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2008年4月の記事

2008年4月30日 (水)

オイルSOS

明日の暫定税率復活を前に、あわてて駆け込み給油。
貧乏な私にとって、1リットル30円近くの値上げは大打撃ですshock
車・ミニバイクとも、思いっきり満タンを狙ったんですが・・・
Photo_3こういう時に限って、それほど入らないんですよねーcrying
写真の赤ライン、上のミニバイク2.14ℓはまだしも、下の車5.2ℓweep
間が悪い私。ミラ、少食すぎcrying

Photo_4ウチにもペスターちゃんが居れば、買い溜めができるのにねー。
でも全部飲んじゃうから、タンク代わりはダメか。
でも石油怪獣・三つ首竜なら。ピープロの底力の見せ所だよこれは・・・
(何を見ても怪獣に繋げる私。お気楽もここまで来るとcoldsweats01

2008年4月29日 (火)

昭和の見方

今日は祝日。「昭和の日」だそうで。
この名称、昨年からのものだそうですね。知らなかったーcoldsweats01

一昨年までは「みどりの日」って言ってましたもんね。
昭和の真っ只中に生を受けた私には、やっぱり「天皇誕生日」がしっくり来ますがhappy01

ちょっとウィキで調べてみますと。
祝日法による「昭和の日」の定義は、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」だそうです。
「祝日法」なんて久しぶりに聞きましたがcoldsweats01、ともあれ「昭和の時代を顧み」るのが趣旨なら、「ネヴュラ」は毎日「昭和の日」じゃないの、なんて思ったりしてhappy01

でもまあ、今日がそういう趣旨の日なら、毎日が昭和の「ネヴュラ」にとっては特別の日ですしhappy01、今日はちょっと、テレビ屋の私が特に感じる「昭和と現在の差」についてお話しようと思います。

私を含め、映像作品に魅了された方々にとって、劇場やテレビなどで流れる作品を「入手」したいという思いは、昔からかなり強かったと思います。
古くは映画のパンフレットや子ども番組のソノシートで乾きを潤し、一度しか放送されない番組の内容を必死で覚え。その集中力は現在の比ではありませんでした。

水を両手ですくい取るような思いで、作品と向き合った日々。
流れる水のように、作品の全貌は決して手中には出来ないけれど、必ず掌のどこかに「感動」という名のしずくがまばゆい光を放っていたような気がします。


「家にビデオデッキが来た日」を鮮烈に憶えていらっしゃる方は多いんじゃないでしょうか。私もその時の事は忘れられません。
家庭用ビデオデッキが普及し出した1980年代初頭。細々と貯めたお金で、自分専用のビデオデッキを買った日の事は、今でもはっきり憶えています。

ビクターのVHS、セパレートタイプ。当時、25万円という高額商品でした。
元々、ラジカセなどもマイク付きを好んで選び、「聴く」と同時に「録る」ことに重点を置いていた私は、ビデオもチューナーとデッキが別れ、デッキとカメラを担いで外へ飛び出したい欲求が強かったのです。
(結局、予算の都合でカメラは入手できませんでしたがcoldsweats01


三つ子の魂百まで。その性癖は、今もお仕事となって活かされていますねhappy01

その「マイデッキ」で初めて録画した映画は、あのジョン・スタージェス監督の「大脱走」。当然、テレビ録画でした。
たとえエアチェックであっても、「作品」というものを手中に出来た私。
その喜びは大変なものでした。オンエア時にテレビの前に居なければならない、という「時間の呪縛」から解放される事。
その時、大げさでなく私は「次のページ」を開いたのです。

あのクライマックス、マックイーンのバイクジャンプなんて、いったい何百回見たことでしょう。
それはまるで「ブラウン管のタイムマシン」。
あまりの不思議さに、意味もなく朝のワイドショーなどを録画し、「リアルタイムと時報スーパーの差」を喜んでいたものです。また恥ずかしい過去をcoldsweats01


ただその頃でも、まだ私の中に「作品への集中力」は息づいていたような気がします。
なにしろレンタルビデオなんて概念さえなかった時代。高額のソフトを買う資金など皆無だった私は、テレビ録画しか作品入手の方法がありませんでした。
ですから録画した作品はもう宝物。昭和20年代の街頭テレビのように、大勢の友人を部屋に呼んで、固唾をのんで鑑賞に勤しむのが当たり前でした。
セリフ一言、1カットも見逃すまいと、まさにかじりつくように作品を見つめる仲間たち。
作品以外の要素を入れたくないと、CMごとに録画を停める為、CM明け、一瞬の録画開始の遅れにより、セリフがちょっと欠けちゃったへたくそな録画であっても、それは私たちにとってまぎれもなく「映画」だったのですhappy01
まだその頃は、自分の中の『記憶力』が、ビデオの『記録力』を凌駕していたのは間違いありません。まだ掌の「感動のしずく」は、光り輝いていたのです。


そんな宝物のVHSテープが、カラーボックスからあふれ出しそうに増えた頃。
私にとってちょうどその頃が、「記憶力」と「記録力」のパワーバランスが入れ替わる時期だったように記憶しています。
そしてまさにその時期こそ、安価なレンタルビデオが全国的に普及し出した頃。そして今日のお題、「昭和」終焉の時期に重なるのです。



レンタルビデオの普及により、爆発的に増えた私のビデオ・コレクションは、1990年代初頭のレーザーディスクブームによってさらに拍車がかかりました。
この頃から、作品という物を「見る」というより「持つ」という事に重点をシフトし出したような気がします。
「いつか見るから」と、まずエアチェックやソフト購入に力を入れだした時期。
お仕事の忙しさに、鑑賞時間がなかなか取れない事情も手伝って、まるで「積んどくモデラー」のように、ソフトだけが増え続ける状態でした。
見られないのに、手元には作品だけが溢れてゆく。
時間を作って鑑賞の機会を設けても、溜まったソフトを「見る」というより「こなしていく」という感覚なんですね。
「見たくて見る」のではなく「押さえておく」という表現がしっくり来るような。

自分の中で「感動のしずくをすくい取る」為の「記憶力」が、録画機器による「記録力」に負け始めていたのです。
今考えれば、このターニングポイントが「昭和」と「平成」の転換期であったような感触があります。



私にとって夢の機械であったビデオデッキ。今では商売道具とさえ言えます。
それを初めて手に入れた時の感動は決して間違ってはいなかったでしょう。
さらに「映像を録画・再生できる」というスペックは無限の可能性を持っていると思います。
ただ、おバカな私などは、その素晴らしすぎる「記録力」に凌駕されつつある事を認めなければなりません。
事実、録画機器普及以後に鑑賞した作品で、それ以前に感動した作品に匹敵するものを挙げてみようと思っても、数えるほどしかありません。
その理由は確かに、年齢による「感力の枯渇」も大きいでしょうが、その「記録力」に負けている事実も、決して無視できないのです。


「見逃した部分を何度も見られる」という安心感も、記憶力衰退の大きな原因かもしれませんね。
「頭に、網膜に焼き付けなければ、もう二度と見られない」という緊張感、作品との真剣勝負的な対峙の姿勢とは明らかに違ったユルユルの関係が、記憶力を衰えさせてしまう。
これはもう、仕方がない事なのかもしれませんね。今突然、全世界の家庭用録画機器が全て使用不能になってしまったら、著名な映画評論サイトの運営者も大パニック。私だって気が気じゃなくなりますからhappy01



今日は「昭和」のお話ですから、ここでちょっと考えてみたいんですが、例えば皆さんが昭和の時代、ビデオデッキ普及以前にご覧になって感動された映画、テレビ作品のセリフって、今でも結構鮮明に覚えていませんか?
セリフ以外にも音楽、カット割り、ファッション、効果音など、何でも構いません。
私もいくつかありますが、それを後年見返してみて、その記憶が驚くほど正確だった事に感動する事もしばしばあります。

「ルパン三世」第一シリーズのナレーションVer.OPで、ルパンによる次元大介の紹介時「早撃ち、0点3秒の」を「0コンマ3秒」と読むバージョンがある事を本放送時知った私は、再放送でその記憶が間違っていなかった事に驚いたものです。
まったく同じナレーションなのに、一度聴いただけで覚えてしまうものなんですね。件のシリーズは1971年の放送ですから、家にビデオなんてありゃしません。その集中力は恐るべきものでしたhappy01
山田康雄氏のナレーション、山下毅雄氏のBGMのあまりのかっこ良さに、記憶回路が反応してしまったんでしょうね。


今、それをやれと言われても、そんな芸当はとてもじゃないですが出来ません。
確かに子供でしたから、今より記憶能力も確かだったとは思いますが、やはり「一期一会」という作品への真剣度は大きいと思います。
今の子供たちは、その「一期一会」の集中力による記憶を、ビデオの反復視聴で補っているんでしょうね。それもある意味、とても幸福な作品との出会いです。
私も決して否定はしません。気軽に昔の作品を見る事が出来るのも、ビデオ機器の大きなプラス要素と思いますしhappy01


結局、相手はあくまで機械ですから、扱い方次第という事なんでしょうね。
増えすぎたソフトにしたって、見る見ないは自由な訳です。
よく言いますよね。家庭に道具ばっかり増えちゃう人は、その道具を一年使わなかったら必要無いから廃棄してもいいって。それと同じ事かもしれません。

先日、局のスタッフと話したんですが、やはり彼も「録画しただけで、見てない映画ばっかり増えちゃう」なんて嘆いてまして。私も同じなので「見ない作品は持ってないのと同じですよね」なんて笑ってましたが。
結局、ハードやソフトは使うもの。使われてちゃいけないんでしょうね。


その事に関連するんですが、これも最近、肌で感じる事で。
録画機器が当たり前になった現在、視聴者は「集中度」とはまた別の次元で、作品への向き合い方が変わってきているなあと。


うまく言えませんが、「枝葉にこだわりすぎる」ような気がするんですね。
要はこういう事です。昔、ビデオが無かった頃、私達視聴者は、「自分が作品に共感した部分」や「制作者が一番主張したかったメッセージ」に反応し、その一点を集中記憶していた感覚があります。
それが印象に残れば残るほど、その作品は名作となると。

そりゃそうですよね。一度見てセリフを一言一句覚えるなんて凡人には不可能ですから。でもビデオには、それが出来てしまう。
つまり視聴者はその気になれば、録画した映像を見ながら、作品の頭からラストまで、文章で採録する事だって出来ちゃう訳です。するとどうなるか。


これはビデオの「影」の部分でもあると思うんですが、そういう事が出来ちゃうと、視聴者の方は「自分が作品のどこに反応したか」が分からなくなっちゃうような気がするんですよ。
で、きっと気になるのはセリフの言い回しとかちょっとしたギャグ、カット割りのタイミングなど、そういうテクニック面ばかりが目に付いちゃうんじゃないかと。

非常に思うのは、最近のブログなどによるリアルタイム作品の「放送当日感想」って、この枝葉の部分へのツッこみが多いなーという事です。
それらはたぶん、エアチェックのビデオを見ながら書いてますよね。
ですから作品の見方に起伏が無い。自分がどこに感動したか、どこに引っかかったかが見えてこないような感想が非常に多いような気がするんです。
ストーリーのレビューのような文章の端々に「○○のセリフ、おかしすぎ」とか「あの表情は無いんじゃないの」的な一口ツッこみが入るものですね。
もうほとんどがこれです。

自分が一番反応した部分を、自分の言葉で掘り下げた「本当の感想記事」は数えるほどしかない。私もよく検索しますから、その現状は分かるつもりです。
それを読む私には、書き手が何を言いたいのか分からない。
枝葉の部分を不備と感じて怒っているのか。
ツッこみどころを見つけた自分に酔っているのか。
で、ツッこみどころの無い作品には、その事に対してツッこむんでしょうね。
これじゃ制作者と視聴者が敵対している。
私には「鑑賞」じゃなくて「間違い探し」みたいに見えちゃって。
それが、作り手と受け手の理想的な関係と言えるのでしょうか?


