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2008年11月19日 (水)

回転する命

前回からのバイク繋がりというわけでもないんですがhappy01
先日、こんなアイテムを入手しまして。


Photo_2バンプレストのプライズ商品
『仮面ライダーベルトディスプレイ』です。

箱のサイズはタテ17cm×ヨコ15cm。
ベルトのモデルはこれまで、食玩サイズでは出ていましたが、このサイズでのリリースは初めてじゃないでしょうか。

左の本郷さんはバンダイ食玩・仮面ライダーメモリアル。サイズ比較用です。
このベルト、こんなに大きくて980円ですからねー。
良い時代になったものですhappy01


Photo_3中身はこんな感じで。
旧1号、旧2号のライダーベルトが精密に再現されています。

ライダーのお二人は前述と同じくバンダイの食玩、ザ・仮面ライダー。
ベルトの大きさがお分かり頂けるでしょうか。
こうやって置いてみると、何かのモニュメントみたいでカッコいいですねーhappy01


きっとマスクコレクションのように、このベルトコレクションも後続リリースされていくのでしょうね。
個人的にはこの二つで充分ですが。新1号、2号のベルトは旧2号とおんなじだしhappy01

ライダーベルトと言うと、私にはなぜか独特のイメージがあります。
「改造人間本郷猛は、ベルトの風車に風圧を受けると、仮面ライダーに変身するのだ!」という中江真司さんのナレーションとともに、強烈に心に刻み付けられた、旧1号以来の設定から来るものなんですが。Photo_15

石森章太郎氏の原作漫画でも強調されていましたが、仮面ライダーって『風力』がエネルギー源ですよね。
風圧によってベルト中心のタイフーンが回転、それが変身エネルギー、ひいては活動エネルギーに繋がると。
確かに改造された肉体あっての超能力ですが、その強靭なパワーを生み出すものは、すべてこのタイフーンに受ける風で体内の『風車ダイナモ』が生み出すエネルギーであるわけです。
Photo_5 
オートバイ走行により体に直接風を受ける皮膚感覚。しかもその風が変身エネルギーになるという設定は、よりライダーとサイクロンの関係を密接にし、バイクヒーローである事の説得力を増していました。
仮面ライダーが他のバイクヒーローと一線を画す部分は、この「風」がエネルギーという設定が実に大きいのです。
その象徴が変身ベルト、その中心のタイフーンなんですね。Photo_16

旧1号時に強調されていたその設定は、2号編で『変身ポーズ』が採用されてから、やや影をひそめた感もありますが、それでもやはり、変身の瞬間はタイフーンが回り、風を取り込んでいるという表現がなされていました。
そういう意味でライダーは、やはり『風の戦士』なんでしょうね。

サイクロンを駆り風のように現れて、風のように宙を舞い戦う戦士。
ライダーアクションにつきまとう風のイメージは、すべからくこの変身ベルトの設定と直結しているような気がするんですね。Photo_12

劇中では「風車によってエネルギーを蓄える」と語られていますが、私には、ライダーが戦っている間は、常にタイフーンが回転しているような感覚があります。
タイフーンの回転はライダーのパワーを増幅させるものであり、風を取り込めなくなる事は、ライダーの活動限界を示す事になるからです。

その役割は、ウルトラマンで考えれば、ベーターカプセルとカラータイマーが一つになったようなものかもしれません。
タイフーンはそれ自体がチャージシステムであるだけに、役割は重要。
変身ベルトにダメージを受ける事は、そのままライダーの敗北に繋がります。

タイフーンの停止は、カラータイマーが輝きを失う事に相当すると考えれば分かりやすいですね。
技術的な問題からか、劇中では戦闘中に回転している描写はありませんでしたが、やはりタイフーンはライダーのライフライン。稼動は必須なのです。

確かにカラータイマーによって残り時間が示されていた分、ウルトラマンの方が活動限界は明確でしたが、ライダーだって「風力エネルギーの欠如」というリスクを負っているわけですよね。
旧1号編をリアルタイムで見ていた子どもの私にも、それはよく
分かりました。
でなければ、ショッカーがあれほどタイフーンの回転を阻止する作戦を熟考するわけがないと。第6話・7話での解説がそれを物語っています。

それほどライダーにとって、風車ダイナモによるエネルギーチャージは重要なものなのです。

(この『風車ダイナモ』という響き、個人的には大好きなんですよね。どこか「発電」というイメージがあるからでしょうかhappy01Photo_17  
例えば。ライダーベルトにもしタイフーンがついていなかったら。
タイフーンの回転がエネルギーを増幅させるという設定がなかったら。
仮面ライダーという作品が、あれほどの説得力を持ちえたかどうか、私には非常に疑問なのです。

