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2009年5月23日 (土)

魔界都市新宿③

夢か幻か!?
ビールの香りと喧騒の中、グラスを手にする私の正面には
あの有名クリエイター、雨宮慶太監督のお姿が。

監督の脇を固めるのは、現在の特撮業界を牽引するそうそうたる顔ぶれ。
さらに周りには、未来の特撮界を担うであろう、全国から集まった部員諸氏。

この光景に奇跡という言葉を使わなかったら、いったい何を奇跡と言うのか
言葉を知らない私には、とうてい思いつきません


というわけでちょっと日が空いちゃいましたが、5月16日(土)の続きです。
前回のお話のラスト、新宿某所で開催された集いに挑んだ私ですが
今回のお話はその後、集いの後の打ち上げ会場に飛びます。
その構成の事情は後述しましょう。
もう皆さんお察しと思いますが。この集いは、私が以前から何度もお話し
部員の皆さんにも開催提言へのご賛同を呼びかけた
『宇宙船映像倶楽部』の、第一回『部活』だったのです。


雑誌『宇宙船』の読者参加企画として、雨宮慶太監督を部長に迎え
これまでにない新ヒーロー番組を立ち上げ、映像実現化を目指すこの活動。
昨年4月の『宇宙船』復刊以来、すでに5回の募集が行われましたが
毎回繰り出される作品プロットやデザインの課題に果敢に挑戦し
誌面に掲載された事で『部員』となった方々は、全国で22名。
それはさながらフレッシュな発想を生み出す企画者・デザイナーの
梁山泊といった様相で、各々の斬新な発想は、新ヒーロー誕生への
息吹に溢れていました。

そんな部員諸氏が一堂に会する集いこそ、この日の『部活』だったわけです。
いやー実現までが長かっただけに、開催の喜びもひとしおで


ここまでお話すれば、カンの良い読者の方々はおわかりでしょう。
そうです。何しろこれはある意味、皆さんお勤めの企業やお店で行われる
『企画・戦略会議』に匹敵する内容。当然ながら、第一級の極秘事項です。
ですからそこで何が行われたかは、一切公表できない性格である事は
お察し頂けると思います。
そういう事情により、およそ3時間に渡って展開された『部活』の内容は
残念ながらお話できません。
冒頭、お話が打ち上げ会場へ飛んだ事情はそこにあります。

ごめんなさいね。こればっかりは仕方がない事なので、なにとぞお許しを

唯一言える事は。東京での開催という、ある種強引な招集に対して
全国に散らばる部員の、ほぼ全員が参加したという事。
それだけこの活動に対して、真摯な姿勢で臨んでいたという事でしょうか。


加えて、誌面でしかその卓越したプロット力、デザイン力や柔軟な発想を
確認できなかった部員の皆さんがリアルに顔を合わせるという事に
於いても、この『部活』の果たした意味は大きかったと思います。

『宇宙船』で掲載されるとはいえ、デザイン画はモノクロ誌面の都合もあり
オリジナルカラーが確認できず、プロットの露出も一部にとどまる事が
ほとんど。それらを実際に見、聞くことが、どれほどの刺激になったことか。

さらに、部員の人となりを知る事が出来たのも大きかったですね。
「そーかー。この作品を考えた人はこういう話し方をするのかー。」
「このデザインには、そんな思いがあったのかー。」
なんて、作品から各々のキャラクターが見えてくるんですね。

とはいえその反面、様々な思いが交錯したのも確かですが
それもある意味極秘事項ですから ここでは伏せておきましょう。
なにしろ本邦初の『読者参加ヒーロー企画会議』なんですから、予想を覆す
展開があるのはむしろ当然。逆に、そうこなくちゃ面白くありません
ただ一つ、非常に前向きかつ有意義な活動であった事だけは
声を大にして言いたいと思います。