「木を見て森を見ていない」という言葉がありますが、これはきっとその言葉が当てはまる状態なんでしょうね。
「目の前のテクニック面だけが見えて、その先のテーマ、メッセージが見えない」という意味で。


ただこれも、生まれた時からビデオがあった世代には仕方の無い事と思います。思考がすでにそうなっている。
これはきっと私たちに対し、それ以前の世代が「テレビ世代は文学的感覚が著しく退化している」事を嘆くのと同じなのでしょう。
私だって、ビデオ世代の彼らの事をとやかく言う事はできません。
これも時代の流れなんですね。


幸いにして「ネヴュラ」のお仲間は、この部分に関してはずば抜けた主張をお持ちで嬉しい限りです。皆さんそれぞれ、ご意見が違っている所も素晴らしい。
決してツッこみでは終わらない、一筋縄では行かない所が良いんですよhappy01

同じ作品でも、見る方のパーソナリティーで感じ方が異なるのは当たり前なんです。ですからそれは最も喜ばしい事で。
私も私見のお話し甲斐があるというものですhappy01


ただ思います。今の世代が、初代ウルトラマンなど名作と呼ばれる作品を見た時、その枝葉をどう感じるのか。
先日の「BS熱中夜話」でもありましたよね。
「空の贈り物」でカレーのスプーンを作戦室に置いて出て行ったハヤタが、なぜ外でスプーンを持っていたのか、なんて。面白いこぼれ話でした。
実相寺監督が現場のノリで演出を変更、なんてスタジオでは語られていましたが、「空の贈り物」を
リアルタイムで見た本放送当時の視聴者は、誰もそんな事を気にはしなかったと思うんです。
記憶できないほど細かい部分でもあるし、第一もっと印象的な場面が、あのエピソードには沢山あるからです。


でもきっと今、あのまま「空の贈り物」が新作として放送されたとしたら、その夜のヒーローネット界ではそのツッこみで一杯じゃないかと思うんですよ。
皆さん、鬼の首でも取ったかのように。

これが建設的なファンのあり方なのかなーと、古いオタクの私などは思っちゃうんですよね。その枝葉ひとつで、「空の贈り物」が違う評価をされてしまっては悲しいじゃないのと。もっと深い部分を見て欲しいなと。

映像作品に限らすどんな作品も、人間が作るものに「完璧」と呼べるものは非常に少ないです。(ゼロとは言いません。ヒッチコックの「サイコ」など、ツッこみどころの無い作品も確かに存在しますし。)ですから本来、どんな作品にも、そういう「ポカ」はあるはずなんです。
でもテーマや主張がしっかりしていれば、そんな部分は作品の優劣とは全く関係ないと思うんですよ。
そんな事言ったら、私の番組なんてツッこみ所だけで成立しているようなものですしcoldsweats01


昭和の頃は、不可抗力ながら「枝葉にオブラートをかけるシステム」が存在していました。そのオブラートは、ビデオ普及と共に取り去られてしまったのかもしれません。
ただその為、枝葉の部分ばかりに目が行く事によって、作品の本質を見抜く洞察力のようなものは確実に衰退しているような気もします。
制作者の皆さんのご努力には頭が下がりますが、「ツッこませない」為の完璧なCGや、見せ場のインパクトだけに力を注ぎ、テーマやメッセージが伝わらない最近の作品を散見する度に、この「ビデオ視聴の影」を感じるのは私だけでしょうか。そしてその上げ足とりをする視聴者たち。
それは決して「切磋琢磨」ではなく「いたちごっこ」に過ぎないのでは?
それではお互いが浮かばれない。双方が良い作品を求めている筈ですから。


ちょっと過激でごめんなさい。頭の足りないおバカの独り言ですcoldsweats01


私などがおこがましいですが、一度お試しになってみては。
オンエアでもビデオでも何でもいいです。初見の作品を決めて、「一度だけ」しっかり集中して見てみると。
そしてその作品を二度と見ないで、心に残った部分だけを思い出してみる。

どの場面、誰のセリフが心に残ったか。一度だけ見た方が、自分の感力がはっきり分かる事だってあると。きっとそこには、枝葉の部分など無い筈です。
それが『見る』という事だと、私は思います。

舌足らずの上、偉そうな事ばかりお話して申し訳ありません。
私が肌で感じる「昭和と現在の差」は、そんな部分です。
前述のような鑑賞姿勢って、昭和の頃はみんなやってましたよね。
昭和の日にふさわしい見方。私もやってみようと思います。
幸い、未見の作品は山のようにあるし。笑えない状態だったりしてweep


追記
きっきスーパーで入手。なんてタイムリーなhappy01
思わずブーちゃんとcamera
今日はバラサな昭和の日heart04
2s
 

2008年4月27日 (日)

ウルトラキュー

99999 ついに来ましたこの瞬間が。ウチのメンバーも万歳三唱happy01happy01happy01
Photo_2 ご覧のとおり。
「ネヴュラ」もついに
アクセス99999。5桁最後の一瞬です。
これも皆さんに可愛がって頂いたおかげ。ありがとうございますhappy01
こんな辺境のおバカブログにお越し下さる事を、心より感謝致します。

もーこの一瞬を楽しみに、昨日からそわそわしてましたlovely
今日なんかもう、朝から落ち着かなくてcoldsweats01
別にオオゴトじゃないんですが、やっぱり気になりますねー。こういうのは。
Xアクセスが迫るにつれ、もう何も手につかず。
何しろ一回きりのカウンター表示ですから。
世紀の一瞬を逃すまいと、デジカメの手入れまでしたりしてcoldsweats01
何やってんでしょうか私はsweat01コタの目線は冷たいしweep

ともあれ、これが通過点に過ぎないところが嬉しいですねhappy01

Photo_3 で、次の瞬間。
ついに「ネヴュラ」もアクセス6桁突入です。
最近は心強いお仲間も大勢出来ました。
皆さんとの中身の濃いやりとりに、月並みながら目からウロコが落ちっぱなし。
ますます楽しみが増しました。


こういうネットでの繋がりが与えてくれる新鮮な驚き、感動を、これからも大事にしたいと思います。いくら感謝しても足りないくらいです。

あい変らずの下らないお話ばっかりと思いますが、どうぞこれからも、コタ共々よろしくお願い致しますhappy01

2008年4月26日 (土)

カメラの外の劇場

「うわっ。よく編集が間に合ったなー。」
先ほど、たまたま目にしたオンエアに、思わず唸ってしまった私。

業界の片隅で細々と暮らしていると、時々そんな光景に出くわします。

昨日の事。私は番組編集の為、いつも通り局の編集室に向かいました。
編集室は、当日の編集番組スケジュールが部屋の外に掲示され、番組ごとの編集予定時刻が一目で分かるようになっています。
幸いな事に、私は自分の番組を長期間担当している為、編集のツボや所要時間などもすべて把握できる状況。まー慣れですね。
熟練の編集マンに助けられ、予定より短時間で編集を上げられます。

ところが。編集は早めに終わったのに、編集マンが妙に落ち着かない様子。
不意に編集室にプロデューサーが現れ、「ディレクターが云々」と説明するなど何とも不穏な空気。
空気の元は、私の後に編集が予定されていた番組についてのようでした。
それなりに場数も踏んでいる私は直感。
これはこの時期、よくあることなんですよ。

要は、4月から新しく番組を担当した新人ディレクターの不慣れや、番組そのものが新しい場合の、編集時間へのしわ寄せなんですね。
番組のテイストやツボの把握がまだ出来ていないから、いたずらに編集時間が長くなってしまう。
番組によってもまちまちですが、通常、深夜に放送されているVTRバラエティーなどの場合、長くなると2日や3日は軽く編集に費やされますから。
その采配、編集の指示は全てディレクターの実力次第。
そりゃー編集マンも不安になるというものです。
確かに、編集で粘る事で作品のレベルが向上する場合もありますが、一般的に、悩んだ作品ほど出来は芳しくない場合が多いです。
編集マンも人間。長時間の作業による集中力の低下も、良い結果をもたらさない一因と言えましょう。
「粘りがもたらした名作」という触れ込みの作品も、現実は語られている内の一握りに過ぎないのでは。それが現場の雰囲気を肌で感じる、私の意見です。


私はその番組の放送日時を知らなかったんですが、なんと今日だったとは。
しかもたまたま目撃してしまいましたeye

確かにその番組は前述のバラエティーなどではなく、お堅い情報番組。
編集時間もそれほどかからないだろうと思われる内容でしたが、昨日の編集マンの様子から見て、ディレクターが不慣れな事は予想できました。
「苦労したんだろーなー。カット割りや繋ぎも力技っぽいし。」
見終わった感想はそんな所。「新人ディレクターをカメラや編集がフォローした感」がありありと見えhappy01
実に初々しい作品でした。


私にもこんな頃はありましたから、まるで昔の自分を見るように懐かしかったんですが、ともあれ編集時のご苦労が偲ばれるものでhappy01
昨日の編集開始から今日のオンエアまでの時間を知ってしまった私ゆえの驚き。昨日の17時が編集開始で、今日の17時が放送ってimpact
冒頭の言葉の意味がお分かりと思います。


かつて、業界に入りたての新人さんは、よくこんな驚きを漏らしました。
「30分の番組って、30分で出来ると思ってました。」

まーさすがに最近は、ここまで無知な新人さんも少なくなりましたが、今でもスポンサーの担当者でこうおっしゃる方は多いですね。
それは仕方がない事なのかもしれません。
編集作業に立ち会われるスポンサーの皆さんは、まず間違いなく「編集ってこんなに時間がかかるの?」とうんざりされますねhappy01
それはたとえ、作業がデジタル化されたノンリニア編集の現在でも同じです。
どんなにシステムが効率化されても、カット繋ぎのリズムやセンスは人間に任される訳ですから。そこが上手く決まらなければいつまでたっても進みません。
番組を見ていると、私などはそういうところばっかり気になってしまう。
これはテレビ屋ならではの、一種の職業病なのかもしれませんねhappy01


よく思うんですが、映像作品の良し悪しを一般客が判断する基準の一つは、脚本はもちろん演者なども大きな要素ながら、やはり編集タイミングやリズムが観客の生理に近いかどうかではないかと思います。
例えば「このセリフの時、観客はセリフを喋っている役者の顔が見たいのか、あえて感情が表れる手元が見たいのか、震える肩が見たいのか、セリフを聞く相手役の表情が見たいのか。」
これを的確に判断するのがディレクターのセンスなんですね。

しかもそれら各カットの切り替えが、いかに観客の心の動きを察知しているか。
これはセンスを超え、ある種才能に近いものなのかもしれません。
それが観客の生理に合っていればいるほど、「良かった」という印象を与えられるのです。

ですから「ストーリーは面白いんだけど、何となく伝わってこなかった」なんて印象を持つ番組は、きっとカット割り、編集センスの問題も大きいのでしょう。

ちょっと専門的になりすぎましたねhappy01
別に難しい事をお話したい訳じゃないんです。今世間に溢れている全ての映像作品は、私にはもう、そういう風にしか見えなくなっているんですよ。
しかも冒頭にお話したように、放送されるまでの経緯、普通に放送されている事がいかに奇跡的な事かなんて部分まで見えてしまう。
望むと望まざるに関わらず。
これが非常に「健全な視聴眼を邪魔する」んですよweep
でもこれは、どんな業界にも当てはまりますよね。
製造業に従事されている方はライバル社の製品に、サービス業の方はライバル店の接客に、それぞれ努力の跡が透けて見えるはずですし。
私の場合、それが映像作品というだけの事です。


しかしながら、もう一つ思ったことがありました。
それも、今日点けていたテレビでの一幕だったんですが。
名古屋では今日、ある局の公開イベントがありまして。
雨の中、屋外で名古屋各局の女子アナウンサーが一人ずつ顔を揃えたんですが、その中に、たまたま一昨日一緒にお仕事をしたアナが居まして。

よく思うんですが、彼女たちに限らずアナウンサーって、決して疲れた表情や極端な感情表現をしませんよね。これはいつも一緒にお仕事をしている私から見ても、大変な事じゃないかと思うんですよ。


彼女たちの勤務シフトって結構ハードで、例えば深夜のニュースなんかにシフトされると、夕方出勤で徹夜、そのまま翌朝からロケで夕方まで勤務なんて事だってざらにある訳です。
24時間勤務!「どうするの?そんな時」なんて聞くと、「そりゃ仮眠しますよ。しっかりメイクも落として。じゃないと体がもちませんから」なんて笑って答えてくれるんですが、やっぱり大変ですよねー。
スポットライトの影で、いかに過酷な勤務に勤しんでいるかが偲ばれます。

実際、深夜に局内を亡霊のようにうろつく彼女たちの姿を見る事も多いですし。
その時のコンタクトなし、メガネ着用、スッピンの姿はもう(以下自粛)
楽なお仕事なんてありませんねー。
「そんなのどんなお仕事だって同じだよ。アナだけじゃないし。」と思われる方もいらっしゃるでしょう。本当ですよね。
楽なお仕事なんてありません。みんな同じです。


そんな「カメラの外」を見る度に、私などはつくづく「アナウンサーやタレントも、プロである自覚がないと出来ないなー」と感服するのです。
どんなに感情にわだかまりがあっても、一度カメラが回れば、そこは番組趣旨に則ったキャラクターになりきる。それがプロなんですよね。


