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2008年6月24日 (火)

今日はケツカッチン

「押す?」
お仕事の打ち合わせで、スポンサーから出た疑問。

件の担当者はメガネ屋さんのご主人。私がふともらした「押す」が理解できなかった様子でした。
「ああ。ごめんなさい。押す】というのはスケジュールがずれ込んじゃって、時間が遅れていく事なんですよ。
逆に早くなるのは
【巻く】。私たちは『押し巻き何分』なんて言いますね。」
「そうなんだー。知らなかった。」

笑いながらしきりに感心するご主人を前に、私は『押す』『巻く』という言葉が業界用語である事を知ったのでした。

でも皆さん、今、『押す』『巻く』って普通に使ってますよね?
いや、普段、同業者との会話が多い私だけが感じる印象なのかな?
『押し巻き』が一般の方に通用しないとは思わなかったんですよ。
全然悪気は無かったんですがhappy01

最近、テレビなどでタレントがしきりに使う業界用語。
その影響で、その手の言葉もかなり一般化してきたような気がします。
「キュー」「編集でカット」「ワラう」なんて、完全に一般語ですもんね。
これらはすべてマスコミ用語だったんですが、今や誰でも知っている言葉です。
でも皆さん、ご注意下さいね。今やテレビ業界で、前述の言葉を使うスタッフは誰一人居ません。正直、前世紀の用語です。
一般語としても古いですがcoldsweats01
マスコミ関係者がよく使うと思われている「逆さ言葉」なんかも、今や死語。
『ジャーマネとザギンへミーノーに』なんて、口が裂けても言えませんhappy01
(鼠先輩の『ギロッポン』は、あえてアナクロさを演出しているのでお間違えなく)

これらの言葉や、馴れ馴れしく「ちゃん」づけでタレントに近づいてくるプロデューサー、ディレクターという印象は、バブル期の悪癖ですね。
少なくとも私の周りには、そんな軽薄なメンバーは誰一人居ません。
もし皆さんの中にあるマスコミ人の印象がそうだとしたら、それは表向きの顔かもしれませんね。いわゆる「テレビ向き」の顔です。
その軽薄な態度の裏で、したたかに相手の顔色や場の空気を窺う姿勢が、テレビマンに必要な資質なのです。おバカな私は持ち合わせていませんがcoldsweats01

お話を戻しましょう。
考えてみますと、どんな業界にだって特有の用語がありますよね。

皆さんのお仕事にだって、独特の言い回しがあると思います。
そんな中マスコミ用語はちょっと変わっているので、街中でテレビの撮影などに出くわすと、スタッフ間の会話に首をかしげられる事もあるのでは?
まーへそ曲がりが多い上、自分が一番という絶対の自負のまま純粋培養されたようなhappy01スタッフが多いテレビ業界。その言い回しも普通の人には難しいかもしれません。

そんな訳で今日は。
ちょっと面白い『誤解されやすいだろうなーテレビ屋用語・初級編』をお話してみましょう。今回は特に、ロケ現場でよく聞かれる用語を簡単に。
あくまで初級編ですので、ご同業の方は「甘い!」なんてご立腹なさらぬようhappy01

前述の『押し巻き』は、いわゆる生放送、ロケ時の両方に使われます。
生の場合は「今、オンタイムより何分押しです」なんてタイムキーパーさんのセリフが、インカムを通じてスタッフに伝えられるわけですね。
ロケの場合は「うーんあそこのシーンはNG連発で手間取っちゃったなー。スケジュールより二時間押しか。今夜は徹夜かな」なーんて会話が交わされるという。
この押し巻きの状況によって、スタッフ間の空気も大幅に変わります。
押しまくって険悪な空気にならないよう気を使うのも、ディレクターのお仕事coldsweats01


Photoここからはこちらのお二人をモデルに、
色々動いてもらいながらお話しましょう。
なかなか顔を合わせる事のない両巨頭。
ギャラも天文学的数字でしょう。
私が演出できる機会はこんな時くらいですからねhappy01

