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2010年6月 8日 (火)

陽下の宝獣

今朝の名古屋は厚~い雲が太陽を遮り
残念ながら日の出は見られませんでしたcloud

いやーせっかく早起きしたのに。もう梅雨も近い事が、肌で感じられますねえ。
グレー一色に染まり表情の無い空では、前に何を置いても絵になりません。
単なるのっぺりした、グレーバックの写真になっちゃうweep
まーおいおい、こういう曇り空を有効活用できる方法を考えてみますhappy01

で、今朝の一枚というわけじゃないんですが、こんな写真を持ち出してみました。


Photo

コレは昨日の7日、太陽光の下で撮った『ザゴラ山中の怪獣』。
前回の記事でご紹介した、パチ怪獣の銘品ですhappy01
昨日の名古屋もほぼ一日中、曇り空だったんですが
昼間のほんの一瞬だけ太陽が顔を出したので、すかさずベランダで緊急撮影
かろうじてこんなカットが撮れましたcamera


このザゴちゃんは独特のクリアソフビ処理と、カラフルな塗装が売りなんですが
太陽光の下でシルエットになっても、カラフルさがかえっていい感じに抑えられ
本物の着ぐるみみたいな質感になりますねhappy01

意図的におもちゃっぽく処理されたディテールも、影のおかげでリアルに見えます。
ゴジラみたいな単色だとシルエットも真っ黒で、ソレはソレでカッコイイんですが
こんな風に影の中で浮かび上がる極彩色というのも、味わい深いものですね。
下あごにこぼれる陽光も良い感じでhappy01


まー当たり前のことながら、この手のパチ怪獣は映像化されていないので
巨大感溢れる特撮画面などはただ想像するしかないんですが
こうして太陽光の下に持ち出すと、予想外のリアリティーや巨大感が演出されて
きっと実写化されたらこんな感じなんだろうなあと、バーチャルな体験が出来ます。
やっぱり怪獣は、外へ持ち出してナンボなんですねえ。
まだまだ広がる自然バック撮影の可能性に、偶然ながら気づかされた次第です。


私が子どもの頃は、怪獣ソフビもプラモデルもフィールドバトルが当たり前で
路地裏で公園で、毎日思いっきり格闘が繰り広げられていたものです。

傷だらけ汚れだらけ、マジックで大きく名前が書かれるのも当たり前。
塗装のハゲや間着のひび割れなんて「名誉の負傷」まみれの状態が普通でした。
本当の「おもちゃ」だったんです。
そんな「おもちゃ」が埃や汚れ一つ無く、大切にガラス戸付きのケースに収められ
触られもせず眺められるだけの「鑑賞物」扱いになって、もう何年になるでしょう。
確かにそういう扱いは、ソフビの延命措置ではありますが
誰にも構われず、静かにガラスケースの中に立つ怪獣たちは
どこか表情も寂しそうに見えます。
「ボクも外で遊びたいよ。太陽の光を浴びたいよ。」と語りかけてくるような。


最近、朝日や自然バックの怪獣を撮りはじめて、私は一つの事に気づきました。
太陽光の下だと、怪獣は生き生きして見えるなあと。
やっぱり怪獣たちも喜んでいるんですよ。思いっきり光を浴びてsun

きっとこんな陽光の下が、「おもちゃ」である彼らの本来の居場所なんでしょうね。
まー古いオタクの郷愁から来る、単なる感傷かもしれませんがcoldsweats01

きっと私はこれからも、どんどん外で怪獣写真を撮るでしょう。
デジカメのモニターに映る彼らの表情は
部屋に閉じ込められている時とはまるで別人、とてつもなく楽しそうです。
そんな彼らに会いたくて、私はシャッターを切るのです。
きっとその時、私の顔も子どもに戻っているんでしょうねhappy01happy01happy01


Photo_3 

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