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2010年11月28日 (日)

キュポラ対バンダイロボット軍団

昨日のお話でスキャナーの威力に驚き、久々に昔のプラモの記憶も蘇ったので
今日も調子に乗って、プラモ絡みの紙モノをスキャンしてみましたhappy01


Photo_8 

今を去ること40年、1970年に買ったバンダイのゼンマイ版ロボットプラモ
『アタックボーイ』に同梱されていた、オリジナルストーリーチラシです。
(写真はクリックで拡大しますので、読みにくい方はどうぞcoldsweats01


【オモテ面】


Photo_5

【ウラ面】

Photo_6

昔から私は、プラモ本体はどこかへ行っちゃうのに
組み立て図やこうしたキット同梱の紙モノを保存しておく変なクセがあって

コレも、40年間の風雪に耐えたものです。
まさか今になって、ブログでお披露目するハメになろうとはcoldsweats01

ちなみにこのチラシの内容自体は近年、黄金模型店から発売された
プラモ研究本
『昭和の未来科学模型』P87にも再録されていますが

マニアの方には、チラシの色やウラ面のバンダイマークの位置などから
写真がオリジナルのチラシである事が、お分かり頂けると思いますhappy01

コレが発行された1970年は、ご存知大阪万博が開催された年。
感性剥き出しの子ども時代がこういう年代に重なると
もはや怪獣やロボットがDNAに組み込まれない方が不思議なくらい
純粋培養のオタクが出来上がるわけで。もちろん私もその端くれcoldsweats01

内容はと言えば、突如地球への侵略を開始した宇宙人キュポラを向こうに回し
’70年当時にバンダイから発売されていた電動・ゼンマイ駆動のオリジナルプラモ
『バンダイ ロボットシリーズ』のラインナップが戦いを挑むというもので

まことに血沸き肉踊る、一大スペクタクル巨編なのでありました。
各ロボットの八面六臂の活躍ぶりに、購入意欲も高まったところへ
チラシ下段には、商品ラインナップが待っているという心憎い構成。
これを見て、おもちゃ屋さんに走らない子どもが居るわけもなくhappy02


怪宇宙人キュポラに連れ去られたバンダイ博士happy01を救うため
残された設計図をもとに、一人で5体ものロボットを組み上げちゃう
ケン少年の天才ぶりもスゴいですが
後半にはメディアの枠を超えて、あの金田正太郎くんも参戦しちゃう!
我らが鉄人28号を加えた夢の6大ロボット軍団に、もはや敵なしというpunch

敵に炸裂する1000メガトンミサイル!金属溶解光線!超高圧電気針!
ああなんて強力無双の響き。
数字が大きかったり漢字が多いほど、兵器は強いに決まっているんですっhappy02
科学こそが人類の明るい未来を約束してくれると、誰もが信じていた時代らしい
ロボット大活躍のイケイケストーリーですねーhappy01

冒頭の「アタックボーイ」購入当時は全然気づかなかったんですが
これらのロボットが全て、今井科学や木暮模型の金型によるもので
その多くは今井の’69年の会社更生法申請に伴い
、バンダイが金型を買い取って
ネーミング替えで再発売したものであることを、後の文献で知りました。



参考までにバンダイ版商品名と、今井版・木暮版商品名の違いはコチラ。

バンダイ版商品名→オリジナル商品名(メーカー名)


ミサイラー→キャプテンパトロール(今井)
ハーキュリース70→サイボーグ(木暮)
アタックボーイ→ベビーサンダー(今井)
ハリハリ→デストロイヤー(今井)※ドラマ「ジャングルプリンス」登場ロボット
ガードマンロボット→パトロールロボット(今井)
鉄人28号→もちろん今井版も同じ。コレを変えたら怒られちゃいますねhappy01

いやー名キットとして評価の高い木暮模型の「サイボーグ」が
この’70年バンダイロボットのラインナップに入っていたとは。
何しろ私なんて、この中ではアタックボーイしか作ったことがないものですから
「サイボーグ」は一度は組み立ててみたい、憧れのキットなのですhappy01

ひょっとして当時、入り浸っていた名古屋市緑区のおもちゃ店「フクシマヤ」の
巨大ショーウィンドーに、並んでいたかもしれませんねーなんて
知る人ぞ知る地域限定記憶が蘇ったりしてcoldsweats01

