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2008年4月 9日 (水)

スペクトル係数100%

ブログタイトルに「ネヴュラ」を冠する通り、もともとピープロ好きの私。
特に『スペクトルマン』に対する思い入れは尋常じゃありません。
以前にもお話したことがありましたね。


2007年2月3日(土)『虹色の希望』
http://spectre-nebura.cocolog-nifty.com/cultnight/2007/02/post_28e9.html

先日のオタクイズ『古い写真』がきっかけで、そのピープロ好きが久しぶりに刺激されてしまいまして。
こんなものをひっぱり出してきました。

Photo これは昔、愛読していた秋田書店『冒険王』の付録ポスター。
当時を知る方には懐かしい一枚では。
「スペクトルマン怪獣大行進 怪獣ジャンボジャンボポスター」のタイトルも時代を感じさせますねhappy01

当時、『冒険王』は『スペクトルマン』メイン掲載誌として、私の中では特別な存在でした。最近のファンの皆さんはご存じないかもしれませんが、当時『スペクトルマン』が毎号表紙を飾っていた高学年向け月刊雑誌はこの『冒険王』だけだったのです。
後にその表紙の座を『仮面ライダー』に奪われましたが、私はその高いスペクトル係数に非常に魅了された一人でした。

当然の事ながら、当時の『冒険王』はスペクトルマン関連の付録も目白押しで。
毎号の別冊漫画(ストーリーの前半を本誌に載せ、後半を別冊に載せる独特の編集手法でした。今もコミックスで読めますが、一峰大二先生の大迫力画は、確実に私のオタクDNAに組み込まれています)をはじめ、組み立て付録やバッジ、ワッペンなど、もうスペクトルマンまみれの毎日を送っていました。
ただ不思議な事に、スペクトルマンの付録ポスターは少なかったように記憶しています。
ですから当時、このポスターはとても嬉しく、狭い子供部屋に、随分長い間貼っていました。怪獣図鑑的な絵柄も、子供の心を鷲掴みにするには充分でhappy01

本誌をはじめ、当時の付録はほとんどどこかへ行ってしまいましたが、このポスターだけは今だに捨てられないようで。
中学・高校入学時など数年に一度訪れる「オタク卒業しようかな心境時」にも生き残ったつわものですhappy01
まー、それだけ思い出が詰まった一枚だったんですね。
貧乏な私は、基本的に「当時物」はプレミア物を買いません。このポスターもたまにネットオークションなどで見かけますが、私のは「リアルタイム買い」ですhappy01
ですから、この手の私のコレクションは全て「入手時の思い出」がパッケージングされているのです。



Photo_2 これは10月号の特別ふろく。
番組の放送開始は1971年ですから、これは同年の付録という事になりますね。タイトル的には『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』の時期に当たるようです。

雑誌やソノシートの口絵などでご活躍された、南村喬之氏のリアルイラストが存分に楽しめる一枚。大迫力のA2サイズです。


そんな訳で、今回はちょっとこのポスターで、ゴリの放った怪獣達を簡単にご紹介しましょう。ウルトラ怪獣の陰に隠れてしまった子たちばっかりですが、私には大好きなメンバーなんですよhappy01

Photo_3 『ゴリ対スペクトルマン』時期という事で、主役交代の微妙な立場に追いやられているこのお方。
心なしか、地球侵略を支持するお顔にもちょっと翳りがcoldsweats01


隣、21・22話登場のギラギンドは「戦いの舞い」が素敵な一匹。
バロンザウルスは、敵怪獣クルマニクラスの個性に隠れてしまった感がありますが、なかなかストロングスタイルの名獣だったんですよhappy01
思えば,このバロンザウルスとクルマニクラスの回、23話・24話が放送された’71年6月5日、12日は、私は母の入院する病院に居た事になります。
私は薄暗い病院の待合室で、この前後篇を見ました。
妙に蒸し暑かった事を、よく憶えています。


