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2010年1月 6日 (水)

もう一つの地球を知らない人々

前回の記事でご心配頂いた方々、私のような者の心中をお察し頂いた方々
本当にありがとうございました。
たとえ自然の摂理とはいえ、自分の人生に確実に影響を与えた存在が
天に召された事実のショックは、そう簡単に癒えるものでもありませんが
ファンがいつまでもふさぎ込むのは、きっと成川氏も望まれないでしょうから
明日行われるご葬儀に際し、遠く名古屋から哀悼の意を表することで
一つのけじめとしようと思います。

成川氏が作り上げた蒲生譲二というキャラクターの個性は
今後、私が創造する新ヒーロー企画の端々に、これまで以上に影響する事でしょう。
それが彼を偲ぶ事であり、私の彼への、唯一にして最大の恩返しです。
DVDでいじいじと彼の出演場面を振り返り、一人哀しむような
ネガティブな姿勢は、私のスタイルではありません。



さて。今回は気分も新たに、別のお話をしましょう。
とはいえ実は、この記事を読まれている段階で
すでに読者の皆さんには、まったく関係ない話題なんですがcoldsweats01


年末年始という時期は、なにかと人と会う機会が増えるものですよね。
親戚筋や旧友との再会に加え、新しい出会いもあったりします。
ご他聞にもれず私も、疎遠になった仲間の無事を年賀状で確認したり
また直接顔を見たりと、様々な人々と関わる数日間を過ごしました。

そんな日々の中で一つ、それが生活に根付いているかどうかで
確実に、現代社会に関する認識の差を感じる事がありました。

ダイエットじゃありませんよhappy01 
最近の「ネヴュラ」記事の傾向から
そう思われた方もいらっしゃるでしょうけどcoldsweats01
非常に単純な事なんですが、きっと皆さんも感じられると思います。


インターネットというツールが、生活に根付いているかどうか。



ブログやmixi執筆など、双方向の活動だけではなく
ネット通販やサイト検索など、基礎的な使用までも含んだ
広い意味での「ネット」という概念が、本人にあるかどうかという意味です。
これがあるかないか。もっと言えば
ネット接続に抵抗があるかないか、敷居が高いか低いかという事が
その人の社会認識能力に、ものすごく影響してくるように思えたのです。


オタクっぽい表現をすれば、社会の空間認識度や情報の把握速度に於いて
ネット敬遠者とネット経験者の差は
宇宙世紀における、アースノイドとスペースノイドの差に匹敵するような気も。


テレビや雑誌、新聞等のメディアから情報を収集し
学校や職場など身の周りの世界のみで、仲間と知り合う。
そういう生活を続けている人は、『物理的な行動範囲』という名の重力が
自分にのしかかっている事に気づかず、そこから逃れる発想が無い。


片や、ネットというツールを知ると
その重力からは、一気に解き放たれますよね。

世界中のリアルタイム情報を瞬時に知ることもできれば
自分が書いたブログの記事に、見ず知らずの方から寄せられたコメントに
目からウロコが落ちるほどの刺激を受けることだってあります。
それがきっかけで、長いお付き合いに発展することだってあれば
ましてやオフ会やコラボ企画に参加させてもらえるなんて
身の周りでしか仲間を作れない頃には、想像もできない事でした。

読者の皆さんの中には「ああ。分かる分かる」と
頷かれる方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

でもこの記事をご覧になっている事が、すでにネット活動なんですから
読者諸氏には「ネットの敷居が高い」なんて事はない訳ですよね。
こういうお話をネットで語っているというのも、なんとなくシュールですがhappy01


例えば年末のある時、私はこういう人とやりとりをしました。
当人はいわゆる「パソコン食わず嫌い」で、ネットのネの字も知りません。

近所の大手家電店の歳末セールへ出かけ、多くの家電品をまとめ買いし
たくさん買うからと値切って、格安で手に入れたと自慢しています。
店員さんとの交渉に一時間以上かかっちゃったと、「戦利品」の価格を
いかに安く手に入れたかという苦労話付きで、丁寧に教えてくれましたcoldsweats01


でも私は知っていました。本人が得意げに話す家電品の価格はすべて
「価格ドットコム」にラインナップされた全国の安値ランキングより
はるかに高いということを。

いやその情報だけなら別に、なんて事はないんですが
その最安値情報を提示すれば、その安値に値段を合わせる家電店も
あるわけですよね。ヤ●ダ電機とか。
実際私もその手で、46インチテレビをビックリ安値で入手できましたし。
つまりこの場合、ネット情報が強力な「値段交渉の武器」になるわけです。


