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2008年10月14日 (火)

カラータイマー派

昔からそうなんですが。
「思いついたときに書く」という事が、ものすごく苦手でsweat01


例えばこの「ネヴュラ」。
いつもおバカなお話で呆れられていると思いますが、この各記事も、頭をヒネってそれなりに考えているわけです。
文章力も無い上、一つのテーマに絞り込んでいるわけではないので、何となく気ままに書いているように見えますが、どんなにつまらない記事、日記風のどうでもいいような内容でも、最低限「記事として成立するかどうか」が念頭にある訳ですね。
一種の職業病なのか「独り言みたいな記事では、せっかく読んで下さる方に申し訳ない」みたいな強迫観念があって。
その思いが記事内容に反映されているかはともかくcoldsweats01
常に「公に発信する文」である事が頭から離れない。
これは、ブロガーの皆さん共通の認識かもしれませんが。

例えばお仕事の企画書。
「来週末までに、これこれこういう趣旨の番組企画を一本作っといてよ。
会議にかけるから」
みたいな振られ方をする事が多いですが、この場合、私は「はいそうですか」とそのまますぐパソコンに向かい、快刀乱麻を断つような画期的企画をモノにする事はまずありません。
大抵は、その「趣旨」の部分を頭の隅に住まわせたまま、毎日を過ごすわけです。

ブログも企画も同じなんですが、どうも私は「締め切りギリギリ・カラータイマー派」なんですね。
ある種、ものぐさとも言えますが、数学的に答えが決まっているジャンルじゃない限り、「作品の出来は、考えた時間の長さに比例する」という考えなんですよ。
ですから「早めにさっさと片付けておく」という事が出来ない。


この「考えた時間」というのは、「脳内でその物事を醗酵させる時間」と言い換える事も出来ます。
テレビに限らず、自身のオリジナリティーをお仕事に活かされている皆さんは同じと思いますが、そういう方ってオン、オフの切り替えが難しいですよね。
「今日の勤務はここまで。後はお仕事の事なんか忘れてプライベートでーす」なんて方は、割合少ないんじゃないかと思います。
常にどこかに「今聞いた話はこの企画に使えるかも」「あの人の言葉は今度の台本のヒントになりそう」なんてアンテナが張られているんじゃないかと。
また、直接結びつかなくても、脳内のどこかで企画の趣旨が「アイドリング状態」になっていて、まったく関係ない刺激が、突如として企画の趣旨と結びつくみたいな事も。
いわゆるこれが「閃き」というものですね。
「きたーっflair」みたいな。


この閃きは、段取りで考えていてはなかなか出てこないんですね。
特に私のようなおバカには。

常に頭のどこかに、企画に対する意識を持っている必要がある。
無意識レベルと言ってもいいかもしれません。
それが「醗酵」し、何らかの刺激が加わった時、突如として閃く訳です。
確かに、知識の蓄積も必要でしょう。でもオリジナルの案とは、それに何らかのプラスアルファーが必要なんですね。
よく「ディレクターは24時間営業」と言われますが、それはこういう「脳内醗酵」を強いられているからかもしれません。
まー私なんかはこの状態が、けっこう性に合っていて楽しいんですがhappy01


別に難しいお話をしたいわけじゃないんですが、お仕事、プライベートを問わず、最近は色々な企画書、創作文などを書く機会が多かったものですから、改めてその事を痛感する次第で。

ですから私の場合、「醗酵時間」が必要。締め切りギリギリまで考えます。
はた目には「なーんにもやってないじゃない。ルーティンの番組作って。ウォーキングやって。ハムスターとおバカやって」と見えるかもしれません。
でも私の「ねずみ色の脳内coldsweats01」では、企画やお題に対するつたない知識や経験、刺激などが着々と醗酵し、一つの形になるのを待っているわけです。


これは人によって違いますよね。創作の姿勢は千差万別。
「長々と考えていても仕方が無い。今思いついたことをすぐ書く事で、瑞々しい感性が形になる」というお考えの方もいらっしゃいます。
言わば「天才型」ですね。これは私など、逆立ちしたって真似できませんweep

で、実際、まるで指先から感性が流れ出たように素晴らしい文を書かれる方もたくさんいらっしゃいますし。これが出来る方が、本当に羨ましい。
まー創作のあり方に正解などありません。
凡人以下の私の場合「発酵型」というわけですcrying


思いついたときにすぐ書けないのには、まだ理由があります。
「もったいない心」が頭をもたげるんですね。


例えば、締め切りよりずっと前に一つの企画を思いついたとしましょう。
けっこう自分では気に入っている。発注者のオーダーにも合っているようだ。
相手を説き伏せる、良い殺し文句も思いついた。これならいけるかも。


でもここで、もう一人の私が声を上げます。
「締め切りまでまだ時間があるじゃない。
今ここでアイデアを締め切っちゃもったいないよ。」

モチベーションも上がっている。最低限の理論武装もできた。
ここで企画書を書くことは可能だけど、せっかくまだ時間があるんだから
もうちょっと材料を集めてみよう。もうちょっと表現を探してみよう。
別の何かが見えてくるかも。


こんな脳内会議が、瞬時にして行われるわけです。

要はアレですね。
盛り上がっている飲み会の途中、自分一人だけが先に帰る事になった時、
自分が帰った後、その場でさらに物凄く面白いことが起きるんじゃないかと
後ろ髪を引かれる思い。

この心理に近いような気がしますhappy01

「あーっ!最後まで居ればよかった」という後悔の念は、
「あーっ!ギリギリまで考えればよかった」という思いに通じるんですねhappy01


だから後悔しないよう、さらに考える。まだまだ考える。
友人や仕事仲間と、全然関係ない会話をしている時も考える。
逆に、関係ない話題の方が効果的ですね。新鮮な刺激があって。
移動中に一考。食事中に一考。ウォーキンク中に一考。入浴中も一考。
コタのおなかをくすぐりながら一考。

