2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

ネヴュラ・プライベートライン

無料ブログはココログ

« ぼくらの宇宙遊泳 | トップページ | 期間限定・休止のお知らせ »

2009年7月13日 (月)

一つの決心

ここ数日、期せずして、色々な方々と意見交換を行う機会がありました。
相手の考えや立場を映し鏡にして、自分を見つめ直す良いきっかけでした。


そんな中、自分の生き方や姿勢に対して、ある疑問が頭をもたげてきました。
色々差し支えもありますので、この場で具体的に申し上げる事は出来ませんが
これまで「ネヴュラ」で、何度も繰り返しお話してきたテーマについてです。

正直今まで、こんな疑問を抱く事など、ほとんどありませんでした。
そういう意味では、私はウブだったのかもしれません。
ただ考えてみれば、そこに疑問を持たない方が不思議だったんでしょうね。
気がついて、愕然としたのも事実ですcoldsweats01


で、その答えに対して、自分の中で「一つの決心」をしました。
この決心の詳細も、今日お話する事はできませんが
数ヵ月後には、分かって頂けると思います。
「あの時の「決心」とは、この事を言っていたのか」と。


ごめんなさいね。今日はいつになく真面目な口調でcoldsweats01
でもこれをお話しないと、自分の気持ちの落とし所が見つからない。
前に進めないような気がしたもので。



私が抱いた疑問を、皆さんにもお伝えしましょう。
皆さんも一度、考えてみて下さい。
その上で、想像して下さい。
その答えを、胸を張って「子どもの頃の自分」に伝えられるかどうか。



日本発のヒーロー「月光仮面」を企画した、川内康範。
初代「ウルトラマン」を企画した、円谷プロメンバー。
同じく初代「仮面ライダー」を企画した、東映メンバー。

前述の作品のみならず、読者の皆さんに
正義や優しさ、愛する心を教えてくれた、全てのヒーロー番組の企画者。

彼らが原案者として、それらヒーロー作品を企画した時。
その創造の原動力は「作品を通じてメッセージを伝えたい」という
「夢」「ピュアな思い」だったのでしょうか?
それとも。彼らの頭にあったのは
「あくまでビジネスと割り切った、商品としての企画」だったのでしょうか?

周りに群がる広告代理店や、スポンサーの思いじゃないですよ。
あくまで企画の根本にある「心」のあり方についてです。
また決して、その是非を言っているのではありません。




稚拙な思いで申し訳ありません。
皆さんもご意見等あれば、どうぞコメント下さいhappy01

« ぼくらの宇宙遊泳 | トップページ | 期間限定・休止のお知らせ »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

 『月光仮面』『ウルトラマン』『仮面ライダー』‥‥。これら日本の子ども番組の流れを変えた、いや、日本の子ども文化を変えたエポックな作品たちの成立について知るには、書籍や当時のスタッフの話を漏れ聞く以外の術がありません。

 偶然、昨日の私のコメントにも書きましたが、ヒーロー番組をつくっている制作会社には、それぞれの傾向というか、「味」がありますよネ。その傾向によっても、企画段階での思惑は異なっていたのだと想像されます。

 これまでいくつかの書籍を読み、当時のスタッフの談話を映像作品やイベントで聞いた範囲(もちろん、当時を美化したり、戦略的に誇張・脚色されたりする部分もあるのは承知です)でしか判断できませんが、私なりの私見を述べさせていただきます。

 川内氏が関わった作品にはどれも、1つの思想が貫かれています。それを氏は「許す」と定義づけられています。制作した宣弘社の思惑とは別の次元で、原作の川内氏は作品を通して「メッセージ」を伝えようとしていたのではないでしょうか。(私は『月光仮面』は未見なので、あまり強いことは言えないのですが‥‥。)
もちろん宣弘社自身が広告代理店でしたから、番組のヒットによってスポンサーに利益をもたらすことを第一に考えていたのでしょうが‥‥。

 東映の体制は、明らかに「ヒット」を狙っていたと私には思われます。時代の流れの先で、「次は何が当たるか」ということを読み、「今までに無いもの」と「これまでのヒット作の何が受けたのか」を見極め、絶妙にミックスされて誕生したのが一連の東映変身ヒーローたちなのだと思います。そして「テコ入れ」ではなく「受けている要素」と「足枷になっている設定」を上手に整理し、「怪奇」から「アクション」へと軸足をシフトさせていったのが『仮面ライダー』でしょう。
私は、良くも悪くも「東映は娯楽に徹している」という潔さが好きです。

 円谷はそのプロダクションの成立過程を考え合わせると、「特撮を使って、これまでに見たことも無い映像をお茶の間に届ける」ということに重点が置かれていたように思います。
「円谷英二」というブランドと、TVで怪獣が見られる『ウルトラQ』のヒットにより、『ウルトラマン』のヒットは約束されていたのかもしれません。だからこそ、「つくりたいモノをつくれる環境」があったのでしょう。金城氏の心の内には「愛」や「夢」、「希望」といったテーマがあったのかもしれませんが、スタッフには「どんな映像をつくるか」が重要であり、特に初期や番組企画時はテーマ・メッセージ性は軽んじられていたのではないかと思われます。(もちろん、『Q』の頃から深遠なテーマを持った脚本が映像化されてきたことは知っていますヨ)

