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2009年10月13日 (火)

思い出を商売にする時代

点けっぱなしのテレビに背を向けて、パソコンに向かっていたら
不意に、このCMが流れてきました。



で、その直後にこのCMが。



そりゃー反応しちゃいますよ。
両CMのBGMなんて、もう何百回聴いたか分からないくらい
体に染みこんでいますから。たとえ新アレンジでも。


この二つのCMが続くのは珍しいとしても
最近は本当にゴジラやウルトラ、ライダーや’70~’80年代アニメを使った
商品、CMが増えましたねー。

パチンコは言うに及ばず、上のCMなんて完全にお父さん、大人世代を
ターゲットにしてますもんね。

今頻繁に流れている東宝特撮映画DVDコレクションのTVスポットも
創刊号が「ゴジラ」第一作なんだから
そのオープニングタイトル曲がBGMになるかと思ったら
わざわざ、’70年代東宝チャンピオンまつり当時のTVスポットで
よく使われた「怪獣大戦争」マーチを採用してるし。

結局あの演出は、チャンピオンまつり告知CMの再現なんですよね。
当時子ども時代を過ごして、あのBGMに涙しないお父さんは居ませんよweep

ああいう企画やCM演出は、もはや今の大人世代の「思い出」をくすぐり
販売に結び付けようとする戦略以外の、なにものでもないですよね。
今や、「思い出」までが商売に使われちゃう時代なんでしょうか。

新作に魅力がなくなったという背景もあるでしょうが
車や缶コーヒーみたいな、作品と特に関係ない商品にまで
思い出として大事にしておきたい、いじられたくない
ヒーロー・怪獣が使われると、正直辛くなってしまいます。

まー松井さんはともかく、ステップワゴンは・・・weep

確かにゴジラやウルトラは、世代人には懐かしさ、親しみがわくでしょう。
だからといって、スクリーンやブラウン管で活躍した頃の
超然とした姿から、あまりにかけ離れたおふざけを見せられてしまうと
私などはそれを親しみという言葉で、ひとくくりにはとても出来なくて。

複雑な心境になりませんか?そのキャラクターに心酔していればなおさらweep

なんか、昔真面目だったキャラクターのおふざけって
真面目なだけじゃ稼げなくなったから、お笑いに「転落」したみたいに
映っちゃうんですよね。私の目には。

番宣で情報番組に出て、お笑いタレントにいじられてるウルトラマンとかも
見るに耐えません。そんな情けない存在でしょうか?ウルトラマンって。

スベって頭を掻いてる姿なんか見たら、秒殺でチャンネルを変えますhappy01

「いいじゃんCMだろうとおふざけだろうと、ゴジラやウルトラヒーローが
見られれば、それで満足なんだから。」
というご意見もあるでしょうね。それもごもっともです。
でも「いやなら見なきゃいい」と言われても、CMは時を選ばず流れちゃうし。
難しいものです。テレビをストレスなく見る事って。

でも不思議と、コレだけは許せるんですよね。
今日も朝から、ニュースなどで多く採り上げられていましたが。
元首相のあのお方が、新作映画でウルトラマンキングの声をアフレコの一件。

何故許せるんでしょうか。
きっと私の中では、ウルトラマンには「キング」なんて居ないからなんでしょうね。
だからもう完璧に「私のウルトラとは別物」として見られるんです。
私のウルトラには、家族や血縁関係、長老など矮小な概念はありませんから。
「宇宙生物には、人間
みたいな生存形態を持っていて欲しくない」
のかもしれませんね。

こんな事言うと、また怒られちゃうでしょうがcoldsweats01

まー思い入れが強いほど、イメージを撃ち砕かれた時の辛さも強いもの。
別ケースながら「宇宙戦艦ヤマト」の実写映画化なんていうのも
明らかに大人ターゲットの企画ですが
オリジナルを知る者にとっては、波動砲百発以上の衝撃ですよきっとshock
決して関わったキャスト、スタッフの誰一人として、悪いわけじゃない。
ただ、無理なんです。「思い出フィルター」を打ち破るなんてことは。
オリジナルの輝きを、もうこれ以上いじってほしくない。
それも企画枯渇の時代に生きる者の、贅沢な悩みなんでしょうかweep

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コメント

 私も昨日連続で見ました。しかも「ディアゴスティーニ」「コーヒー」「クルマ」の順に。これってテレビ局も意図して流しているのでしょうか。

 「日本一の家族へ」と、「大きくなったステップワゴン」というコピーと「ウルトラマン『たち』」の出演は、私はなんだか許せてしまいます。ただキャラクターの力を借りてきただけでなく、「ウルトラファミリー=日本一の家族」「ウルトラマンだって乗れそうな広さに変身」という連想が読み取れるからです。つくった人も好きなんだろうなと、なんだか微笑ましく思えます。
 現在2ver.放映されていますが、オタクイーンさんが動画を貼ってくれた方は、ウルトラマンが登場しない(最後の勢揃い以外)のに「ウルトラマンのうた」が流れているのはご愛嬌でしょうか‥‥。