Photo_2【バミる】

「演者の立ち位置をそこに決めるから
バミっといて
なんて感じで使います。
これは、その位置に目印をつけるという事。

そこに立ったタレントなり俳優なりが、『場を見る』というところから来てます。
スタジオなら、床にビニールテープなどを貼って目印にする事が多いですね。



Photo_3【八百屋】

「ちょっとこの商品、台を八百屋にしてよ。」
これが使用例。
商品カットなどを撮るとき、正面から普通に撮ると、ちょっとカットがわかりにくい事がありますよね。そういう時は、物が乗っている台を『八百屋さんの店先のように、台の奥を持ち上げて傾ける』ことによって見せやすくするわけです。
そこから『八百屋』。



Photo_2【時計で】

これはご存知でしょうね。
『時計回りに動かして』という意味です。
写真では、ガメラさんが時計回りに位置を動かしています。
同じ対象物を撮っていても、カットが変わると微妙に品物の向きが変わっていたりするんですよ。普通の人はほとんど気がつきませんが。
見栄えの良い向きというのは、それほどデリケートなものなのです。



Photo_4【たたく】

三脚を伸ばし、カメラの位置を上げる事です。
つまり上から見下ろすように撮る。上から『たたく』
というところから来ています。
逆に見上げる時は『あおり』。
「ちょっと。たたくからジュラケー持ってきて。」
こう言われたアシスタントは、すかさずカメラマンが乗るバッテリー入りのジュラルミンケースを持ってこないといけません。
このカンが悪いと、今度はアシスタントがカメラマンに『叩かれる』事にhappy01



Photo_5【なめる】

「うーん。奥行きを出したいから、手前になんかなめて絵に表情をつけようか」
私はよく、こういう指示を出します。
『なめる』とは、画面のカメラ前にかなり大きく障害物を置き、その障害物越し、または隙間から奥を撮ること。『越し』とも言います。『○○越しに撮ろうか』なんて具合に。
あくまでメインは奥なんですが、手前の障害物を『なめる』ように撮る事によって画面に奥行きやドラマチックな効果を生む画面構成です。

実相寺昭雄監督など、この画面の名手でしたね。
あの、ちょっと変な印象を生む画面の効果は、『なめ』と『湾曲レンズ』(おそらく魚眼など)、そして照明によってもたらされるものと思います。
現場の事情による所も多いですが。(「ティガ」の『花』とかhappy01



Photo_5【盗む】


以前、局で大量のパソコンが盗まれた事件がありましたが、これはそんなストレートな意味ではなくcoldsweats01
「ストロークが長いので、ここはカットを割って盗みます」

Photo_4この指示、分かりにくいでしょうかhappy01
例えば、手を伸ばして物をつかむというアクションを撮るとしましょう。ところがアクションを全て撮ると、なんとなく時間がかかりすぎて間延びしてしまう。

そのカットだけ、映像のリズムが変わってしまう場合があるんです。
それをどうするか。
まず、人物が手を伸ばしだす所をロングで撮って、次は物をつかむところをアップで撮る。これを編集で繋ぐ事で、手を伸ばす途中の時間を『盗む』わけです。
こういう操作をする事で、映像のリズムやスピードを保とうという事ですね。
写真は静止画なのでちょっと分かりにくいですが、動画では上の写真・両者が寄り始めたところまでを撮り、下の写真・両者が近づいた所を撮って編集で繋げば、近づく間の時間を「盗める」わけです。



Photo【同ポジ】

「この2カット、同ポジで繋ぎたいので、何にも動かさないでね!」なんて指示をしますね。
「ウルトラマン」28話「人間標本5・6」で、宇宙線研究所から逃げ出してきた所員が、ベッドで苦しみながら消Photoえてゆくバストショット・カット。あれが同ポジで撮られています。
あのカットの場合、横たわって苦しんでいる人物を先に撮って、その後カメラ位置を動かさずに人物の居ないベッド
だけを撮る。
その2カットを編集でオーバーラップさせているんですね。

