ティラーナー・ティラーナー
先日、インド紀行の本を読んで以来、ちょっとインドがマイブームになってまして。
BOOK-OFFでも、インド関連の本を漁る日々です。
以前、香港へ行った時にも感じたのですが、どうも私は落ち着いたリゾートや
洗練された都会よりも、雑多でパワフルな所が好きなようです。
とはいえ一度も、カルカッタやデリーの地など踏んだ事はありませんから
頭の中で勝手に、彼の地を思い描いているだけですが。
気分だけでもインドの雑踏を感じようと、チャイを買ってきました。
ここ数日、コーヒーブレイクならぬチャイブレイクがお気に入り。
このドロリとした色合いが、ガンジスの沐浴場を思わせます。
シナモンの香りと独特のスパイシーな味に、意識は遠い異国の雑踏へ。
抗う事さえ出来ない猛烈な暑さの中、リクシャーのクラクションや街頭の言い争いをBGMに、バクシーシの叫びと共に無遠慮に差し出される多くの手とハエの攻撃が、脳内で展開されるのです。
きっと実際に足を踏み入れれば、想像を絶する世界が待っているでしょうが
一生に一度は、そのカルチャーギャップを体験してみたいものです。
ただ多くの旅人が漏らすように、インドはこの世で最後にして最大の聖地。
訪れるにも、それ相当の覚悟が要るのは間違いありません。
小心者の私の事ですから、一日で尻尾を巻いて帰っちゃうもしれませんが![]()
それでも、インドに憧れと一種の畏怖を覚えるのは
昔、この作品に触れたからかもしれません。
1998年夏に公開され、巷にインド映画ブームを巻き起こした超大作
『ムトゥ 踊るマハラジャ』。
ブームに押され、私もこの作品を封切で劇場鑑賞しました。
その衝撃は物凄く、私の映画観を根底から覆してしまったほどです。
ご覧の通りレーザーディスクをはじめ、当時発売されていたサントラや
資料本なども買い漁る始末でした。
私のインドブームは、すでにこの頃から始まっていたのです。
この作品については何万語を尽くしても語りきれませんので
今日はご勘弁下さい。
また別の機会に、お話する事もあるでしょう。
ただ。この作品だけは劇場鑑賞を果たした方でないと
その真価はご理解頂けないかもしれません。
この作品だけは、あの劇場の熱気とセットなのです。
上映終了後、観客全員から拍手が湧き上がるなんて
私はこの映画以外に、経験した事がありませんから![]()
「ネヴュラ」読者の中にも、ご覧になった方がいらっしゃるでしょうね。
いかがでしたか?鑑賞直後から、周りに話したくてウズウズしませんでしたか?
少なくとも私は、布教活動に励みました![]()
そんな大傑作『ムトゥ 踊るマハラジャ』の中でもとびきりの名場面が
動画サイトにアップされていましたので、ちょっとご覧下さい。
作中に登場するミュージカルシーンの中でも
最高級の演出とスケールで描かれる名曲『ティラーナー・ティラーナー』。
当時、これを目撃した私は、とんでもないカルチャーショックを受けました。
「私は生きながらにして、早くも極楽浄土に来てしまった」と![]()
日本文化とは明らかに異質の脈流を持ち、アメリカやヨーロッパとも違う
インド独特のエンターティメント性は、この一曲からでも充分に感じられます。
いやーこんな作品を本場で観たい。本場インドの観客の中で。
きっと日本で見るより100倍パワフルで、強烈な体験が出来る事でしょう。
チャイのお話から脱線して、いつもとはちょっと違った感じになっちゃいました![]()
アジアやインドなどには、想像をはるかに超える超絶作品が
まだまだあるような気がします。
その衝撃を求めるのも、映像屋たる私の性なのかもしれませんね。
『ムトゥ』のヒロイン、ミーナの
プロポーションを目指して
今日もがんばりました![]()
今日までの累積歩数、373142歩。
人類メタボーまで、あと56日![]()
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