さてそんなわけで。怒涛の感動に包まれた部活も終わり、終了後には
会場近くの居酒屋さんで、打ち上げが行われました


いやーここだけのお話、ものすごく緊張しましたー
私は女子ですから、あまり男性部員の前を歩くのも良くないだろうと
お店へ向かう皆さんの後をこそこそついて行き、半ば追いやられるように
空席に座ったんですが、
私の席の正面に、後からいらっしゃった雨宮部長が座られたんですから。
そんな予想だにしなかった展開に、小心者の私はドギマギするばかりで。
とはいえ乾杯の声を聞けば、緊張も何もかも吹っ飛んぢゃいましたが


いやーこの打ち上げが、また想像以上の収穫で
だって部長と差し向かいで、ビール片手に一時間近くもお話できたんですよ。
しかもその横にはここでは言えませんが、現代特撮界を代表する
トップクリエイターの某氏が!
皆さん、私のような者に何の偏見も無く、本当に良くして頂けました。
それだけでもう、感涙もので

しかも「あの作品に込めた思いは」なんて話題が出たら、実際に作った方が
目の前にいらっしゃるんですから
これを奇跡と言わずして以下同文

「ネヴュラ」をご覧の皆さんはよくご存知の通り、これまでもよく
ウルトラ関係の話題をお話しする私。
やっぱりトップクリエイターの方々にも、ウルトラへの思いをお尋ねしたく
なるのが、情というもので。
まーめったにない機会ですからとにかくお聞きしてみようと、失礼を承知で
話題を振りまくる私でしたが、そんな無礼にいやな顔一つせず
部長以下皆さんは実に丁寧に、噛んで含めるように考えをお話下さいました。


しかもやはり現役の特撮監督、着眼点も見事なもので。
ウルトラから始まって特撮作品全般、お好きな映画について
ゲームとドラマのストーリー性の違いから受ける刺激、モノづくりの姿勢など
目からウロコが100枚くらい落ちそうな私見をさりげなく話されるお姿に
ある種の感動さえ覚えてしまい


「ヒーローがカッコイイのは当たり前なんだよ。ヒーローなんだから。
敵役の設定やストーリー、デザインにまで気を配って
バルタン星人やレッドキングみたいにカッコよく
今もみんなの心に残り、人気を集めるキャラクターを生み出してこそ
本当のクリエイターなんだ。」


幾多の名キャラクターを創出し、多くのファンを魅了する雨宮部長ならではの
敵役への思いに満ちたお言葉。しっかり受け止めさせて頂きました。


お酒が進むにつれ、部長はじめ部員の中にも、思い思いに
席を移る方たちが増えてきました。
女子としてははしたないですが 私もちょっと出張し
シークレットメンバーのお一人のお相手をさせて頂きました。
元々、プロットやシナリオが本業の私にとって、その有名クリエイターの
お話も、ものすごく勉強になっちゃって。

やっぱりメジャーシーンで現役を張られる方は、発想からして違いますね。
「案が浮かばない時にどうするか」なんてお話は、非常に参考になりました。
むしろ、トップクリエイターの皆さんも悩みは同じなんだなと
ちょっと安心出来たりして


「篠原さんですね。『バイオ・ブースト』の。」
そんな風に、掲載作と共に名前を呼ばれる事も、非常に新鮮かつ光栄で。
まるで拙作がすでに作品化されたように勘違いしちゃうほど、嬉しくて
おバカですねー。こんな事で舞い上がっちゃう自分が情けない

場もこなれ、部員の皆さんとお話する場面も増えてきましたが
残念ながら楽しい時間ほど、過ぎるのはあっという間。
未来の特撮作品の実現化を誓い、部長の締めで打ち上げも終了。
至福の一時は、こうして一応の幕を閉じたのでした。


雨宮部長以下ゲスト参加者の方々、今回は私たち部員の為に
お時間を割いて頂いて、本当にありがとうございました。
この日の事は、部員一人一人の胸に、しっかりと刻み込まれた事でしょう。
その教えを胸に、今後も精進したいと思います。