カメラを動かさない。『同じポジション』という意味なんです。

この効果を狙う場合、カット間で少しでも対象物以外のものが動くと、編集した時不自然な雰囲気になってしまうので、撮影には細心の注意が必要です。
写真上のショットを撮ってから、カメラ位置を変えずに写真下のショットを撮り、編集で繋げはあら不思議。矢印のゴジラさんは煙のように消えてしまうというhappy01
私はこの効果が好きで、よく使います。
編集室で「うーんうまく消えた」なんて喜んでいるんですよhappy01



期せずして、カメラワークや編集のノウハウみたいになっちゃいましたね。
おそらく写真などをご職業や趣味にされている方などは、共通する用語も多いかもしれません。
まーあんまりしつこいのも何ですから、今日はこんなところで。
本当は挙げればきりがないんですが、あまりにも局地的なので一般受けはしないと思います。おそらく今日挙げた一連くらいなら、全国区の用語と思いまして。
あえて簡単なものにしました。
皆さんがお勤めの業界にも、他業種には分からない用語が沢山おありなんでしょうね。一度お聞きしたいものです。


さて。今日のサブタイも業界用語の一つですが、意味はお分かりでしょうか?
女子が口にするにはちょっとはしたない言葉ですが、意味は普通です。
響きも可愛いし。ぜひお考え下さいhappy01

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コメント

日大時代に「雪舟」なんてのはあえて習いましたけど
「笑う」とかは教えてもらえませんでしたね。
あと、自分は自主映画時代、普通に
「今日はシーンいくつから撮影に入る?」とか使ってましたけど
この道何十年の、スクリプターのお母さんに
「『入る』って言い方は聞いたことないわね。
いいわねぇ、私も今度から使おうかしら」とか
からかわれたのも良い思い出の、20年前だったりします(笑)

市川大河様 「笑う」って、今は現場ではあまり使われないんですよ。
思うに、新人のADさんがこの用語を聞いて「顔で笑う」というボケを連発しすぎる
(もう120%やります)為に、スタッフ側が飽きちゃってるんですね。
新人さんは楽しいんでしょうが、これだけ見せられると食傷気味でcoldsweats01

『入る』という用語は、今も結構使われます。
「ロングから入ろうか」みたいな感じで言いますし。
スタッフもその辺はよく分かっていて、「ロングから攻めたほうが効率いいですよね」なんて動いてくれるし。
『攻める』なんて用語も独特なものかもしれませんね。
それだけ現場は戦場という意味ですがhappy01

自主映画も手掛けられていたんですね。
私も志は持っていましたが、仲間が思うように集まらず断念しました。
資金的な事情も大きくcoldsweats01
今のお仕事は、その頃の恨みもバネになっていますhappy01

 「バミる」「たたく」「盗む」は初耳です(◎o◎)
 「ケツカッチン」は一般人にも有名ですヨ。「今日は6時からデートなんで、ケツカッチンなんだ。」なんて、高校生くらいの頃に得意になって使っていました(^^ゞ

 大道具さんの「ガムテ」「リャンメン」は一般語化し、「ナグリ」もけっこう有名になりましたよネ。

 家庭にビデオカメラが普及してからは、「パン」「ドリー」「ティルト」なんて言葉が「取り説」にも書かれてあって、ちゃんと読んでいる人には常識になりつつあります。

 業界用語(?)といえば、ホビー誌の「サフ」なんて用語に目を白黒させたことが記憶にあります。私がプラモに熱中していた昭和50年頃には、そんな用語は無かったと思うので‥‥(^^ゞ

 音楽業界にも業界用語があるんですヨ。ちょっと例を挙げてみましょうか。私はドラマーで指揮者なので、主にリズムに関することを挙げます。

「つっこむ」
 リズムが前のめりになっていること。特に2拍目、4拍目のスネア・ドラムや、ブラス(トランペットなどの金管楽器)が拍の頭より若干早めに入ること。勢いのある演奏の誉め言葉の場合と、リズムが合っていないことを指す場合とがあります。
 例:つっこみ加減の、いいドラム

「モタる」
 上記のスネア・ドラムやブラスが、拍より遅れて入ること。ノリが悪いことを指します。

「タメる」
 「モタる」とのニュアンスの違いが難しいのですが、スネア・ドラムの場合は重々しく迫力がある、という誉め言葉になります。「アンコ椿は恋の花」の「んアンコ~~」の「ん」の部分も「タメ」です(^o^)

