2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

私信等はこちらまで

無料ブログはココログ

« 主題歌を探せ! | トップページ | 知られざる侵略’71 »

2009年4月22日 (水)

未来兵器の逆襲

ここ数日、記事の更新ペースが落ちているのは
過激なウォーキングに時間を取られているのと
その為に体力のコントロールが難しくなっている為です。

昨日は午後から雨だったので、ウォーキングもお休みしたんですが
暗い雨空にすっかり眠くなっちゃって、オフを幸いに寝ていましたsleepy

まーそれでも、歩くモチベーションアップの為
デジタルプレーヤーに、アップテンポの曲を大量転送。
二時間を超えるマイライブラリーが出来上がりました。
一曲目が『死亡遊戯のテーマ』と言えば、ラインナップのテイストも
お分かり頂けるでしょうねpunch


さて。そんなお遊びの合間に読んでいた本がこちら。


Photo_14















ちょっと前にGakkenから出たこのムック。
古のキャラクタープラモなどを精力的に取り上げ、世代人のツボを突きまくりの『キャラクター・エイジ』第2号です。
この本、第1号はスルーしたんですが、この第2号を書店で発見した時は
さすがに目がハートにlovely
なんていっても、あの今井科学の名キット、『連結戦車クローラー』が
表紙を飾っていては、心を鷲掴みにされないわけがありません。

編集部は分かってますねー。こんな雑誌を待ってたんですよhappy01
しかも特集タイトルが『無敵★空想科学戦車の逆襲』と来れば
欲しかったワンピースを諦めても、こっちを買わざるをえないぢゃないですかhappy02


残念ながら、最初にこれを発見した書店では
立ち読み済みのボロボロだったので
美本を探して東奔西走、結局、ビニール袋入りの新品を手に入れる為
市内を三時間も捜索しちゃいましたclock

世の中から「可動プラモデル」「メーカーオリジナルSF戦車」が消えてから
かなりの年月が経ちます。
「ネヴュラ」でも以前から、その寂しさは時折語ってきました。
そうしたアイテムそのものが市場から消えてしまってますから
よもやこんな特集本が出るなんて予想もできませんでしたねー。

とりあえず大型書店では平積みでしたが、果たしてこんな本が
一般客に受け入れられるのか、他人事ながら心配してしまいますhappy01


Photo_4はやる心を抑えてページを開けば、そこには懐かしいSF戦車の勇姿がhappy01
写真は近年、童友社から再版された緑商会の『モグラス』シリーズですが
他にも数ページに渡って、’60~’70年代の子どもの心を躍らせたメーカーオリジナルキットが目白押しなんですよ。

アオシマの『キャプテン』シリーズなんて、当時でもとても手の出ない高嶺の花でしたねー。あー懐かしいweep


Photo_6
資料ページを抜けると、今度はそれらの旧キットを現代風に改造した制作レビュー記事のつるべ打ちです。
あの『宇宙戦車アトラス』も、現代風アレンジが施されるとこんなにカッコよくなっちゃうんですねーhappy01
しかもディスプレイ版、動力版の2タイプを作り分けてしまう力の入れよう!
これぞ大人の遊びと言うかなんと言うか。
こんなのが売ってたら即買いなんですがhappy02


Photo_8

前述のモグラスシリーズも、改造されればこの通り。
いやー今の目で見ても、ドリル戦車って充分説得力がありますねー。

ジェットモグラやマグマライザーなどの正統派ドリル戦車には無い破天荒な迫力が、見る者を圧倒します。
『文句言うヤツはかかって来な』的な有無を言わせぬインパクトが
眩しい銀色の螺旋から放たれてくるようですhappy02


でも惜しい事に、ここまでお見せしたキットって
童友社からの再版時には動力パーツがオミットされているんですよねーcoldsweats01

ですから作例の可動モデルでは、田宮など他社のギヤボックスを流用して
動力を再現しているんですが、私みたいな不器用者には
とてもそんな真似はできません。
やっぱり回転してこそドリル、走ってこそ戦車。
なにしろこれらのプラモにとって、最大の売りが可動ですから
動かないという一点のみで製作モチベーションが落ちちゃうのも
やむなしといった所でcrying


