゴジラ×メカゴジラ』という作品、封切り時に劇場鑑賞したんですが
前年公開の『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』・通称『GMK』の
インパクトが強すぎ
『×メカゴジラ』には正直「平成ゴジラあたりのテイストに戻っちゃったなsad」と
かなりガッカリしたことを覚えています。

今、独立した作品として見れば、それなりに見どころもあるんですが
上映尺の短さによる、やや舌足らずな印象や
暴走というおいしいネタを最後まで活かしきれなかったことが
私のガッカリ感に拍車をかけたのかもしれませんねcoldsweats01

むしろ、手塚監督のベストワークは
『×メカゴジラ』の前作にしてゴジラ映画初監督作
『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』(2000年東宝)のような気もするのですが。

『×メガギラス』に関しては、以前も記事にしましたので
よろしければご覧下さい。
http://spectre-nebura.cocolog-nifty.com/cultnight/2007/12/post_175a.html

ゴジラファンが100人居たら、100のゴジラ観がありますし
私ごときおバカの感覚なんて、ハムスターのおならみたいなものですがcoldsweats01
手塚昌明監督には、ご本人のゴジラへの愛は感じても
残念ながら、ゴジラ映画を作る才能はさほど感じません。

展開やセリフが冗長で、カットワークも先が読めてしまうからです。
逆に『GMK』と共に、ご存知平成ガメラも手掛けられた金子修介監督には
ゴジラへの愛は感じませんが、怪獣映画を作る才能は感じます。

「観客が見たかったものを絶妙に配置するセンス」と言い換えることもできますが。


ただ「先が読める」ということは、ストーリーが王道である事の証明ですし
「観客が見たかったもの」と言っても、それは観客ごとに違います。
作品は受け手個々がこだわるポイント・怪獣映画に何を求めるかという
部分の差によって、捉え方がガラリと変わるわけで。
監督の個性が良い悪いなんて、一概には言えませんよね。
もうそうなってくると、ファンそれぞれの好みの問題。
ですから機龍二部作に人気が集まる理由も、よく分かります。


もちろん今朝の写真に選んだ通り、デザインとしての機龍は大好きです。
逆光に浮かび上がるシルエットだって、身震いするほどカッコイイlovely
昭和メカゴジラとは異なる方向性ながら、あの凶悪なフォルムがもう、なんともheart04
好きが高じて公開時には、超合金さえ速攻で買ったクチですが
作品としての『×メカゴジラ』はちょっと苦手かなcoldsweats01
まーあくまで好みですので、そこはなにとぞお許し下さいhappy01

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2010年12月16日 (木)

100円ホット二題

今日は全国的に、この冬一番の冷え込みだったそうで。
名古屋も曇りがちで、最高気温は7度までしか上がりませんでした。

なんと北海道なんて、氷点下23.7度を記録したそうですsnow
人間なんて勝手なもので、猛暑の夏は冬の寒さが恋しかったのに
いざ冷えてみれば、今度は暑かった夏も良かったななんて思ったり。
まさに、喉元過ぎればさを忘れるなんて感じですhappy01

気温の寒さ以上に懐は寒い。
ここまで寒いと、近所のHOBBY OFFで見つけたこんな情景モデルなんて
まさにタイムリー。
わが家の住民たちと並べてみました。


Photo

冬の風物詩・石焼いもの屋台に群がる、世紀の大怪獣軍団。
宇宙も過去も異次元も地底も、やっぱり冬の冷え込みは辛いんですねhappy01
なぜか全身真っ白な雪山おじさんも、顔を見せてますeye

奥さんの次をちゃんと順番待ちしているところなんて、なかなか偉いですがhappy01


Photo_2

と思ったら!
お店のおじさんの注意をウーが引きつけている隙に
すかさずテレスドンが、アツアツのおいもをいただきという頭脳作戦!

ふだんは敵同士なのに、こういう時だけツルむんだからcoldsweats01
きっと、後で山分けという寸法なんでしょう。
でもまー、そんな悪だくみを見のがすウルトラマンじゃありません。
すかさず
「焼き」を入れられたという一幕でしたhappy01
なんか、ウルトラファイトっぽい空気ですがcoldsweats01

ちなみに石焼いもの屋台はタカラ製「昭和の音」。
ベースのボタンを押すと、懐かしい「noteいしや~き~いも~」の声が流れます。
中古品ながら、わずか100円という掘り出し物。
冷えこんだ懐に優しい逸品でしたcoldsweats01


Photo_3

ぬくぬくのこたつに入ってDVDでも見ようと
行きつけのレンタル店「ビデオ1」を覗いてみれば。
おとといの14日から1月末までの毎日、新作を含む全商品が
1枚100円という、夢のセールが開催中happy02
これまた、冷えた懐に優しいサプライズ。新作が毎日100円なんてhappy02

このお店はTSUTAYAやGEOなんて目じゃないほど
品揃えが充実しているので、
このチャンスに借りまくりの見まくり作戦を敢行する予定です。

でもさすがに、新作は競争率が高い。
狙っていたアンジェリーナ・ジョリー主演の『ソルト』なんて
20枚以上のパッケージが並んでいるのに、1枚残らず貸し出し中weep

仕方が無いので、『アイアンマン2』ほか数枚を借りました。
前作の出来の良さに感激したので、2も楽しみです。
ああなんて貧乏でグータラな歳末。
大掃除や年賀状の準備もまだなのに、こんなことしてていいんでしょうか
coldsweats01

2010年12月15日 (水)

『SPACE BATTLESHIP ヤマト』感想② 映画ファン視点

さて前回に続いて今回は、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の
「映画ファン」としての視点から見た感想です。

ちなみに前回、「ヤマト・SFファン視点」の感想はコチラを。
http://spectre-nebura.cocolog-nifty.com/cultnight/2010/12/post-f85f.html


ところで。皆さんにちょっとおたずねしたいと思います。

『SPACE BATTLESHIP ヤマト』をご覧になって
「良かった」「感動した」という感想を持たれた方。
その感想は「ヤマトとして良かった・感動した」のでしょうか?
それとも「
映画として良かった・感動した」のでしょうか?
もしくはその両方でしょうか?

たぶん、この作品をそういう角度で捉えたことは無いのではないでしょうか?
「いや、「ヤマト」「映画」と分けて考えることがおかしい。
感動は作品中の様々な要素が渾然一体となったもので、
そんな風に分けることはできない」

というご意見もおありでしょう。
もちろん、そのご意見も一理あります。

ただこの作品に関しては、私は分けて考えたいと思っています。
いつものおバカなこだわりと、お笑い下さいhappy01

そのこだわりには理由がありまして。
この作品に於ける「映画として感動した」という感覚の中には
かなりの割合で、旧作アニメ版で感動した「記憶」が占めると思うからです。

要は鑑賞前から「子どもの頃見た旧作の記憶による、感動フィルター」
みたいなものが心理的にかかっていて
今作中に散りばめられたアニメ版の名ゼリフだったり
VFXで蘇るヤマト発進シーンだったり
アニメ版のBGMなどに記憶が反応し
勝手に「感動したような気分になってしまう」という事です。
一種の、パブロフの犬状態ですねdog

この感動フィルターは非常に強固なので
できる限りアニメ版に忠実なリメイク作を作れば
たとえ内容が凡庸でも、昔の感動が後押しして
作品自体が持つポテンシャル以上に、好印象を与えてしまう。
独立した映画として正当に評価する鑑賞眼を、曇らせてしまうのです。

仮にアニメ版「宇宙戦艦ヤマト」という作品がそもそも存在せず
純粋に『SPACE BATTLESHIP ヤマト』という作品が
単独作として公開されたとしたら
純粋に映画として高評価が与えられたかどうか。
そう考えた時、「映画としてのクオリティー」という視点が見えてきます。

「いいじゃん別に。そんな仮の設定を考えなくても。
今作はまぎれもなく、アニメ版の人気を当て込んだ企画だし
観客だってそれを承知で、劇場へ足を運んでるんだから。
アニメ版と切り離して考えることに、まったく意味はないと思うけど。」


そのご意見もごもっともですねhappy01

でも、世の中のほとんどの映画には「旧作人気」なんてバックボーンはなく
オリジナル企画というスタンスで
同時期の公開作と興行成績を競っているわけですから
『SPACE BATTLESHIP ヤマト』はむしろ恵まれた作品。
ヤマト家という偉大な名門一家で生まれ
アニメ版という先代の評価に後押しされた御曹司のようなもので
最初から親の七光りに包まれて登場した一作なんですよ。

そういうバックボーンありきの高評価を、純粋に映画としての出来として捉えるのは
ちょっとフェアじゃない。納得が行かないわけです。

まー、私が貧乏家系の出であるヒガミもありますがcoldsweats01


前置きが長くなりましたが、私が映画ファンとして今作を考えたいのは
そんな理由からです。
さてここからは、イッキにお話します。
多分にネタバレを含みますので、未見の方はご注意下さい。