「ハネる」
 リズムがシャッフルになる、またはシャッフルに近くなること。ビートルズの「Help!」を思い浮かべてください。あれが「ハネたリズム」です。

「ハウる」
 マイクとスピーカーが共鳴し、「キーン」とか「ボー」とかいう音を発すること。元は「ハウリング(「吠える」の意)を起こす」が縮まったものです。これは一般語化していますネ。

「録音室」
 「トイレ」のこと。「録音」→「音入れ」→「おトイレ」というわけです(^o^)
 例:ワリィ、ちょっと録音して来るワァ。

 TV業界でも使われている(いた?)「ツェー万ゲー千」も元は音楽業界用語で、「ドレミファソラシ」を表す「CDEFGAB」(なぜ「ド=C」「ラ=A」なのかは知りません‥‥。チューニングもAで合わせますが‥‥。)のドイツ語読み「ツェー、デー、エー、エフ、ゲー、アー、ベー」から来ているんですヨ。
 ちなみに「調子いい」の意味の「C調」も、元は「ハ長調」という意味の音楽用語と語呂が同じなので、面白がって広まったそうです。

 すいません。こんなに長く書いたのに、まだ書き忘れたことがありました‥‥(^^ゞ

 「巻く」は一般語化して、「急げ!」という時に若い人たちは「巻きで!」なんて言いますネ。
 「押す」の方は、これも音楽業界でも使われていて、ライヴハウスに複数のバンドで出演する時などには、「前のバンドが押してるんだヨ~。今、20分押しだな。」なんて使っていました。あまりに押すとトリのバンドの演奏時間が短くなって、ライヴがハネたあとに血を見ることになります‥‥。(もちろん、トリが一番偉い!)

 あ、「ハネる」のもう1つの意味で、「終わる」というのがありました。これも業界用語でしょうか。

自由人大佐様 さすがですね。ケツカッチンを高校生当時に使いこなされているとはhappy01
私は業界入りしてから知ったので、私の方が素人だった事になりますねcoldsweats01

「ガムテ」「リャンメン」「ナグリ」あたりは様々な業界で使われていますね。以前広告業界で働いていた時にも、よく聞かれる用語でした。
「リャンメン」は最初どうしてもなじめなくて、意地で「両面テープ」と言い張っていましたがhappy01

「サフ」は確かに、昭和50年頃には無かった言葉ですね。
当時はまだ、キットの下地仕上げにサーフェイサーを吹く工程が一般的じゃなかったので、用語自体も重要視されていなかったんでしょう。
最近では塗装法で「ドライブラす」なんて言葉も聞かれるようになりました。
普通の人には分かりにくいかもしれませんねhappy01

大佐さんは音楽関係に携われているんですね。初めて知りました。
貴ブログの記事における、楽曲に対する拘りの理由がやっと分かりました。お詳しいわけですね。
私は音楽に関してはまるで素人なので、敬服いたしますhappy01

教えて頂いた用語ですが、前半の「つっこむ」「モタる」「タメる」「ハネる」あたりは全く初耳で。面白いですね。
意味を聞けば頷ける言葉ばかりですが、同じ言葉でも、映像の世界ではまた違った意味になるんですよ。

例えば「タメる」という言葉は、映像用語では「カット変わりでキメのセリフをすぐ言わず、間を持たせて持たせてようやく放つ」時などに使われます。
「今回はタメの演出が多いな」「この役者、タメが上手いな」なんて使われ方ですねhappy01
同じ言葉でも、業界が変わると意味も違うんですね。
面白いですhappy01

「ハウる」は一般語化してますね。映像業界でも、マイクが近すぎる時など時々「ハウり」ます。
これはオーディオスタッフのミス。それもかなり初歩的ミスなので、ハウった時はスタッフも頭を掻いていますがhappy01