でもこのストーリー、よく読むと
宇宙人キュポラの他に、怪人ビオダルグなる侵略者が
ロボットの設計図を狙っているんですね。

怪人ビオダルグ。シカルナ工房の世界の怪獣やヨコプロのパチ怪獣好きの心を
心憎いまでに揺さぶる、名ネーミングぢゃありませんかlovely


怪人ビオダルグの脅威を前に、少年科学者ケン君と金田正太郎君のタッグ再び。
地球の命運を握る大事なロボットの設計図を、決して渡してなるものかっ!
緊急出動!バンダイロボット軍団!
マブチ13モーター、ナショナルハイトップ赤乾電池の在庫も万全だ!

連結戦車といいシカルナ怪獣といい、どーも「ネヴュラ」の記事内容は
誰もが語る一般オタク記事より、さらに読者を限定するようですがcoldsweats01

マスコミ露出のメジャー作品にはない、この味わい。
こういうのが良いんですよ。世代人の中だけに輝く、路地裏文化の再生がhappy01
これだけは後追いマニアの大人目線が近づけない、記憶の聖域なんですからlovely

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コメント

このシリーズのCMは鮮烈に覚えてますよ
メーカーは違いますがアストロミュー5に通じるものを感じました
松坂屋のオモチャ売り場で実物見ました
アタックボーイを買ってもらったような気がするなあ
オイラも後年、イマイやコグレの流用っての知りました
バンダイがサンダーバードや鉄人のプラモ出してた記憶の方が強いですよ
ブルマァク以外はあんまりメーカーにこだわらなかったなあ

フクシマヤ・・・・
今は大変綺麗なお店になりましたよ
お店の三分の一がサーキットですが
古いお店時代にブリキゴジラ・バラゴン・ジラースが展示してありました
大昔、古いおもちゃ探ししてる時には出してくれなかったのになあ
今は息子さんが経営に加わってるみたいで、親父さんも奥さんも昔よりは客当たりが良くなりましたよ
あの大きなウインドーの中のプラモ群は魅力的でしたね
残念なのは西日でパッケージに日焼けが出ちゃう、これは商売としては致命傷だよねえ
ビッグビートルをフクシマヤで買ったのは良い思いでですよ

珠恵様 世代人の皆さんにとって、このバンダイ’70スーパーロボットのラインナップは
強烈なインパクトがありましたよねhappy01
記事の通り、私もこのロボットたちがイマイ・コグレの再販キットとは
当時は夢にも思わなかった世代なのでcoldsweats01
いきなり登場した6大ロボット(ホントは他にも何種か販売されましたが)に
ビックリし、一つでも多く集めようとしたものです。
まー結局、もっとも安価のアタックボーイしか入手できませんでしたがcoldsweats01

>バンダイがサンダーバードや鉄人のプラモ出してた記憶の方が強い

そうなんですよね。
イマイが自社キットの金型の一部をバンダイに売り渡したのが
’69~’70年ごろなので
TBや鉄人のメーカーがイマイかバンダイかというのは
ちょうどここが、記憶の分岐点なんですよ。
もちろん私も珠恵さんと同じく、バンダイの記憶が強いです。
その後のヤマト・ガンダムキットも含め
バンダイというメーカーはそれだけ、キャラクターキットに力を入れていたんでしょうねhappy01

フクシマヤは新規開店以降、顔を出したことはないんですが
今も時々、前を通ります。
三分の一がサーキットとは、時代の流れを敏感に捉えた営業戦略ですね。
息子さんは昔からラジコンカーがお好きでしたから、その意見も反映されているのでしょう。
’77年頃のラジコンカーブームの時は、私もずいぶん相談に乗ってもらいました。
タミヤ1/12ポルシェのシャフトを融通してもらったりhappy01

>西日でパッケージに日焼けが出ちゃう

あれはあの大ウィンドー唯一にして最大の欠点でしたね。
けっこうレアなキットも陳列されていただけに、惜しかったものです。

>ビッグビートルをフクシマヤで買った

ソレはスゴイhappy02良い思いでですねー。羨ましいです。
私もあのお店で、マルサンのポインターを買った記憶がありますが。
資料によると’67年発売の50円キットでした。
当時のお小遣いでは、それが限界だったんでしょうねcoldsweats01


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