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2010年1月18日 (月)

輝く月はフルムーン

さてエントリー頂いた皆さん、結果をお待ち頂いた奇特な皆さん
お待たせしましたhappy01


前々回の「ネヴュラ」、mixi連動企画

「粋な男はどう答えたか」

http://spectre-nebura.cocolog-nifty.com/cultnight/2010/01/post-ddab.html

の正解篇、と言うか
新郎が口にしたセリフの発表です。

これは実話であり、創作クイズではないので
どうも「正解」という言い回しが、しっくりこなくてcoldsweats01

例によってこの記事は「ネヴュラ」、mixi日記の両方にアップされています。


ともあれ、難しい穴埋めセリフに
果敢にコメント頂いたお仲間の皆さま、本当にありがとうございましたhappy01
この場をお借りして、深く御礼差し上げますhappy01happy01happy01

結論から申し上げれば、皆さんから頂いたコメントにあったセリフは
全て、ほぼ正解なんですhappy01

こういうのは、細かい言葉の違い云々まであれこれ言っちゃうと
正解なんてありえませんから、個々で多少のブレはあっても
エントリーコメント全員が正解と判断して、良いと思います。
重要だったのはセリフの意味、ひいては新郎の思いでした。
それが狙いを外していなければ、多少の言い回しの差は許容範囲という事で。



ただ、私がその披露宴の席で耳にし
女性客全員がメロメロになった新郎のセリフは
正確に言えば、頂いたコメントのいずれでもありませんでした。

しかも正解には、私だけの琴線に触れたかもしれない
非常に重要な言葉が含まれていました。

その言葉の意味は、頂いたコメントほぼ全員の解説に含まれていましたが
新郎は、そのニュアンスを最も簡潔に言い表していたのです。

前置きが長くなりました。ではご覧下さい。
披露宴の席で『Fly Me To The Moon』をサプライズプレゼントした
ジャズシンガーの新婦に向かって、新郎はこう答えたのです。


木星や火星は無理かもしれないけど
いつか一緒に、月へ行きましょう。』



いかがでしょうか。
これが一言一句間違いのない、新郎のセリフです。
まー設問の段階で、正解はほぼお察し頂けたでしょうから
それほどの意外性は無かったと思いますがhappy01

でも、サプライズで歌われた曲に合わせて
アドリブでここまでのセリフを返せる新郎って、スゴいと思いませんか?

さすが、ジャズシンガーの新婦を娶った旦那様ですね。
まさに夫婦の息はピッタリという事でしょうhappy01



このセリフで私が最も感動したのは、「いつか」の後にある
『一緒に』という部分です。
さすが回答者の皆さんは、この「一緒に」を回答に入れていなくても
その後の解説に、新郎の思いを綴って下さいましたね。
まさに私も、皆さんとまったく同じ思いです。

要はこういう事です。
確かに『Fly Me To The Moon』という曲の内容に合わせれば
前半の穴埋め「木星」「火星」、後半の「月へ」あたりの単語は
簡単に導き出せるはずなんですよね。
ただ、この『一緒に』だけは、意味合いが違います。
まさに、大リーグボール2号の正体が魔送球である事はすぐわかっても
ここだけは分からないという、「肝」の部分ですねhappy01


もうお分かりでしょう。つまり新郎はこの『一緒に』という言葉に
「人生」と「目標」という、二つの意味を込めているんですね。


「人類の月旅行実現までには、まだ長い時間がかかるし
二人とも年は取るけど、その人生を一緒に過ごそうよ」
「そこまで添い遂げられたら、一緒に月へ行きたいね」
きっと『月』は、こんな思いの象徴なんですよ。


ですからこの『月』は二人にとって『ハネムーン』ではなく
むしろ添い遂げたご褒美、『フルムーン』なのかもと、私には思えました。
な、なんて優しい旦那さま。
そりゃ会場内の全女性が、涙を絞られるわけですわweepweepweep

さて。いかがでしたでしょうか。
さすがエントリー頂いた皆さん、言い回しは違っても
新郎の思いは見事にお察し頂けたようですね。
返す返すも、本当に感謝致します。
やっぱり真実は強し。
作り話にはない重みが、このセリフにはこもっていたと信じたいですhappy01



繰り返しますが、これは実話です。
小説やクイズ用の創作ではないので、ドラマの名ゼリフのように
芝居がかっていないのは、ある意味当たり前で。
逆に現実の場面で、あまりに出来すぎたセリフは
かえって浮いてしまいますしね。

「このセリフ、感動的とは思えない」というご意見もおありかもしれません。
まー感性は人それぞれですから、感動を強要するわけにはいきませんしね。
私はこのセリフに涙を誘われた、涙腺の緩いおバカという事でcoldsweats01

でももし、クオリティーやレベルの点で苦言を呈されるなら。
よくお考え下さい。これ、全文がアドリブですよ。
自分の披露宴の席で、サプライズで「私を月へ連れてって」と歌われて
その直後、ここまで粋なセリフが即答できますか?

虫食いの出題を、パソコンの前でウンウン考えて
穴埋め部分の単語をやっと思いつく、という行程ではないわけです。
新郎と設問を読む側では、最初から考えるスタンスが違う。


このセリフをゼロから発想した新郎に対し
そういうご意見を持たれる方は、「虫食い」という80%のお膳立てに乗って
残りの穴埋め部分、20%を考えたに過ぎないわけで。
それを正解だけ見て、大した事ないと感じられた方は
新郎に対して、失礼と言わざるをえません。


私はそういうお考えを、どうしても上から目線と感じてしまう。
自分の発想は20%に過ぎないのに、100%と勘違いしてるんですね。

私はそういう方に、このセリフ以上の名文句をゼロから発想できるの?と
お尋ねしたいです。

昔からの私の主張「自分が出来ないのに批判だけするのは卑怯」
そういう意味なんです。


もし正解にご不満なら、穴埋め設問の前の段階
セリフ全文の出題記事の時点で、先に正解を超える回答をされてから
批判して頂かなければ、後出しジャンケンみたいになりませんか?

作品への不満は作品で返して欲しい。そのチャンスはあったはずですしね。
あくまでもフェアに行きましょう。
そんな風に、新郎擁護派の私などは思います。

お話の方向がちょっとそれてしまいましたが
それも全て、オリジナリティーへの敬意によるものです。
そこを分からない方のどんな批判も苦言も、私は認めることはできません。
それは頑固というよりむしろ、クリエイターの意地なのですhappy01



この披露宴から、すでに5年近くが経ちました。
ご夫婦は今、どんな暮らしをされているのでしょうか。
あの優しい旦那さまなら、奥さまもきっと幸せでしょう。
もうお子さんも、いらっしゃるかもしれませんね。
そうか。あの時のご主人の「一緒に」というセリフには
あるいはお子さんやお孫さん、ご家族一同まで含まれていたのかも。

彼が「二人で」と言わなかった理由が、ようやく分かりました。

滑るように月面上空を飛ぶ宇宙船の窓から
楽しそうに顔を覗かせる子どもたち。
それを見守るのは、幸せな年を重ねたご夫婦。
そんな光景も、夢ではなくなってきました。
ただ想像する宇宙船が、どうしても小松崎デザインになってしまう
私のような古いオタクには、月旅行は間に合わないかもしれませんがweep

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