コレを締め切りギリギリまで行うと。
思いついた企画と新鮮な刺激が化学反応を起こす瞬間を期待する事も。
意味なく街を歩いたり、初めてのお店に入ったりする事もありますね。


で、もうパソコンに向かわないと間に合わないぐらいの段階、いわば「カラータイマーが鳴り出す段階」になって、ようやく文章化となるわけです。
なんとなく、脳内にマヨネーズのチューブを意識して、中身をギューッと最後の一滴まで搾り出す感覚がありますね。
この段階ではもう、企画の内容はほぼ脳内で出来上がっているんですが、文章にする過程でつじつまが合わない点も多く出てきます。
そりゃそうですよね。そういう事って、書いてみなければ分かりませんから。
でも大丈夫。骨子が決まっていますから、修正もわりあい楽なんですね。
まー頭も無く、
表現力も乏しいですから、出来上がりもしれてますがcrying

ですから私の場合、締め切りまでに与えられた時間をめいっぱい使い、素案を醗酵させる事で、それまでに考えられる最高の案を出したいという欲求が強いのかも。
「やりきった感」が欲しいんですね。

早めに仕上げてしまう事を、手を抜いたように感じてしまうのかもしれません。
時間をかければいいという訳ではありませんが、それが私のスタイルなんでしょう。
それが結果に繋がらないところが、辛い部分でもありますがcrying


最近、「ネヴュラ」でも話題にしている『宇宙船』企画なんかもそうでした。
アレだっていつも、締め切りギリギリの送付でしたもんね。
ただ決して忘れていたわけじゃなく、それなりに考えていたんですよ。
で、与えられた時間を精一杯使わせてもらったと。
他にもこの性癖で、お仲間をはじめ各位にご迷惑をおかけしておりますがcoldsweats01


おそらくこれからも、私の「カラータイマー派」は変わらないかもしれません。
そこはどうか一つ、よろしくお願い致しますhappy01
皆さんの創作姿勢・ペースも、一度お聞きしてみたいような気がしますねhappy01

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コメント

こんばんは。
先日登録させてもらえることになったエージェントに提出する作品制作がようやくひとだんらく・・・。これが仕事に結びつく補償はないのですがまた作風、モチーフをがらっと変えてみました。最近はわりと作風や使用する技術を固定せず、色々実験やチャレンジをしていて、そのあたりMIYUKIさんにも先達ての記事中で「作風が変わっておどろいた」と評していただけたゆえんかな・・・と思います。まぁ、単にまだまだ試行錯誤なのかもしれませんがこれがけっこう大切だと思う今日この頃です。

さて調子に乗ってわたくしめの制作についての習性をもう少し述べさせてくださいね。
わたしもかなり常時あらゆる場面で観察、ネタ収集、そしてそれらを脳内醗酵することが習慣になっています。もうほとんど習性ですね(笑)。まだまだ仕事を大量にこなす状況、無茶なスケジュールというものをあまり経験してないので(苦笑)アレなんですが、絵についてはカラータイマーが鳴り始める直前になんとか完成・・・ということが多いように思います。このあたりがもうひとつ粘れないからなのか、計画性なのかはまだよくわかりません(笑)。わりあいせっかちなせいもあるかもしれませんね。
まぁこれは好きなことに限ったことで、学生時代の宿題、レポート、書類提出はカラータイマー鳴り終わる直前に行うことが多かっったですが。

MIYUKIさんはかなり粘り強く取り組まれると思い受けし、そのあたりが完成度を上げる秘訣なのでしょうね。ご本人はかなりしんどい面もおありと思います(笑)。

それでは失礼いたします。

MUGI様 精力的に活動されているようですねhappy01
お仲間のそういうお話を聞くにつけ、私も大変励まされます。
先日の「宇宙船」貴応募作の印象通り、やはり新しい作風や技術等に挑戦されていたんですね。まったく頭が下がりますhappy01

人間、一度自分のラインを固定してしまうと、なかなかそこから脱却できないもの。
チャレンジはある意味、それまでの自分を否定する事でもあるからです。
ある種冒険でもあるその試みを果敢に行うMUGIさんは、きっと何かを掴む事でしょう。
私も最近は守りに入ってしまう事が多いのでcoldsweats01
今回はMUGIさんに教えられました。
宇宙船という場でのお付き合い以外にも、こうしてお互いを切磋琢磨できる事は本当に素晴らしいと思いますhappy01

やっぱり、こういうクリエテイティブなお仕事を続けていると、実際に手を動かす時間よりも、そこまでの脳内醗酵の時間の方が長くなりますよね。
経験上、実作業の時間はある程度予想がつくので、そこまでの最重要項目、発想に費やす時間が大事なわけです。
でも前回、応募締め切り直前のやりとりから考えて、なんとなくMUGIさんは大変計画性ある方のようにお見受けしますhappy01 それは応募作にも表れていますよ。
MUGIさんの作品って、ごまかしがきかないですもんねhappy01
計画性がないと、短時間で仕上げたことが分かってしまう作風と思います。
そこが何より素晴らしいと言えますが。
その緻密なお仕事の進め方が羨ましいです。
私なんて締め切り真近で七転八倒、パソコンの前で頭をヒネりまくりですからcrying

でも何となく、その苦しみを経験しないとやりきった気がしないんですよね。
因果な性格です。
そして何よりも、その苦労が反映されないのが一番の悩みですがcoldsweats01

ともあれ、年内の部活に向け、お互いお仕事に、プライベートに充実した毎日を過ごしたいものですね。どうぞこれからも、お気軽にお越し下さいhappy01

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