他にも例えば、私と同じような「女装子」とのやりとりでも
同じような事はあります。

体が大きい女装子にとって服のサイズ以上に困るのが、靴のサイズ。
靴だけは自分に合うサイズを履かないと、足を痛めてしまうからです。
ネットでサイズ検索、という手段を知らないパソコン食わず嫌いの「彼女」は
近所の靴屋さんを探し回って、大きいサイズを探すしか手がありません。
文字通り足を棒にしながら、一日かけて探し回りやっと見つけた一足も
デザインは自分の意に沿わず、しかも希少サイズゆえ超高額商品。

「でもそれしかないのよ。ホントに困ったものだわ。」
と嘆く「彼女」の横で話を聞く私の足元には、ネット検索で選びに選んだ
大サイズながらもお気に入りデザインの、しかも驚くほど安価なパンプスが
誇らしげに踊っているという事態にcoldsweats01
これは決して自慢ではなく、ネットによる情報収集能力の拡大がもたらす
大きな恩恵と言えるわけです。


また年明けのある日も、パソコン食わず嫌いの友人と話したんですが
ブログやmixi等の経験がない仲間とのやりとりに
その繋がりがいかに驚異的であり、新鮮かつ有意義なことか
毎日がいかに感動の連続かを、どう説明すれば分かってもらえるのか
ほとほと困り果ててしまう始末でcoldsweats01

「ちょっとした独り言に、全国から意見が来るんですよ。」
「ウルトラQ6本チョイスなんてマニアックな呼びかけに、
ものすごく濃いコメントが15本も集まるんですよ!」

なんていかに力説しても、相手にはその重要性がピンとこない。
ネット経験値がゼロの為、その感動が推し量れないんですね。

無重力空間に浮かんだ宇宙飛行士の感動を
一般人が想像し得ないようなもので。


そんな私の嘆きに対し、彼らが呪文のように唱える言葉がこれです。

『今はなんでもネットだよねえ。』
『自分はパソコンには興味が無いから』
『そんなにネットに詳しいんなら、今度相談するから安く買っといてよ』


これが私と同年代か、年下の人間のセリフですよ。
私よりはるかに年上の方々にだって
ネットユーザーはたくさんいらっしゃるのにcoldsweats01

困るのはまるで、彼らが生きにくい世の中を作った元凶は
ネットという言葉を使い、縦横に使いこなす人間でもあるかのように
私たちが悪者扱いされちゃうところでcoldsweats01

私だって、いつも皆さんに呆れられている通り
未だにネットの片隅でウロウロしているおバカですよcoldsweats01
キーボードだって独学ですからブラインドタッチなんてとんでもなく
かな入力が精一杯というていたらくcrying
こんなヘタレだって、皆さんにお相手頂けるのにcoldsweats01


さらに、こんな言葉も言われましたね。
キミって、昔は絵に描いたようなアナログ人間だったじゃないの。
それがどうして、そんなデジタル世界にのめりこんじゃたの?』


この最後の一言が、パソコン食わず嫌いの人々がネット活動に持つ印象を
最も端的に言い表しているような気がします。

パソコンを、専門家がパンチカードで操作するデジタルツールとでも
素人には全く手の届かない世界とでも思っているのかなあとcoldsweats01
うーむまるで『殺人回路』か『十三代五ヱ門登場』の世界ですがpc


この相手の一言にさすがにおののいちゃった私は
咬んで含めるように答えました。
舌足らずゆえ、その答えは長くなりましたが
要約すればこういう事です。

『あのねアナタ。
電話だって別に、自分の声が相手に伝わる専門的な理屈を知ってて
使ってるわけぢゃないでしょ?
パソコンだって同じで、ネットが繋がる理屈なんて分からなくたって
充分、操作できるのよ。おバカな私が知るわけないし。

アナタ受話器を手にして、相手の番号をプッシュする段取りを
難しいとは思わないでしょ?