Photo_4 主役のこちらは、マニアックにAタイプマスクをご装着。
私が一番好きなマスクですhappy01

ファンの方にはおなじみのこのポーズは、まさに必殺技「スペクトルフラッシュ」発射直前。私は何千回、このポーズを真似した事でしょうhappy01


ゼロンはなんと言ってもピープロを代表する怪獣ですよねー。『豹マン』『ヤダモン』にも出演経験を持つ売れっ子怪獣でした。王道のデザインも素敵。
私もこのゼロンは大好きで、アオシマのゼンマイプラモは四個持ってますhappy01
でも登場エピソード、3・4話での活躍は意外にあっさりとしたものでしたね。
印象が強いのは、きっとスペクトルフラッシュで木っ端微塵に四散する姿が、オープニングで何度も流れたせいでしょう。
ちなみに40・41話のマグマザウルスは「別人」。
ジンマシンが出たゼロンみたいで、私はあまり好きじゃありませんでしたcoldsweats01


Photo_5 『宇宙猿人ゴリ』タイトル時で最も印象に残った怪獣がこの『人』、11・12話のダストマンでしたね。
子供心に「可愛そうだなー、このお父さん」と思いました。

こういうエピソードが挟まれるところが、このドラマの凄いところなんですよね。
後のバルゴドンは、正統派のデザインに反して登場経緯が非常に入り組んだ一匹。まー説明すると長くなるので割愛しましょう。私はあの力の入った歩きが大好きです。
で、ダストマンの右、30・31話登場のスピンコブラーと・・・


Photo_6 真ん中のザリガニンドは、『帰ってきたウルトラマン』に於けるザザーンとタッコングの関係。
同じ海のタッグ怪獣なのに、どうしてこんなに扱いが違うんでしょうかcrying
ベアモデルのソフビは高額なのにhappy01
右隣の信号アイが、先ほどお話したクルマニクラスです。
今見ても、なかなか考えさせるエピソードですね。この23・24話は。


初期に登場した7・8話のゴキノザウルス、15・16話のモグネチュードンはそれぞれ、ゴキブリとモグラ・ナマズをモチーフとした怪獣。
やっぱりこの頃の怪獣は印象が強いです。
70年代ヒーローは、ゴキブリ・モグラなどと組み合って登場したのですhappy01


マグラー・サタンキングの25・26話をはじめ、34・35話のムーンサンダーなど、親子怪獣を扱ったエピソードが多かったのも、このドラマの特徴でしたね。
手前中央、怪獣Xの異名を持つ
シルバーロボの27話は、「怪獣無法地帯」的イベント篇ですが、いつもと毛色が違うので、個人的にはあまり好きではありません。
スペクトルマンのドラマテイストは、このエピソードの露出度の高さによって世間的に誤解されているところがありますねcatface


このポスターでは、ラーさんはちょっとカッコよすぎじゃないですか?
ひょっとして「いつもの手」で、南村画伯を脅迫したんでしょうか?
「俺をハンサム(あえての死語)に描け!」みたいなhappy01


Photo_7 ゼロンに次いで、個人的に結構好きなのがこちら、28・29話登場のサラマンダー
これは当時の冒険王読者にしか分からない事なんですが、実はこのサラマンダー、一峰先生のコミックスに登場するデザインはめちゃくちゃカッコイイんですよ。
冒険王のコミックス掲載はいつもテレビオンエア前のエピソードなので、コミックスを読んだ私は物凄く期待してオンエアを迎えました。
で、出てきたのがこのガマ親分happy01happy01happy01
「なんだー。全然ちがうじゃんcrying
まーショックも大きかったんですが、何故か見ているうちに愛着が湧いてきちゃって。「コレはコレでいいかな」なんて。根っからのおバカでしたhappy01


下の9・10話、ネズバーも好きでしたねー。
当時は
「ネズバーン」って覚えちゃったんですが、まさかニゴらないとはhappy01
この「両手で首あやつり」方式が後の三つ首竜に生かされ、さらには『GMK』のギドラに受け継がれた事はあまり知られていません。
まー日本の伝統芸ですし。きっとコレがオリジナルじゃないでしょう。
ピープロ作品がそんな偉い位置に居ちゃいけないんですhappy01


Photo_8 最後がコレというのもcoldsweats01
この白アリ怪獣・バクラーが登場する19・20話は怖かったですねー。

先日も再見したんですが、こんなのを土曜日の夜7時からやってたんだーなんて驚いちゃって。それだけ今のテレビは刺激が無いという事なんでしょうが。
ウルトラ怪獣とはまた別の「生物感」があるんですよね。白アリですからhappy01
この顔を見ると「妖怪一つ目入道」系の迫力も漂ってきちゃって。
いやーやっぱり、ピープロ怪獣は一筋縄ではいきませんねーhappy01happy01happy01