昔、吉本興業のコンビ芸人さんとお仕事をする機会があったんですが、彼らは取材前に、必ず取材先の情報と台本を熟読、「ここは俺がこうボケるから、お前がツッこめ」「ここはこういうリアクションを引き出したいんですね」などなど、非常に綿密な打ち合わせを要求するんですよ。
で、カメラが回れば、彼らは実に的確な立ち回りで、素人さんをうまくあしらってくれる。見事なものです。


これが上手くいっているかどうかは、自分が演出していない番組を見てもよくわかります。
最近では、サバンナのお二人によるリポートに出色の出来がありました。

やはり彼らもプロなんです。新人女性アイドルのフォローも含め、そういう芸当は場数を踏んだプロだけの技。
その絶妙なタイミングは決して偶然ではないのです。
その良し悪しを見分けられるのも、業界関係者の特権なのかもしれません。

これだって、どんな業界にも当てはまりますよね。
接客業に携われている方々など、顧客に対する日頃のご努力、ご苦労には本当に頭が下がります。
そういう世界の取材経験もありますから、余計に分かるのです。

リスキーな編集時間やアナ、タレントの努力。功罪ありつつも、私にとって「カメラの外」が見える事は、あらゆる局面で役に立っているような気がします。
そこでは人間を見る目も養われるような気も。
人間性って、実はカメラが回っていない時の方が出るんですよね。
努力の様子とか。性格とか。


今日の最後は、私が最も感銘を受けた「プロ」についてです。
カメラが回る、回らないに関わらず、極めて明晰にしてハイテンション、スタッフをも鼓舞して番組のボルテージを上げ続ける、オーラ満点のその方は。


みのもんたさん。
彼とスタジオを共にした経験は、今も私の大きな糧となっています。

あまりの露出度に「三人いる」と囁かれているみのさんですが、その裏にはそれだけの努力があり、凄まじいプロ意識に惚れこんだ制作者のラブコールがある事を、忘れてはいけないのかもしれません。


お仕事の慣れにより、すっかり忘れていたそんな事を、久しぶりに思い出した出来事でした。とりとめのないお話でごめんなさいcoldsweats01

2008年4月23日 (水)

特殊合金製お化け屋敷

Photo いやーやっぱり、表紙にこの勇姿があしらわれていると、どうしても手が伸びちゃいますね。
即買いhappy01

実は昨日手に入れたものですが。
皆さんもきっと、お近くの書店でご覧になったでしょう。
『別冊宝島 僕たちの好きなウルトラマン [ウルトラマン・シリーズ誕生編]』。
宝島社の「僕たちの好きな」シリーズは、これまでかなりの数が刊行されていますね。
文学や人物、映像作品など様々なジャンルにまたがり、一冊でそのテーマ世界を鳥瞰できる、ビギナー向けの編集方針に好感が持てるシリーズです。

この新刊をはじめウルトラシリーズの特集本も何冊か刊行されていますが、実は私、これまでは、ちょっと薄味の内容に今一食指が動かなかったのです。
これは「ネヴュラ」読者の皆さんも感じられている事ではないでしょうか。
私だけだったらお詫びしますがcoldsweats01

ところが今回のこの新刊、これまでのシリーズと少し立ち位置が違っていまして。要は「ウルトラQ」と「ウルトラマン」を関連付けて捉えている所が新しいんですね。
テーマ、テイスト、スタッフ編成、時代背景など、決して切り離して考えられないこの二作品に同時にスポットを当てたところが、私をレジへと向かわせた大きな要因なのでした。

その内容も、初放送後42年の時を考慮した「現在の視点」で作品を語っているところがお気に入り。一話一話に添えられた一口解説に過ぎませんが、ライター諸氏の大人の視線、ファンの共通認識が心地よい一冊でした。
この一冊、おそらくしばらくは「ネヴュラ」執筆の友として重宝する事でしょう。
1,000円以下の価格も、お財布に優しいしhappy01

Photo_2で、何よりもこの本に惹かれた理由は。
もうサブタイでお分かりでしょうがhappy01
表紙の一角に添えられた、この告知。
「ふ、ふろく付き。しかも科特隊基地ってheart04
やっぱり即買いhappy01 

「そんな事だと思った」なんて声が、ギルの笛のように襲いかかりますshock

いやーいいですねー。マン放送当時の雑誌掲載状況は完全把握していないので分かりませんが、科特隊基地の組み立てふろく(意地でもペーパークラフトなんて言いません)は初めて見ました。
考えてみれば、あの特異な形状は組み立てふろくにもピッタリですよねー。加えて往年のファンの購買意欲をそそるキラーアイテム。良い所に目をつけたと思います。
「紙」というのが良いんですよ。このチープさがhappy01

Photo_3で、案の定、ふろくのパーツは表紙と裏表紙の裏面に印刷されているという。
うーんこれじゃー、組み立てるにはもう一冊必要かなー?
ここで「なんで別紙になってないの」と怒らないのが大人の優しさ。

きっと別紙にしたらコスト高により、このふろく企画そのものが通らなかったんだろーなーと。
その台所事情を思いやりましょう。きっと同年輩が作ってるんだからhappy01


Photo_4こんな記述が載っているのも楽しいですねー。
ウルトラマンが親子二代に渡るヒーローという事を再認識させてくれます。

考えてみれば、これは凄い事ですよね。科特隊基地やジェットビートルは子供も知っていても、シルバースターやシュピーゲル号は知らないと思いますし。実にホンニョゴニョ~ンな現状ですhappy01



さて。以前、「ウルトラマン」に於ける科特隊の位置づけについてお話した事がありましたね。
ウルトラマンという作品は、そのドラマのほとんどが科特隊の描写に費やされているという勝手な私見で。お恥ずかしい限りでしたがcoldsweats01


2007年5月28日(月)『空想特撮シリーズ「科学特捜隊」』
http://spectre-nebura.cocolog-nifty.com/cultnight/2007/05/post_c5d4.html


Photo_5超科学兵器を使いこなし、怪事件を捜査する国際的科学捜査チーム、科特隊。
ウルトラマン全話に渡って、彼らの勇壮な活躍は充分に描かれていました。

その近代的イメージの一翼を担ったのが、この「科特隊基地」である事は誰もが認める事でしょう。
ちょっと考えてみたんですが、近代設備が網羅された「基地」に居を構えた科学捜査チームの設定って、「ウルトラマン」が本邦初だったんじゃないでしょうか。

国産SFヒーローの黎明期。アトム、鉄人、エイトマンの三大パターンが産声を上げた時代においてさえ、彼らの活躍背景、言わば「ピット」としてイメージされるのは「研究所」であり「工場」だった訳で。
実写ヒーローに目を移してみても、そこには圧倒的な「探偵事務所」の存在があるのです。月光仮面しかり。まぼろし探偵しかり。少年ジエット(「エ」は大きいんですよ)しかり。


Photo_6確かにハイブリッドな意匠の集合体であった「ウルトラマン」ですが、現在では当たり前になっている「防衛チーム基地」という設定も、既に初作の時点で完成の域に達している所が凄いですよね。
何しろこの「怪獣・ヒーロー・防衛チーム」という位置関係は、最新作に至っても身じろぎもしない訳ですからhappy01


「ウルトラマン」事実上の叩き台となった企画案「科学特捜隊ベムラー」によれば、科特隊の設定として「警視庁の刑事達では手に負えない怪事件や異変を専門に捜査云々」の記述があります。
確かに「国際科学警察機構の日本支部」という設定もありますが、扱う事件の特異性が「人間社会のルールで推し量れないジャンル」である事も明白。
その点から彼らは「科学刑事」であると同時に、怪事件を科学的に「推理」する「探偵」的な香りも大いに感じられるのです。

さらにはテレビドラマ黎明期に見られた「探偵ドラマ」のスケールアップ的発想も手伝っていたとすれば、これはもう間違いなくhappy01
この視点は以前、拙記事に頂いたお仲間、市川大河様のご研究によるコメントから発展したものです。
この場をお借りして市川様にお礼申し上げます。ありがとうございました。


余談ですが、こういうお仲間とのやりとりを通じて解析や私見に磨きがかかるというのも、ブログの大きな魅力の一つですね。
つくづく、私は多くの皆さんに支えられているなあと感激していますhappy01

しかしながらこの辺り、それまでにない組織の構築に腐心した番組スタッフのご苦労が偲ばれますね。既存の作品からイメージを持ち寄り、初作にして理想的な設定を完成させた先人たちの偉業に、今さらながら感服するばかりです。


Photo_7さて。そんな彼らエリート隊員が、地球防衛の重大任務に勤しむ「科特隊基地」。
これはもう「マン」世界に於ける、地球科学のシンボルですね。



最新鋭の機材、武器、レーダーなどは当たり前。庶民が扇風機で暑さをしのいでいる時代、全館エアコン完備というhappy01
さらに外壁は、外部からの不意の攻撃に備えて、あらゆる熱線、光線を阻止する特殊な合金が加えられた鉄筋コンクリート製。まさに「電子の要塞」です。

まー確かに、世界の頭脳とも言える岩本博士など、そうそうたるメンバーがその英知を結晶させた基地であるだけに、その守りも鉄壁というわけですね。


ただそのハード面に比べ、運営する隊員等ソフト面には、宇宙人など知的侵略者がつけいる隙も多かったような気がします。
と言っちゃうと、シリーズ中幾度となく繰り広げられた「基地内での攻防」を肴にした隊員ツッこみに繋がりそうなものですが、私はあえてそちらへは走らずhappy01、そういう作劇・名場面の構築を可能にした「基地」という秀逸な設定に感服するんですよ。
例えば、ザラブ星人やケロニアが視聴者にあれだけの知性を印象付けられたのは、「地球人の懐」たる基地で展開する知略戦ゆえなんですね。
地底人・アンヌにしたって同じです。ブルトンなども忘れられないですね。

Photo_8ムラマツ隊長以下隊員の温かなキャラクターゆえ、サスペンスフルな展開も若干は安心して見えますが、科特隊が危機に晒されるって、実は「マン」世界ではかなり危ない出来事なんですよね。
敵に手の内を見せちゃう訳ですから。

その恐ろしさを最大限に感じさせたのが、最終回「さらばウルトラマン」である事は、皆さんもお分かりではないかと思います。
つまり「基地」という設定は、地球人の科学性、隊員のエリート性を表すと同時に、侵略者の能力や知性をアピールする場でもあるのです。


この防衛基地という設定は次作「セブン」で頂点に達し、また侵略者との攻防の舞台に使われる事も多々ありましたが、その後のシリーズでこの「基地」が効果的に使われたかどうかと言うと・・・
これは私には語る資格がありません。何しろ新マン以降の作品には非常に怪しい知識の私。「えーっオタクイーン、あのエピソードを知らないの?」なんて思われた貴方、無知な私にどうぞご教授をcoldsweats01

さて。テレビ業界の末席を汚し、曲がりなりにも「番組構成」なんてものを手掛けるようになると、かつて見ていた番組のストーリー構造や基本設定などに目を向けざるを得なくなるんですが、そういう視点で見ても、この「基地」という設定は秀逸ですね。

誤解を恐れずに言えば、クリエイターはストーリーを構築する時、必ず「逃げ場」を作ります。
ストーリーが複雑になりすぎる時、どこかで視聴者に「今起こってるのはこういう事なんですよ」と説明するシーンが必要。一種の「仕切り直し」ですね。
「ウルトラマン」の場合、科特隊基地がこの「仕切り直し」の舞台にピッタリなんですよね。
要は科特隊基地は、ストーリー構築上でも「基地」なんです。
以前にも似た事をお話しましたね。「仮面ライダーではストーリーの骨子を、まずショッカー本部で首領が説明する。」この作劇術に通じるものがあります。


お話の先が見えなくなったら、基地へ戻ってくればいい。
金城哲夫氏以下当時のウルトラマン脚本陣も、きっとあの特殊合金製の要塞を「ストーリー構築の基地」にしたんじゃないかなー、なんて、凡人の私などは考えてしまうのでしたhappy01


Photo_9色々な意味で重要な位置にある「基地」。
作戦の立案は元より、隊員の心情吐露やディスカッションの場としても使われ、またテーマを語る舞台としても絶好のステージである「基地」という存在は、これからも続くであろうウルトラシリーズの中で一層の重要度を持つ事でしょう。
前述の「ベムラー」企画書の中で、この基地が「お化け屋敷」と呼ばれていた事は有名ですが、私にはこの設定こそが、お化け的に飛びぬけた発想に思えます。
ウルトラマンという「お化け番組」にふさわしい呼び名かもしれませんね。


