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2009年6月 4日 (木)

魔界都市新宿⑥

「濃い四日間だったなー。」
5月18日月曜日、午後1時36分。中央自動車道・諏訪湖サービスエリア。
新宿に別れを告げ、高速バスで名古屋へ帰る途中に停まった休憩所です。
意外に鼻にツンとこない地元名産・野沢菜のわさびそばを頬張る私は
怒涛のごとく過ぎ去った四日間の幕切れを前に、軽い感傷に浸っていました。
まーお供がわさびそばというのが、今ひとつムードに欠けますがcoldsweats01



さあそんなわけで。またまた随分間が開いてしまいました。
当日から20日近く経っちゃいましたが、今も私の中に強い印象を残す
新宿での四日間。

今回はいよいよ、女ひとり旅もクライマックスにさしかかります。
(「女」って表記に抵抗がある、というご意見には平謝りの姿勢でhappy01
「話があんまり続くんで呆れちゃうよ」なんて方も、もう少しお付き合い下さい。
まーそれだけ、思うところがたくさんあったという事で。
いつものおバカとお許し下さい。

さて。前回の続き。5月17日・日曜日の夕方5時。
多くの人々でにぎわう新宿・アルタ前。
そこで、田舎者の私にお会い下さったお二人とは。
何と!いつも「ネヴュラ」にお越し下さり、いつもお世話になっている
ブログのお仲間だったのでした。


ウルトラシリーズの各エピソードを高次元の写真特撮で再現し
さらに膨大な史実を紐解きながら、独自のウルトラ論を展開するブログ
「光の国から愛をこめて」を運営されている
市川大河さん。


そしてもうお一人、東京と名古屋の違いはあろうとも
私と生きた年代を同じくし、個人というミクロな視点にあえてこだわって
高度経済成長期の「時代」を語る「パーソナル・オールウェイズ」ブログ
「失われた時を求めて」を運営されている
自由人大佐さん。


いつも「ネヴュラ」へお越し下さり、コメントなどやりとりさせて頂くお仲間にして
ブログ界において燦然と光り輝く功績を残されているこのお二人が
場末のヘタレブログを営む私ごときの願いに応じて下さり
こうして、小さなオフ界を開いて下さったのでした。

・・・で、本来は、このお二人との5時間半に渡る
実に濃い、今回の上京で最も煮詰まったやりとりについて語りたい所ですが
まずその前に、お二人との繋がりをご説明しなければ
その場で感じた思いが、お分かりいただけないと思います。
ですからこの夜のお話は二回に分けて、今回はお二人について
お話しましょう。



今回、この顔合わせが実現した背景には
ネット社会のみが成しえた、あるコラボ企画がありました。

今年3月10日。本ブログ「光の国から愛をこめて」の好評を受け
市川さんが新たにスタートさせた新ブログ「光の国の物語」内の一企画
「光の国から子ども達へ」で、自由人大佐さんと私が
僭越ながら、ストーリー考案という形で協力させていただいたのです。

「ネヴュラ」読者の方々はご存知と思いますが
この企画は、単にウルトラ好き「だけではない」ブロガーの皆さんを
市川さん独自の選定基準で選出し、詳細なルールの中、一人一作の割合で
「オリジナルシリーズの一本としてあってもおかしくないであろう、
各ウルトラシリーズのエピソード」をオファー
提示されたストーリーを、市川さん一流の高次元写真特撮で再現するという
言わば「夢のウルトラ企画」でした。

その結果、そうそうたる参加メンバーによる珠玉のストーリーが
多くのウルトラファンを瞠目させたこの春は、今も記憶に新しいと思います。

そんな中、何の間違いか、私のようなおバカがそのこけら落としを
飾らせて頂く事となり
第一作「ウルトラマン第13.5話 リトラを護れ!」で
一筋縄では行かない市川ファンのご機嫌を窺うこととなったのでした。

未見の方は、この素晴らしい写真特撮をぜひ、ご覧下さい。

http://ameblo.jp/ultra-taiga2/entry-10221822626.html


正直今でも、第一作目となる作品をよりによって拙作とはと
新企画の出鼻をくじいちゃったような罪悪感がぬぐえない日々ですがweep
ともあれ、ストーリーの稚拙さに反し、いつもの再現特撮とは異なる
市川カットワークに驚かれた方も多いのではないでしょうか。
フィルムに定着された「絵」をフィギュアで再現する以上のスキル、
言わば「映像理論」を熟知していなければ、静止画の羅列である
「写真ストーリー」を、見る者に理解・納得させることは出来ません。
そこに市川さんの奥深さ、「表現者」としての実力を感じた方も
いらっしゃると思います。