 いずれも、まだマーチャンダイジングが確立されていない時期の作品で、「番組のヒット=制作会社の儲け」という考えは薄かったのではないかとも想像できます。


 本当は、ヒーローの活躍に純粋に酔いしれて、こんなことは考えたくはないんですがネ‥‥(^^ゞ
「子どもの頃の自分」には
「『仮面ライダー』はカッコよさを追求するためにつくられた」
「『ウルトラマン』は不思議な映像を見せるためにつくられた」
とでも説明したいです。というか、私は当時からそのような認識だったかもしれません(^o^)/
(40年間成長していないのかも‥‥(^^ゞ)

自由人大佐様 またまた力のこもったご解析、ありがとうございましたhappy01
もうここまでのボリュームとなると、軽く記事一本分の内容ですね。
お時間を取らせてしまって、申し訳ありませんでしたcoldsweats01

「メッセージ」の川内康範。
「ヒット」「カッコよさの追求」を狙った東映スタッフ。
「不思議な映像」を目指した円谷スタッフ。

なるほど。社風や個人の主義による三者三様のアプローチがあったというご意見は、非常に参考になりました。
考えてみると、これまでブログなどでそういう話題を目にした事が無かった上、ちょっと思う所もあったので振ってみましたが、そういう解析もあるんですね。
やっぱり皆さんにお聞きしてみるものですね。一人で考えていては、なかなかそういう視点にはたどり着けませんしhappy01

私の心の内にあったのは、もっと単純な事でした。
確かにヒーロービジネスはマーチャンダイズ・キャラクター商品の売り上げありきになっていますが、企画者の心の中にはまず「おもちゃの売り上げ」よりも、「ヒーローへの憧れ」や「子どもに夢を」と言ったピュアな思いがあって欲しいという、願いにも似た気持ちだったんです。
それをおろそかにしては、人の心に残る企画は出来ないと。

目先の新しさやクリエイターの自己満足、ましてや功名心や収入に気を取られ、企画にとって最も大事な「心」を置き去りにする事だけはあってはならない。
そしてその「心」を持ち続ける事こそ、企画者にとって一番大事な資質であり財産ではないのか、という事を考えていたのです。

確かに作品はスポンサーが無ければ成立しませんから、代理店や企業の思惑は常に付きまといます。
でもその思惑の中でさえ、企画者は「心」まで売ってはならないと思います。
譲れない所は譲れないと。そこを譲ってしまっては、この企画の「心」は無くなってしまうと。
「月光仮面」をはじめとして、「ウルトラマン」も「仮面ライダー」も、その誕生の裏にはクリエイター達の「自らのピュアな夢を貫く為、企画の心を売り渡さない戦い」があったと思うんですね。
だからこそ、今も私たちの心を捉えて離さない、強力な個性を宿す事が出来たと。

その熱い思い、目に触れなかった戦いの歴史を、私は忘れていたような気がします。
いい年をして青臭すぎるかもしれませんが、私はヒーロー企画を「おもちゃを売る為だけのツール」として割り切る事ができません。
そうでなければ、「子どもの頃の自分」に胸を張れませんものhappy01

 こんばんは!
 ものすごく重い記事ですね。しかしこれまでとこれからの特撮を考えていく上でも、一度は通るべき話題だと思います。これを書かれるのは相当の勇気を持っていらっしゃるのが理解できます。

 ぼくはもともと円谷一筋ですので、どうしても円谷寄りになるとは思いますが、それでも『帰ってきたウルトラマン』までであって、チャイヨーと揉める原因となる契約問題や御大円谷英二の死後の作品にはあまり愛着が湧きません。

 いつからソフビ人形、怪獣カード、怪獣図鑑、再放映権をはじめとするビジネスが作品そのものよりも大きな利益を生むようになったのかは知りませんが、そういったしがらみ(PTAももちろん含む。)によってどれほど作品製作現場が歪められていっているのでしょうか。

 酸いも甘いも隠さずに出てくる昭和特撮に夢中になった者ならば、最近の特撮の歯の奥に物が詰まったような言い回しや表現に忸怩たるものがあることでしょう。

 ぼくも愛し続けた円谷プロからの削除願いのメールを受け取ったときには絶句しました。

 ただそれも現在の円谷であって、英二さんではありません。いまでも彼を尊敬しておりますし、彼の残した作品を愛しております。残されたものが真実ではないでしょうか。

 ファンからの一方的な思いではありますが、熱意や愛情が何も無かったというのならば、これほど世代を超えたファンを獲得し続け、彼らを魅了し続けることは不可能でしょうから、当初はピュアな思いを持っておられたと信じます。

 したり顔で、裏話を話される方もいるでしょうし、業界内に入ってしまうと、憧れだった対象の意外な真の姿などを見聞きすることも多いのでしょうが、それでも愛し続けられれば、それは葛藤を克服したということでしょうし、より深い愛情が生まれるのではないでしょうか。

 繊細なオタクイーンさんがどのような思いでおられるのかはある程度は分かるつもりです。信じておられたかたに裏切られるのは悲しいことです。

 でも、応援し続ける者もいます。ぼくはずっと仲良くお付き合いさせていただいておりますので、これからも特撮ファン同士のつながりを強く共有したいと思っています。

 長々とつまらないことを書き連ねましたが、まずはごゆっくり静養してください。ウルトラマンも、仮面ライダーも、バロムワンもみんないつまでも待っていてくれますよ。

 ではまた!