そんな私にとって救いの神とも言えた『可動SF戦車』こそ
表紙を飾った今井科学の『連結戦車クローラー』でした。

表紙に採り上げられた通りこの号のキモとして、製作記事もこの通り
しっかり載っていたのでした。


Photo_9
何しろこのクローラー、今井科学倒産直前の2000年再版時にもしっかり可動パーツが同梱されていた優れもので。
私のようなおバカでも、あの驚異の登坂力を目の当たりにする事が出来たのですhappy02
いやー惜しくも時代の波に消えたとはいえ、今に至るも今井の気概には驚嘆を禁じ得ません。


Photo_10
このクローラー、「ネヴュラ」でも以前から時々お見せしてきた通り、私も一個完成させています。
何しろ初版が1968年ですから、再版版もさすがにパーツの合い等厳しいものがありましたが、まー昔のキットにはよくある事happy01 そこも楽しまなければ、オールドファンとは言えません。
独特の前後連結フォルム、東宝メカに通じるパラボラやミサイルの配置、ボディーの詳細なディテールなど、今見ても充分に魅力的なアイテムですねー。

これが動力オミットなしで本当に『強力電動走行』しちゃうんですから、もうたまりませんhappy02 

今号のフラッグシップとして採り上げられるのも当たり前というわけで。
41年も前のプラモが、雑誌の表紙を飾るとは夢にも思いませんでしたがcoldsweats01
それだけこのアイテムが、レトロフューチャー感覚に溢れているという事でしょうか。個人的には、今でも充分に通用するデザインと思うんですがhappy01


Photo_13
どーですこの可動範囲!
写真撮影用に可動させてはいませんが、
キャタピラの優れた接地性により
これくらいの高低差は楽に乗り越えられます。

こんな動きが、本当に実現できちゃうという。
これがクローラー本来の実力なんですよねー。
車体角度が変えられる連結方式なのは、
ちゃんとこうした走破性を考えての事なんです。
うーむ素晴らしい!


ガンプラがプラモデルの代名詞となっている今
こうした可動プラモを知らない若い方々は
これを見てどんな感覚を持たれるのでしょうか。
ちょっと知りたい気もしますね。
それにしても、こういう可動プラモの世界を特集してくれたこのムックには
改めて感謝したいです。
30年来愛読していたホビージャパン誌でも、この手のアイテムは
まったく見かけなくなってしまいましたからねーcrying


Photo_12
でも、それも仕方がない事なのかもしれませんね。
ここに並んでいる可動プラモは、現在すべて絶版品。
この手のSF戦車がプラモデルとして発売される機会は
きっと今後も無いでしょう。
この『キャラクター・エイジ』のスタッフは、きっと私たちのような「旧キット貯め込みモデラー」に対して、この号を特集してくれたんでしょうね。
でなければ、入手困難なキットの作例記事なんて載せるわけがないですしhappy01


懐かしのオリジナルSF戦車の世界に、しばし遊ぶ事ができました。
自慢じゃないですが私、このクローラーのフォルムが本当に大好きで。
写真の通り、未組立のキットが8個あるんです。
また久しぶりに、一個作ってみたくなっちゃいました。
前作がミリタリーテイストだったから、今度はウルトラテイストなんてどうかな。
シルバーとレッドのツートンで、科特隊仕様なんてカッコイイかも。
流星マークをフロントに輝かせながら、未知の惑星を進む科特隊クローラー。
「時間がない。急いでくれハヤタ君」なんてムラマツキャップの指示が
聞こえてきそうです。
こういうお遊びができる所が、オリジナルキャラクターの利点なんですよねーhappy01


「ウルトラマン」で、このクローラーを活躍させられそうな敵役は・・・
アレかな?いや、アレも良いなhappy01
脳内の
「未来兵器配備計画」は、とどまるところを知らないようですhappy01