「録音室」!これは懐かしい言い回しですね。
おそらく私より前の世代は、おっしゃるような意味でこの言葉をよく使っていたと思います。今は当の「録音室」の呼び名が「スタジオ」「アナブース」などと変わってしまった為、シャレの意味が通じなくなり、使われなくなったのかもしれません。
今でも一部のラジオ局スタッフなどは、時々この言葉で周りをケムに巻いていますがhappy01

どんな業界でも「押す」という言葉は歓迎されないようですね。
生放送もバンドのライブと同じなので、押しちゃってくると現場は極度の緊張感に包まれます。
「何分押しです」なんて叫ぶタイムキーパーさんの語気が強くなり、フロアディレクターは台本を振り回して、司会者にまとめコメントを急かす。
訳がわからないまま番組終了なんて事もよくありますcoldsweats01
でも、意外に現場はあっさりとしたもので。
「おーあ。終わっちゃった」みたいな空気の中、打ちひしがれるのはディレクターのみ、みたいな事態にcoldsweats01
終わっちゃったらどうしようもないですからhappy01

「ハネる」も一般語化しているのかもしれませんね。
「舞台がハネる」「お店がハネる」なんてよく使われますし。
昔、夜のお店勤めをしていた時に、お客さんから「店がハネたらメシ食いに行こうぜ」なんて誘われた事もありましたが、そんな時のリアクションに困ったものです。
ウブな女でしたhappy01


オタクィーンさま、こんにちは
アナログな私ですがケータイからはじめてコメントします。今回も皆さんの業界用語のおもしろいお話楽しみました。
そういえばうちの方の地方紙にテレビ番組のラストのテロップの記事がありまして、チャンネルを回されないために、各局あの手この手を使ったり、nhkはかなり細かい仕様書があるなんて書いてありました。必要かどうかの議論もあったりしますが、著作権の関係で必要とのこと。言うなれば怪獣のソフビの足の裏のメーカー名みたいなもんでしょうか?オタクィーンさまも番組最後のテロップにど~んと名前がのるんでしょうね。すごい!

のん様 ケータイからのコメントとはeye
すごいですね。私なんて自分のブログをケータイで読んだ事さえありません。
メールも苦手なんです。ぜんぜん機械には弱くてcoldsweats01
ミッションディスクが欲しいくらいですhappy01

番組のラストテロップ(クレジット、エンドロールスーパーなど、局によって名称はさまざまですが)って、番組制作者の責任所在をはっきりさせる為に出すという目的があるんです。
番組内の出演者名スーパーも同じですが、要は「発言の責任、番組内容の責任は私にありますよ」という意味なんですね。
ですからクレジットに名前が載るという事は、それなりに大きなプレッシャーでもあるんですよcoldsweats01
クレームが来たら対処しなければなりませんからweep

とはいえ、やっぱり自分の名前がブラウン管に出るのは嬉しいものですねhappy01
そういえば昔、ある番組に構成担当・演出補という立場で参加したんですが、ディレクターから「構成と演出補は別人のように思わせたいので、演出補は本名、構成はペンネームを名乗ってくれないか?」と頼まれた事があります。
その時私の頭に浮かんだペンネームは『RED SHOULDER』。
その番組のラストには「構成・RED SHOULDER」の名前が画面を飾ったのでしたhappy01

当時から、私のボトムズオタクは筋金入りだったようですhappy01

むむ  RED SHOULDERとはっっ

おみそれしました

 ご無沙汰してます。ガメラ医師です。
ガメラ君のご登場に釣られてやって参りました。
 大学時代は、「なぐり」を「ガチぶくろ」に突っ込んで、「寸角」と「サブロクのベニヤ」を担いで「袖」を走り回ってました。^^;)
「雪舟」は流石に忘れてました。よく乗ってたもんですが。
なめたりたたいたり盗んだり、キャメラも大変なんですね。
 27日付けのTB記事にて、ガメラ君ご活躍の様子をご紹介させて頂きました。不安定な気候が続いております。どうかご自愛ください。それではこれにて。

 すいません、誤解を招くようなことを書いてしまって(^^ゞ 私は音楽業界に籍を置く者ではありません。学生時代はバンドをやっていまして、それなりに関わっていたもので‥‥。