久しぶりにこのポスターを見てみると、当時が思い出されて楽しかったです。
他にも好きなスペクトル怪獣は一杯居るんですが、とりあえずこのポスターのメンバーについてはこんなところ。
いずれ個々に深~く語る機会もあるかもしれませんね。

それにしても、これだけ個性的なキャラクターを毎週登場させたピープロのオリジナリティーには、改めて驚嘆させられます。
ウルトラ怪獣とはまた別の意味で、これらピープロ怪獣は私の心の友、かわいい仲間なんですよ。
暖かくなり、もうすぐゴキブリが出没する季節ですし。
リアル・ゴキノザウルスは苦手ですがcoldsweats01

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コメント

いやもうオタクィーンさんには釈迦に説法なんですけどね?
自分一応ウルトラのブログを書いているもんで
そこでの資料探求とか考古学の道すがら
いろいろ(特にウルトラブログでは出番のない)
様々な文献資料や逸話を目にしたんだけど
うしおそうじ・円谷英二・手塚治虫
この三人の相互関係は、調べれば調べるほど奥深く
そして崇高なる天才三人による、互いを支えあった関係は
本当に羨ましいんですよね。
この三人の、蜜月にして数奇な運命の関係に
的を絞った評論も書いてみたい欲にかられるのですが
ウルトラブログでこのネタにこじつけられるエピソードが
中々なかったりします(笑)
あ、この三人を語るとすると、高山良策氏も外せませんね。

ここにくると、いろいろと懐かしいものが見られます。
私には難しくても、画を見てるだけで、楽しい。(^o^)ノ

バクラーはいいですね、パチモン怪獣みたいで(笑)
ピーマンみたいなズノウ星人も好き。
造型がダサいのが子供時代には萎えたもんですが、今改めてみると味がある!!

>高山良策氏も外せませんね。

高山氏を取り上げたドキュメンタリー「怪獣のあけぼの」が素晴らしいです。
DVD発売当時はフィギュアなんか付いたりしてて物凄く高価だったんですが、レンタルでも借りられるようになりました。未見のかたは是非探してみてください。

市川大河様 まさにそうですねーhappy01
うしお氏と円谷氏の親交についてはこれまでも色々と伝えられていますね。
私も「TSプロ」の実現を夢想した一人ですhappy01
いわんや手塚氏、高山氏など、うしお氏と実際にお仕事を共にした仲。国産特撮作品の基礎を形作った梁山泊の息吹は、今も伝説となって私たちを魅了します。

一つこのへんで、識者代表格の市川さんに、この辺りの解析も綴っていただきたい所ですね。番外編としても充分に通用するお話のような気もします。
正直、私たちの世代が、この辺りの年代の記録をリアルタイムでまとめられる最後の世代のような気もするんですよ。
日本の特撮作品史上、避けては通れぬ事柄とも思いますし。

決して無理にとは申しませんが、お手隙の折にでもご考案頂ければ幸いです。
私的な回顧録を綴る程度の私などがお願いできる義理ではありませんが、おバカな一ファンの夢とでもお考え下さいcoldsweats01

いつか市川さんのブログに、スペクトルマンの名が踊る事を楽しみにしておりますhappy01

ポン太様 懐かしいでしょーhappy01
私も久しぶりにこのポスターを見て、懐かしさでいっぱいになりました。
当時はこういうリアルな絵柄が多く、怪獣も怖いイメージがありましたよね。
こういう絵で育った私たちは、怪獣という存在を非常に贅沢に咀嚼できたような気もします。

まーそんな事はさておき、私の記事はあい変らずの昔話。難しければお詫びしますが、ご一緒にご自分の昔を思い出して下されば幸いですhappy01

雀坊。様 バクラーって独特の雰囲気がありますよね。あのエピソードも怖くってshock
思えば、新興住宅地に出没する怪獣という設定は、まさに’70年代の幕開けを象徴していたような気もします。
アオシマのゼンマイキットも良く出来ているんですよ。
なんと4本の手を振って歩くというhappy01
笑って良いのか怖いのか。深すぎてよくわかりませんhappy01

「怪獣のあけぼの」って、レンタルされているんですかlovely
全然知りませんでした。
ショップでフィギュア付の新品を見かけ、あまりの高額に諦めていたんです。
これは朗報。またレンタル店巡りの楽しみが増えました。ありがとうございましたhappy01

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