用心棒様 返事が遅れてしまい申し訳ありませんでした。
またご心配をおかけし、ちょっと心苦しい今日この頃ですcoldsweats01

今回の記事では、皆さんにこの問題をお考えいただきたかったという願いもありました。
「ヒーロー番組はおもちゃの30分コマーシャル」という事実は動かしようがありません。
ただそんな現状に於いてさえ、作品企画の根幹は「商売」に過ぎないのか。それとも「創造者の思い・メッセージへの欲求」が残っているのか。
その事を考えて欲しかったのです。

おそらく現状に於いては、両者のパワーバランスは商売側に大きく傾いているとは思います。
さらに用心棒さんのおっしゃる「地上波という放送媒体の倫理規制(これもはなはだ曖昧ですが)」により、企画者が本当に伝えたい思い・メッセージが、昔に比べより受け手に伝わりにくい状況になっていると思うのです。
その結果、「歯の奥に物が詰まったような言い回しや表現」が横行、見た目は良くても無味無臭の「食堂ウィンドーのメニュー見本」のような作品が増えてしまっている。
制作現場がいかに努力していても、これでは報われません。

>熱意や愛情が何も無かったというのならば、これほど世代を超えたファンを獲得し続け、彼らを魅了し続けることは不可能でしょうから、当初はピュアな思いを持っておられたと信じます。

これもおっしゃる通りです。
結局は過激な表現を摘み取り、感情の動きまで無菌状態にせざるをえなかった制作側、視聴者の両方に責任があるのかもしれませんね。
感情のプラス・マイナスの振幅が広ければ広いほど、メッセージは人の心に深く刻み込まれるものでしょう。一部の視聴者のクレームを恐れるあまり、その幅を狭める所業を制作側が積極的に行っている。まさに腫れ物に触るように。
これでは、何も変わりません。

ピュアな思いは、必ず人の心にストレートに伝わると信じています。
それを「商売」としか見ない人が居るのは、クリエイターとして辛いことです。
メッセージ不在の作品は、もはや映像の無駄使いでしかない。私はそう思っています。
スポンサーの意向、代理店の立場も分かりますが、それを鑑みてなお、私はメッセージを送り続けたい。
それがクリエイターの「心」ですからhappy01

今回の休止の理由はその事だけでもありませんが、いろいろあって、ちょっと疲れましてcoldsweats01
まーあと10日あまり。しっかり充電して、また元気に戻ってこようと思います。
たまには良いですねこういうのも。ご心配をおかけしますが、もう少しお待ち下さいhappy01


オタクイーンさん、ご無沙汰しております。一法師です。覚えてくださってますでしょうか?

ちょくちょく覗かせてもらってたのですが、いざコメントしようとすると、うまく想いが文章にならず、つい記事を読むだけということに。

オタクイーンさんの「決心」。私の想像どおりだとすると・・。いやたぶん私の考えすぎだと思います。

またヒーローについて語り合いたいですね。でも誰かが眼を光らせてると思うと・・。
イヤな時代になりましたね、ホント。こんな時代こそ本当のヒーローが必要なのに。

記事の更新楽しみにしてます。

一法師様 お久しぶりですhappy01
いやーまたコメント頂けるとは。そんな心遣いが何よりも嬉しいです。
ご心配をおかけして申し訳ありません。
一法師さんのことはよーく覚えております。
その後、私も応募を続け、先日はなんとか部活も開かれました。
部活では、一法師さんにもぜひお目にかかりたかったですがcoldsweats01

今回の休止はちょっとした事ですし、今日は増刊号も出しちゃうくらい元気ですから
ご心配には及びませんhappy01
ただおっしゃる通り、特定ジャンルの記事が書きにくいのは辛いですね。
ただ8月になれば、きっとそんな空気も無くなるでしょう。
そうなる事を信じて、ちょっと我慢します。

「決心」については、ひょっとしたら一法師さんのご想像通りかもしれませんね。
ただそれも仕方がない事。一つのけじめと言ってもいいかもしれません。
良くも悪くもそれを越えなければ、私はきっと前に進めないと思います。

またヒーローについて語り合いましょう。
心ない目など、無視すれば良いんです。
楽しいやりとりができる事を、期待していますhappy01

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/104767/30519599

この記事へのトラックバック一覧です: 一つの決心:

« ぼくらの宇宙遊泳 | トップページ | 期間限定・休止のお知らせ »