飛び道具東京へ
この写真をご覧になってお話の内容をお察し頂ける方は、けっこう「ネヴュラ通」ですね
そうです。締め切りギリギリ、今日発送しました。 『宇宙船映像倶楽部』第四回応募。
いつもながらの翌朝10時便で、安心発送。
まー編集部には明日、無事に着くでしょう
もうこの「昭和郵便局」が、定番の発送局になっちゃいましたねー。
一度決めたジンクスはなかなか変えられないものです。
毎度、小心者の私
ここ数日、昼夜問わず、お仕事の合間を縫って考案に明け暮れていた為、さすがに送った直後は目の前がブラックアウト、ちょっと寝ていました。
今日がオフでなかったら、私はダウンしていたでしょうで、恒例の「記念写真」。
スペクトルマンファミリーの下に重ねられたNG原稿の枚数は、ざっと61枚。
作成書類の合計は8枚ですから、今回も八稿弱を数えた事になります。
これは毎度、文章の校正やバランスを見る為のものなんですが、今回は新たな試み、キャラクターデザイン画なんてものをしたためた為に、コピーの色確認を行う意味でも、試し印刷の枚数が増えてしまいました。
おまけに今回はプリンター、インクのトラブル続きで。以前、お話もしましたよねキャラデザインという事で、久しぶりの作画に、東急ハンズのマンガ画材コーナーへ出向いたんですが、今はこんな便利なものが売られているんですねー。
サインペン感覚で使えるマンガペン。
驚きました。かぶらペンの先をインク瓶に漬け、液ダレを心配しながら指先に意識を集中した時代は遠い昔に
でもちょっとこのペンでは、タッチに表情がつけにくいかな。
まー描き方を知らないせいでしょうが
それでもインクの出は非常に快調、これ一本で事足りちゃうなあと感心する事しきりです。
ずいぶん久しぶりにキャラデザインなんてものを手掛けましたが、もうデザインと言うより「キャラクガキ」のレベル。
いやホント。部長も怒り出しそうなひどいもので。ぬりえですよこれじゃ
「今どき、小学生だってもっとうまく描くよねー」と、一人で落ち込んでました
でも絵のうまいへたよりも、アイデアが伝わればと自分を納得させて、恥を忍んで出しましたが。
でも失礼だったかなー。あんなものを送っちゃって。
デザイン畑出身の部長のことですから、鼻で笑われるのは必至ですし。
正直そのヒドさは、部員の資格を剥奪されそうな勢いです
まーでも、苦手と言って逃げていては上達は無いですから、最初は恥をかいてもやるしかありませんね。人間、一生修行だなと
で、いつもの企画案ですが。
これはもう、今回は力が入りましたねー
構想10日、執筆一週間。制作費1,000円、電話取材一回の超大作
いつもつらつらとお話しているように、今回は根本から「ヒーローの作劇術」にこだわったつもりです。
テーマから敵の設定、ドラマのあり方まで練りまくり。
表紙だけで三回変わりました。「何か納得いかないなー」なんて言いながら。
その結果、ある意味のタブーにまで進出した感はあります。
「コレ、ひょっとしてギリギリアウト?」そこまで行っちゃいました
これは過去に無かった 面白いかどうかはともかく、私は見たことがありません。
まー勉強不足の私の事ですから、先例の存在を知らないだけでしょうけど。
また結果発表前にそっくりの作品を見つけ、真っ青になるんでしょう
でも人間、軸は変わりませんね。
ものすごく斬新と思える企画案を何度も読み返してみると、やっぱり自分が追い求めるヒーローのあり方はずれていない。テーマは不変なんですね。
新しいのは、作品のパッケージングの部分だけで。
まーそういう物なんでしょう。その根本の部分を主張したいからこそ、私は企画を提出し続けるんですから
ただ今回は、ちょっと悔いも残ります。過去の応募にいつも添付していた「課題外の提言」が、今回は出来なかった事です。
他部員の方の作品に何らかのアイデアが提供できればと、いつも頭をヒネっていたんですが、今回は企画案、キャラデザインに全力を投入した為に、結局そこまで頭が回らずタイムアウト。
企画採用レースだけを主眼としない私にとって、これはちょっと残念かなと。
でもそこは、今後の部活動で取り戻そうと思っています。
ともあれ、今回の戦いも終わりました。
あー疲れた。ひょっとしたら、今までで一番の激闘だったかも。
あとはいつも通り首を洗って、結果を待つだけです。
毎度思いますが、この発表までの二ヶ月がたまらないんですよねー。
今回の飛び道具企画が、吉と出るか凶と出るか。
コレはある意味、自分の良識を試すいい機会なのかもしれません。
雑誌媒体を舞台に良識を試せるなんて、何とも贅沢じゃありませんか。
また、毎日に張りが出そうです。
お肌の張りはなくなる一方ですが
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コメント
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こんにちわ!
お疲れ様です。
60枚以上も推敲を重ねられたんですか。すごいです。
僕は、パソコンで文章を書くこと自体、学校の授業以来だったのですごく単調な物になってしまいました・・・(笑)
自分の作品以外も気にかけてらっしゃるというのは、さすがオタクイーンさんという感じです。
『飛び道具』がどんな物なのか、すごく気になります。
宇宙船の発売が楽しみです。
投稿: アラ | 2009年2月 5日 (木) 23時20分
MIYUKIさま、こんにちは!
第四回公募のご提出、お疲れさまです。
デザインも含めると今回はたいへんな創作活動になりましたね。
MIYUKIさんの想いが込められた作品ですから、
読んだ人にきっと伝わると思います。
2ヶ月先、もう春ですね。
良い結果になります様に願っています☆
投稿: hikari | 2009年2月 5日 (木) 23時38分
アラ様 私もやっと送付できました。

いつもながらのギリギリセーフ。アラさんに遅れをとってしまいましたね
推敲枚数が多いのは、私の悪いクセです。
手書きの頃の慣習が残っていて、パソコン画面上の確認ではどうしても満足できないんですよ。印刷し、紙の手触りを確かめながらでないとダメという。
お仕事でミスコピー紙が大量に出るので、確認用はその裏面にプリントする事で、用紙の節約をしています
自作以外を気にかけるのもお仕事のクセかもしれません。
番組作りは共同作業なので、チームワークが大切なんですよね
『飛び道具』の内容は今、説明はできませんが、これはビックリの大技です。
ただ、それを面白いと感じるかどうかは好み一つ。部長の判断次第です。
加えて、アラさんの提出企画も期待大です。
私も4月1日の「宇宙船」発売が楽しみ。
一緒に、ワクワクの二ヶ月を過ごしましょう
投稿: オタクイーン | 2009年2月 6日 (金) 20時30分
hikari様 応援頂いたおかげで、今回もなんとか間に合いました。
でもおっしゃる通り、キャラデザインなんて初めて手掛けたもので、道具揃えから大変で。
貧乏ゆえ、安物の道具ばかりに加え、絵心ゼロというのが決定的でした。
いやー画力って、鍛えないと子供の頃から成長しないものなんですね
まー企画案はなんとかなりましたので、キャラデザインと二本立で送る事ができ、
胸を撫で下ろしています。あとは野となれ山となれ状態。
次回発売は4月1日。もう春ですね。桜は咲くか、それとも散るか。
期待は出来ませんが希望は捨てないで、発表を待とうと思います
投稿: オタクイーン | 2009年2月 6日 (金) 20時40分