ちなみに。劇中でも語られている通り、科特隊の本部はパリという設定ですが、全話を通じて、このパリ本部はついに映像化されませんでした。
「うーんパリか。エッフェル塔ぐらいしか知らないなー。フランソワーズ・モレシャンと」なんておバカを言っていた私ですが、このお話の為に資料をめくっていたら、なんと当時の雑誌にパリ本部の図解がeye


Photo_10それがこれです。
なんと本当にエッフェル塔の近く。やっぱり本部も基地になっていたんですねー。いやービックリ。

写真が小さい上、手ブレなどで見にくいですが、なんとなく雰囲気がお分かり頂ければ幸いです。
(全ての写真はクリックで拡大します)



世界各国にこんな支部がある設定なら、支部対抗の実力検定なんてあったかも。でもこれは日本が一番でしょうね。
宇宙人が隊員の支部なんて、世界の何処にもなかった筈ですから
happy01

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2008年4月22日 (火)

陣痛する頭

以前からさんざんお話し、いいかげん呆れられていると思いますがcoldsweats01
例の「アレ」が結構煮詰まってきまして。楽しい毎日を過ごしています。
「宇宙船映像倶楽部」。


子供の頃なら誰でも一度はトライした「特撮ヒーローを創出する」というお遊びを、この年になってまた楽しむ事が出来るとはhappy01
最近、すっかりこの企画に夢中になっている私は、ウォーキングをはじめ、夜の床の中でも新ヒーローの構築に余念がありません。
その作業もそろそろ佳境。まさに頭が陣痛状態と言いましょうかcoldsweats01

この企画、プロット・デザイン・イメージボードという三本立ての募集ですが、最初からプロットのみに絞り込んでいる私。デザインや作品イメージはあくまでプロットありきと思っているので、まずは企画の骨子を固める事を最重要視しています。
宇宙船編集部への応募締め切りは5月9日ですから、実質的なプロット考案時間はあと二週間程度。まー今の段階で思うところを綴っておくのも、それなりにいい記念になるかなと思いまして。「締め切りギリギリでデッチ上げた」と思われるのもシャクですしcoldsweats01

とはいえ、ここで企画の内容をお話してしまっては意味がありません。
たとえ私程度が無い頭をヒネった下らない企画としても、著作権が宇宙船映像倶楽部に帰属する以上、ここでお話する訳にはいかないからです。
まー好き勝手考えてますから、万に一つも採用される事は無いんですがcoldsweats01


さて。頭が陣痛の今日は、いつもより手短に、考えを突き詰めた上での感触をお話してみようと思います。
実はここで、先日の記事「正義」の「定義」に頂いた数々のご意見が大変役に立ちまして。この場をお借りして再度感謝致します。ありがとうございました。

記事、ご意見が未見の方は下記をご覧下さい。

4月5日(土)「正義」の「定義」

http://spectre-nebura.cocolog-nifty.com/cultnight/2008/04/post_3249.html

記事に頂いたお仲間の皆さんとは大変有意義なやりとりをさせて頂いたのですが、実はその内容と、今回考えているヒーローのプロットを照らし合わせてみると、ある発見があったんですよ。まー大した事でもないんですが。

『正義』という絶対的な観念とヒーローの『距離感』。
または『ヒーローの立ち位置』とでも言うんでしょうか。

これが、コメントで語られているヒーローごとに違うという事が分かったんです。


さて。これをお話しようとするとまた長くなっちゃうので、今回はこのネタふりだけにしましょう。例の「スペシウム光線」とも関係がありますので、詳しい私見はまた次回以降に。
あい変らずイジワルな私smile


で、この「ヒーローの立ち位置」を選ぶ、もしくは創出することによって、自然と物語のテーマは決まってくると。
そういう「作劇の力学」みたいなものが見えてきたんです。

ヒーローの立ち位置って、実はストーリーの世界観を構築する上で非常に重要な項目なんですよね。

この企画を考え出してから、私はずっと「ヒーローが戦う理由」を考えてきました。それは実は「正義」という観念を根本から紐解いてみる事に繋がり、またヒーローの存在理由そのものを考えてみるいい機会になりました。
そして行き当たった結論は、ヒーローという存在はやはり「物語の必要性」から生まれるという事。それがうまく機能すればするほど、作品のテーマやメッセージ性がはっきりしてくる事が見えてきたのです。

物語の必要性とは。それは対立する存在の創出がキーなんじゃないかと。
「『悪』を明確にする事によって、おのずとヒーローの立ち位置は決まってくる」という事なんですね。


考えてみれば当たり前の事ですね。
ドラマというのは「問題意識」から生まれるものです。社会にはこういう問題があるから何とかしなきゃいけない。それにはヒーローが必要だ。という発想の流れがある訳で。
まず「悪」が決まらなければ、ヒーローが創出できる訳が無いんですね。
ヒーローは「悪」に形を借りた問題意識の「アンチテーゼ」として登場するんですから。
結局「正義の定義」って、「悪の定義」でもあるんですよね。

ウルトラマン、仮面ライダー、私の好みでスペクトルマンとhappy01 時代を駆け抜けたヒーロー達は、常にその時代の「問題意識」を具現化した「悪」に対して正義の鉄槌を下しました。やはり時代とヒーローは切り離せないものなのです。

あくまで私見ですが、最近のウルトラやライダーが勢いを失って見えるのは、この「問題意識」が「悪」に投影されていないからなのかもしれません。
その作劇は意図的になされているのか。それとも制作側に「問題」を「問題」として捉える能力が欠けているのか。敵を見失い立ち尽くすヒーローが『諦めない心』や『友情』などメンタル面に向かうのは、ある種仕方がない事なのかもしれませんね。

でもそれでは、ドラマとしてのパワーが弱い。
『諦めない心』や『友情』は確かに大事なものですが、それは『心の持ち方』『人とのかかわり方』であって、社会への怒りや問題提起ではないからです。

ですからどうしてもドラマの矛先が鈍くなる。
悪に名を借りた問題意識に対する『怒り』のベクトルが弱いからです。


今回、私は出来るだけ、この「悪」「問題意識」のスケールを大きくしようと務めました。(それが実現できたかどうかはともかくcoldsweats01
そうすればおのずとドラマの訴求力、パワーも大きくなり、ヒーローの存在意義、立ち位置も決まってくると思ったからです。

今、私たちが抱えている問題とは何なのか。
ヒーローを考えるって、意外と社会問題と向かい合うハードな作業なんですよhappy01



・・・とまあ、これ以上お話するとネタバレになっちゃうので、今日はこれくらいでご勘弁下さい。でも私の中では、既にターゲットとなる問題や「悪」、そしてヒーローの立ち位置は決まっています。しかもちょっとヒネリも加えてみたりしてhappy01
私の考えた「悪」は凄いですよ。「ええっ、そんなことしちゃうの?」と叫ばざるを得ないほど、もう悪い悪い。負のオーラ出しまくりです。
これでこそヒーローも引き立つというものでhappy01

今日のお話で唯一オブラートに包んだ部分、「正義とヒーローの距離感」については、私の企画の根幹に当たる部分ですので、もうちょっとお待ち下さい。
企画書を提出してからお話できればとcoldsweats01

こういう事がお話できるのもブログの大きな利点ですね。
普通、企画立案の進行状況なんて書き止める類のものじゃないですし。
でもこうして文章化することで、思考の整理や分割、未消化部分の把握も出来ました。なんでこの情熱がお仕事に活かせないのかとcoldsweats01
まー、企画書や台本の穴を見つける手っ取り早い手段はまず書く事、と言われますからね。まんざらこの手も悪くないのかもしれません。

ともあれ、締め切りは来月9日。
このタイムリミット戦は、何物にも変えがたい愉悦ですhappy01


下らない独り言で失礼しました。
「生みの苦しみ」の一端でも感じていただければ幸いです。
苦しんでないって?そういえばそうですね。
きっと今夜の寝顔もニコニコ。なんたってマイヒーローとのデートですからheart04

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めざせ玉手箱

Photoおねえちゃん、これがあさごはん?
うん。私のだけどね。つい買っちゃって。


Photo_2 新発売、ホームランヨーグルト。いつか出るとは思ったけど。

へー。かっぷあいすじゃないんだねー。
Photo_3 
このシリーズのお約束。
やっぱり当たりはカップ内側だよねー。

うんだめしだねー。
てれびのうらないはだめだったもんねー。

またよけいな事をpout
Photo_6 当たると玉手箱がもらえるんだよ。
そだてよ!かめのやつでしょ。たちまちおじいさんのやつ。
「Q」の見すぎだよ。これはおもちゃとか入ってるみたいよ。
はむすたーのおもちゃもはいってるかな?
ま、とにかく当たりって気持ちがいいじゃない。見てみようよ。
Photo_7

で、案の定。フタの裏には何もなく。

まーまー。まだふただから。
そーだよねー。内側よ内側。問題はshine




Photo_8はやくたべちゃってよ。
なんか、あたるよかんがするんだよね。
せかさないでよ。今食べるから。


Photo_9
あんたのカンもgawk
sweat01じんせい、そううまくはいかないよねー。ま、きをおとさずにcoldsweats01
はい。美輪コタ宏先生weep

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2008年4月19日 (土)

光る影

Photo
今日午後5時、いつもの池のほとりにて。偶然のベストショット。

身近で出会う、こんな光と影の共宴が、私に元気をくれます。
いい年して恥ずかしいですが、改めて自然の美しさを感じました。
ヒーローが守るべき平和って、こんな光景なのかもしれませんね。
な~んて。ガラにもなく気取ってみたりcoldsweats01

2008年4月18日 (金)

お返事コメント遅延のお詫び

4月16日記事『素朴にして深い疑問』にコメント頂いた皆様へ

表題の記事にご丁寧かつ熱いコメントを頂き、大変ありがとうございました。
予想はしていましたが、皆さんがこれ程までにウルトラ世界について多面的なお考えをお持ちである事に、改めて驚きつつも、感謝しておりますhappy01

おバカな呼びかけを行った当人の責任として、頂いたご意見にはすぐにお返事を差し上げたい所なのですが、ある事情により、コメントのお返しには少々お時間を頂きたく思います。大変申し訳ありません。

実は本日、私が以前所属していた番組制作プロダクションより、急なお仕事の依頼がありました。ここでは明かせませんが、ある大物タレントを出演者に迎えた一時間特番の依頼でした。
フリーの身ゆえ、頂くお仕事の選り好みはできません。
ましてや、お世話になった社のトップから是非と懇願されれば、スケジュールを無理してでも事に臨まねばならないのが業界の仁義というもので。

業界関係者はご存知でしょうが、レギュラー枠とは制作体制も異なる特番は、そもそもの立ち上げからして予想以上の労力を強いられるもの。
ましてやフォーマットも無い一時間番組。
おそらく今回も、容易ならざる時間を費やす事は明白です。

番組の全貌は皆目見当がつきませんが、この特番制作による本業多忙の為、暫くは更新・お返事コメントのレスポンスが滞る可能性も大きいと思います。
しかも今回頂いたコメントは、いずれも呼びかけにお応え頂いた素晴らしい私見だけに、お返事コメントも気軽には出来ません。
お一人お一人、しっかりしたものを差し上げたいのです。

真剣な私見には真剣なお返しを。
まー私の頭ですから、大した事は書けないにせよcoldsweats01

勝手な事情で申し訳ありませんが、表題記事のコメントに限り、少々お返事が遅れますことをお許し下さい。
時間を見つけて、随時お返事は差し上げたいと思います。

他の記事へのお返事が気軽に書けるというわけじゃありませんよ。ただこの回に限り、『呼びかけ』への『お応え』という部分に真摯な対応を心がけたいと。
頭が足りないゆえ、これが精一杯の対応です。どうぞご勘弁下さい。

また表題記事『素朴にして深い疑問』への私見コメントに、締め切りはありません。お返事は遅れるかもしれませんが、自由な私見をどしどしお寄せ下さい。
無知な私には、新しい視点に目からウロコ状態が続いていますhappy01

さらに、この呼びかけに於ける私なりの私見も、いずれ記事としてお話する予定は間違いありません。これだけの色々なご意見を頂けたなら、私も語りたくて仕方がないんですよ。実はcoldsweats01

とり急ぎお詫びまで。
これに懲りず、今後も「ネヴュラ」をご愛顧下さいませ。

2008年4月17日 (木)

雨のご陽気者

Photoおねえちゃん、たのしそうだねー。
そうそうhappy01 コタちゃん、ちょっと発見しちゃってさ。





Photo_2今日は雨だったじゃないrain
いつものお店のブッチー親分も。
ふーん。こんなところでねてるのね。
そうそう。けっこういいベッドなのよ。



Photo_4やっぱりにらまれちゃったけどねeye

ねてるのをじゃまするからよ。





Photo_5
で、車で走ってたらさー。
この道で、面白いものを見つけちゃって。

また、なんかおちてないかさがしてたんでしょgawk

そういう事じゃなくて。
もう、この写真に写ってるのよ。

えーっ! おばけとかじゃないよねshock

Photo_6 ほら見て。このマンホールのフタ。アメンボのデザインなんだよね。
ほんとだ。かわいいねー。
なんで名古屋でアメンボなのかは知らないけど。
Photo_15
思わずミラちゃんとパチリ。
えーずるい。わたしもみたかったよーpout
他にも探してみたのよ。そしたら。



Photo_8これ見て、消火栓のフタ。

またあめんぼ?