縁の下で頑張って頂いた、Nさんはじめ宇宙船編集部の当日スタッフ諸氏
にも、本当に感謝したいと思います。
こういう集まりは、案内発送から集計、会場の手配や日時設定、
様々な交渉やセキュリティーなど、こまごまとした手配が本当に多く、
それらが完璧に機能してこそ成功するのです。
そのご努力は表面には見えにくいだけに、軽視されがちですが
今回の部活成功の影には、Nさんらのご苦労が大きかったと思います。

ありがとうございました。この場をお借りして
皆様に厚くお礼を申し上げます。
部員が全国に散らばる事情ゆえ、連絡等何かとお手間をおかけしますが
今後とも、よろしくご指導下さいませ。



※ここで一つお知らせです。
  この日行われた部活の様子は、7月1日発売の『宇宙船』で
  リポート記事として掲載される予定だそうですので
   (あくまで予定ですが)ご興味ある方はお楽しみに。
  ひょっとしたら、私の顔も見られるかもしれませんよ。
   (まーどなたも、私なんかに興味ないでしょうが
  おまけに雑誌コードに引っかかって、カットされること間違いなし



さて。こんな貴重な機会を一次会だけで終わらせるには
あまりにもったいないという空気は、多くの部員が感じていたようですが。
名残り惜しくも、個々の都合で帰られる部員の皆さんとは、ここでお別れ。
後ろ髪を引かれるように再会を誓い握手を交わした後、残った有志一同は
余韻たっぷりに二次会の会場を探し、あてもなく夜の新宿をさまようのでした。
もちろん私も、こんな機会を逃す手はなく。
一分でも門限の遅いホテルを血眼で捜した苦労を、無駄にはすまい。
うーむこのあたり、完全に女子を捨ててますが

新宿に詳しい東京在住のメンバーに探してもらい、一軒の居酒屋さんに
落ち着いた有志は、全参加部員の約半分、11名。
部活実現の興奮さめやらず、一次会そのままのノリが展開されると思われた
二次会でしたが、その場では・・・



つづく

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コメント

オタクイーンさん、遅ればせながら、3周年おめでとうございます。
又、今回の「部活」も、オタクイーンさんにとって物凄く大きなイベントで、色々な意味でモチベーションが上がる出来事だったように思います。
今月は、新緑の5月に相応しい、新しい芽吹きに恵まれた月だったのではないでしょうか。って、まだ5月は終わってませんけどね(笑)
というワケで、今後も貴ブログの益々の充実と発展を期待しております。

おぉ!ついに部活ですね。
ほとんどの方が参加されたということで、やはり皆さん凄く意識の高い方々ばかりなんですね。
雨宮監督にお会いされたというのも、とてもうらやましいです!
『仮面ライダーZO』や『ゼイラム』はもう何度もDVDを繰り返し見てますから。僕もいつか入れてもらえるように地道に頑張ります!

今さらな話なのですが、僕がこの前提出した企画案、特撮というより時代劇だったので検討外れの物を送ってしまったんじゃないかと不安になってきました・・・(笑)
しかし、よく考えてみると僕は特撮とは何なのかハッキリとは言えません。
ちょっと、しっかり調べてみます。

MIYUKIさま、こんにちは!!
念願の部活、本当に良かったですね!
雨宮部長はじめ特撮業界の方々と
MIYUKIさん、部員の皆様との初顔合わせは
後に特撮史に残る歴史的な一日になるかもしれませんね。
この部活から名作や、すごいクリエーターさんが生まれますよう
願っています。
MIYUKIさん、そして部員の皆様頑張ってくださいね!!
応援しています。

ご無沙汰してます。
同日、僕も新宿にいたんですよ。
僕は部活ではなく舞台観劇でしたが。
(まぁ、部活みたいなものですが)

雨宮監督も今度、川崎の方で
舞台の演出をするんですよね。
観に行く予定です。
実はイベントで雨宮監督やお弟子さんの
クリエーターの方々とは何度かお会いしていて
監督の作品やHPはチェックしているのですが、
ブログに「部活」の事も書かれていました。