ネットだって、それとおんなじようなものなんだよね。』


電話もパソコンも、あくまで道具。
両方ともコミュニケーションツールであって、人は繋がりを求める時
受話器を持つ感触や、パソコンのデザインが好きなんて理由で
操作しているわけじゃないと。
電話なら相手の声の抑揚や言葉の切れ間
ネットなら記事やコメントの内容
そして行間からにじみ出る思いを分かち合うという部分が
何よりも、本当に何よりも重要なわけです。

たとえ両者は光ケーブルで繋がれていても
やりとりの実際は極めて血の通った、アナログ世界なんですよね。

でなきゃ、頂いたコメントに涙するなんて感情が湧くわけがありません。
ひょっとしてそんなのは、涙もろい私だけかもしれませんがcoldsweats01


まーでも今回のお話で出会った『パソコン食わず嫌い』の方々には
別に怒りを覚えているわけじゃありません。
私だってブログを始めるまでは、せっかく買ったパソコンも使い方が分からず
おっかなビックリ、変なところをクリックして大騒ぎしてましたから。
「さっき見てた画面に戻らないよ~shock」なんてhappy01
みんなそこから少しずつ、ネットの素晴らしさに気づいていくんですよね。

確かに人間、リアルのお付き合いは本当に大事ですし
むしろそれなくして、健全な人間形成は出来ません。
私だって別に、ネットが人生の全てなんて考えたこともないですしhappy01

でも確実なのは、前述の「家電価格交渉」や「靴探し」など様々な情報収集も
またブログやmixiなどを通じた、新鮮な価値観を持つ方々との出会いも
それまでの生活感覚を根底から覆す、カルチャーショックだったという事です。

三年半前、ネットエクスプローラーのアイコンに興味を持ち
ダメ元でワンクリックしていなければ
私は未だに、昔のままの生活を続けていたでしょう。
「今はなんでもネットだよねえ」と嘆く諦め派の側に
回っていたかもしれません。


今にして思えばそれは、それまでの人生で気がつかなかった
もう一つの地球の存在に気づいたほどの衝撃。

この衝撃と意義を知らない人生が、私には本当にもったいなく見えます。
おそらく現代は、ネットデビューが早いか遅いかが
少なからず人間の幅、知覚能力に影響すると言っても過言ではないでしょう。

一日でも一秒でも早く、この『もう一つの地球』に気づいて欲しい。
そんな焦りが、私をネット布教に走らせる理由なのですがhappy01

年末年始の再会に、ちょっとそんな事を思ってしまいました。
でも残念ながら、今回の私の願いは
そういうパソコン食わず嫌いの方々には、絶対に届かないんですよね。
ネットを見ない方に、ネットから発信してるわけですから。

うーむある意味、これもシュールですねー。
透明人間が透明迷彩のペンで
『透明な世界に気づいてねー!』と、書き綴ってるようなものでcoldsweats01

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コメント

 初めてネット世界に足を踏み入れた時のことを思い出しましたヨ(^o^)/

 私はPCを買ったのは遅かったんです。いわゆる「2000年問題」の動向を気にして、それが過ぎてから買ったのでした。その頃はダイヤルアップで接続し、1ヶ月の接続時間ごとの契約でしたっけ‥‥。画像が重いページの表示に時間がかかり、1ヶ月に見られるサイトの数も限られ‥‥。
 でも、覗いたその世界には驚くほどの情報が溢れていました。専門的な情報を開陳していたり、私的な思いが深く綴られていたり。私はリンクを辿り、検索し、そんな世界で溺れそうでした。

 買い逃した商品をオークションで落札したり、リアルタイムでニュースを知ったり、動画配信の講座を受講して資格を取ったり、近所のお店には置いていない商品をネットショップで買って翌日には手にしていたり、知りたい情報を入手したり。ネットでは信じられないことが可能になっていますよネ。コミュニケーション以外の場面でも、とても役に立っています。「ネット依存」とは言わないまでも、ネットの無い生活はあり得なくなってきています。
 そしてコミュニケーションでは、見ず知らずの人からレスポンスをいただき、自分の物の見方に幅ができました。

 今は当然のようにネットで調べ物をし、パワーポイントなどのソフトでプレゼンをさせる授業もあります。もちろんレポートやプレゼンの内容がサイトの丸写しにならないように、著作権や二次使用などの指導もします。中学生はほぼ100%、ネットは使いこなしますヨ。
それ故に、有害サイトへの注意、ネット犯罪に巻き込まれないための指導、ネットいじめなどの予防などにも腐心します。

 ネットで調べ物をすると、ネットの限界も感じます。つまり、だれもアップしていない情報はネットでは調べようがないこと、また、間違った情報がアップされていると、それを基にした連鎖が広がっていることなどを知りました。情報の正確さを検討する目も必要なんですネ。