Photo_9
これは名古屋らしく金シャチ。ベタだけど。
こういう所に土地柄が出てるとは。市民ながら知らなかったわー。

ちょっと、たもりくらぶっぽいてんかいね。
Photo_10

極めつけはこれよ。
横断歩道の所には・・・




Photo_11 見てみて。ちゃんと、アメンボちゃんが信号待ちしてるというhappy01
さすがにあめんぼねー。きっとあめのうえをおよいで、ここまできたんだよ。
うーん児童文学の世界。佐々木守さんのファン?
Photo_12

てな事を言ってるうちに・・・
なんでこうお昼寝が好きかなー。哺乳類はgawk


このマンホールフタはあちこちにありました。
 どうやら、数年前から新しく設置されたようですhappy01

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2008年4月16日 (水)

素朴にして深い疑問

多くのお仲間、識者の皆さんに見守られ、最近「ネヴュラ」は濃い意見交換をさせて頂いています。ありがとうございますhappy01
これはブログの大きな可能性の一つと喜んでおりまして。
有名スターブロガーの皆さんには遠く及ばないながらも、ブログという、とかく一方通行のツールに於いて意見交換が出来る事は、クリエイターの端くれたる私にとって大きな糧となっているのです。
作品について、非常に多面的な見方が出来るところも利点の一つですね。
同じ作品・同じシーンを見ていても、これだけ違った見方があるのかと目からウロコを落とす事も一度や二度ではなく。
ひとりよがりの恥ずかしさを思い知る日々でもありますがcoldsweats01


で、最近、ちょっと思うところがありまして。
最近では『正義の定義』や『マン怪獣ベスト』などで楽しいやりとりをさせて頂きましたが、これらはすべて「自分の意見をまず述べ、それに対してご意見を伺う」という順番となっています。
まー自分のブログなので当たり前なんですが、実はそうする事で、コメントされる方々の思いを若干制限しているような引け目があったんです。
「自分はオタクイーンとは意見が違うから、コメントは控えよっと」とか。

確かに、意見にご賛同頂ける事は何よりも嬉しいのですが、実はその「違う意見」も、大いに歓迎したいところなんですよね。
そうする事で、自分の立ち位置が分かるような気がして。


以前、大先輩に言われた言葉がありまして。
「人間的にバランスが取れていなければ、良い番組は作れない。」というもので。
マニアックな番組を作ろうとしても、それがマニアックである事をディレクターが認識していなければ、面白みは出ないという事なんですね。自分の中に「常識の指針」を持っていないと、「何がマニアックなのか」が分からなくなってきちゃうと言うんですよ。
確かにそうですね。昔、同僚が昭和ガメラ映画のスタッフによる対談番組(湯浅監督をはじめそうそうたるメンバーでした)を作った時、彼に「【ギニョール】って普通の人に分かるかな?」と尋ねられた事がありました。
かなりの特撮マニアだった彼は、自分の中での「常識」を見失いつつあったんですね。
「いやーわかんないんじゃない?」と私。同じ特撮ファンでも、常識の認識度はこれだけ違うと。仲間でも意見交換は必要なんですね。
まー事は簡単、対談中、スタッフが語った「ギニョール」のセリフに説明スーパーを入れた事で解決しましたがhappy01

マニア度が増すに従って、常識の一線がオタク側にじりじりと近づいていく昨今coldsweats01
まーその事を実感している内はまだいいかなとも思っていますが。


まー前述のお話とはケースも全く違いますが、色々なご意見によって平衡を保ちたい私は、今回もちょっといたずらを企んでみました。
乗って下さるのも一興、静観されるのもまた一興ですが。
今回は、いつもの私見をお話しするより先に、「お題」をお話します。
要はいつもの順番と逆。私見はもう出来上がっているのですが、先にお題だけ出して、もしコメント頂ければやりとりをさせて頂いた上で、後で私見をお話しようという魂胆です。

「オタクイーン、それなら前からやってるじゃない?【ウルトラ風味】とか、【落ちていた時計】とか。」
確かにそうかもしれませんね。でもそれらは全て「ストーリー」。いつもの「私見」ではありません。今回は「私見」についてのお題です。

非常にシンプルにして深いお題。
しかも特撮ファンなら、必ず一度はお考えになったお題と思います。



「ウルトラマンは何故、変身後すぐにスペシウム光線を出さないのか?
すぐに出せば事件も解決、被害も最小限に抑えられるのに。」

Photo_2


実はこのお題、以前からお話しようと思っていた話題の一つでした。
最近、その私見の裏づけとなりそうな作品を鑑賞する機会がありまして(「マン」とは別の作品ですし、あくまで私見ですから誤解無きよう)ひとりよがりなお話も出来るのですが、そのおバカ話で皆さんの思いを制限する前に、まずご意見を伺うのも面白いかなと思いまして。

まー私見と言っても私ごときの浅知恵。別に難しいものじゃありません。
誰もが考えつきそうなものです。
でもこのお題、けっこう色々な意見が出るんですよ。昔、仲間とおバカ話で盛り上がった事もありました。
まー、80年代にマニア活動に励んだ人々には定番のお題ですしね。
「懐かしいなー」と思われた方も多いでしょうhappy01


いかがですか?これ実は、前回の「マン怪獣ベスト」のように、「その人にとってのウルトラマンの位置づけ」がよく分かるお題なんですよね。
これって、識者の方々のご研究により、「格闘を見せたいから」とか「伝家の宝刀」「空手チョップ扱い」などなど、大人の事情的・ドラマ構造的な解析は沢山なされていますね。確かにその通りだと思います。
でも今回はそういう事じゃなくて、あくまで「『ウルトラマン』というドラマの中で、どう考えればその作劇が成立するか』という部分を考えてみたいんですよ。
ただ、これは以前、お仲間の記事のコメントに書いた私見でもあります。
お心当たりのある方はネタバレさせないで下さいねcoldsweats01


前述の通り、今回は「私見」と「コメント」が逆の順番。
別に何のお礼も出来ませんが、もしこの試みに乗ってみようと思われたら、ご意見お待ちしています。

で、最近「締め切りを過ぎちゃった」「考えてたのに」という残念コメントも頂く事が多いので、今回は関連記事をすぐには発表しません。気長にお待ちしています。
次回は全然違う話題。忘れた頃に発表するつもりだったりしてhappy01
ただ決して強要ではありません。たとえコメントゼロでも、しっかりと私見はお話します。意見交換の意義を知ってしまった私のささやかな楽しみに、お付き合い下されば幸いですhappy01

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2008年4月15日 (火)

おバカ旅ごっこ

Photoおねえちゃん、きょうみたいにはれたひは、わたしもそとへでてみたいよ。
ぜいたくねー。コタちゃんは小さいから、外へ出ると危ないのよ。
でもちょっとかわいそうかなcatface



Photo_2 そーか。このケージは横板が透明だから、バックが綺麗に見えるねflair
画面の前にケージを置けば・・・
コタちゃん。ネヴュラ座を使って、旅行に連れて行ってあげるよhappy01
えーっ?またわるだくみをsad

Photo_3
これから30分。あなたの目はあなたの体を離れて・・・
おねえちゃん、それはしろくろのほうでしょ。
気分優先よ。そういうとこだけ細かいんだからpout



Photo_4 まずは怪獣動物園。恐怖のネロンガよ。
さいしょがこれって。にんきとうひょうじゃひくいのに。
いいじゃないの。個人的には一位なんだから。

Photo_5 じゃこれは?怪獣王ゴジラ。
じーえむけーをえらぶあたりがおねえちゃんねー。
かっこいいじゃないの。あの非情さがheart04
Photo_6 今度は宇宙旅行へご招待よ。どう?宇宙ハム・コタちゃんhappy01
あっ。これはすごいね。ばんぱくのえいぞうぱびりおんみたい。
そうか。万博ねえflair
Photo_7 万博とくればこれよねーhappy01

おねえちゃん、これがわかるひともすくなくない?
しゅやくはかくれちゃってるしcoldsweats01

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2008年4月12日 (土)

勝手にベストキャラ《マン篇》

「あらー。かすってもいない。」
苦笑いとともにブラウン管につぶやいた、10日木曜日の深夜。

「ネヴュラ」読者の皆さんならご覧になったことでしょう。
NHKBS2『BS熱中夜話 ウルトラマンナイト第2夜』。

3日深夜に放送された第1夜に続き、今回はキャラクター編という事で、ウルトラマン・ウルトラセブンに登場した人気キャラクターのベスト10が発表されました。
その詳細はHPで発表されています。こちらまでどうぞ。

http://www.nhk.or.jp/nettyu/2008/ultraman/0410/index.html

このランキング、3月に番組HPで行われた人気投票の結果だそうで。
10日深夜の放送では、このランキングを基にファンの皆さんの熱いトークが展開され、楽しい時間となりました。こういうのっていいですよねhappy01
同じウルトラファンでも怪獣に対する思いがこれだけ違うのかと、発見を新たにした次第です。「ネヴュラ」上での皆さんとのやりとりでも、同じ作品に対する思いの違いを通じて、多面的な角度の意見交換を有意義に感じていましたから、こういうランキングも大歓迎という事で。放課後の友達同士みたいな感覚があります。
誰かの家に集まってあーでもないこーでもないなんて、怪獣談義に花を咲かせたご記憶をお持ちの方もいらっしゃるのでは?
考えてみれば「ネヴュラ」も、『放課後の友達の家』みたいなものですが。
私のおバカぶりはもう、小学生から全然成長していませんしcoldsweats01

そんな『友達の家』感覚で発表されたベスト10を見た私の感想が、冒頭のセリフである事は、もうご想像の通りです。
第1夜最後の予告で、10日の放送はキャラベスト10と知っていたので、自分なりにちょっと考えてはいたんですよ。
ところがもう、発表された結果は私のそれとまるっきり違っちゃって。
認識が世間とここまでズレると、かえって清々しさまで漂いはじめhappy01
もう楽しい楽しい。こういう遊びを楽しんだのは何年ぶりでしょうかhappy01



さて。10日深夜の放送をご覧になった方、そのランキングにどんなご感想を持たれましたか?「あーやっぱり」と頷かれた方、私のように「えーっ!全然違うじゃん」と驚かれた方、悲喜こもごも(大げさですが)だったと思います。
全国のウルトラファンが、深夜のランキングに一喜一憂するというのも本当に罪がなくていいですねー。この時ばかりは、皆さんマン・セブンをリアルタイムで見ていた頃に戻られた事と思います。

前述の通り、ランキングはHPで見られますが、今日はお話の都合上、ここでちょっと「ウルトラマン」の人気キャラベスト10を再録してみましょう。

第1位  バルタン星人
第2位  ゼットン 
第3位  レッドキング
第4位  ゴモラ
第5位  メフィラス星人
第6位  ジャミラ
第7位  ピグモン
第8位  ダダ
第9位  シーボーズ
第10位  アントラー
(それぞれの登場話数・サブタイは書きません。ご存知ですよねhappy01


どーですかこれ。
これを見た私の感想は
「渋いところを突いてきてるなー」というものでした。
かなり変化球で来た作品の登場キャラが、上位に食い込んでいるような印象があったんです。(深夜、こんな事を真面目に考えた私もどうかと思いますがcoldsweats01
個人のブログなので私見120%でお話しますがhappy01、1位から4位まではともかく、5位以下ってかなり意外な印象がありまして。
(「無いけど!」って方にはお詫びしますsweat01


Photo_2バルタン、ゼットン、レッドキング、ゴモラ。確かにこれらは、「マン」放送当時から人気の高かったキャラですし、実際、その魅力もよく分かります。
でも5位のメフィラス以下、ジャミラ、ピグモン、ダダ、シーボーズ、アントラーは・・・
リアルタイム視聴者だった私は断言しますが、これらは別に本放送当時、それほど人気もなかった記憶があるんですよ。特にシーボーズなんてhappy01

はっきりと憶えていますが、このシーボーズは本放送当時、オンエア前に月刊誌で発表されたんです。で、あのルックスでしょ。ガイコツモチーフの怪獣という事で、ものすごく期待したんですよ。当時の私は。
「これはすごく強そうだなー。ウルトラマンは大丈夫かな?」なんて。
で、放送されたらあの通りhappy01。私が「モスラ対ゴジラ」の佐原健二以上に「ギャフン」したのは、言うまでもありませんhappy01