 自分のところでは公表していませんが、実は私はガッコのセンセなのです^^; 昔取った杵柄で、今は吹奏楽の指導をしたりしているので、「指揮者」というわけです(^^ゞ(あ~あ、バラしちゃった(^o^)/)
 先週は宿泊の行事の引率で白樺湖へ行っていました。今は期末テストの前で忙しくしております。京都に行った記事は、もちろん修学旅行だったり。そうやって読んでいただければ、「ああ、そういうことなのか」と納得していただけるかと思います。

 これまで自分の職業を内緒にしていたのは、「私」という個人に対して世間様にミョーな先入観を持たれたくないのと、特撮作品を授業に採り入れたりしている同業の方に嫌悪感を感じ、同じ目で見られたくないからでした。作品を見る視点を1つに偏らせることや、作品から道徳的な価値観を見出そうとする姿勢に共感できないんです。
作品をつくっている方々は「テーマ」を持ってはいても、道徳的な価値観を訴えたいわけではないでしょうから、そういう見方に共感できません。そして、例えば『ウルトラセブン』を題材に「価値観の異なる者の共存』を授業で採り上げたとして、そこには「変わった先生」という評価が生まれても、「素晴らしい」という評価は少数派だと思うのです。子どもを預かる身としては、保護者の不安を呼ぶような行動は慎むべきだと考えています。
 世間の人が「教員」という職業に対して何を期待し、自分がどうあるべきかを考えた場合、あまり自分の立場を公にするのは得策ではないと判断しました。私はブログでは好き勝手なことを書き散らしていますし、できるだけ自分の身分は公表しないようにしておりました。特撮好きを恥じているのではなく、無用な波紋を広げないようにバランスを考えた上での行動です。自分を偽っていると言われればそれまでですが(^^ゞ
さらに、プライベートな楽しみにまでレッテルを背負っていこうなんて考えていませんし(^_-)-☆

のん様 返事が遅れ、申し訳ありませんでしたcoldsweats01
この番組を作ったのは1991年。まだ私も駆け出しの頃でしたが、2年後に迫っていたボトムズ開始10周年に向けて、仲間と特番制作の夢を語り合ったものです。
「RED SHOULDER」のクレジット名は、その勢いの表れだったのかもしれませんhappy01

ガメラ医師様 お久しぶりです。
返事が遅れ、申し訳ありませんでしたcoldsweats01

ガメラ医師さんも、大学時代は舞台関係のご経験がおありなんですね。
私もそちら方面には若干の心得がありますので、サブロクのベニヤなんて言葉に、つい反応してしまいますhappy01
友人に劇団関係者が居るんですが、思えば彼が入団後、研究生から正団員になった時劇団から送られたプレゼントが「なぐり」でした。
劇団員は裏方も知らなければならない。
そのなぐりの持つ意味は大きいんですねhappy01

お気使いありがとうございます。
名古屋の梅雨も本番ですね。ガメラ医師さんも、体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さいhappy01

自由人大佐様 返事が遅れ、申し訳ありませんでしたcoldsweats01
私の方こそ、勝手な憶測といつもながらの勘違いで、お気を使わせてしまいまして。
本当にすみませんcoldsweats01

でも、コメント欄ながらご職業をお話頂いてよろしかったですか?
ひょっとしてお話される事に抵抗を感じられていたとしたら、かえって心苦しく恐縮しております。

以前から貴ブログの記事やコメントのやりとりを通じて、大佐さんの真面目な姿勢や特撮作品への真摯な視点に「この方はきっと、人に物事を伝えるお仕事に就いてらっしゃるんだろうな」という思いを漠然と持っていました。
ゆるぎない正義感や世間一般への確固たる思いが、文面から伝わってきたからです。
教職とお聞きして、それまで大佐さんに抱いていた印象がよく納得できました。
バンド経験がおありとの事、吹奏楽のご指導までされていれば、用語もたくさんご存知のはずですね。
いやー本当におバカで。すみませんでしたcoldsweats01
私のような者に真摯に接して頂き、本当に感謝しています。