先日、CS・日本映画専門チャンネルの特番で
ある映画監督が、こんな内容のお話をされていました。


お茶の間で視聴者が受動的立場となるテレビは
「すでに視聴者が知っている、もしくは共感できる」
倫理観や価値観を描くメディア。

対して、観客が能動的に鑑賞に赴く映画は
「観客にとって未知の、もしくは共感し得ないかもしれない」
価値観や倫理観を、あえて描くメディア。

それは自分だけのこだわりに過ぎないかもしれないが。


私はこのお話に、非常に感銘を受けました。
テレビ屋である私には、その言葉の意味が痛いほど分かりまして
さながら赤べこのこどく、一人で頷いていたのですがhappy01

映画がテレビドラマと大きく異なるのは、常にテレビをリードする斬新な映像表現
また一般とは異なる価値観や倫理観を、深く追求できるところにあるのです。

思い起こせば確かに、時代のエポックとなった映画には
常に、観客にとっての驚きや新しさがありました。

「第三の男」には、モノクロームの輝きと影の芸術を。
「2001年宇宙の旅」には、光の洪水と静寂の緊張感を。
「ジュラシック・パーク」には、CG新時代の到来を。
「マトリックス」には、たわむ時間と空間のイメージを。

「羅生門」には、真実の危うさを。
「晩春」には、親子の絆の強さを。
「近松物語」には、愛情の狂気性を。
「雁の寺」には、甘美なインモラルの誘惑を。


洋画・邦画を問わず、挙げていけばきりがありません。


そういう意味で、こと作り手の自由度が高く
クリエイターの作家性がより色濃く出るのは、テレビより映画の方なのですmovie


で、『ヤマト』ですが。
ご存知の通り、初作から続篇、傍系作品に至るまで
おびただしい数が作られた『ヤマト』に於いても
前出の、映画ならではの衝撃に満ち満ちた一作がありました。

もうお分かりですよね。
今回の実写版ラストシーンのベース作品となった
『さらば宇宙戦艦ヤマト~愛の戦士たち~』
(1978年オフィス・アカデミー 舛田利雄監督)です。

圧倒的な戦力を誇る敵、彗星帝国に向かい
満身創痍のヤマトと共に、主人公・古代進が勝ち目の無い特攻を仕掛ける
壮絶なラストに、公開当時は賛否両論を巻き起こした作品。

あのラストは結果的に、その後のシリーズを製作する上で
最大の禁じ手となりましたが
当時のヤマトファンの涙腺に波動砲を放ち
私の周りでも口コミで名作との評価が続出。
その感動の伝播状況、リピーター増加の勢いは
かの「タイタニック」(1997年アメリカ ジェームズ・キャメロン監督)
にも迫るものがありました。

確かに『さらば~』のラストシーンに於ける古代進の決断には
納得出来る・出来ないという感想が、受け手それぞれで異なるでしょうし
正直私も手放しで賛同はできませんから
『さらば~』を名作と言い切るのははばかれますが。
ただ、作品に対して個々で様々な意見があろうとも『さらば~』のラストは
生命に関する受け手の価値観・倫理観に一石を投じたことは間違いないわけで
プロデューサー・西崎義展氏はじめ作り手側の作家性・主張も
確かに伝わってきました。

主人公が無謀な特攻の末に死を遂げるという
成否真逆の反応をされかねないストーリーを、大真面目に提供できる。
これこそが映画の醍醐味であり
常に倫理を求められるテレビには、決して真似できない所じゃないかと。

同一のストーリーラインを取りながらも、テレビの倫理コードに阻まれ
ラストをハッピーエンドにせざるをえなかった
テレビ版『宇宙戦艦ヤマト2』の存在が
映画・テレビの違いを、端的に証明しているように思います。
興行成績に関するバクチを恐れなければ
映画とはそこまで人の心に肉迫する事ができ
人間が永遠に解決できない問題提起さえ、行うことが可能なわけです。

さて。翻って『SPACE BATTLESHIP ヤマト』ですが。
まさかここまで来て
「オタクイーン、今回の実写版ヤマトだって『さらば~』と同じ展開なんだから
映画としては正しいんじゃないの?」

なーんてツッこまれる方は、いらっしゃらないでしょうねhappy01

観客に受け入れられないかもしれない事を覚悟して挑んだ『さらば~』のバクチと
前回試してウケたから、今回も安全パイを狙った『SPACE~』の二番煎じとは
こと製作者の志という点で、天と地ほどの差があると思いませんか?

あの特攻が今作初の展開なら、それなりに感想も書けるとは思いますが
「前回ウケたからもう一回」とは。
残念ながら今作のラストは、私にはそんな形にしか映りませんでしたcoldsweats01
いかにアニメ版のレプリカがヒットの約束とは言っても
そういう客寄せレベルで、人の生死を扱ってはいけないと思いますpout

その他にも『さらば~』と『SPACE BATTLESHIP ヤマト』のラストには
感動を紡ぎだすテクニック上で、決定的な違いがあるんですよwink
確認の意味で『さらば~』は再見したので、これは間違いありません。
かなり専門的な理屈の上、映像に関する基礎知識がなければ理解できないので
今回は割愛しますが、リクエスト等あれば別の機会にでもお話します。

いつものクセで長くなっちゃったので、先を急ぎましょう。
さてここで皆さんは、一つの疑問をお持ちと思います。

「映画ならではの作品としてオタクイーンが挙げた『さらば~』だって、
結局「ヤマト」じゃん。」

そうなんですよ。まー舌足らずで申し訳ありませんcoldsweats01
要はこういう事です。

同じ「ヤマト」という題材でも
作り手の志一つで、内容にここまで魂を込めることが出来る。

再度申し上げますが、私は決して『さらば~』ラストに於ける古代進の選択を
手放しで肯定しているわけではないですし
必要以上に持ち上げるつもりもありません。
たとえ賛否を巻き起こそうとも、映画の持つ可能性に果敢に挑んだ
『さらば~』制作陣の志が
『SPACE~』には感じられなかったと言いたかったわけです。



私が『SPACE BATTLESHIP ヤマト』について
『これはヤマトかもしれないけど、映画じゃない』
という感覚を持った理由は
たぶんこの
『志』の部分が一番大きいでしょう。


「そりゃ無理じゃないかなあ。
いかに実写と言えど、今作もコミックス・アニメベースの作品だし
『さらば~』はあの時代だから出来た作品だしね。
映画が娯楽の中心から退いた現在、そこまでの志を
『SPACE~』に求めるのは酷だよ」


なーんてご意見もあるでしょうねhappy01
でも、はたしてそうでしょうか?

同じオタクジャンルの近作で、私には忘れられない一篇があります。
一昨年公開の作品です。

『ダークナイト』
(2008年アメリカ-イギリス クリストファー・ノーラン監督)

公開時、劇場でこの作品を鑑賞し
「正義の限界」や「ヒーローの存在意義」について考えられた方も
多かったのではないでしょうか。
かく言う私もその一人で
正義の多面性、ヒーローの無力さをここまで突き詰めたドラマがあっただろうかと
かなりの衝撃を受けましたlovely

たとえ賛否はあるにせよ、『ダークナイト』は凡百の単純ヒーロードラマから
一歩突き抜けた作品として、観客に計り知れないインパクトを与えたわけです。
この作品が持つテーマ、ストーリーテリング、映像感覚は
オタクジャンル以外の一般作品にも、決してひけを取っていないと思います

やればできるんですよ。コミックスベースだってhappy01

ホントは比較したい一般映画も、もっともっとも~っとあるんですが
あまり長くなっても良くないので、今回はこれくらいにしましょうhappy01

でも『SPACE BATTLESHIP ヤマト』のラストで泣したという方に
同じ映画ファンとして願いたいのは
「旧作と新作の評価を混同しない」
「テレビと映画の違いや、製作者の志というものを分かって欲しい」

という事ですね。

それから私自身への戒めも含めて、映画をもっと勉強した方がいいなと。
木村拓哉氏に責任はありませんが、『SPACE~』ラストの特攻程度で泣かれては
『世界大戦争』(1961年東宝 松林宗恵監督)のフランキー堺さんや
『連合艦隊』(1981年東宝 松林宗恵監督)の財津一郎さんなんか
本気で怒っちゃいますよ。いや、鼻で笑っちゃうかなhappy01

今回も下らないひとり言におつき合い頂いて、どうもありがとうございましたcoldsweats01
前回から二回に渡って、受け手側からの感想をお話してきましたが
次の感想からは、同じ映像屋の立場から、
作り手側の事情を考えてみようと思います。

作品製作の現場が透けて見えるだけに
たぶんこれまでの記事とは真逆の感想となるでしょう。
そこが私の面白いところ。決して苦言だけには留まりませんhappy01

例によって、緊急記事が挟まる場合がありますので
感想記事が次回とは限らないことを、お断りしておきますhappy01

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2010年12月14日 (火)

『SPACE BATTLESHIP ヤマト』感想① ヤマト・SFファン視点

というわけで前回の予告通り、今回は今月9日に劇場鑑賞した
『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の、ヤマト・SFファンとしての感想です。

アニメ版『宇宙戦艦ヤマト』『さらば宇宙戦艦ヤマト~愛の戦士たち~』を
グツグツ煮込んでアクを取り、海外SF映画風味付けを施した上で
21世紀調味料をほんの少しふりかけた
『宇宙戦艦ヤマト・2010ミックスシチュー』とも言えるこの作品ですが
鑑賞前にブログで目にした多くの感想記事と同じく、私の印象もまさにそのまま。
それ以上でも以下でもないものでした。