「弱いじゃーん。ダダこねてるしshock。」
ストーリーそのものも子供には分かりづらい「変化球」でしたね。


その他、メフィラスだってジャミラだってダダだって、正攻法的な格闘を見せるストーリーではありませんよね。ピグモンは「友好珍獣」だしhappy01
唯一、アントラーは強い怪獣でしたが、ストーリーは都心に怪獣が現れるというお約束を破った「番外編」的なイメージがあります。

怪獣のデザインや強さ・能力とストーリーを切り離して考えられない私は、これらのキャラの登場エピソードに人気が集まる事が非常に意外なのでした。
「いやーこのキャラ登場エピソードって、子供の頃には分からなかったものばっかりだなー」なんて意識ばっかり先に立ってしまって。
(話せば話すほどおバカを露呈してますねー。そういう子供だったんですcoldsweats01


これはファンの意識が、40年という時の流れの中で熟成されたと考えるべきなのかもしれませんね。今、大人の目で見れば、確かにこの5位以下のキャラは魅力的に映ります。デザインだって味がありますし。私は何を見てたのかとcoldsweats01
ですからこの人気投票は、今行われる事に価値があったのかもしれません。
例えばこの結果を、本放送当時の人気ランキングと比べてみたら、また面白いトークが出来たかもしれませんねhappy01

でもこれだけの投票を企画した、番組スタッフの心意気には敬服しました。
大人の事情も分かった上での感想です。
ここでの言及は避けますが、その事情もよく分かります。スタッフのご苦労って、視聴者には理解できないものなんですよねhappy01



さてさて。こんな感想ばっかりでも退屈されるでしょうから、今日はちょっと、私が選んだ《勝手にベストキャラ・マン篇》をお話しましょう。
実はこういう、しがらみにとらわれない好き勝手な物言いこそが、ブログの大きな魅力と思います。最も記事にし易い企画ですし、やった者勝ちという事でhappy01
ちょっと皆さんも考えてみて下さい。楽しいですよ。


Photo_3これを考える作業は本当に楽しいものでしたが、考えが進むうちに、ある思いに突き当たりました。
この作業、「自分がウルトラマンという番組に何を求めているか」「自分にとってウルトラマンという存在は何か」という事に繋がるんですね。
結局、怪獣や宇宙人への対処の仕方によって、ウルトラマンのキャラが掘り下げられるわけですから、彼ら登場キャラはすべからく「ウルトラマンの映し鏡」なんですよ。
そう考えてみると、私のウルトラマンへの思いは『無敵のヒーロー』である事が分かりました。
人々が絶体絶命の時に何処からともなく現れ、圧倒的な力で敵を粉砕する『銀色の巨人』。そのキャラを引き立たせる「名脇役」が好みなんですね。
ですからそういう部分では、「熱中夜話」ベスト10の1位~4位と重なるキャラはありました。でも意外にも、その順位は結構低かったりしてcoldsweats01


基本的には嫌いなキャラが居ない上、移り気の激しい私の事、オールタイムベストとはなりません。常に順位は移り変わっていますが。
無い頭をヒネった末、
今日の時点での、私の初代マン・キャラベスト10を発表するとこうなります。(「ウルトラマン」本人は除きますが)
まずは
10位から4位まで。

第4位   バルタン星人
第5位   ゴモラ
第6位   ブルトン
第7位   ケロニア
第8位   アボラス
第9位   ザラブ星人
第10位  ガボラ 
(前述と同じく、登場話数・サブタイは書きません。書くとかえって失礼かもcoldsweats01



Photo_4どうでしょう?happy01皆さんのご意見は。
かなり一般の認識と違うんでしょうかcoldsweats01 
ちょっと分からないですが。
いずれも直球勝負のストーリー、『ストロング派』のメンバーが多い事がお分かり頂けると思います。
ウェットなテイスト、ハートウォームな展開がない代わりに、SF性やスベクタクル色が強い作品、科特隊の活躍やウルトラマンの強さを存分に堪能出来るエピソードのキャラが揃った感も。

ガボラアボラス、ゴモラなど、ガチ勝負(ちょっとはしたないですねcoldsweats01)のキャラが多い反面、ザラブやケロニア、バルタンなど、サスペンスや頭脳戦で引っ張る回のキャラも好きですね。
でもここで重要なのは、「マン」に登場する人間体型のキャラ(宇宙人系)って、セブンのそれに比べて圧倒的に強いという事なんですよね。
頭脳戦に加え超能力戦にも長けているという。決してビーム一発ではやられない。知的な上格闘も楽しめる所が、私にはお気に入りなんですよ。
「一粒で二度おいしい」キャラなのかもしれません。
で、3位以内なんですが。
これが冒頭の通り「熱中夜話」とはかすりもしないラインナップでhappy01



さて。それでは第3位。
実は私の3位『ザラガス』(第36話「射つな!アラシ」登場)なんですよねhappy01


Ph意外に思われる方も多いかもしれませんね。
でも私には、あの圧倒的な強さに加え「攻撃するほど強くなる」「脱皮する」という超能力性、角や背中から放たれる強力なフラッシュ(一時的にウルトラマンの光を奪ったほど)、そして「脱皮の際の赤い煙」という不気味さなどが渾然一体となった魅力がたまらないのです。


加えて、あの児童会館の設定(コンクリートの空が「破れる」というビジュアルショック、屋外なのにまるで室内で響くかのような歩行音など)に、非常にSF性を感じたのでした。
もちろん、会館付近の建物を存分に破壊するザラガスの勇姿は言うまでもありませんが。


Photo_5「変身怪獣」という肩書きを持つザラガスですが、「変身」というイメージはあまりなかったように記憶しています。
でもあの不条理な存在感はまさにウルトラ怪獣。
東宝怪獣とは明らかに違った脈流を感じます。

最終話近くの登場の為やや知名度は低いですが、かなりの強敵だった事をよく憶えています。




で、第2位は。
なんと『ケムラー』(第21話「噴煙突破せよ」登場)だったりしてhappy01


このケムラーも強かったですねー(尺度がお子ちゃまですみませんcoldsweats01
設定やストーリーの詳細はご存知でしょうから説明しませんが、何より素敵なのはあの鳴き声。カエルですよカエルhappy01happy01happy01


Photo_6実に風貌にピッタリ。眠そうな目もラブリーでeye
あんなにとぼけた風貌なのに、あの強力な毒ガス(出身地の火山ガスと同じ濃度の亜硫酸ガスだそうで。「ダークセント」なんてカッコイイネーミング)でしょ。発射直前に口が光る所なんてもう、たまりません。
科特隊や自衛隊の攻撃を尻目に、尻尾からの破壊光線をキャップ・アラシに放ち、背中の甲羅でハヤタのビートルを打ち落とす勇姿。
ウルトラマンのスペシウム光線さえくすぐられたほどにも感じず、「ダークセント」でマンを苦しめる無敵のつわもの。

イデ隊員がマッドバスーカで加勢しなければ、マンはケムラーの犠牲になっていたかも(ハヤタ本人の談ですし)という程の名勝負を見せてくれたのです。


Photo_7ヒレが開くガボラもそうですが、背中の甲羅を展開させ、フォルムが大きく変わるというのもケムラーの魅力に拍車をかけているようです。
いやーすばらしい。背中に心臓なんて設定も、超能力怪獣の面目躍如ですね。




Photo_9まーそんなこんなで、要は私は「マンが苦しめば苦しむほど、その後の逆転がカタルシスになる」という図式が好きなんでしょうね。
うーん子供。実相寺さんが泣いているcoldsweats01

でも、それも「ウルトラマン」という番組の魅力であるはず。第一、どんなに苦しんでも、ウルトラマンは絶対負けないイメージがありますから安心punch



さて。今回は「ウルトラマン」のベストキャラをお話しましたが、是非皆さんのベスト10もお聞きしてみたいですね。
まったく違うチョイスがあって当然、むしろそちらの方が楽しいと思います。

これは本当にブログ向き、非常にコメントしやすい企画ですから、もしお時間と「これだけは言いたい」なんてご意見がおありでしたらお聞かせ下さい。
機会を見て、《勝手にベストキャラ・セブン篇》もお話できればと思います。


Photo_10「あれ?オタクイーン、第1位の発表がまだぢゃないの?もー大ボケhappy01
なーんて貴方。いやー私のベスト1は、もう随分前にお話したんですよ。その記事は下記まで。
このスペースでは狭くて、とても語りきれません。
「マン」のみならず、すべてのウルトラ怪獣の中で頂点に立つ「奴」は?
昔からのお仲間なら、もうおわかりですよねhappy01

http://spectre-nebura.cocolog-nifty.com/cultnight/2006/07/post_e25d.html

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2008年4月11日 (金)

顔役ブッチー

Photo 午後一時。コタと食べるおやつを買いに、いつもの駄菓子屋さんへ。
大好物、松永のしるこサンドを手に入れ、いそいそとお店を出たところ・・・
Photo_2 ムクリと起き上がったのは、お店の顔役・catブッチー親分
(シロクロのブチなので勝手に命名happy01
Photo_4
しるこサンドを狙い、ゆっくり近づくブッチー親分
コタとのおやつを渡すまいと身構える私。
緊張に凍りつく店先sweat02



Photo_5「ねーちゃん、誰のシマで買い物してんだー?
ブッチー一家に断りもなく。」

「お、お侍様、ひもじい小娘をお助け下さいまし~crying(未知やすえ風)」

Photo_7
「今日はこのくらいにしといたろか。姉ちゃん運がよかったなsmile」(池乃めだか風)

女の武器で、何とか危機を回避。悠然と惰眠をむさぼるブッチー親分
あーよかったcoldsweats01
Photo_8
で、これがそのしるこさんど?
そーだよ。ちゃんと噛みしめなよ。あんたのために買ったんだから。
ぶっちーはしんようするけど、おんなのぶきって?

ま、そこは流して。ニャンともヤボなコタちゃんねbleah
(匂いでわかるんでしょうか。本当につきまとわれて困りましたcoldsweats01

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2008年4月10日 (木)

新ひみつ基地登場

一昨年前、2006年の5月19日に始まった拙ブログ、
オタクイーンの「恋するネヴュラ」も、今回のお話で
500回目となりました。
毎度毎度のおバカなお話にお付き合い頂き、本当にありがとうございます。
今日は4月の10日ですから、これまで約1年11ヵ月弱。
途中2ヵ月ほどお休みを頂きましたから、実質、1年9ヵ月弱で500回という事になりますね。
それが多いのかどうかはわかりませんが、やっぱり皆さんの応援あればこそと喜んでいますhappy01

これからも硬軟取り混ぜたおバカ記事で、日々を細々と綴って行きたいと思いますので、これからもよろしくお願い致しますhappy01


さて。500回目の記念はどんなお話が良いかと迷いましたが、何のとりえもない私、結局いつものおバカな日常話となりました。
せっかくの記念日ですから、妹分のコタちゃんに何かお祝いをと。


Photo
昨年5月22日にウチへ来てから、ずっとこのケージで過ごしてきたコタちゃん。
でも成長と共に、このケージもちょっと手狭に思えてきまして。
Photo_2

今はもう、天井に手が届くほど。
すっかり慣れて、こんな風に巣箱に登ることも多くなりました。
やっぱり狭いのかなと。





Photo_3コタちゃん、ちょっと目をつぶっててよ。
やだよ。かくしたごはんをとられたらこまるもん。

イベント性に欠ける子ねーpout






Photo_4せっかく、サプライズで新しいケージを見せてあげようと思ったのに。
えーっnoteひろいおへやになるの?
そーだよ。何たってコタちゃんは「ネヴュラ」のマスコットガールだからねー。待遇も良くしないと。



Photo_5どう?新しいケージはロフト風三階建てだよ。吹き抜けもあっていいでしょー。
うわっnoteひろいねー。おちつかないよー。

でも巣箱は昔のままだから。落ち着いて寝られるでしょsleepy
Photo_6 きゅうにえらくなったみたいだよ。
そーよ。私より良い部屋なんだから。まー元気に育ってくれたごほうびかなhappy01

Photo_7うわっnoteやねうらべやまである。
いいでしょー。今日からここが、コタちゃんの新しい
ウチ。
何にもできないけど、また楽しくやっていこうねhappy01


右側がこれまでのケージ。これに比べ新しいケージは、ほぼ倍のサイズです。
急に広くなったので、コタもあちこち動き回ってもう大変coldsweats01

こうした小さな記念日ごとに、少しずつ楽しみも増えて行くようです。
せっかくの500回記念に、こんな私事ですみませんでしたsweat01
コタ共々、これからもまた遊んでやって下さいhappy01

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2008年4月 9日 (水)

ペタンコ姉妹

Photo_9 コタちゃん、変なとこから出てきたね?
さいきん、そとばこずきなのよ。それよりおねえちゃん、なにわらってんの?
そうそう。ちょっと聞いてよ。
Photo_10
今日も行ったのよ。
ウォーキングでいつもの公園へ。

ふ~ん。ことしもがんばってるねーdash
めたぼけんしんもはじまるし。

Photo_11
ゲイラカイトを飛ばしてるカップルなんか居たりして。
あっ、これ、すかいすぱいっていうんだよね。
Photo_12
いつものアヒルファミリーも居たりして。
わたし、いちどごあいさつしたいんだけど。
あねがおせわになってますって。




Photo_13
で、気分良く帰ってきたのよ。「天才バカボン」聴きながらnotes
そしたら郵便受けにこれが。
あー。えすてさろんのちらしじゃないhappy01
そうそう。手書きの「ペタンコおなか」ってコピーが気に入っちゃって。
で、中を見たら・・・
Photo_15 これこれ。これはちょっと大げさだよねえ。好きだけどhappy01
そうだよねー。かたほうだけくびれができたら、きかいだーみたいだよねー。
このままかえったのかな?