 コーヒーの方も、松井選手ありきでのゴジラの連想ですよネ。たしか最初のver.ではゴジラの姿は確認できないものでした。「松井選手が出演するなら、音楽は『ゴジラ』がイイかも!」という軽いノリが感じられるのは残念ですが‥‥。

 ディアゴスティーニのCMでの「怪獣大戦争マーチ」は、コーヒーのCMとカブるから避けたのかも? それに、聞き飽きた(?)「ゴジラのテーマ」よりも新鮮で、ノスタルジック、そして勢いがあります。
 あのDVDの創刊号を買ってしまったのですが、第1作のゴジラへの攻撃準備を進めるシーンに、この「怪獣大戦争マーチ」が流れていたんですネ(厳密には違うver.ですが)。私にとっては新発見でした。

 『宇宙戦艦ヤマト』の実写は、まったく期待していません。キャストにも感情移入できそうもありませんし、CGを駆使した特撮でブラックタイガーや波動砲を見せられても‥‥^^; 私は『キャシャーン』や『デビルマン』もまだ見ていませんし、アニメの実写化がこんなにも多く制作されているのが不思議でなりません。評判はともかく、興行的には成功しているのでしょうか?
 もしどうしてもアニメの実写化映画を見なければならないとしたら、私なら『ガッチャマン』には魅力を感じます。科学忍者隊もギャラクターも生身の人間だというところに、アクション映画としての醍醐味があるように思えます。

 ウルトラマン「たち」が擬人化され、CMやバラエティに登場するのも、やっぱり「ファミリー」という設定があるからでしょうネ。仮面ライダーは陰があり、使いにくいキャラなのでしょう。逆にショッカー(特に戦闘員)が本編映像の再編集でコメディタッチに仕上げられたリクルートのCMなど、笑いの部分を担っているようです。(最近では『特捜最前線』の二谷さんもそのような扱いで‥‥^^;)
 ウルトラマン「たち」が踊ったりスベったりしていても、それは国民的認知度の産物と、私は割り切っています。子どもでも「この中の人、ダンスが下手!」なんて言うくらいですが、作品としての『ウルトラマン』は真剣に見ていたりするので、今後の『ウルトラマン』も神秘的であり続けると信じています。

自由人大佐様 大佐様もご覧になりましたか!
しかもディアゴまでも連続した三部作をhappy01

>テレビ局も意図して流しているのでしょうか

CMの放送システムからすれば、スポンサーが別々ですから連続は偶然でしょうが
そうなってしまうほど、企業が40代をターゲットに絞った場合の戦略が似ている
という事なんでしょうね。
懐かしのキャラクターや有名作品をCMコンセプトとする方法は以前からも採られていましたが、その傾向は最近、特に顕著な気がします。

確かにウルトラ、ライダー、ゴジラなどなど、私たちが親しんだキャラクターの姿やBGMが流れれば、それはそれで反応もしてしまいますが
個人的には「いつまでもウルトラ、ライダー、ゴジラじゃないんじゃない?」
なんて思いの方が強かったりしてcoldsweats01
それは逆に言えば、ウルトラやライダー並みに語り継がれる有名キャラクターが
未だに生み出されていないことを証明しているように思うんですよ。
だから、過去のキャラクターに頼ってしまう。
それは現在のキャラクター界の閉塞感にも通じていますよね。
今や映画、CMを問わず、ウルトラは「ファミリー」という捉え方しかされなくなっているし。
それはウルトラキャラ個々の魅力が、年々弱まっているからでしょう。
単体じゃ勝負できなくなっている。セブンゼロだって、映画ありきのキャラですしね。

さらにメジャー、マイナーメーカー含めて、今に至っても売れ筋はウルトラ、ライダー、ゴジラらの新規造形アイテムばかり。
キャラクターの数は限られていますから、結局、新商品は
アイテムの造形精度を上げていくことでしか、前商品との差別化が図れないわけです。
同じキャラクターの「新作商品ループ」になっちゃってる。
そういう閉塞感を、CMにも感じるんですよね。