ある感想ブログに、こんな一言が載っていまして。
『この作品は良くも悪くも、宇宙戦艦ヤマト。』
実に言いえて妙、ヤマト・SFファンとしての私の感想を上手く言い表していますconfident


要はこの実写版って、昔のアニメ版『宇宙戦艦ヤマト』リアルタイム派
もしくは後追いでハマった人たちが
「アニメ版のレプリカ度を確認する為に観に来ている」わけですよね。
「自分が昔から好きだったヤマトが、最新のVFXと生身の俳優で
どこまで再現されているか」
という事が、最大の関心事なわけですよ。


ですからそれらの方々には
木村拓哉氏はじめ全キャストのビジュアルや演技、名ゼリフが
アニメ版に近ければ近いほど、点数が高い。
VFXもしかりで、アニメ版の名場面が実写もかくやのCGIで再現されていれば満足。
そういう、極めて偏った鑑賞姿勢なわけです。

さらにOPナレーターのささきいさお氏はじめ、伊武雅刀氏や上田みゆき氏
緒方賢一氏など、アニメ版のキャストが名を連ねることも大歓迎。
「無限に広がる大宇宙~」のナレーションに狂喜し
「ヤマトの諸君」のセリフにキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!となる。

逆にキャラ設定やストーリー、メカデザインなどが少しでもアニメ版と違えば
「これはヤマトじゃない」とブーイングが出る。
音楽にしたって、もはや宮川泰氏のあのBGMでなければ納得できなくて
どんなに素晴らしい新曲を持ってきても
「やっぱりこの場面にはあの曲が流れなきゃ」とクレームの嵐。


つまり、ヤマトファンとっての最大の期待であり
実写リメイク作品が目指すべき到達点は
台本からカット割り、配役イメージに至るまで
アニメ版『宇宙戦艦ヤマト』と寸分違わない、『実写で出来たアニメ』なわけです。

今作に「予想より良かった」「まあうまくまとまっていた」などの感想が寄せられ
おおむね好評だった理由のひとつは
まず間違いなく、今作がこの観客の期待に極めて近い
『イメージ通りのヤマト』だったことへの安心感ゆえではないでしょうかhappy01


「いやオタクイーン、自分はあの配役やキャラ、あの設定が許せない」
なんておっしゃる方も多いでしょう。
でもそれにしたって、あくまでヤマト世界では許容範囲内の変更。
いやむしろ、アレンジの域を出ないように感じます。

森雪や佐渡先生のキャラ変更もコスモゼロやアナライザーの変形も
みんな前述の「21世紀調味料」なわけですよhappy01
また、ガミラス側の各種デザインをはじめ
どこかのSF映画で見たようなシーンの羅列だって
「海外SF映画風味付け」の域を出ず
逆に「あのシーンはあの映画のあそこ」なんて、自分の豊富なSF映画知識に酔う
いかにもオタクっぽい遊びまで提供してくれるわけですから
なにも目くじら立てて怒るほどのものでもないわけでhappy01


そういう意味で『SPACE BATTLESHIP ヤマト』は
最初からヤマト・SFファンのみをターゲットに絞り込み
そんなファンである観客の許容範囲、予想範囲内で手堅くまとめられた
可も不可もない、平均点作品なのですwink


さてここで、冒頭の感想に戻ります。
『良くも悪くも 宇宙戦艦ヤマト』。
いかに鑑賞前にネットで感想を目にしても
嫌でもマスコミで流れるネタバレを耳にしても
自分の目で作品を確認するまでは、無責任な言葉は使わないと決めていました。
で、いざ上映が始まってみれば。

やっぱり一般客の皆さんの、素直な感触は正しいですね。
冒頭から「なんだコリャ。アニメ版の台本に実写を載せただけぢゃないのweep
第一シリーズの本放送から追いかけ、もう百回以上は見、暗記までした
各話、各シーンとほぼ変わらない場面、セリフが再現されるたびに
鑑賞前の期待と熱意は、どんどん醒めて行きました。

こんな作品なら、なにも劇場まで来る必要は無いぢゃない。
家でアニメ版のDVDでも見ていた方がマシかなとsad


もちろん前述の通り、私も「ヤマト」は大好きです。
テレビシリーズ第一作はリアルタイムで全話鑑賞し
劇場版第一作も、封切り早々に並んで観たクチですから。

また、今作の劇中に散りばめられた
「どこかのSF映画で観たシーン」の原典も、ほとんどが分かったつもりです。
要は私だって『ヤマト・SFファン』なんですよhappy01

でもどんなにハイクオリティーのVFXでヤマトが蘇ろうと
ストーリーがアニメ版に配慮していようと
新鮮な驚きが排除され、お約束と予定調和で塗り固められたこの作品を
いったいどう楽しめば良いのでしょうか?

アニメ版の名ゼリフが再現されたくらいで感動するほど
私は「ドラマ素人」ではありませんしね。

要は私は、前述したような
「アニメ版のレプリカ度を確認する為に観に来ている」観客ではないわけですhappy01


生身の俳優が、胸に大きな矢印をつけた、アニメそのままの制服まで身に着け
自分の演技をアニメキャラに似せることに、痛々しいまでに精力を傾けながら
アニメならハマっても実写では恥ずかしい「名ゼリフ」を惜しげもなく放つ
そんな異常な世界を延々と見せられることが、どれほど苦痛であるか。

その苦痛の限界が、鑑賞当日・9日の記事に書いた「木星のシーン」です。
あの時は本当に席を立とうと思いましたが
最後まで観なければ感想を書く資格がないと思い留まり
ラストシーンまで我慢しました。
で、観終わって数日後の今も、鑑賞時の印象は変わっていません。


「そういう作品であることは、最初から分かっていたはずぢゃない?
それを承知で観に来るオタクイーンが悪い」

もちろん、そのご意見はごもっともです。
正直に言えば、場違いなところに行ってしまったという反省もありますcoldsweats01

でもね。こうも思うんですよ。
21世紀も10年近く経ったんだから、たとえアニメの実写化だろうと
ストーリーやシーン、セリフをアニメのままやったら恥ずかしい事ぐらい
これまでのアニメ実写化の先例を見れば
監督らスタッフは、百も承知のはずでしょうと。

そこを演出やキャストの力で、何とか恥ずかしくないように処理して
ヤマト・SFファン以外の観客の鑑賞にも耐えられる作品を作るのが
映画の進歩、監督の意地ってものじゃないのと。


でもこの作品もやっぱり、ヤマト・SFファンのみをターゲットに据えて
ひたすらアニメ版に近づけることだけを目標に作られた
極めて居心地の悪い作品でしたweep
最も似ているとネットで評判の、柳葉敏郎さん演じる真田さんだって
ただ「似ている」というだけで、演技のクオリティーについては誰も感想を書かない。

外見やセリフ回しがアニメ版にソックリであることイコール
演技者としての評価に繋がるんでしょうか?
そんな評価軸はやっぱりおかしいと、私は思います。

第一、柳葉さんに失礼ですよ。これはモノマネコントじゃないんですから。
そういう映画の見方は、どう考えたって異常ではないかと。

そういう偏った見方しかされないという意味で
冒頭の
『良くも悪くもヤマト』という言葉に、私は共感したわけです。
つまり今作は、スタッフ・キャストが総力を上げて
アニメ版に近づけようと努力した結果

「まぎれもなくヤマトであるがゆえに、ファンに受け入れられる意味で『良く』
まぎれもなくヤマトであるがゆえに、実写映画として評価されない意味で『悪い』」

という感想を持たざるをえないのです。

まーこういう事ですね。
『SPACE BATTLESHIP ヤマト』は
アニメ版ヤマトのファンなら、この手の作品でよく言われる
「ファンならニヤリ」の部分を楽しむ作品であり
SF映画ファンなら、アレンジされた各シーンの原典作品の数を
同好の士と当て比べながら、一つでも自分の知識が上回ることを目指す
オタク御用達の作品ですね。
もちろんその両方を併せ持つ方なら、二倍楽しめることは言うまでもありません。
でもたとえそうであっても、やっぱりこの作品は
「ヤマトファンやSFファンのみに与えられた、極上のクリスマスプレゼント」
の域を出ないと思います。
私にとっては、お好きな皆さんでご自由に遊んでいて下さいという感じですねhappy01


なぜ私が、この作品をそこまで突き放すかと言えば。
前述の『良くも悪くもヤマト』という部分以外にも、いろいろ理由があります。
また今回の感想は一つの視点に過ぎず
別視点から見れば、まったく違う感想となります。
それは次の感想『映画ファン視点』で、お話することとしましょう。
なお、感想は次回の記事とは限りませんので、ご注意下さいねhappy01

2010年12月13日 (月)

『SPACE BATTLESHIP ヤマト』感想記事告知

今月9日の木曜日に鑑賞した『SPACE BATTLESHIP ヤマト』ですが。
ようやく、感想らしきお話ができる程度に、考えがまとまりましたcoldsweats01