風をエネルギーとしない後発のライダー達に今ひとつライダーらしさを感じられない事が、その事実を明確に示しているような気もするのですがhappy01


タイフーンのないライダーは、カラータイマーのないウルトラマンみたいなものなのかもしれません。
『光』であるカラータイマーと、『風』で回転するタイフーンが、それぞれのヒーローのイメージ・アイデンティティーを雄弁に語っている所も、非常に面白いですね。
ウルトラマンが光を命とするように、仮面ライダーもまた風を命とするのです。
タイフーンの回転が、命の灯という訳ですね。


つくづく、成功するヒーロードラマには秀逸な設定が用意されている事を痛感しますねー。しかもそれはすべからく、シンプルにして力強い。
いやー私なんてまだまだですcrying
Photo_11ベルトの入手があんまり嬉しかったので、手持ちのアイテムと記念撮影camera
左端のマスクは、今回初公開の桜島1号です。
アンテナの形が右のモデルと違う所が、こだわりを感じさせて素敵happy02

2号のマスクは持ってないので(ベルトが出るなら買っておけばよかったcrying)並びがちょっとおかしいですが、まーご勘弁下さいhappy01
でもやっぱりいいですねー。こうやって揃えてみると。
初期ライダーのデザインって、なぜどこから見てもカッコいいんでしょうlovely
改めて惚れ直してしまいますheart04


バンダイの1/1ベルトは買えませんが、私にはこれで充分です。
愛車、ストロング・ヴェルデの修理費で、お財布のお金は風のように飛んでいってしまいましたからweep
あー北風
が懐に寒い。ライダーには恵みの風かもしれませんがhappy01

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コメント

 第6話で「ライダー封じの罠」に落とされた時は、どうやって脱出するのかとモヤモヤした一週間を過ごしましたが、あんな脱出方法って‥‥^^;

 それはさておき、「風をエネルギーにする」というのは変身シーンにその描写もあり、風車を持ったデザインのベルトとともに強烈な印象がありますネ。ED主題歌「仮面ライダーのうた」にも「♪嵐とともにやってきた」「♪跳べ! 走れ! ダイナモ回せ! フルチャージ! フルチャージ!」なんてフレーズもあり、「風」と「変身ベルト」のイメージが強調されています。
 変身には、サイクロンで疾走したりジャンプ(というよりは落下?)したりする必要があり、サイクロンとライダーの一体感、というより「サイクロン無くして変身はできない」というほどの一心同体感があります。オタクイーンさんの本文にもあるように、ここまでマシンとヒーローの密接な関係が描かれた作品は無いと思います。キカイダーとサイドマシーンの三原色の取り合わせも好きですが、ライダーとサイクロンの組み合わせには勝てません!(^o^)

 番組が軌道に乗り、高視聴率を稼ぐようになってからは、あまり変身システムについては触れられなくなってしまいました。変身ポーズがあればシステムが起動し、サイクロンに乗る描写も減ってしまいました‥‥。しかし、変身シーンのライブ・フィルムとして、変身ベルトは必ずアップになっていました。
 しかし最終話の1つ前、第97話で、再び変身システムにスポットが当てられました。そこで「ライダーとベルトの関係」を再認識させられましたっけ。続く『V3』でも、風車を2つ持った「ダブルタイフーン」として原点回帰が図られたように思います。乗用マシンの「ハリケーン」にまで風車が付いていましたし!

 この「ベルトディスプレイ」は大き過ぎず、しかしインパクトもあり、私も欲しくなりました。ただ、プロップでは風車の先端は枠よりも大きく、見えなくなっているのが本当の姿なのですが‥‥。

オタクイーンさん
ストロング・ヴェルデ、、笑っちゃいました~
今度破損したら、次はRXをつけてください(笑)、、あ、、不謹慎でした~
なにより、すこし元気になられたみたいで、嬉しいです~
なにせ自分のオタク師匠ですから、オタク情報を絶えず発信し続けていただかないと。。。。
ライダーは『風の戦士』、、ですね。そこからおのずとサイクロンの重要性、ネーミングの謎につながっているんですね。
その結果、仮面ライダーなんだと理解しました。
これがないので、平成ライダーなどはバイクの必然性もないし、ライダーというネーミングもしっくりこないんです。

はやり、オタクイーンさんの記事にて再考し、再認識するという自分の思考プロセスは変わりないようです。
これからもよろしくお願いしま~す!!