ご存知の通り、監督はデザイナーとしてのセンスも
卓抜しているので、元々「絵」が好きな僕は
そちらの面でも尊敬している方なのです。
何枚か色紙を頂いているのですが、
サインまでもが「アート」ですから。
そこに添えられた「牙○」や「仮面ライダー○ン」など
下書きなしでササっと「筆で」描かれた時など
自分でリクエストしておいて恐縮してしまった程です。

メルシー伯様 お祝いコメントありがとうございました
貴ブログにも毎日お邪魔しているのですが、なかなかコメントを残せず
申し訳ありません

当初、部活がメインだった今回の東京行きですが、なにしろ数年ぶりの新宿だったものですから、もう街の勢いに圧倒されてしまって、大変面白い四日間でした。
次から次へのアクシデントも楽しくて、他の予定共々楽しい体験が出来ました。
ただおっしゃる通りこの部活は、私のオタク歴に大きく影響する事は
間違いないでしょうね
今後、このネタも増えるでしょうが、どうぞ呆れずにおつき合い下さい

アラ様 ついに念願の部活が実現しました。もう夢のような一日でしたよ
この場にアラさんが居ればもっと楽しかったのにと、何度も思いました。

私も「ZO」「ゼイラム」は何度も見たクチですので、雨宮部長との酒席は
光栄の至りでした。
普段は聞けない裏話もてんこ盛りで、私のような者にここまで
気を使って頂けるのかと、感慨もひとしおで。
やはり本物のクリエイターは、度量も大きいんですね

アラさんの努力が実を結び、次回の部活でお会いできる事を、心より祈っています。
でもアラさんは若いんだから、まだまだチャンスはありますよ。
その柔軟な頭で、私なんかの固定観念をぶち壊すような斬新なヒーローを
創って下さい。
それが時代劇でも、全然構わないと思いますよ。
特撮作品に時代設定の定義はありませんし、過去にも特撮時代劇の名作は
数多くありましたからね。
私も「仮面の忍者赤影」などは大好きな作品です

hikari様 いつも応援ありがとうございます
ついに念願の部活が開催されました。ここまで部員として粘れたのも
hikariさんはじめいつも見守って下さる「ネヴュラ」のお仲間のおかげです。
改めて、応援に感謝致します。

まー私なんて、オタクの風上にもおけないヘタレですから
雨宮部長にお会いできるなんて本当に奇跡のような出来事なんですが
それでも、一流クリエイターと読者が一丸となって新作に挑むという意味で
今回の部活は一つの節目にはなったと思います。
その瞬間に立ち会えただけで、既に私は歴史の証人になったと言えるのかも
しれませんね

hikariさんのご期待に応え、この活動が実を結ぶ事を祈って、今後も精進したいと思います。
どうぞこれからも、応援よろしくお願い致します

ジャリゴン様 なんとジャリゴンさんも、この日新宿にいらっしゃったんですね
お仲間の中には東京在住の方が何人かいらっしゃるので
今回はなぜかそんな偶然が多くて楽しいですね。
でも、あんな巨大な街がお近くというのも、羨ましい限りです。
私なんておのぼりさん丸出しで、アルタを探すのにも
苦労したくらいですから←恥の上塗り

さて。さすがジャリゴンさん。雨宮監督とはもうご懇意だったんですね
あの筆描きは、そこまで素早いものなんですか
やっぱり名を成すクリエイターは、どこか抜きん出た才能をお持ちですね。
私も今回の部活で、監督の才気煥発さに驚きました。
部員のどんな些細な一言も聞き逃さず、実に的確な返答を
用意されているんですよ。
いやー私などは、それだけで恐れ入ってしまって

おっしゃる通り、監督のデザインへのこだわりは大きいですね。
絵心の無い私も、これからはキャラデザインに力を入れてみようと決意しました。
監督のレベルにはとても叶いませんが、それでも努力だけはやめたくないのです。
いつも

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