しかしながら鑑賞当日の記事で、そのあまりのショックに
「コレは『ヤマト』かもしれないけど『映画』ではない」なんて書いた通り
この作品に関する私の感想は、とても一言では語れず
今もって、かなり矛盾しています。
平たく言っちゃえば、湧き出てくる感想が水と油みたいに交わらず
一つの方向性に定まってくれないweep

普段、作品の感想についてはかなりはっきりしている私が
なぜ今回に限って、これほど相反する感覚を持つのか。
つらつら考えてみますと、どうやらそれは

この作品は受け手の視点によって、異なる感想を持たざるをえない

ということが、次第に分かってきました。
その受け手の視点とは、少なくとも四つ。

①原作やアニメ版の宇宙戦艦ヤマト、及びSF作品を愛する
『ヤマト・SFファン視点』

②ジャンルを問わず、世の中全ての映画を「作品」として均等に捉える
『映画ファン視点』

③映像作品の製作現場を知り、監督らスタッフ側の立場で作品を見る
『監督視点』

④「興行」「商売」という、映画にとって切り離せない側面を考える

『プロデューサー視点』

ざっと分けても、この四視点から語らなければ
感想の全容は見えてきません。
お察しの通り、この四視点はそれぞれ相反する方向を向いており
一人の人間の中に全ての視点が混在すれば、感想が矛盾するのは当然です。
むしろ、矛盾しないほうがおかしいわけでhappy01
その為、稚拙ながら全ての視点を持つ私の感想がまとまりきらないのは
当たり前のお話なのでしたcoldsweats01

考えがそこに至った時、私はもう無理せず
それぞれの視点から作品を語ることで、まとまりきらない感想を
そのまま結論付けようと思い立ちました。


『SPACE BATTLESHIP ヤマト』は決して、傑作だ駄作だと
単純に割り切れるような作品ではないのです。

それは作品の奥が深いと言うより
すでに多くのファンが存在する名作をリメイクするケースに付きまとう
宿命のようなものと言えるでしょう。

で、これから前述の四つの視点について
各々の感想をお話して行こうと思いますが
イッキに書くとものすごく長くなりますし
書き手の私も読み手の皆さんも疲れちゃってsweat01
結局、私が何を言いたいのか分からなくなる恐れがあると思います。
まー何より私が解析下手、文章下手である部分も大きいですがweep
私の下らないお話で、歳末で多忙な皆さんのお時間を頂くのも忍びないですしcoldsweats01

それを避ける意味でも
次回から、視点ごとに記事を四回に分けてお話しようと思います。
その形の方が、記事ごとに理解の区切りがつけられて
私が一人の観客として作品をどう捉えたかも、なんとなくお分かり頂けるように
思うからです。

長文=濃い内容とは限りませんし。おまけに何よりも
自分では決して作れない作品を、さも自分ならもっと上手く出来ると言わんばかりに
したり顔でこき下ろす「評論家視点」なんて上から目線は好みませんしね。

たぶんこの感想記事一つ一つは、それほど長文にはなりません。
いつもの悪いクセで、興が乗るとダラダラ書いちゃうきらいもありますがcoldsweats01
尚、イレギュラーな臨時記事が挟まる場合がありますので
四回の感想記事が連続するとは限らないことを、最初にお断りしておきますhappy01
また若干のネタバレを含みますので、作品を未見の方はご注意下さい。
すでに鑑賞済みの方は、ご自分の感想と照らし合わせて
なるほどオタクイーンはおバカな頭でこう感じたかと
笑って頂ければ幸いです
happy01

さてそういうわけで、次回のお話は感想記事第一回『ヤマト・SFファン視点』。
例によって、期待しないでお待ち下さい
happy01

2010年12月11日 (土)

輝く強化服カッコイイぞ!

Photo

久々に朝日バックの写真です。今朝7時30分の名古屋。
天気予報では曇るはずだったんですが
起きてみたら、ご覧の通りの綺麗な晴れだったので
思わず撮ってしまいましたsun
朝日を見られるか見られないかで、一日のモチベーションは全然違いますね。
たとえこれからお天気が崩れるとしても、この日の出の一瞬に立ち会えただけで
一日分のエネルギーはチャージされたような気がします。

やっぱり人間の体内時計って、地球の営みとシンクロしているんですねhappy01

朝日バックに逆光で浮かび上がるのは
先日鑑賞した『ヤマト』繋がり、松本零士さんの漫画版も有名な光速エスパー。

世代人には懐かしさ満点の、少年ヒーローです。
私はTV版しか知りませんが、本当に好きでした。

主人公・東ヒカル君が装着する強化服は、パワードスーツを先取りしていたとか
ギロン星人や反陽子爆弾、異次元生命体などに代表される設定が
当時としては抜きん出たSF性だったなど、いろいろ言われる作品ですが
テレビシリーズリアルタイム派の私はただ
「普通の少年が掛け声一つで、宇宙さえ飛べる能力を手に入れられる」
という、目も眩むようなスーパーイメージに圧倒されっぱなしで
後に鑑賞したどんなSF映画の宇宙服も
このスマートな『エスパー』の強化服には、まだ遠く及ばないななんて
思ったものです。

その思いは、現在も変わっていませんhappy01


たとえ今、『エスパー』をリメイクしても
そのシンボルである強化服は、前述のパワードスーツのごとき
ゴツくディテール過多、随所にメカが露出したシルエットになっちゃって
これほどスマートにはならないでしょう。
装着者のボディラインさえあらわにしてしまう、凹凸の無いシンプルなフォルム。
二本のアンテナが長く伸びたヘルメット、コンパクトな背部ロケット
強力な熱線銃など、最低限の科学装備。

この二つの要素の絶妙なパランスが、強化服の大きな魅力と思います。
(下にアップしたOP画像中の「消防服風」強化服も好きですが、
同色別バージョンの「ウェットスーツ風」強化服が、私には特に印象が強いです)

母親が変身した「チカ」、ミクロ化など「七つの能力」も、憧れの的でしたね。
まさに当時の子どもなら、主題歌の歌詞のごとく
「カッコイイぞ!」と叫ばざるをえないわけでhappy02

実は先日、ミニバイクで走っていた時
「エスパー」第4話に登場したグローブ・モンスターそっくりの雲を見つけ
どーしても写真に収めたかったんですが、運悪く停車できるタイミングを失い
やっと停まってデジカメを構えた時は、もう風に吹かれて形が崩れてましたcloud
あの時ほど、強化服が欲しかったこともありませんhappy01

今日の空は、まさにあの日のようにすっきりと晴れた青空。
お天気が崩れる前に強化服を装着して
「バッババババビューン」と空を飛んでみたいものです。

あの時撮れなかった、グローブ・モンスター雲を探してhappy01

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2010年12月10日 (金)

ジョンスン殿下

Photo

ジョンスン島のわんぱく殿下・古代怪獣ゴモラ!
いつもの森に登場!
おととい、近所の買●王国でゲットしたばかりの逸品です。
陽光の下で撮ると、やっぱりカッコイイhappy02
初代ウルトラマンの登場怪獣は、本当に青空が似合いますね。


Photo_2

中古ながら480円と、ずいぶんおトクでした。
全高24センチ。ご覧の通りかなりのビッグサイズ。
足裏の刻印を元に調べてみたら
2007年製・バンプレスト一番くじの賞品でした

これまで、オタクショップでもたびたび見かけましたが、全て箱入りだったので
こうして中身を見るのは初めて。
いやーその大きさに加え、前傾姿勢のポーズも大迫力で
コレで480円なら満足です。

まー価格的には、一番くじで当たったようなものですねhappy01


Photo_3

大きく湾曲した首から太い尾まで続く
ゴモラ特有のうねるようなボディラインも、しっかり再現されています。

こうしてバックショットを見ても、まさに二足歩行怪獣の王道デザインで
非の打ち所がありませんlovely


Photo_4

どーですこのイケメン顔lovely
ウルトラマン唯一の前後篇で、大阪を舞台に名勝負を演じた敵役にふさわしい
堂々たる面構えぢゃありませんか!
これぞ一億五千年の微笑み。言葉の意味がよくわかりませんがcoldsweats01


Photo_5

たまたま森で昼寝中のニャーちゃんと2ショット。
近くにゴモラを置き、デジカメを構えながら周りを動き回ったので
起こしちゃいました。ごめんねニャーちゃんcoldsweats01

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2010年12月 9日 (木)

対ショック防御ならず

えーあまりに、あまりにショックだったので
今日の記事は「ネヴュラ」始まって以来の短文です。

今日のレディースデイに鑑賞した
『SPACE BATTLESHIP ヤマト』。

作品のあまりの辛さに
木星まで観た所で、席を立とうかと思いましたweep
これは「ヤマト」かもしれないけど
「映画」じゃないcrying



これが今、言葉に出来る精一杯です。
落胆と敗北感が大きすぎて、とても考えがまとまりきらないので
うまく文章化できる自信がついたら、いずれ感想記事をアップします。
あくまで好みの問題ですので、なにとぞご立腹なさらぬよう
coldsweats01

2010年12月 8日 (水)

バグン イガール チヲス 大怪獣総攻撃 完結篇

前篇・后編に続き、ついに迎えたクローラー最大の危機happy02
あまりに怪獣映画を小バカにした展開が読者の冷笑と同情を誘う
ネヴュラ大失敗企画『大怪獣総攻撃』。

あまりに引っ張りすぎて、さすがに呆れられていると思いますが
私を始め誰も予想していなかった、完結篇の登場です!

