2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

私信等はこちらまで

無料ブログはココログ

« 白い陸亀 | トップページ | 悲しいほどお天気 »

2010年9月15日 (水)

秋雨二句

「着替えてる間に降りだすんだもんなーsad
そう言いながらも、7枚のTシャツとトレーニングウェアを今さら脱ぐ気にはなれず
傘を手に雨の中を歩き出した、午後6時半run

すっかり涼しくなった夜の街を、しとしとと濡らす秋雨はそれなりに気持ちよく
サウナスーツの中を流れる汗も、一週間前とは比べ物にならないほど減りました。
まーこうなるとウォーキングと言うより、夜の散歩の風情ですね。
暴力的な暑さに気合を入れる必要がなくなった分、雨を楽しむ余裕もあるとrain

ところが数分も歩かない内に雨脚は強くなり、あっという間に土砂降りに。
あーあやっぱり出なきゃよかったかなー。傘を差しても意味なんかありゃしないrain
サウナスーツがレインコート代わりになるのが、唯一の救いというありさまweep

あんまりひどい降りに思わず、ひさし付きのバス停へ逃げ込みました。
備え付けのベンチに座ったものの、叩きつけるような豪雨ですから
ひさしも無いよりはましな程度で、ほとんど意味がありませんsweat01
まーしょうがないかと諦め、小降りになるのを待っていました。

でまあ、誰しも考えることは同じのようでcoldsweats01
ほどなくして、ひさしを頼りにバス停へ逃げ込んできた人影が二つ。
コンビニ帰りとおぼしき、中年の男性二人連れでした。

ご近所同士か友人か、「降るねえ」なんて仲良さそうに話しています。
でも雨は止まない。ひたすら止まない。これでもかと降り続きます。
田舎の停留所ですから、バスなんて30分に一本程度しか停まりません。
バスの来ないバス停に閉じ込められた、私たち三人。
響き渡るのは、アスファルトの歩道に打ちつける土砂降りの雨音だけ。



10分ほど経ったでしょうか。男性の一人がポツリとつぶやきました。


『本降りに なって出て行く 雨宿り』か・・・」


これ以上待っても小降りにはならないと、観念したのでしょう。
フッと笑った彼は相方の男性を促して、思いきりよく傘を開き
バス停を飛び出していきました。



いやー粋ですねえ。一句残して出て行くところなんて、いいぢゃありませんかhappy01
句もなかなか苦味が効いて、枯れた感じが素晴らしいhappy01

60年代の邦画の一場面を見ているようで、ちょっと得した気分でした。
ま、そういうものですよね。人生とはままならないものです。
人間達観も大事と、私も思いきってバス停から出たのは言うまでもありません。


まだまだ降り止まない雨の中をとぼとぼと歩く私でしたが
これまたビックリ。居る所には居るものですね。根性の座った方が。

豪雨に煙る闇の中から現れたのは
タンクトップとトレーニングパンツでさっそうと走る、30代とおぼしき一人の女性。

そりゃ彼女はズブ濡れですよ。頭からつま先まで。
まーそこまで濡れちゃったら、かえって気持ち良いくらいでしょうけど
まったく頭が下がると言うか、雨を気にする自分が恥ずかしいと言うかcoldsweats01
車道を走る車のヘッドライトが彼女の背を照らし、後光のように見えちゃったりしてlovely
その迫力に押され、思わずウォーキング魂に火が付いた私だったのでしたpunch


いやーすごいわー。何が彼女をそこまで突き動かすのか。
あまりに感動したので、バス停のおじさんに習って一句ヒネってみました。


『はずむ息 雨脚よりも なお強く』 お粗末sweat01 


おもしろいものですね。土砂降りのウォーキングもrun

バス停おじさんとジョギング女性の人生観は
さながら、達観と挑戦ってところでしょうか。
あなたの人生観はどちらですか?
ヘタレの私にはいずれも素晴らしく見えて、とても決められませんがcoldsweats01

« 白い陸亀 | トップページ | 悲しいほどお天気 »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/104767/36763815

この記事へのトラックバック一覧です: 秋雨二句:

« 白い陸亀 | トップページ | 悲しいほどお天気 »