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2008年11月13日 (木)

6秒ドリーム

「・・・では、よろしくお願いします。」
番組担当者からの、不意の電話を終えた私は、ひとり小躍りしました。
我が番組のハイビジョン制作が、完全決定したのです。
それに合わせ、これまで何年間も使ってきた番組のタイトルバックも、ハイビジョンで新規制作することに決定。

それなりに愛着もあったタイトルですが、正直、現在のレベルで見れば、センスの古さはやはり免れず。
「わざと古くしてるんですよ。アナクロさを狙って」なんて編集マンに言い訳をしながらも、内心はさすがに辛いものがあったのです。
その雪辱を晴らすチャンスが、今やっとhappy01


テレビ番組のタイトルと言うと、どんなイメージを持たれるでしょうか?
番組の内容を端的に表し、しかも強烈な印象を持たせるタイトルバック。
タイトル文字の書体や色、出し方やバックの映像などなど、その構成要素は驚くほど複雑です。しかも番組の顔として毎回流れるだけに、本編よりも力が入っているものも沢山あります。
円谷プロの特撮番組なんて、タイトルバック演出の見本みたいなものですね。
「ウルトラQ」のムニューってマーブリング文字、「ウルトラセブン」の砂文字、「ファイヤーマン」の燃える炎フレア、「マイティジャック」のアニメーション文字などなど。タイトルデザインもさることながら、その演出も際立っていました。
「怪奇大作戦」のサブタイトルなんて、もう芸術の域に達していますね。

それらの名タイトルを見て育った私ですから、タイトルへの入れ込み方も半端ではありません。何しろ「ツカミ」ですからhappy01

本当は他にも、あのタイトル、このタイトルなんて、過去の番組の名タイトルバックをお話したいのですが、今日はあまり時間がありません。
何しろ今、アイデアで頭が一杯。
考え出すと止まらない私の癖です。お許し下さいcoldsweats01
皆さんの心に残るタイトルなんてありましたら、無知な私にご教示をhappy01


今日のサブタイ通り、タイトルバックに与えられた時間は6秒間。
6秒で、番組のエッセンスを凝縮しなければなりません。

「ウルトラマンティガ」の文字タイトル(番組オープニング、星空バックにタイトル文字が出終わるまで)が約7秒ですから、あの程度のストロークは使えそうです。
しかも最近のCGI、デジタル編集技術なら、その表現力は無限大。
後はクリエイターのイマジネーションだけです。
でもCGIだけでは、ローカル映画会社のクレジットみたいになってしまいます。これは避けたい。
やっぱりバックには実写を入れたいし。うーん考え出すとキリがありません。
好きなんですよね。短い時間で何かを表現するのが。
もともと、CM制作から業界入りしたクチですから。


そんなわけで、またまた脳内は6秒間のドラマに心を奪われています。
自分が酔わなければ、決して良いタイトルは作れません。
その甘美な酔いの時間は、眠りの中まで持ち込まれる事でしょう。
今夜の夢は、6秒ごとにリセットされそうですhappy01
Photo

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コメント

 アイキャッチ音楽を聴いて、久々に『帰ってきたウルトラマン』を見ていたところでした。(11月でもありますし(^o^)/)
あのタイトルバックはとてもスタイリッシュでミステリアス、そしてアイキャッチは緊迫感に溢れ、第1期ウルトラシリーズを凌駕していると思います。アイキャッチ音楽も、同時期の『仮面ライダー』を遥かに凌ぐでしょう。

 『キイハンター』もカッコいいですネ。ロゴとともに記憶に染み付いています。
 日本版の『奥様は魔女』も印象的でした。

 アニメだと白黒版の『サイボーグ009』!

 映画なら『エイリアン』。静かに、ぼんやりとしたあのタイトルの入り方とロゴタイプはステキです。ビートルズの『ヘルプ!』も捨てがたいです。

自由人大佐様 確かに帰りマンのタイトルバックは、音楽も含め初代とは違った雰囲気がありますね。帰りマンをはじめ、実写と光学合成を絶妙にコラボした円谷プロのセンスは特筆すべきものがあります。
ああいう演出は、撮影と後処理の段取りが完全に把握されていなければ、なかなか出来ないものだと思います。どこまで絵コンテのイメージが優れていても、それを再現できなければ、まさしく絵に描いた餅ですもんねhappy01

『キイハンター』『奥さまは魔女』のタイトルも、それぞれ個性的な演出が印象に残っています。昔の番組の方が、凝ったタイトルが多いように感じるのは私だけでしょうか。
現在の方が技術レベルは高いのに、印象的なタイトルが少ないように思います。

おそらくその理由は、タイトル演出が本編のイメージとやや遊離しているからでしょう。単純なフェードイン・アウトや微妙な揺れなど、定番の動きで処理している印象が強いです。ちょっと淡白なんですね。バラエティー番組は別にして。
そういう意味では、あるいはタイトル演出に凝るという事が、既に時代の潮流に反しているのかもしれませんがhappy01

『サイボーグ009』『エイリアン』も、共に本編のイメージを象徴したようなタイトル演出でしたもんね。個人的には、ああいう個性的なタイトルを目指しています。
一目見たら忘れられないようなhappy01

『ヘルプ!』は未見なのでcoldsweats01 後学の為に急いで見てみようと思いますhappy01

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