前二篇を未見の方は、まずコチラをっ!

【前篇】

http://spectre-nebura.cocolog-nifty.com/cultnight/2010/12/post-918f.html

【后篇】
http://spectre-nebura.cocolog-nifty.com/cultnight/2010/12/post-53fa.html

クローラーの救援に駆けつける
謎の(って事にしといて下さいsweat01)ドリルの正体は!?
さっそくご覧下さいっ!


Photo_2

Photo_3

連結戦車クローラーのSOSを受け、突如地面から姿を現した巨大なドリル!
思わせぶりな登場の割に、タイトルバックの写真でバレちゃってますがcoldsweats01


Photo_4

ケレン味タップリに登場したのは
特殊穿孔装置・平たく言えばドリルを機首に持つ
今井自衛隊の支援機、ジェットモグラタンク!
今井科学と言えば往年最大のヒットシリーズ・サンダーバードというわけで
クローラーの危機を救う立役者は、このジェットモグラを置いてありますまいっ!


Photo_5

でもコレ、実は最近発売のTAITO製・完成品ディスプレイモデルでしたcoldsweats01
ホントは1967年発売の初版電動キットが良かったんですが未入手でsweat01
2000年発売の新設計版も製作が間に合わず、泣く泣く断念weep
どうぞ今回はご勘弁をっcoldsweats01


Photo_6

にわかに身構える、シカルナ怪獣軍団!

おおーなんかまた手強そうなのが出てきたなーsad
大丈夫かなー俺たちみたいな急ごしらえのチームでsweat01

対するはクローラー・ジェットモグラ連合軍!

クローラーくん、このジェットモグラが来ればもう安心だ!
モグラくんとタッグを組めば
百人力だ!行くぞ平和のために!

地球の命運を賭けた世紀の一戦の火蓋は、ついに切って落とされたhappy02
なんか作ってる方が勝手に盛り上がっちゃってますけどcoldsweats01


Photo_7

ようし助っ人は助っ人同士。
まずはジェットモグラ、おまえから血祭りだっ!

いやー支援機のつもりなんだけどなー。まー降りかかる火の粉は払わないとsweat01

やにわにモグラに襲い掛かるのは、宇宙怪獣P131!
呼ばれただけの仕事はキッチリこなしたい義理堅さ。これぞ宇宙仁義happy01


Photo_8

どうだっこのドリルを止めちゃえば、手も足も出まいっ!
おっとこのモグラさんを怒らせちゃうの?ドリルに触れると後悔するぜsmile


Photo_9

いててて刺さっちゃった。ゴツい攻撃するなーダンナsad
そりゃドリルメカだもん、こういうのが見せ場というものでしょwink


Photo_10

ドリル一閃!倒されたP131に代わって、モグラに挑むのはシベリアの鉄獣!

かなりの使い手だなオヌシ!穿孔機首には鉄の角で勝負せい!
おや今度は時代劇調か?BGMは『夜空の慕情』が欲しいところだねnote

Photo_25

にわかに戦場に響く剣戟の調べ!ドリルと角の激しいつばぜり合い!


Photo_11

モグラと鉄獣の激闘、その脇でクローラーに迫るのは
后篇で必殺の登り降り攻撃に敗れた、バグン・イガール・チヲスの悪役トリオだっ!

クローラーのダンナ、今度こそリベンジさせてもらうぜsmile
君たちさっきは手加減したけど、もう完結篇だから容赦しないぞっpunch


Photo_12

クローラー必殺の怪光線がチヲスに炸裂!

あれーそんなのあったんですか?
光学合成っぽくていいでしょhappy01 手描きだからヘタだけどcoldsweats01


Photo_13

ようし勢いに乗ってもう一撃だ!
んもうちょっとエフェクトを覚えると、すぐ調子に乗るんだからsad
いいぢゃんイガールちゃん。でも見た目ほど痛くないでしょhappy01
いやー線画に位置を合わせて倒れるのも大変なんだよなかなかsad


Photo_16

ちょっとクレームが来ちゃったんで、バグンちゃんはミサイルってことで。
おお本格的。あれ?爆発しないねコレ?
そりゃプラモデルだもん。まードリルミサイルとでも思ってもらえばsweat01


Photo_17

ようし加勢するぞモグラくん!
クローラーくん、ここで奴にトドメを刺すぞ!

枯葉に沈めっ!


Photo_18

さしもの鉄の角も、クローラー・ジェットモグラのタッグの前に
無残な姿を晒すのでありましたhappy01

また爆発しないねミサイル。
だからプラモだってばcoldsweats01


Photo_19

おみそれしました~weep
いやいや別に君たちは森で暴れてただけだしねー。
今後は、公園でジョギング中の人や遊んでる子どもを脅かしちゃダメだよ。
はい~いい勉強になりました
weep

Photo_24

それじゃ仲直りの記念写真camera みんななかなか写真映りがいいねhappy01
はあいつも、シカルナ工房で見本写真を撮られてますからcoldsweats01
来年の年賀状に使えそうだね。この写真lovely


Photo_20

じゃあ今度お邪魔した時は、よろしくおねがいします~sweat01
ようし気をつけて帰りなさい。宇宙は寒いから暖かくしてねhappy01


Photo_21

連結戦車クローラーとジェットモグラ。彼ら今井自衛隊がある限り
名古屋に悪は栄えない!栄という地名はあるけど!


Photo_22

名古屋もそろそろ冬本番。公園の柿の木も、ちょっと寒そうです。



Photo_23

ファーちゃんそんなところに隠れてたの?怖がりだねえsmile
今夜は温かいものを食べようかhappy01

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2010年12月 7日 (火)

垂涎のマジンゴー

先日、バンダイ電動歩行マジンガーZのブラモに触れた拙記事
当時の思い出をコメント頂いて、私もその頃を懐かしく思い出しました
happy01
で、マジンガープラモシリーズで強烈な印象を残すキットの資料を
探していた所、奇跡的に当時の組み立て図が残っていましたので
今回の紙モノスキャンは、それをごらん頂きましょう。


Photo_20

ごらんの通り、バンダイマスコミシリーズNo.49
ゼンマイ動力のホバーパイルダーです。

たぶん発売は’73年ごろ。当時の定価は500円でした。

同時期に発売されていた電動歩行のマジンガーZは
今井の鉄人28号に代表される電動歩行機構の流れを汲んでいて
両腕は別パーツで前後に振るものの、胴体は頭からつま先まで一体成形。

いわゆるモナカキット風のパーツ割りでした。
胴体内部のギヤボックスから足を伝って伸びたシャフトがモーターと連動し
左右交互に動いて、非常にダイナミックに歩行するキットでした。

しかしながら、錘としても機能するつま先の巨大な電池ボックスは
全体のプロポーションを壊し
脚のつけ根や膝の関節が無く棒立ちで歩く、人間工学無視の歩行システムも
劇中のマジンガーとのギャップが大きかったように思います。

それも今にして思えば、当時の技術で何とか劇中の歩行を再現しようとした
バンダイスタッフの試行錯誤の表れとも理解できるのですが
そんな事情も分からず、落胆した子どもは多かったのではないでしょうか。
かくいう私もその一人でした。その割には二個も組み立てましたがcoldsweats01

そんなマジンガーに較べて、このホバーパイルダーは
本当に、掛け値なしに素晴らしいキットでした。


当時のプラモの定番、本体底部のタイヤによるゼンマイ走行ながら
本体からゼンマイボックスなどは一切はみ出ず、完全に内部に収納され
プロポーションは、劇中のパイルダーよりむしろ上なくらいでした。
さらに各部のエッジは美しく整い、メリハリの効いたディテール。
両翼の先端ホバー折り畳み部のジョイント設計から、畳んだ時の翼の角度まで
実に考え抜かれていました。
そして特筆すべきは、主人公・兜甲児のフィギュアを含めた
コックピットの作りこみの素晴らしさ。

当時コレを組み立てられた方は、私の説明が嘘でないことが
よくお分かり頂けると思います。

それほどまでにこのホバーパイルダーは、それまでのアニメキットとは一線を画す
名キットだったのです。
なんかもう「次元が違う」というほどの感動を、当時の私は覚えました。
そのインパクトを分かりやすく例えれば、まさにプラモ界の突然変異。
タカラ1/24スコープドッグ・ショックのバンダイ版なんて表現がピッタリの・・・

(最近のプラモファンには分かりにくかったかなcoldsweats01


Photo_21

コレが組み立て図の最終ページ。完成写真まで載っていて分かりやすいhappy01
初見の方はコレをご覧になって、このキットの素晴らしさを
少しでも感じて頂ければ幸いです。
ね。ポピニカ魂もかくやのカッコよさでしょlovely
ディスプレイキットと言われても遜色ないほどの、見事な出来です。
しかも設定通り、ミサイル発射機構も付属。
確かにこの頃、どんなメカプラモにも付けられたミサイル機構ですが
このホバーに関しては、劇中の設定とプラモのトレンドが見事に一致した
好例と言えましょうhappy01