’80年代のコピーライターブームの頃、私もCM業界に居たので
そのコンセプトワークに関しては若干、覚えもあるんですが
既存のキャラクターを「借りてくる」という発想は、クリエイターにとって「敗北を認める」ことなんですよ。
自分では、商品を活かす新キャラが思いつきません。有名キャラの人気にすがります。
みたいな惨敗宣言と言うかhappy01
それだけは避けなければという譲れない一線は、決して私だけの思いではなく
クリエイターの気骨としてあったと思います。
それが最近は、発想力のレベルが下がってきているような気も。
「素人化」と言ってもいいでしょう。

ですから、いかに既存キャラの魅力を活かしたCMを目にしても
私にはそれが「逃げ」に見えちゃうんですよね。安易に考えすぎている。
新キャラを生み出すプロが過去の、しかも他人のキャラを使ってどうするのと。
もっと頭をひねって、ユーザーを唖然とさせるほど新しいCMを作る事。
CMこそが流行の最先端を走るべき。そう考えているんです。

ごめんなさいね。他意はありませんのでご立腹なさらぬよう。
大佐さんの思いとは違いますが、一度でも広告業界の水を飲んだ者にとって
現状は辛すぎるんですよcoldsweats01

まーそんな事を言っていても仕方がないのでhappy01 話題を変えましょうhappy01

>あのDVDの創刊号を買ってしまったのですが、第1作のゴジラへの攻撃準備を進めるシーンに、この「怪獣大戦争マーチ」が流れていたんですネ

そうですねhappy01 あのマーチのメロディラインは伊福部昭氏のトレードマークとも言えまして
東宝特撮作品では随所に使われています。
あのメロディでは『宇宙大戦争』の「突撃のマーチ」が、最高のお気に入りですhappy01

>アニメの実写化がこんなにも多く制作されているのが不思議でなりません。
評判はともかく、興行的には成功しているのでしょうか?

これも辛いお話ですが、現状では話題性のみでしょうねcoldsweats01
「アニメを超えた」という実写化作品は聞いたことありませんし、たぶんこれからも出ないでしょう。ただ興行として見た場合、話題性だけでも制作費が回収できればいいわけですから、極端な話、内容は関係ないのですcoldsweats01
「ヤマト」も含め実写化作品が作られ続けるのは、おそらくこの「話題性による一瞬の観客動員」が成功している為でしょうね。
ある映画評論家もおっしゃっていましたが、そういうのはもう、私たちの知る「映画」じゃありませんね。
作品のクオリティーを上げることよりも、興行面が優先されていてはweep

>作品としての『ウルトラマン』は真剣に見ていたりするので、今後の『ウルトラマン』も神秘的であり続けると信じています。

お子さん達の方がよほど割りきりが出来ているようでhappy01 安心しました。
一人気に病んでいる私の方が、よほどお子ちゃまなのかもしれませんね。
性別同様、生き方も不器用なようですcoldsweats01

私も、この3本のCM、それぞれバラバラに見ましたが、
やっぱり思わず画面に目が行ってしまいますね。

でも、ドラマとして「”物語”を味わう」のと、エンターテイメントとして「”お祭り”を楽しむ」のは、私は別物と考えて割り切ってます。


ところで、おずおずとオタクイーンさんにお尋ねしたい事が……(笑)。

山崎努さんの沖田艦長……聞いて、どう思われました?

都の商売人様 世代人にはやっぱり、これらのCMは無視できませんねhappy01
私などは画面に背を向け、他の作業をしていても
BGMが流れれば条件反射で画面を凝視、のち「騙された」的な敗北感に
打ちひしがれちゃったりしますがcoldsweats01

>ドラマとして「”物語”を味わう」のと、エンターテイメントとして「”お祭り”を楽しむ」のは、私は別物と考えて割り切ってます

いや本当は、そちらが正しいあり方という事もよく分かってるんですよ。
でも「理性で分かっていても本能が許さない」という厳然たる事実もあったりしてsweat01
まーお子ちゃまなんですね私は。それは自分が一番分かっていますし
また、そんなおバカな性格が可愛かったりもしますcoldsweats01

>山崎努さんの沖田艦長

いつか絶対、商売人さんからこのご質問があると思っていましたhappy01
山崎さんは、自分が納得しないと役を引き受けない役者さんですし
受けた以上、ご本人も役者のプライドにかけて演技プランを用意されているでしょう。
でもどんな役を演じても、山崎さんはその役に対して独自の解釈をされるので
おそらく山崎沖田は、私たちの知っている沖田艦長のイメージを覆すものに
なるでしょうね。
個人的に私は、鉄と山崎さんを別々に捉えているので
「鉄を演じた山崎さん」的な感慨も興味も、まったくありませんhappy01
山崎さんが鉄について語る時のみ、私は彼と鉄を同一視するのですhappy01happy01

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