愛は思うまま
さあ今週もようやく終わり
週末は気温も平年並みに戻るそうで、ふたたび遊びの虫が騒いでいます。
最近はちょっと落ち着き気味ながら、昔は週末の夜ともなれば街へ繰り出し
仲間の集まるスポットで、夜通し遊んだものです。
意外に思われるかもしれませんが、私はけっこう外出派なんですよ。
閉じこもっているのはちょっと苦手で、気温の上昇に応じて
どこへ出かけようかとムズムズするタイプなんです。
部屋でパソコンの前というのは、ちょっと居心地が悪いと。
お酒は飲めないながら、グラスから立ち昇る魅惑的な香りに包まれ
煙草の煙とミラーボールの輝きに見え隠れする人々の、心地よい喧騒をバックに
一期一会の出会いを楽しむのが好きなんです。
もちろん、節度は守りますが
幻のようなそうした出会いが、人生そのものかもしれないと
最近は感じるようにもなりました。
人々が集う酒場には、出会いの数だけドラマがあります。
スクリーンやブラウン管を眺めているだけでは決して味わえない
人間の生きざまが、凝縮されているのです。
媚薬のような、そんな人々のかかわりの楽しさに魅了され
今も暖かくなると、週末は外出の虫が騒ぎ出す私です。
ここ数日続いている達郎つながり、今夜の一曲は
そんな週末の夜の喧騒を色濃く映し出す、このナンバー。
初期RCA時代、色彩感覚溢れた作詞で達郎に協力し
達郎の世界観を決定づけた盟友、吉田美奈子。
同時期の達郎作品ほぼすべてのバックコーラスを務めたことでも有名ですね。
そんな彼女の代表曲にして国内ファンクの嚆矢、「愛は思うまま」。
こんなカッコイイ曲が’70年にあったなんて。
つくづく当時の達郎ファミリーの早すぎた才能には、驚愕と羨望を禁じ得ません。
今日は直球で、オリジナルをお聴き下さい。
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