コレは当時、完成後は片時も離さずに遊び倒しましたねー。
寝るときは枕元に置いておくほどの、お気に入りでした。
マジンガー無しでも、甲児がパイルダーだけで活躍する痛快ストーリーを
勝手に妄想、悦に入っていたものです。

私がガチガチの「ホバー派」である事も大きいんですが
翌年発売された同シリーズのジェットパイルダーよりも
このホバーパイルダーの方が、キットの出来は上だったような気がします。
「ジェット派」の皆さんごめんなさいね。あくまで好みなのでお許し下さいcoldsweats01


近年、当時のジェットパイルダーキットが再販された時は
このホバーとの再会も夢じゃないかもと、大いに期待したものでしたが
残念ながら再販はジェットのみで。
昔好きだった同級生が、同窓会に来なかったような寂しさweep
うーむ久しぶりにこの組み立て図を見たら、また作りたくなってきました。

でも再販されなかったこともあり、今やこのキットは凶悪な高プレミアで
私などにはとても手に入れられない高級品のようでcoldsweats01
ああ昭和は遠くなりにけりsweat01

でも、思い出を美しいまま胸にしまっておくという意味では
ホバーとの再会は無い方が、幸せなのかもしれませんね。

この手の当時モノって、目の肥えた今見ると
「こんなんだったかなー?」と首をかしげる場合が、往々にしてありますから。
て事はこの組み立て図は、昔の恋人の写真?
そりゃ捨てられませんよね。だから大切に持ってるのかもhappy01happy01happy01


パイルダーの勇姿をごらん下さい。
パイルダー・オンと来れば、BGMはやっぱり「Zのテーマ」ですよねnote

2010年12月 6日 (月)

バグン イガール チヲス 大怪獣総攻撃 后篇

さて早くもユルユルのクライマックスを迎えた『大怪獣総攻撃』
前篇を未見の方はコチラを。


http://spectre-nebura.cocolog-nifty.com/cultnight/2010/12/post-918f.html

今回は前篇に引き続いて、さらにユルい后篇です。
まさかホントにアップするとは思わなかったでしょcoldsweats01
例によっていつものノリですので、期待せずにご覧下さいhappy01


Photo

Photo_2

シベリアの鉄獣の登場でにわかに勢いづいた、シカルナ怪獣軍団。
我らの今井自衛隊が誇る、連結戦車クローラーの運命やいかに?

前篇ラストカットと同じ場所ですが、別日の撮影だから
太陽光の影も位置関係も若干違うのはご愛嬌。
こういうアバウトさってよくありましたよね。今も昔も子ども番組にはhappy01


Photo_3

おっとシベリアの鉄獣、いきなりクローラーを踏みつぶしにかかった!

クローラーのダンナ、どうですかいアッシの体重攻撃smile
ひゃーやっぱり、大きい怪獣はやることが違うわshock
でもシベリアさん、このクローラーは別名、アーム戦車と呼ばれてるのだ!
えっ?ひょっとして象が踏んでもこわれないとか?


Photo_4

うなる260モーター!大地を蹴るゴムキャタピラ!
昭和の子どもたちを感動させた、クローラー自慢の底力が炸裂!


Photo_5

どうだっ!背中に登られちゃ手も足も出ないだろっ!
おおーそう来るとは。すごい馬力だわあsweat01
これが60年代電動プラモの実力なのね~coldsweats01

そりゃ現役42年だもん年季がちがうよ。10年前の再販もダテぢゃないでしょdelicious


Photo_6

そこへ飛び出したのは、バグン・イガール・チヲスの悪役トリオ!
をいをいダンナ?タイトルに名前が出てる俺たちはほったらかしかい?
あーごめんごめんsweat01 ついシベリアくんと盛り上がっちゃってcoldsweats01


Photo_7

でも君たち、そんなところで足元が危なくない?
えっそのフリはもしかしてsweat01


Photo_8

うわーやっぱり~wobbly
連結戦車自慢の登り降り攻撃!武器なんか使う必要はないぞ!
あまりの迫力に、そばで見ていた女の子も逃げ出しちゃったよhappy01

なんだよアッシは背中を使われただけかいsad


Photo_9

あわてて逃げ出すシカルナ軍団。四人も居るのに意外と弱いsweat02
ダメだコリャsweat01 もうひとり用心棒を呼ぼうかsad


Photo_10

そしてシベリアの鉄獣のツノからは、宇宙へ謎の電波が放たれたdiamond
シベリアさん、宇宙に知り合いなんて居たっけ?
いいんだよこういうのはノリと勢いなんだから
coldsweats01

Photo_11

Photo_12

一天にわかにかき曇り、宇宙から森に降り立った謎のシルエット!
逆光に浮かび上がるその姿は!


Photo_13

宇宙怪獣・P131!

中岡俊哉著『宇宙の怪獣』の131ページに絵だけが載っていて
設定やストーリーはなんにもない、まさに謎の怪獣だ!
正式な名前もないから、掲載ページを名乗っているところも
謎めいていてかっこいいぞ!


Photo_14

飛び出た目といい手のひらの吸盤といい
どこから見ても、昭和の懐かしい宇宙テイストそのもの。
コリャ、いい戦いぶりを見せてくれそうだ!

ふふふオレ様の手にかかりゃ、連結戦車なんてひとヒネリよsmile

おお自信タップリ。口元も不敵な笑みに見えたりして。
いちおう宇宙っぽい言い回しをいろいろ考えたけど
設定が無いから思いつかなかったぞ。
全部カタカナってのもベタすぎるしcatface まーいーか普通でsweat01


Photo_15

なんかすごいのが来ちゃったよ。登場だけで写真4枚も使ってるしcoldsweats01
ホントだ131ページに載ってるねえ。一応、身元は確かみたいだ。
誰が来るか知らなかったのシベリアさん?
だってあんな頼み方で、ホントに来るとは思わなかったんだもんcoldsweats01
いいかげんだなーみんなsweat01 まー監督もいいかげんだけどgawk
ホラADさんが呼びに来たから撮影再開。巻きでいくよ巻きでpunch


Photo_16

さあ仕切り直して絶体絶命!
シカルナ怪獣軍団のあまりにキッチュな色使いが、緑に映えて目に痛い!

これだけカラフルだと、TV版バットマンの悪役チームみたいでチカチカするよーsad
いやアンタが地味すぎるんだよクローラーさん。
宇宙怪獣を加えて戦力百倍!行くぞシカルナ怪獣軍団!
コリャ多勢に無勢。コッチも援軍を呼ばなきゃsweat01


Photo_17

連結戦車のパラボラから、SOS電波が発信された!
このパラボラは、受信も発信も自由自在の超兵器なのだっ


Photo_18

その直後!大地を割って出現した謎のドリル!
ついに、今井と言えば外せないアレの登場か???

さて今回も、ここまで撮ったところで陽が翳ってきましたsun
秋の日没はホントに早い。午後3時でもう、狙った絵が撮れませんsweat01
というわけで残念ながら、この続きは完結篇で。
いずれ天気の良い日に、時間を見つけて撮影再開
次回とは限りませんが、おいおい発表いたします。
まさかの三部構成に、監督の私が驚いておりますがcoldsweats01



Photo_19

まーこのシルエットでお分かりですね。
表記が『兵器』じゃないところがミソ。コレを兵器とは呼びたくないですからhappy01happy01
happy01

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2010年12月 5日 (日)

イタコファー

Photo

最近、特に深夜の大暴れが目立つファー。
ほぼ一晩中、回し車で走っているので
かわいそうになってさっきケージから出し、布団の上に連れてきてみれば。
ご覧の通り、突然立ち上がったまま固まってしまいました。

予想外のミラクルポーズに、あわててデジカメをセッティングし
シャッターを押しても、ファーは微動だにせず。
その間、実に30秒。

おかげでブレもなく、絶好のシャッターチャンスをモノに出来ましたcamera
決して画像処理ではありませんcoldsweats01

歴代の妹分の中でも特にファーは、ケージの中でよく立つんですが
外でこれほど長時間の立ちポーズは、今回が初めてです。
30秒もの間、ファーはなぜフリーズしていたんでしょうか。
その小さな目には、未知の何かが見えていたんでしょうか?