この「光の国から子ども達へ」では、番外編を含め大まかには
ウルトラマン~ウルトラマンタロウまでの各シリーズに於けるエピソード
というスタイルを採っています。
言わば各シリーズは「参加者が語りたいテーマの入れ物」だったわけですが
その中で全参加者中唯一、私と同じ「ウルトラマン」を「入れ物」に
選ばれたのが、自由人大佐さんでした。


「ウルトラマン」という作品世界にリスペクトし、前作「ウルトラQ」との
世界観の融合を目指した拙作の作劇は
言わば「シリーズのタテ糸」を意識した物だったのですが
自由人大佐さんの場合はその逆、「ウルトラマンが放送されていた時代」
である1966年の景観、考証等、むしろ時代という
「シリーズのヨコ糸」にこだわった、素晴らしいものでした。

また、生粋の東京育ちである自由人大佐さんが持つ「東京」という
都市への愛着、ある意味での「知り尽くし感」も、作品から強く感じました。

新宿南口で高架に乗るタイミングを失い、道を尋ねて右往左往する
私なんかにはcoldsweats01 この大佐さんの「知り尽くし感」とは程遠いものがあります。
田舎者の私にはそういう意味で、「ウルトラマン」の主な舞台であった東京を
地元としていた大佐さんには、「土地勘」では一生追いつけないだろうという
憧れも大きいです。


「ウルトラマン」のオリジナルを考える時、私にはどんなに頑張っても
「架空の山」とか「デッチアゲ地方都市」しか発想が追いつかないですからhappy01

自由人大佐さんの素晴らしい作品「ウルトラマン第33.5話 地底より再び」は
上記リンク記事の6作後、4月21日アップの記事にてご覧頂けます。
高度経済成長のシンボルとも言える東京のランドマークの精密な再現と
それラが存分に破壊される一大怪獣絵巻を、ぜひお楽しみ下さい。


※記事リンクのご許可を頂いていないので、失礼ながらご紹介のみに
  留めますが、他意はありませんのでなにとぞご了承下さいcoldsweats01



そんな繋がりゆえ、今回、市川さん、自由人大佐さんとお会いする目的は
言わば「光の国から子ども達へ」打ち上げ会的性格の強いものだったのです。
とはいえ集まっちゃえば、とても公共の場では語れないお話の嵐でしたがhappy01

「ネヴュラ」を始めるまで、私は掲示板や他の方のプログ等へのコメントなど
一切行った事はありませんでした。
ブログ開設が、ネットに於ける他人とのやりとりのデビューだったのです。
そんな私ですから、オフ会なんてものも初めてで。
「コメント欄で熱い思いを交わした方との初対面」というシチュエーションは
人生で初体験だったんですね。お恥ずかしいお話ですがcoldsweats01
でも今回、お二人とお会いして、私は世の中にこんな素敵な繋がりがある事を
初めて知りました。いやー人間、まだまだ勉強ですねhappy01



ウルトラのオリジナルを作るという事は
「作り手がウルトラのどこにリスペクトしているか」という事を具現化する作業に
ほかなりません。

「ストーリーの妙」に惹かれるなら、ストーリーに。
「怪獣のカッコよさ」に惹かれるなら、怪獣に重点を置いた作品になります。
言わば作品とは、作り手の映し鏡とも言えるのです。
もちろん、「マン」から「タロウ」まで各シリーズで異なるテイストを
再現できるかどうかにも、選んだシリーズへの心酔度が表れると言っても
いいでしょう。
今回のラインナップはすべて、そんな作り手の「ウルトラへの思い」が
映し鏡となった素晴らしいものでしたが、市川さん、自由人大佐さんの個性も
全体の采配や作品への取り組み方に、表れていたような気がします。


今回のオフ会に、お二人の個性や信念が色濃く反映されていたのも
当然の事と言えましょう。
「やっぱりあの作品は、あの采配は、この人からじゃなければ生まれない」
そんな思いを強くしたのも、この日の大きな収穫でした。

それは作品の話題のみにとどまらず、言葉の選び方から表情一つまでに
表れるものだったのです。
なんて素晴らしい一時でしょう。まさに東宝ビデオのオーディオコメンタリーに
参加しているかのような感覚happy01
そこで交わされた会話の一言一句が、まだ心に残っています。


さて。予想していながらも、今回も長くなっちゃいましたhappy01
この奇跡のやりとりの顛末は次回・「魔界都市新宿」最終章へとつづくdanger

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