« 主題歌を探せ! | トップページ | 知られざる侵略’71 »

「怪獣おもちゃ」カテゴリの記事

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

 こんにちは。ガメラ医師です。
クローラーが8個!
流石はオタクイーンさま、気合の入り具合が違いますね。^^
 前後部の動力を賄う伝達方式は現在の視点で見ても誠に新鮮であり、他の追随を許さない独創的な方式であろうかと思われます。実際の連接走行を見ても、これが1モーターで動いているなんて誰も信じないでしょうね。
 これだけあるなら今回は更に2~3個を繋いで、長大な連結戦車を造る、というのは如何でしょうか。
クローラクローラクローラ… ヾ(^^;

ガメラ医師様 さすがに目ざといですねhappy01
「ネヴュラ」でのクローラー登場は今回で二回目なんですが、最初の登場記事にもガメラ医師さんにコメント頂きましたhappy01
それだけ、クローラーが当時の子どもに与えたインバクトは大きかったんでしょうね。
おっしゃる通りそのハイセンスなデザイン、驚異のスペックは、今の目で見ても充分魅力的です。
「うわー、こんな角度でも登っちゃうんだー」という驚きは、大人になった今も変わりません。
その秘密が、あの連結部に仕込まれた秀逸なギアアクションなんですよね。
メーカーオリジナルのSF戦車は多いですが、アクションから逆算されたデザインがこれほど魅力的なプラモはちょっと見当たりません。
今は絶版となってしまいましたが、後年に語り継ぎたい名作ですね。

>長大な連結戦車

コレはグッドアイデアhappy01
そーかー。持ってるだけ繋げばいいんですねー。
八連クローラーなんて大迫力でしょうねー。
それがクネクネと段差を越えて行く様は、まるでガラシャープのようですが・・・happy01

どうも、お久しぶりです。
「キャラクター・エイジ」の第2号、ワタクシもクローラーと
日東のZライザー目当てで即座に購入しました(笑)。
ワタクシが日東の地底戦車に初めて出会ったのは83年ごろの
「ジェットライザー」名義での再販時だったのですけれど
リアルロボットアニメとガンプラブームの大波が押し寄せ、
メカニックデザインやアプローチに対する受け手側・送り手側
双方の美意識が飛躍的に高まっていた「あの頃」の目で見てもなお
なんら見劣りしない、洗練のきわみとも言うべきデザインセンスに
陶然となった思い出があります。


それにしてもクローラー、それだけの未組立品をお持ちだというのは
凄いですし、羨ましいです!
もしもワタクシの手元にこれだけの数があったならば、クローラーを
実際の特撮用プロップに見立てて、繰り返し再塗装されることによって
何度も映像中に再登場を果たした……という想定のもと、
カラーリングや装備類などのバリエーションを複数製作して
ずらっと並べたり、並走させたりして悦に入ってみたいですね~(笑)。
さしずめ21世紀プロ作品における「ヘリジェット」みたいな感じで(笑)。


ワタクシなんかは「変身サイボーグ」や「ミクロマン」、それに
アオシマの「合体シリーズ」あたりで、模型メーカー発の
“オリジナルもの”ならではのの楽しさを味わうことのできた
ギリギリ最後の世代かとも思いますので、年を重ねた今になっても、
所謂マスコミ原作もの以外の「玩具・模型・フィギュア発の
オリジナル展開」は、形がどうあれついつい応援したくなっちゃうんですよね~(笑)。

……あ、なんだか取り留めなくてスミマセン。
それではご免下さい(ぺこり)。

さいとうひとし様 お久しぶりですhappy01
いやー書店でこの一冊を見かけた時は、久しぶりに胸が躍りました。
この21世紀にクローラーが表紙を飾るなんて事
予想だにしませんでしたからhappy01
記事中にもある通り、私もこのキットに心酔した一人ですので
もうむさぼるようにして読みました。
加えてさいとうさんのおっしゃる「ジェットライザー」記事もhappy01