それとも。部屋に潜む何物かが憑依したのでしょうか?
たとえ何かが乗り移って突然喋りだしても、さほど驚きませんが。
その程度でビックリしてちゃ、女子な男子なんてつとまりませんhappy01


それともこんなのは?
突然、ファーの目から立体映像が照射されて、
その中には、頭の両サイドに巻き毛を結った小さなハムスターが
「助けてオビ・ワン・ケノービ・・・」とSOSを出す姿がeye
「おおコレは!反乱軍のブラケット・ランナーに乗ってたのファーちゃんhappy02
なーんて、銀河を股にかけた冒険の始まりが・・・
すみません深夜なので、頭が妄想モードに入ってますcoldsweats01


ともあれポーズ、カメラ目線、目の輝きに至るまで
今日まで撮ったファー写真中、コレはベストの出来でしょう。
あまりに完璧。来年のカレンダー写真に使いたいくらいです。
派手すぎるふとんカバーはともかくcoldsweats01


バックのふすまとプラモの箱は、それなりにいい味でhappy01
この魅惑の視線にメロメロ。どうぞ飼い主バカとお笑い下さいcoldsweats01

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2010年12月 3日 (金)

SOS岩田屋

Photo_2

サブタイ通り、おととい発売されたばかりの特撮リボルテック・ラドンです。
遅まきながら今日、やっとお店へ向かうことができ、無事入手。

その出来の良さに前評判が高く、しかも発売二日後だったので
在庫が残っているか心配だったのですが
案の定、店頭には二個のみ。しかも二個とも箱に若干のキズやツブレがweep
遅れた私が悪いんだからと諦めて、箱キズの少ない方を持ってレジへ向かえば
なんとレジの奥には、陳列前の在庫が山のように置いてあるぢゃありませんかhappy02
ダメ元でスタッフに選びたい旨を伝え、快い返事に小躍りしながら
納得の一個を選びました。ああ●ッズ●ンドのお兄さんありがとうhappy01

というわけで、帰宅そうそう即開封、組み立てて
ネヴュラ座の前で撮った記念写真がコレです。

噂にたがわぬクォリティーに、阿蘇で襲われたおねえさんも嬉しい悲鳴happy02
入手直後であわてて撮ったので、写真がヘタな上、ヒネリがなくてごめんなさいcoldsweats01
例によってピントもボケてるしweep


初代ラドンならではの、いかつい顔や独自のプロポーションが再現され
セールスポイントの可動処理も素晴らしいです。
劇中のクライマックスシーンを再現できる、ベースの岩田屋デパートも
「組み立て」じゃなく「可動変形」というこだわりようで
しっかり「特撮リボルテック」してますhappy01
おまけの飛びラドンも、手抜きなしのハイディテールで。


サイズや価格などのコストパフォーマンス、
可動フィギュアとしてのポテンシャルの点で
コレを超える初代ラドンの立体物は、もうしばらく出ないでしょう。
個人的に、ラドンという怪獣にはそれほどの思い入れは無いんですが
そういう好みを超えて、出来の良い可動フィギュアとして欲しくなっちゃうところが
このシリーズのスゴさですねーhappy01


詳細レビューは、世間の名フィギュア系ブロガー諸氏の手により
これからも発表されるでしょうから
その手の研究記事は皆さんにお任せして
しばし私は、劇中の特徴的な翼の動きを再現できる
軟質素材の質感に酔いながら、ポーズ遊びを楽しむことにしましょう。
先行発売されたギャオスとの、空中戦写真なんかも面白そうですねlovely
まーあいも変わらず森へ持ち込んで、好き勝手に遊んでるだけですが
coldsweats01

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雨上がりのスノードーム

Photo

久々の空写真。今朝8時15分の名古屋です。
昨夜からの激しい雨も上がり、みるみる内に晴れ間が覗いてきました。
あまりに気持ち良かったので、ベランダにスノードームを持ち出してパチリcamera
ご覧の通り、お天気は完全に回復。空の変化もものすごく早かったですねー。
しかも昨日に続き、今朝の名古屋は暖かいsun
すでに気温は20度近くまで上昇、とても12月とは思えない陽気です。

午前9時現在、雨雲は東日本に流れているようなので
関東から北日本の方にとって、こんな空は信じられないでしょうね。
そちらの地方の皆さんは、風雨などにくれぐれもお気をつけ下さい。

この写真、簡単に撮れたように見えますが
撮り出した時はここまで晴れるとは思わなかったので
雲の切れ間や陽射しのチャンスを狙って、押したシャッターは20回以上。

で、晴れたら晴れたで今度は雲ひとつなくなっちゃったので
空の表情が今ひとつ面白くない。真っ青すぎて、単なるブルーバックに見えちゃう。
逆にいい感じの雲待ちと、画面隅に太陽光を差し込みたくて
ただひたすら撮り続けましたsweat01
球面ガラスのスノーボールも、ちょっと古くてガラスがくすみがちの上
逆光や太陽光の内部反射など、予想外の映り込みがあって大苦戦。
狙った感じに写すのって、ホントに難しいです。
結局、30枚以上は撮ったでしょうか。通常以上に手間がかかってます。
そこまで粘ってこの程度ですから、私の腕もヒドいものですねcoldsweats01


ちょっと分かり辛いですが、スノードームの中身はハリウッドの風景。
有名なハリウッドサインの上を、飛行機が飛んでいます。
こんな空にふさわしい景色。
風は強いらしいながら、気持ちいい一日になりそうです
happy01

2010年12月 2日 (木)

続・幻のクライマックス

ずいぶん前の記事で、ブラウン管やスクリーンでは見られない
怪獣・ヒーローの『幻のシーン』をご紹介したことがありましたが。


今回の紙モノスキャン遊びは、その第二弾ということで
手持ちの少ない資料の中から、ありそうで無かったけどあれば見てみたい
夢のシーンをみつくろってみました。

まー有名な写真ばっかりですから、特に珍しくもありませんがcoldsweats01

まずは超有名どころから。コチラの写真です。


Photo_7   

皆さんご存知、初代ウルトラマンのファイティングポーズなんですが
この写真、手が握りこぶしなんですrock


劇中、スチール写真を問わず、ウルトラマンのポーズと言えば
猫背で腰に重心を置き、平手の手刀というイメージが非常に強く
私も、ウルトラマンに握りこぶしポーズという印象はほとんどありません。

これは1966年、本放送当時の撮影会で撮られたポーズだそうですが
そういう意味で、非常に貴重な一枚らしいです

逆にウルトラセブンは、劇中やスチールを通じて
握りこぶしのイメージが強いですが、そんな決めポーズの違いからも
スマートなウルトラマン、スパルタンなウルトラセブンという
両者のイメージの差が窺えて、面白い所ですねhappy01


で、次はコチラ。


Photo_5 
”仕事帰りに一度は寄りたい宇宙軒”でおなじみのhappy01
大映のSF超大作『宇宙人東京に現わる』(1956年 島耕二監督)の
宣伝スチールなんですが。


さすが、バイラスのビル串刺し写真でおなじみの大映happy01
劇中では星型一つ目のパイラ人は巨大化しないし
こんな大スペクタクルシーンも存在しない事は、皆さんもご存知の通りです。

でも、この洪水のイメージはむしろ
同社1963年制作のディザスター大作『風速七十五米』(田中重雄監督)の
ソレですよねー。

『風速~』はモノクロでしたから、カラーならまさにこんな感じかも。
築地監督入魂の洪水特撮は、この時点ですでに
スチールの形ながら実現されていたんですね。


東宝特撮作品からはまず、コレでしょうか。

Photo_3

今さら何の説明の必要もない、サンダとガイラの大暴れシーン。

この図版は、公開当時に発売された5円ブロマイドのソレ。
発売時のまま、何の画像処理も加えていないんですが
まず劇中にこんなシーンそのものが無いのはともかく
(コレはコレで見たかったですがcoldsweats01
ビックリしたのは画面右下。両怪獣を攻撃しているのはなんと
この作品のもう一つの主役にして東宝超兵器の代表格・メーサー車ではなく

『怪獣大戦争』(1965年 本多猪四郎監督)でX星人掃討の切り札となった
Aサイクル光線車ぢゃありませんか
eye

確かに『サンダ対ガイラ』の公開は『怪獣大戦争』の翌年、’66年ですし
メーサー車そのものがAサイクル光線車のミニチュア改造ですから
東宝兵器開発史的には、出演してもおかしくないんですが。
でも、特殊音波を発生させる装置だったはずなのになーAサイクル光線車。
しかも写真を見る限り、サンダとガイラにはけっこう効いてるみたいだしcoldsweats01

ダメ押しに上空のヘリからも、光線が発射されてますしねー。


いやー強いなー自衛隊。そりゃ指揮官が神宮司大佐ですから無敵でしょうけどpunch
サンダのお兄さんが、メーサー抱えてアタフタするのもムリないなあとcoldsweats01

でもまさかAサイクル光線車って、『サンガイ』本編には出演してませんよね?
画面の隅にちょっとだけ映っていたのを、ボンヤリ頭の私が見落としたとか?
うわーなんか心配になってきちゃったsweat01

「イヤ、このブロマイドは忠実だ!」とおっしゃる識者の方がいらっしゃったら
おバカな私に、どうかご教示下さいcoldsweats01


ブロマイドからもう一枚。コレは自信を持って、本編には無かったと言えますhappy01


Photo_6

本邦初の本格超科学戦争映画『地球防衛軍』(1957年 本多猪四郎監督)。
その序盤で、富士山麓の村を炎の海にする
謎の侵略ロボット怪獣・モゲラの都市襲撃シーンです。

お気づきと思いますが、このブロマイドではなんと、モゲラが二体も登場!
素晴らしいですねえこの破壊絵巻。やっぱり侵略兵器は複数じゃなきゃ。
「ガラモンの逆襲」「宇宙戦争」もかくやの豪華風景です。


このシーン、劇中ではモゲラは一体だったもんなー。
それはそれで不気味な迫力があったんですけど
手前に一体、奥に一体なんて画面構成も、敵側の圧倒的な攻撃力を想像させ
画面のパノラマ感さえ感じさせて見事happy02