自由人大佐様 『ライダー殺しの罠』の脱出法には驚きましたねhappy01
でもああいう、ライダーとショッカーの一種かけ引き的な展開も、初期ライダー特有のアダルトな雰囲気だったと思います。
力対力ではなく、知略対知略といったような。
たとえそれが口あんぐりな展開であってもhappy01happy01happy01

ヒーローの初期設定をデザインに反映し、劇中で活かしきる事は、出来そうでなかなか出来ない事のような気がします。
そんな中で仮面ライダーは、「風」というキーワードから、実に秀逸なデザイン、見事なストーリーラインを作り出しました。

実際、バイクで疾走する本郷猛が、タイフーンの回転と共に徐々にライダーに変身、両眼の赤い発光をきっかけにスピードを上げてゆくバンクカットの迫力は、ライダースーツのダークカラーも手伝って、一種異様なカタルシスを醸し出していました。
あの変身の瞬間、まさしくライダーは風を味方につけるのです。

爆発する光の中で変身するウルトラマン同様、仮面ライダーの素晴らしさは、全てのガジェットが機能性に満ちているところでしょうね。
タイフーンの形から風を取り込む機能を後付けしたのではなく、風を取り込むシステムを考えぬいた帰結があの形、という流れ。目的から考え出されたデザインなんですよ。ですから一つ一つのデザインに説得力がある。
『機能美』という言葉が当てはまるのかもしれません。
サイクロンにしたって、その後のヒーロービークルが陥りやすい「デザインの為のデザイン」が一切無いですもんね。
設定、デザインの意匠は、虚飾を削ぎ落とす事によって限りなく機能性に近づく。
その最たるものが、あの変身ベルトなのかもしれません。
設定と直結したデザイン。そしてそれを活かしきる作劇。
その両輪が最大に機能した結果が、ライダーのオリジナリティーに寄与したと思います。ですから「風」という要素は、ライダーがライダーたる立脚点なのかもしれません。「光」や「音」を立脚点としていたら、オートバイヒーローという発想は無かったでしょう。そこが「仮面ライダー」という作品の唯一無二な所。

バイクに乗るからライダーなのではありません。
風に乗るからライダーなのですhappy01

V3までは守られていたその立脚点も、その後は顧みられなくなりましたね。
初期ライダーのインパクトを超える新作ライダーが今に至るも生まれないのは、ひとえに「ライダー=風」という方程式が絶対であるからでしょう。
風に変わる新解釈が生まれない限り、新作ライダーは永久に初作の影に怯えなければならないのかもしれませんね。

このベルトコレクション、大きさ、クォリティー共に、なかなかの優れもので、時々風車を回して遊んでいます。
でもおっしゃる通り、確かに風車の先端は枠より大きいですね。
全然気づきませんでしたsweat01 さすが大佐さん、鋭いhappy02

大和少年様 いやーご心配をおかけしましたhappy01
今はもうストロング・ヴェルデで西へ東へ大忙し。本当に重宝していますhappy01happy01happy01
以前にも増して、愛着もより深まりましたhappy01
そうですね。次はRXをつけましょう。『ストロング・ヴェルデRX』!うーん強そうpunch

まー依然として足の痛みは残るものの、二日に一度の通院で、ぼちぼち体も回復しています。意外と、足の痛みは年のせいだったりしてcoldsweats01
でも大和少年さんをはじめ皆さんの応援で、精神的には完全に回復しました。
ありがとうございましたhappy01

いやーもう私なんて、勝手におバカな独り言を喋っているだけなので、本当にお恥ずかしい限りでcoldsweats01 こんな下らないお話でも共感して下さる方がいらっしゃる事に、私の方こそ感謝したいくらいですhappy01

どんな長期シリーズでもその第一作は、シリーズの方向性や骨子を全て内包しているものなんです。それは舌足らずだったり未消化の物も多いんですが、それでもやはりオリジナリティーは後発の作品より抜きん出ています。
仮面ライダーの場合も、バイカーの常識とも言える「風」と「バイク」という関連性をヒーロードラマに持ち込んだ事が、非常に斬新だったんですね。
ですから、この二つは切り離しようがない。
そしてその発想を、デザインに見事に落とし込んだ天才、石森章太郎氏の手腕。
それら全ての才能の結集が、仮面ライダーというドラマなのです。
どれが欠けても成功しない。その背骨とも言うべき意匠が、あのエネルギーチャージシステム「タイフーン」なのでしょう。
今考えても、非常に斬新な発想ですよね。
体の一部から風を取り込み、エネルギーとするわけですから。
しかもその非常にメカニカルなシステムは、改造人間という設定でクリアしている。
まさに天才の仕事です。

いやーどんなに語っても語りつくせない、ライダーの魅力。
これもウルトラとはまた違った、深い世界なのでしょうねhappy01

これからも、こんな物言いばかりで呆れられると思いますが、「ネヴュラ」はまだまだ低空飛行を続けます。
知る人ぞ知るおバカブログとして、ご愛顧下さい。よろしくお願い致しますhappy01happy01happy01

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