私は’83年の再版時、「サターン」のみを入手しましたが
今となるとジェットライザー・デルタ-3も欲しかったなあと。
どうも私はいつも、先見の明が無いようですcoldsweats01


クローラー好きの私にとって、今井科学の倒産はまさに晴天の霹靂でした。
当時その一報を聞いた私は、あわてて近所の模型店を駆けずり回って
店頭のクローラーを全て捕獲。
お店側も、倉庫にあった在庫を一掃処分する勢いだったので
期せずして’80年代の再版も入手できました。
今は、この名キットを生み出した今井の技術を偲びながら
パーツを眺める毎日です。


でも今回の「キャラクター・エイジ」の特集で
再びクローラーに脚光が当たるかもしれませんね。
ただ件の書の文中にあるように、某社で持ち上がった
クローラー復刻企画も、価格の問題で断念とか。
ホントに惜しいですよねー。もっとクローラーの素晴らしさを
皆さんに知ってもらいたかったのにweep


>カラーリングや装備類などのバリエーションを複数製作して
ずらっと並べたり、並走させたりして悦に入ってみたいですね~(笑)。


私もそれをやりたいんですが、工作技術の無い私には至難の技でcrying
ホント、この8個は宝の持ちぐされのようなものです。
いずれ細々と、下手な作例でも記事にするかもしれませんので
その時は呆れてやって下さい。
「貴重な絶版キットをムダにして!」なんてご立腹されるかもしれませんがcoldsweats01


>模型メーカー発の“オリジナルもの”ならではのの楽しさを味わうことのできたギリギリ最後の世代


私もアオシマのオリジナルキットには、ずいぶんお世話になりました。
今でも、お店でアトランジャーなどの売れ残りを見かけると
ついお財布と相談してしまう私が居ます。
パッケージ文字「合体ロボツト」の「ツ」が大きい所が
何とも力強くて良いんですよねhappy01
ああいうメーカーオリジナルの大らかさ、気概が、今のおもちゃには
少なくなっていますよね。
マーチャン主導企画しか商売にならない事情も分かりますが
さいとうさん同様、私もオリジナルものにはエールを贈りたいクチですhappy01

はじめまして。
検索していて、ここを見つけました。
キャラクターエイジでアトラスやモグラスの作例をしたものです。
もうずいぶん昔の日記なので、いまさらコメントするのも・・と思いましたが、私の記事のことを書いてくださっていたので、いてもたってもいられず・・(笑)。
クローラーを、こんなにお持ちとは!
僕なんか、ひとつも持っていませんよ(泣)。
現在でも手に入るもので、「あの」気分を・・ということで、いろいろ作っております。
よろしかったら、僕のホームページにも、あそびにきてくださいね。

たなかよしみ様 はじめましてhappy01
こんな場末のブログへ、ようこそいらっしゃいましたhappy01happy01

あのキャラクター・エイジでアトラスやモグラスを・・・
いやー拙記事の通り、羨望のまなざしで拝見させて頂きましたhappy01
素晴らしい作例ですね。私も手持ちのモグラスキットに思わず手が伸びましたが、これほどの作例を見てしまうと、自分のデザインセンスや工作技術の無さに萎縮してしまって・・・
いいモノ見せてもらいました。ありがとうございましたhappy01

イマイ倒産直後、市場にはまだクローラーが溢れていたので、あわてて捕獲に走りました。
写真のクローラー平積みは、その結果ですhappy01
でも私のスキルなんてたなかさんには足元にも及びませんから、たくさん持っていても意味は無いんですけどねcoldsweats01
コレクターでもないので、いつか大々的にクローラー工作三昧と思っているのですが、いつになる事やらcoldsweats01

私も時々、ショップやネットオークションなどで安価な「あの頃のプラモ」を細々と狙っております。いずれブログでも発表できれば嬉しいですね。
たなかさんのサイトにも遊びに行きます。
どうぞこれからも、よろしくお願い致しますhappy01

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/104767/29231954

この記事へのトラックバック一覧です: 未来兵器の逆襲:

« 主題歌を探せ! | トップページ | 知られざる侵略’71 »