闇の黒と炎の赤をメインとした、画面の色彩設計も含め
このブロマイドの迫力は、本編を凌いでいるような気がします。
もちろん、私もお気に入りの一枚ですhappy01



ご紹介したスチールやブロマイドはすべて当時物ですが
こうして見てみると、本編には無い独自の魅力がありますね。
これらを元に、「もう一つの本編」を妄想してみるのも楽しいものです。

で、今日の最後はこの一枚で。


Photo_8

「写真ならではの特撮世界に、ミニラもチビッコもビックリだhappy01

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2010年12月 1日 (水)

波動ミサイル発射

木村拓哉さん主演の『SPACE BATTLESHIP ヤマト』
今日から公開だそうで。

以前もチラリとお話した通り、私はこの作品を観る前に
勉強すべき旧作がいろいろあるので
公開期間中に劇場へ出かけても、きっと語る術など無いと思いますがcoldsweats01

で、先日からのマイブーム、紙モノスキャンシリーズはその『ヤマト』に合わせて
私を含む初作ヤマトリアルタイム派には強烈な印象を残す
コレをご覧頂きましょう。


私も裏番組の「ハイジ」や「猿の軍団」をスルー、さらに低視聴率をものともせず
本放送の第一話から最終話までを食い入るように見つめた
筋金入りのリアルタイム少数派です。
そしてもちろん組み立てた、当時唯一の『宇宙戦艦ヤマト』立体物。
1974年発売・バンダイマスコミシリーズNO.113。

あまりにのめり込んじゃって、私は二個作りました。
その組み立て図です。
例によって、写真はクリックで拡大しますcamera


Photo_22

まーいろんな意味で有名なキットですのでhappy01
当時、組み立てられた方も多いとは思いますが。
後に、テレビシリーズ再編集の劇場版第一作公開以降
シリーズに出演した戦艦・戦闘機などを含め
ヤマト本体も、おびただしい種類のキットがリリースされましたが
何と言っても、私にはこの初版への思い入れが強いです。
プロポーション、ディテール共に洗練されていった
その後のヤマトキットに無い楽しさが、コレにはありましたからね。


Photo_19

初版最大の特徴は、やっぱりココですよね。
今やそこかしこのホビー専門誌で、ツッこみの定番ポイントと化したcoldsweats01
ゼンマイ走行、波動砲発射口からのミサイル発射機構。
第三艦橋なんか最初から無かったかのように鎮座する、巨大なゼンマイボックス。

コレが良かったんですよー。ゼンマイで走るヤマト!
当時のプラモは何だって、モーターやゼンマイで動きましたからねー。
あの『2001年宇宙の旅』のオリオン号まで
プラモにはゼンマイが仕込まれたご時世でしたhappy01


でもあえて今、こんなゼンマイ走行ヤマトを発売したら、逆に人気にならないかな?
バンダイが電動歩行のガンダムを出したら?みたいな企画で。
モチロンつま先はバンダイ伝統・巨大な電池ボックスの『マジンガーZ』体型というhappy01


Photo_23

特別出演、電動Zの組み立て図。もちろん当時物の私物です。
コレも二個作ったなー。Z単体と、ジェットスクランダーとのセットと。
いやーこのタイプのガンダムが出たら、私は即買いですねlovely
もちろんシリーズNO.2で出そうなザクとペアで。

で、接触不良やコード断線の恐怖と戦いながら組み立てるんですよhappy01
私にとってプラモは「動いてナンボ」なものですから
「作るというより、作らされている感覚」のMGを飾るより楽しそうかなとcoldsweats01

まーそんな妄想はともかくcoldsweats01
前述のゼンマイヤマトはあまりに有名すぎて、私ごときが語ることは無いんですが
私にとってヤマトと言えばコレなんですからしょうがないhappy01

まさか今回の実写版ヤマトで、公開まで極秘にされていた新兵器が
この「波動ミサイル」だったりしたら、ひっくりかえっちゃいますがhappy01

さすがにゼンマイ走行は無いと思うけど、『ALWAYS』の山崎監督だからなー。
そこまでやったらあまりに潔くて、逆に感涙にむせびますよ私はhappy01happy01happy01

バグン イガール チヲス 大怪獣総攻撃 前篇

Photo

さあ。予告からずいぶん時間が経ちましたが
本日ようやく、前篇が完成しました。
期待外れを覚悟の上、どうぞごらん下さいcoldsweats01


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昭和85年・秋。
木々も紅葉をまとい、セピアに彩られた公園。
誰も知らないある日の昼下がり・・・


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地球侵略の魔手は、この平和な公園の片隅から
静かに始まるのであったっ!


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宇宙の無法者バスカ星人の尖兵・バグン。血走った白目が苦労を感じさせるぞ!
地球群の超大型ミサイル・Q3にもびくともしないつわものだ!
宇宙怪獣仲間の下馬評では、あのゼットンよりも強いらしいぞ!


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クスコの北、マチュピッチの地下御殿から
テルテ博士により目覚めさせられたインカ族のミイラ怪獣・イガール。
目から放つ怪光線は、リマ市を火の海にする威力だ!


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出身地から能力まですべてが謎に包まれた、幻の怪獣・チヲス。
特に設定がないところが、かえって怖さを倍増させているぞ!
姿は石ノ森画伯の某有名怪人に似ているが、赤の他人という噂だ!


Photo_2

というわけで。俺たち悪のシカルナ怪獣トリオ。ウ~~~ゥワッhappy02(島木譲二風)
でも中岡俊哉著『世界の怪獣』シリーズの登場キャラという悲しさ。
テレビで見たことはないマイナーな面々なので
逃げれば良いのか怖がれば良いのか、人々のリアクションも今ひとつだっ!
こういう時に出ますよね怪獣の知名度や人気ってsad


Photo_13

一方その頃。
今井自衛隊が誇る高性能レーダーは、彼らの動きをいち早く捉えていたっ!
パラボラが大きければ性能は高い事になっているんですっcoldsweats01


Photo_4

目には目を、レトロ怪獣にはレトロ兵器をということで
緊急出動命令が下ったのは、連結戦車クローラー!
今井自衛隊が誇る、伝説の特殊陸戦兵器だっ!
マブチ260モーターが生み出す驚異の登坂能力に加え
高性能レーダー、対空ミサイルの威力は
40代から50代のおじさんおばさんがチビッコだった時代
放課後の路地裏戦争で大活躍、数々の伝説を残しているぞ!

さあ特に専用のBGMも作られてないけど
勇壮な脳内マーチに乗って、大怪獣が暴れる現場へ出撃だ!


Photo_5

・・・と思って来てみたんだけど、思ったより小さいねえキミたちsweat01
しかもこんな池のほとりで暴れなくても。街を襲う度胸が無いとか?

いやいや連結戦車さん、人を見た目で判断するのもどうかと思うなー。
一度戦ってみないとわかんないよ。怪獣の実力ってcoldsweats01

いやー舞台といいサイズといい、コレじゃ見てるお客さんもひょうし抜けだよ。
まー製作側の事情もあるしねー。そういうもんですよね怪獣映画ってcoldsweats01


Photo_6

申し訳ないけど失礼するわ。キミたちならそれほど周りに迷惑かけないだろうしhappy01
あっ怪獣としては傷つくなーそういう扱い。
ただでさえマイナーで相手にされないのにweep


Photo_7

よーしこうなったら奥の手だっ!よーく見なさいクローラーのダンナ。
おおーいつもの並びと思いきや。一番奥に見慣れない新キャラがeye


Photo_8

満を持して現れた用心棒は
シカルナ怪獣の真打・シベリアの鉄獣!
その名の通り、鉄のように固い皮膚と巨大なツノが自慢の憎いヤツ!
逆光に映える四本足のシルエットも、見栄えしますねえ。
なんか目つきも自信に溢れていますしhappy02


Photo_10

さあダンナ、これなら文句あるまいっ!
いやーよけいな事言っちゃったかなーcoldsweats01 こんな強そうなのが出てくるとはsweat01

シカルナ怪獣たちに囲まれて、クローラー絶体絶命!
恐怖の怪獣軍団の攻撃に、連結戦車の反撃なるか!?
彼方の池で、カモにエサをやる平和な老夫婦とのコントラストが
息詰まる対決をいやがおうにも盛りあげますっpunch


Photo_11

・・・と、ここでデジカメの電池切れweep さらに陽も翳ってきまして・・・
うーむ予想以上に陽が短い。コレがオープンロケの辛いところでsweat01
いやホントのお話なんですよ。もう季節は初冬なんですね。
というわけで今回、前篇の公開はここまで。
后篇は次回の記事とは限りませんが、いずれ撮影後にアップさせて頂きますcoldsweats01



Photo_12

バグン・イガール・チヲス・シベリアの鉄獣。
そして新たに地球を狙う、最強の敵。
人類の存亡を賭け、湖畔で繰り広げられる一大攻防戦!
敵を捕える高性能レーダー。うなる対空ミサイル。
そして繰り出す、今井自衛隊の最終兵器とは?
果てしない戦いの結末はいかに!?


大怪獣総攻撃・后編にご期待下さいhappy01

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