そっちかい!wobbly
Photo_16
ま、わたしはこれをぱくりってことで。
あっ、めざといねー。食べたら運動しなきゃだめだよhappy01

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スペクトル係数100%

ブログタイトルに「ネヴュラ」を冠する通り、もともとピープロ好きの私。
特に『スペクトルマン』に対する思い入れは尋常じゃありません。
以前にもお話したことがありましたね。


2007年2月3日(土)『虹色の希望』
http://spectre-nebura.cocolog-nifty.com/cultnight/2007/02/post_28e9.html

先日のオタクイズ『古い写真』がきっかけで、そのピープロ好きが久しぶりに刺激されてしまいまして。
こんなものをひっぱり出してきました。

Photo これは昔、愛読していた秋田書店『冒険王』の付録ポスター。
当時を知る方には懐かしい一枚では。
「スペクトルマン怪獣大行進 怪獣ジャンボジャンボポスター」のタイトルも時代を感じさせますねhappy01

当時、『冒険王』は『スペクトルマン』メイン掲載誌として、私の中では特別な存在でした。最近のファンの皆さんはご存じないかもしれませんが、当時『スペクトルマン』が毎号表紙を飾っていた高学年向け月刊雑誌はこの『冒険王』だけだったのです。
後にその表紙の座を『仮面ライダー』に奪われましたが、私はその高いスペクトル係数に非常に魅了された一人でした。

当然の事ながら、当時の『冒険王』はスペクトルマン関連の付録も目白押しで。
毎号の別冊漫画(ストーリーの前半を本誌に載せ、後半を別冊に載せる独特の編集手法でした。今もコミックスで読めますが、一峰大二先生の大迫力画は、確実に私のオタクDNAに組み込まれています)をはじめ、組み立て付録やバッジ、ワッペンなど、もうスペクトルマンまみれの毎日を送っていました。
ただ不思議な事に、スペクトルマンの付録ポスターは少なかったように記憶しています。
ですから当時、このポスターはとても嬉しく、狭い子供部屋に、随分長い間貼っていました。怪獣図鑑的な絵柄も、子供の心を鷲掴みにするには充分でhappy01

本誌をはじめ、当時の付録はほとんどどこかへ行ってしまいましたが、このポスターだけは今だに捨てられないようで。
中学・高校入学時など数年に一度訪れる「オタク卒業しようかな心境時」にも生き残ったつわものですhappy01
まー、それだけ思い出が詰まった一枚だったんですね。
貧乏な私は、基本的に「当時物」はプレミア物を買いません。このポスターもたまにネットオークションなどで見かけますが、私のは「リアルタイム買い」ですhappy01
ですから、この手の私のコレクションは全て「入手時の思い出」がパッケージングされているのです。



Photo_2 これは10月号の特別ふろく。
番組の放送開始は1971年ですから、これは同年の付録という事になりますね。タイトル的には『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』の時期に当たるようです。

雑誌やソノシートの口絵などでご活躍された、南村喬之氏のリアルイラストが存分に楽しめる一枚。大迫力のA2サイズです。


そんな訳で、今回はちょっとこのポスターで、ゴリの放った怪獣達を簡単にご紹介しましょう。ウルトラ怪獣の陰に隠れてしまった子たちばっかりですが、私には大好きなメンバーなんですよhappy01

Photo_3 『ゴリ対スペクトルマン』時期という事で、主役交代の微妙な立場に追いやられているこのお方。
心なしか、地球侵略を支持するお顔にもちょっと翳りがcoldsweats01


隣、21・22話登場のギラギンドは「戦いの舞い」が素敵な一匹。
バロンザウルスは、敵怪獣クルマニクラスの個性に隠れてしまった感がありますが、なかなかストロングスタイルの名獣だったんですよhappy01
思えば,このバロンザウルスとクルマニクラスの回、23話・24話が放送された’71年6月5日、12日は、私は母の入院する病院に居た事になります。
私は薄暗い病院の待合室で、この前後篇を見ました。
妙に蒸し暑かった事を、よく憶えています。


Photo_4 主役のこちらは、マニアックにAタイプマスクをご装着。
私が一番好きなマスクですhappy01

ファンの方にはおなじみのこのポーズは、まさに必殺技「スペクトルフラッシュ」発射直前。私は何千回、このポーズを真似した事でしょうhappy01


ゼロンはなんと言ってもピープロを代表する怪獣ですよねー。『豹マン』『ヤダモン』にも出演経験を持つ売れっ子怪獣でした。王道のデザインも素敵。
私もこのゼロンは大好きで、アオシマのゼンマイプラモは四個持ってますhappy01
でも登場エピソード、3・4話での活躍は意外にあっさりとしたものでしたね。
印象が強いのは、きっとスペクトルフラッシュで木っ端微塵に四散する姿が、オープニングで何度も流れたせいでしょう。
ちなみに40・41話のマグマザウルスは「別人」。
ジンマシンが出たゼロンみたいで、私はあまり好きじゃありませんでしたcoldsweats01


Photo_5 『宇宙猿人ゴリ』タイトル時で最も印象に残った怪獣がこの『人』、11・12話のダストマンでしたね。
子供心に「可愛そうだなー、このお父さん」と思いました。

こういうエピソードが挟まれるところが、このドラマの凄いところなんですよね。
後のバルゴドンは、正統派のデザインに反して登場経緯が非常に入り組んだ一匹。まー説明すると長くなるので割愛しましょう。私はあの力の入った歩きが大好きです。
で、ダストマンの右、30・31話登場のスピンコブラーと・・・


Photo_6 真ん中のザリガニンドは、『帰ってきたウルトラマン』に於けるザザーンとタッコングの関係。
同じ海のタッグ怪獣なのに、どうしてこんなに扱いが違うんでしょうかcrying
ベアモデルのソフビは高額なのにhappy01
右隣の信号アイが、先ほどお話したクルマニクラスです。
今見ても、なかなか考えさせるエピソードですね。この23・24話は。


初期に登場した7・8話のゴキノザウルス、15・16話のモグネチュードンはそれぞれ、ゴキブリとモグラ・ナマズをモチーフとした怪獣。
やっぱりこの頃の怪獣は印象が強いです。
70年代ヒーローは、ゴキブリ・モグラなどと組み合って登場したのですhappy01


マグラー・サタンキングの25・26話をはじめ、34・35話のムーンサンダーなど、親子怪獣を扱ったエピソードが多かったのも、このドラマの特徴でしたね。
手前中央、怪獣Xの異名を持つ
シルバーロボの27話は、「怪獣無法地帯」的イベント篇ですが、いつもと毛色が違うので、個人的にはあまり好きではありません。
スペクトルマンのドラマテイストは、このエピソードの露出度の高さによって世間的に誤解されているところがありますねcatface


このポスターでは、ラーさんはちょっとカッコよすぎじゃないですか?
ひょっとして「いつもの手」で、南村画伯を脅迫したんでしょうか?
「俺をハンサム(あえての死語)に描け!」みたいなhappy01


Photo_7 ゼロンに次いで、個人的に結構好きなのがこちら、28・29話登場のサラマンダー
これは当時の冒険王読者にしか分からない事なんですが、実はこのサラマンダー、一峰先生のコミックスに登場するデザインはめちゃくちゃカッコイイんですよ。
冒険王のコミックス掲載はいつもテレビオンエア前のエピソードなので、コミックスを読んだ私は物凄く期待してオンエアを迎えました。
で、出てきたのがこのガマ親分happy01happy01happy01
「なんだー。全然ちがうじゃんcrying
まーショックも大きかったんですが、何故か見ているうちに愛着が湧いてきちゃって。「コレはコレでいいかな」なんて。根っからのおバカでしたhappy01


下の9・10話、ネズバーも好きでしたねー。
当時は
「ネズバーン」って覚えちゃったんですが、まさかニゴらないとはhappy01
この「両手で首あやつり」方式が後の三つ首竜に生かされ、さらには『GMK』のギドラに受け継がれた事はあまり知られていません。
まー日本の伝統芸ですし。きっとコレがオリジナルじゃないでしょう。
ピープロ作品がそんな偉い位置に居ちゃいけないんですhappy01


Photo_8 最後がコレというのもcoldsweats01
この白アリ怪獣・バクラーが登場する19・20話は怖かったですねー。

先日も再見したんですが、こんなのを土曜日の夜7時からやってたんだーなんて驚いちゃって。それだけ今のテレビは刺激が無いという事なんでしょうが。
ウルトラ怪獣とはまた別の「生物感」があるんですよね。白アリですからhappy01
この顔を見ると「妖怪一つ目入道」系の迫力も漂ってきちゃって。
いやーやっぱり、ピープロ怪獣は一筋縄ではいきませんねーhappy01happy01happy01



久しぶりにこのポスターを見てみると、当時が思い出されて楽しかったです。
他にも好きなスペクトル怪獣は一杯居るんですが、とりあえずこのポスターのメンバーについてはこんなところ。
いずれ個々に深~く語る機会もあるかもしれませんね。

それにしても、これだけ個性的なキャラクターを毎週登場させたピープロのオリジナリティーには、改めて驚嘆させられます。
ウルトラ怪獣とはまた別の意味で、これらピープロ怪獣は私の心の友、かわいい仲間なんですよ。
暖かくなり、もうすぐゴキブリが出没する季節ですし。
リアル・ゴキノザウルスは苦手ですがcoldsweats01

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2008年4月 8日 (火)

黒い花びら

Photo_5 「もう桜も終わりかなー」
昨日の雨と風に散らされ、すっかり桜絨毯となった公園に出かけた午後1時半。
思ったよりも桜は残っていましたが。

Photo_6 人通りの少ない平日の公園では、色々面白い光景が見られます。
一本の桜の枝に、こんな黒い花びらが。

Photo_7 実はこれ、公園在住の鳩の皆さん。
桜も散り加減とはいえ、上の方はまだまだ綺麗に咲いています。
鳩はそれを知っているんでしょうか。ベストポイントでのどかにお花見。

「人間はここまで来れないでしょー。クルックnote」なんて笑われているようで。
うーんやっぱり、自然は動物のテリトリーですねーhappy01
ブルーシートでいそいそと場所取りする私たちが、なんだか情けないweep

Photo_8 真下から見上げてみれば。
春の日差しを浴びながら、鳩たちは気持ち良さそうに過ごしていました。
名古屋の桜ももう終わり。いよいよ新緑の季節ですねclover

オタクイズ『古い写真』解答篇

いやー反省しました。アクセス、コメントともガタ落ちで。
やっぱり慣れない事はやるもんじゃないですねーcoldsweats01

今回は、前回記事 「オタクイズ『古い写真』」の解答篇です。
未見の方はこちらから。
http://spectre-nebura.cocolog-nifty.com/cultnight/2008/04/post_0454.html

今回の『オタクイズ』、完全な企画倒れでしたsweat01
やっぱり写真がヘタ過ぎの上不鮮明。ちょっと難しすぎましたね。
皆さんの沈黙が雄弁に物語っています。
失礼しましたweep

さてそんな訳で。とっとと解答篇に移りましょう。
問題の写真はこちら。

Photo 前回もチラリと書きましたが、この写真、もともと普通に撮ったものを、画像補正ソフト<幕末古写真ジェネレーター>で補正した一枚。
お察しの通りこのソフトは、普通の写真を、幕末に撮った写真のように古~い感じにしてくれます。