今の時代に於ける教育現場でのご苦労、本当にお察しします。
マスコミに携わる者としても、青少年の置かれている状況は日々の報道を見るにつけ憂いを隠せません。
授業内容や生徒さん一人ひとりの心のケアまでを担当される上で、大佐さんも日々悩まれている事でしょうね。
確かにおっしゃる通り、ご職業をブログやコメントで明かす明かさないは個人の自由ですし、それによって意見に弊害があってはいけませんから、その部分は大佐さんのご判断次第です。

私も「特撮作品を授業に導入する事で、作品を見る視点を1つに偏らせることや、作品から道徳的な価値観を見出そうとする姿勢に共感できない」というご意見には賛成です。
現場の立場からしますと、もともと作品とは「クリエイターが抱える問題意識や、世の中への怒りが形となったもの」なので、それは必ずしも道徳的価値観とイコールではないんですね。授業用の教材としては作られていません。
世の中で道徳とされるものに疑問符を投げかける内容だって少なくありません。
子供番組でも、人間の業やさだめを描こうとする作品はある事ですし。
そういう意味で映像作品とは、観客一人ひとりの価値観で受け取り、咀嚼し、それぞれが内容について考えるものなのかもしれません。視点を偏らせる方向へ観客を誘導していく事は、作り手としても本意ではないと思います。
そこに一定の価値観を持たせ保護者に不安を与える事を、教育者として疑問に思われるのは無理もないでしょう。

そういう意味で、「好き勝手なことを書き散らしているゆえ、できるだけ自分の身分は公表しないように。特撮好きを恥じているのではなく、無用な波紋を広げないようにバランスを考えた上での行動」とおっしゃる大佐さんのご配慮、お気持ちはよく分かります。
決してご自分を偽られているわけではないと思いますよ。
むしろ、大佐さんの思慮深さの表れとも思います。
その方が自由な意見を話せるという事は、まぎれもない事実でしょうし。

私が自分の身分、職業を明かしているのは、映像作品というジャンルの現場で何が起っているのか、スタッフはどう考えているのか、作品に対してどう挑んでいるのかなど生の思いを知ってもらいたいからです。
何かと作品は神格化されますが、携わるのは私達と同じ生身の人間なんですよね。
失敗もあればミラクルだって起きる。そうした日々をお話していく事で、雲の上に感じる映像作品を身近に感じて欲しい。そんな思いがこもっています。
まー私のような者の毎日など、全然参考にならないでしょうがcrying
ただ少なくとも、思いの一端がそこにあるのは間違いありません。

時々行う皆さんへの問いかけも「企画を作る上でのクリエイターの思考経路や、生みの苦しみ」などを追体験する事で、名番組がいかに試行錯誤の元に生まれるのかを知ってもらいたいからです。
そうする事で作品への愛情がますます深くなる事を、私は信じています。

ご自分の心情を吐露して頂き、ありがとうございました。
これからも、大佐さんとは良い意見交換をさせて頂けそうで嬉しいです。
これからも訳の分からない記事が多いと思いますが、呆れずおつき合い下さいませhappy01

 再びお邪魔致します。
トラックバックの御礼に参りました。毎度の無理矢理っぽい
ご紹介にもご親切に返信頂き、改めて深く御礼申し上げます。
 実は我が家の「なぐり」は、今だに現役なんです。
舞台用のって、般用品よりかなり高価なんですよね。
家族が適当に扱うので、心中穏やかではありません。
説明しても判ってくれないし…。 ^^;)

ガメラ医師様 わざわざお礼コメントまで頂き恐縮ですhappy01
こちらこそ、毎度採り上げ甲斐のない記事ばっかりで申し訳ありませんcoldsweats01
舞台用「なぐり」は確かに高価ですが、結局長く使える分だけお買い得ですね。
今も現役とは素敵じゃないですかhappy01
道具は使ってこそ華。カッコよくなぐりを使いこなすガメラ医師さんの姿は、きっとご家族の目にも素敵に映る事でしょう。
「これは男の道具だから触るな」なんて言われたら、私なんてその男らしさにちょっと惚れ直したりしますhappy01

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