 PCを敬遠している人は、私の職場にはいません。会議の資料やさまざまな処理に、エクセルやワードが使えないと仕事にならないところまできています。
20年前にワープロが普及し始めた頃、「手書きのプリントは味がある」とよく言われましたが、手書きで処理していたのでは時間が足りないほど、やらなければならないことが山積みですし‥‥。

 どうしても私の場合は、帰宅してからでないとネットを覗いている時間が無いので、活動時間が深夜になってしまうのが悩みです(^^ゞ

自由人大佐様 いやーもうホームページまでお持ちの大佐さんのことですから
今回の拙記事をご覧になって、「ナニを言ってんのこのド素人は」なんて
呆れられたと思いますがcoldsweats01

私はパソコン購入が2005年の冬で
さらにブログ開設が翌2006年の5月でしたから
ネットキャリアは、大佐さんの方がはるかに先輩になりますねhappy01
確かにおっしゃる通り、ネットというツールを知ることで
私も、生活スタイルが激変しました。
特に大きかったのが買い物の概念と
今もやりとりさせて頂いている、新しいコミュニケーションの部分ですね。

買い物に関しては、今回の記事の例以外にも
これまでどこまで足をのばし、探し回っても
見つからなかったようなオタクグッズが
もはや自宅に居ながらにして見つかってしまう驚異的な事実に
未だに、感動を感じえません。
ネットの登場で「近所のショップのみ」という
限定空間だった情報認識が
一気に国内全土に拡大したわけですから
そりゃもうカルチャーショックも相当のものでcoldsweats01

新しいお仲間との繋がりも、ネットを知らない人々の想像を
はるかに超える概念ですね。
買い物よりもむしろこっちの方が、ネット敬遠者には説明し辛い世界です。

>中学生はほぼ100%、ネットは使いこなしますヨ。

私も以前、番組で小学校を取材した際、児童の皆さんが実に流暢に
パソコンを使いこなす姿を見て、コリャかなわないわと苦笑した覚えもあります。
でもおっしゃるように、有害サイトやネットいじめなど
これまでになかった新しい脅威に、教育現場は緊張の連続でしょうね。
お察しします。

そういう脅威に気を配り、マナーとモラルに気をつければ
ネットの可能性はまだまだ広がるでしょう。
お仕事などの折、ネットの限界を感じる局面も確かにありますが
おそらくネットというツールは今、まだ過渡期なんでしょうね。
近い将来、ネットインフラが整備されていくうちに
そうしたストレスも徐々に回避されていくような気もします。

>会議の資料やさまざまな処理に、エクセルやワードが使えないと仕事にならないところまできています。

そうですよね。私もその現状は痛感していて
同世代でパソコン食わず嫌いの人たちが
いったいどうやってお仕事を成立させているのか
ある意味、不思議に感じたりもしているんですcoldsweats01
仮に今、彼らにパソコンが必要でなくても
時代はパソコン技術が必須の世界に向かっているわけで。
余計なおせっかいかもしれませんが、その時彼らが
困ったりしないかなあと、ちょっと心配になったりもするのですcoldsweats01

でもお忙しい中、大佐さんのブログはいつも
豊富な話題、安定したクオリティーを保っていられますよね。
そのご苦労には、本当に感服いたします。
私なんて下らない独り言ばかりでweep
良い記事が書けるソフトって、どこかに売ってないでしょうかcoldsweats01

新年早々「本多」監督の名を「本田」と誤字る失態。も~っ私は「誤字ラ」ですね(泣)気づいておられながらも寛大に見逃してくださるオタクイーンさんに感謝です(笑)
ムー帝国の女王なら「マンダのいけにえにせよ~!」ですよね~(恐)
女王が滅びゆく帝国を前に海を泳ぐラストシーン、なぜか幼き胸に焼き付いています。
こういうお話ができる場、出会いに感謝します。

かたつむり様 いやー「誤字ラ」は良かったですねhappy01
もう全然、お気になさることはありませんよ。
私だってもう、記事もコメントも全て
内容が「惨ダ」ゆえ、読み手には「害ラ」以外の何物でもないですからweep

こういう楽しいやりとりをさせて頂けるだけで
私は充分にありがたいです。これからもよろしくお願いします。
「海底軍艦」も大好きな作品。DVDも超合金の轟天号も全て揃え
今も、神宮寺大佐に敬礼を欠かさない日々を過ごしていますhappy01happy01happy01

がんばってください 応援してます

がんばって下さい

はきまなおんなの様 きょうすけ様
応援ありがとうございますhappy01
いつもおバカばっかりですが、これからもよろしくお願い致しますhappy01

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