元の写真はこちら。

Photo_3 手持ちのミニチュアとガチャガチャのフィギュアを組み合わせた写真です。
家越しに撮る『樋口アングル』で臨場感を目指しました。
私としては結構お気に入りの一枚なんですが・・・
まー実力が伴いませんからねー。失礼しました coldsweats01
意図的にピントを手前に合わせてあります。
まあここまで見えていれば、答えはお分かりですよね。


Photo_4 奥にピントを合わせれば。
そうです。正解は
『三つ首竜とスペクトルマン』でした。
まー、スペクトルマン全篇を通じこんな場面は無いんですが。
言わばイメージカットでしょうか。
でもスペクトルマンには、こういう日本家屋がよく似合いますね。
やっぱり和製ヒーローはこうでなくちゃhappy01

こういうアングルの写真って、フィギュア特撮系のブロガーさんもあまり試されていないですよね。私が知らないだけなんでしょうがsweat01
でもやっぱりこういう画面こそ、特撮の真骨頂だなーなんて思っちゃって。

そんなわけで。大変お粗末さまでした。
「分かるわけないじゃん」とお怒りの皆さん、どうぞお許し下さいませませsweat01

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2008年4月 7日 (月)

オタクイズ『古い写真』

先回の記事では、識者のお仲間と大変有意義なお話ができました。
「正義の定義」について様々な角度の意見が伺え、本当に参考になりました。
ありがとうございました。企画の参考にさせて頂きます。

さて。今回は先回とうって変わってhappy01
ぐっとくだけた
新企画『オタクイズ』をお送りしましょうsmile
BS2『ウルトラマンナイト』にはとても及びませんがcrying
まー、ヒマつぶしにでもお付き合い下さいnote


下の写真をご覧下さい。
先日、古い写真を整理していたら、こんな一枚が出てきました。
昔、我が家付近に突如現れたhappy01「巨大生物」と「ヒーロー」を写したものです。
何しろ突然の事で、子供だった私は母や妹と大泣きcrying
かろうじて、建物越しに父親が撮影に成功したのですが、何しろ慌てていてピントが合っていません。おまけに写真はモノクロの上、経年による劣化でほとんど色が飛んでしまっています。

Photo
さて。ここで問題です。
この写真に写っている
『巨大生物』『ヒーロー』の名前は何でしょうか?
まー「ネヴュラ」読者の皆さんなら、秒殺でお答え頂けるとは思いますがhappy01
正解は次回発表。こんなおバカばっかりですみませんcoldsweats01


ネットで見つけた写真補正ソフト<幕末古写真ジェネレーター>
 ちょっと遊んでみましたcamera

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2008年4月 5日 (土)

「正義」の「定義」

「久しぶりに劇場鑑賞を予定してるんですよ。インディジョーンズの新作。」
「ええ。でも今回のサブタイトルに使われている『クリスタル・スカル』って、以前から私も温めていたネタなんですよ。先を越されちゃったなーなんて気もあって。まー私なんかが言ってもしょうがないんですが(笑)。」

そんな他愛のない会話を交わしながら進む、午後の番組編集。
やっぱりこの業界、みんなお好きな方ばっかりでhappy01

編集マンの彼は、私の番組の組み立てを全て理解してくれています。ですから一度エディットシート(使用カットを抽出した編集指示書)を渡しておけば、任せきりでもOK。
編集卓のキーボードを楽器のように操る彼を後ろで見守りながら、私の頭の中は一つの事に夢中になっていました。
(お仕事をおろそかにしている訳じゃないですよ。押さえる所は押さえますhappy01

『宇宙船映像倶楽部』。
先日お話した、雑誌『宇宙船』復活号の読者参加企画です。
概略はこちらを。

4月1日(火)『奇跡の復活』
http://spectre-nebura.cocolog-nifty.com/cultnight/2008/04/post_94fd.html

『読者の力で作り上げる特撮作品』という企画姿勢にいたく感銘を受けた私は、この所、何をやっていてもこの事が頭から離れないのでした。
本業の番組を作りながら別の作品企画を練る。いつもやっている事ですが、今回はスポンサーや予算の縛りがないだけに発想は自由に広がっちゃって。
昔、ウルトラマンティガの特番企画を夢想していた時も、こんな感じでした。

でも今回は作品研究の特番じゃなく、『作品そのもの』を企画するという夢のようなチャンス。まー考えてみれば、こうして悩んでいる時が一番楽しいんですが。ほとんど実現は不可能ですし。
でも可能性がゼロじゃない所が良いんですよね。ただ企画書をデッチ上げて闇雲に局へアタックするような「勝算無し」じゃない所が。

で、改めて企画依頼の意図をよく読んでみたんですが、今回の「部長」、雨宮慶太監督の提案は、『新しい特撮ヒーロー番組』なんですよ。
『特撮ヒーロー』。この言葉、そしてこの言葉に類する表現を、「ネヴュラ」では今まで何度繰り返したでしょうか。そして私を含め、お仲間や識者の方々も、この言葉に対する思いがいかに強い事か。
まさにど真ん中ストレート、私たちの心を鷲掴みにする言葉ですよね。
『特撮ヒーロー』って。


番組編集も滞りなく終わり編集室を出た私は、局から帰路のミニバイク移動中もずっとこの企画を練っていました。
冒頭の会話に代表されるように、いつも何かをイメージソースとして温めている私は、こういう企画依頼があった時にすぐ出せるよう、「引き出し」を作っておく癖があるんですね。それはディレクターとしての職業病なのかもしれませんが。

ちょっと余談ですが、この『宇宙船映像倶楽部』誌上に於ける企画呼びかけは、放送局の制作会社に対する企画依頼に極めて近いものです。
要は「こういう番組をプレゼンして欲しい」という局からの依頼って、ほぼこの誌面の通りなんです。確かに一般読者向けに丁寧には書かれていますが。
ですから私にとってこの依頼はものすごく分かりやすい。
「ふむふむ。プロット・デザイン・イメージボードか。確かにいい所を突いて来てるね」って感じなんです。番組企画書には最低限必要な項目ですし。
私も企画書を書くときは、これらの項目は外せません。

たとえ『部活』と銘打っていても、宇宙船編集部の意図は「バーチャル番組制作」なんですね。その場からプロを育てたいという気概も、若干は見て取れます。


ともあれ、そんな気概に応えるべく意欲的に取り組みたい企画ですから、色々頭も悩ませているんですが、それなりに引き出しや蓄積されたアイデア・理想とするヒーロー像も無い事はないんですよ。
ところがあれこれ考えているうちに、一つの疑問が湧いてきてしまいまして。

「このヒーロー、一体何の為に戦うんだろう?」

「いつもながらおバカな事を。オタクイーンはそんな基本も分からずにヒーローを作ろうとしてるの?」
そうなんですよ。あい変らずおバカばっかりでcoldsweats01
ここの所がどうしてもクリアできない。一体どうしたんでしょうか。
以前はこんな事、考えた事も無かったのに。
「ヒーローは正義を守る為に存在する。正義とは、人々が平和を保つ上の基本理念」みたいな考えがあって、それを何の疑問も持たなかったんです。
まるで空気みたいに。


ここで皆さんに、いつもの質問をさせて下さい。
ヒーローが守るべき『正義』って何なのでしょうか?
今の社会は、一体何をもって『正義』としているんでしょうか?


いや別に、最近の痛ましい事件を糾弾しようとか、その背景を考えてとか、そういう部分に切り込もうという訳じゃないんですよ。
その答えは、とても私のブログなどでは出せないと思いますから。
ところが、『ヒーロー番組』と言われて考えを突き詰めていくと、必ずその部分にぶつかってしまう。設定やディテールなどはいくらでも考えつくんですが、そのヒーローの『目的』が分からない。
実はそれが企画の根幹、企画者の主張である為に、絶対そこはおろそかに出来ない部分なんですよね。


識者の皆さんなら既にお分かりと思いますが、今回の質問、実はかの「ウルトラシリーズ」がずっと模索してきたテーマですよね。
いや、こう言うと語弊がありますね。このテーマは第一次特撮ブームの頃にその萌芽が見られましたが、唯一、問題提起を掲げたのは「ウルトラセブン」だけだったような気がします。
「ウルトラQ」「ウルトラマン」にもこのテーマを採り上げたエピソードはありましたが、ギリギリのところでファンタジーのエリアに落としこんでいたような印象が。
そこがQ・マンが名作たるゆえん、私はそこが好きなんですが。


「宇宙の正義と地球人の正義は同義」というテーマを破綻寸前で乗り切ったQ・マンに対し、「セブン」ではその部分がかなり拡大、辛辣に描かれている事は、皆さんもご存知と思います。
そこが「セブン」の深みであり最大の魅力でもある訳ですが。
地球人の正義を信じたくとも、突きつけられる宇宙正義の前に言葉も無いセブン。二つの『正義』の間に立ち尽くすしかない彼はもはや調停役にさえなれない。
そんな地球人のエゴを見せられるような作劇に、私はついて行けませんでした。
「これがヒーローなの?どこが?」
そんな私の印象を受けたのは、決して私だけではなかったはずです。
セブンに於ける正義とは『地球人のエゴ』に過ぎなかったのでしょうか。
しかしそれがエゴである事に気づき、侵略者と必死に戦うセブンは、最後まで地球人の側に立っていました。


宇宙の正義、言い換えれば『宇宙常識』というグローバルな概念を持ち込み、「それが地球の正義と同義でなくても、地球人は地球正義を押し通す資格があるのか?」という疑問をつき付けたのが「セブン」なら、続く「帰ってきたウルトラマン」に於ける正義は逆にパーソナルな「個」の世界、人間個人の「心」に着目した印象を持ちます。

「初代マンの頃は『一人で十歩歩く』のが美徳だったげど、新マンの頃になると『十人で一歩歩く事』が美徳とされる世の中に変わってきた。」
以前読んだ研究書の記述で、脚本担当のどなたかがおっしゃった言葉と記憶していますが、この言葉に代表される「個」を大切にする姿勢が、新マンの作劇に大きく影響していると思います。


問題作「怪獣使いと少年」などに代表されるように、新マンでは宇宙人の存在が「敵対種」というグローバルな視点ではなく、「個人」というパーソナルな視点で見られているのです。
新マンに於ける正義とは、『個人を尊重し、みんなで一歩歩く事』だったのかもしれません。
それはよく言われる「ウルトラマンの人間化」という部分に大きく表れています。「ネヴュラ」でも何度かお話しましたね。
マン・セブンでは『地球人の守護者』であったヒーローの存在が、新マンでは『地球人と同じ立ち位置』となっているのです。それは主人公、郷秀樹の内面を深く描く作劇に加え、スポ根ブームを反映した「努力するウルトラマン」というイメージによるものかもしれません。
新マンに於ける印象的な敵役・怪獣や宇宙人は、ことごとく「異端を排他する者・異端として排他される者」の象徴、またそういうドラマのきっかけとして登場するのです。


『地球人の正義が宇宙の正義』と主張するQ・マン。
『地球人の正義は、必ずしも宇宙の正義ではない』と主張するセブン。
『個人の違いを認め歩調を合わせる事。それが正義』と主張する新マン。

同じウルトラシリーズでも、作品毎に『正義の定義』が違う。


さらに後発のシリーズでもことごとく正義の捉え方が異なる事は、皆さんもよくご存知と思います。ウルトラ一つとってもこれだけの『正義』があるのです。
(個人的には「ティガ」で模索される正義のあり方など、非常に興味深いですが)
ましてや仮面ライダーなど他のシリーズを加えれば、それこそ『ヒーローの数だけ正義がある』と言わざるを得ません。
一体、彼らは何をもって『正義』としているんでしょうか。


いや、こう言うと語弊がありますね。
彼らの正義はあくまで一つ、人々の平和な生活なのかもしれません。
しかし番組のテーマがそれを許さない。
おそらくその正義が番組のテーマと一致出来たのは初代マンまででしょうから。


「ヒーローは何の為に戦うのか?ヒーローが信じる正義とは?」
言い換えれば、ヒーローが信じる「人々の平和」という正義と番組テーマの関係ですね。その正義を肯定するのか、否定するのか、別のテーマを提示するのか。
実はここが一番難しい。

さらに、この悩みが見当違いであるような雰囲気さえ漂ってきます。
というのは、最近のヒーローは既に「正義を遂行する」という目的を持っていない印象があるからです。


たとえばウルトラマンメビウス。
一応それなりに見ましたが、あれは『正義』という部分のテーマは脇に回って、地球を道場としたメビウスの「修行」やウルトラ兄弟の「地球に対する思い」、そして「地球人とウルトラマンとの交流」がメインとなってますよね。

テーマは『正義とは何か』じゃなくなっているんですよ。
何と言うか「正義というテーマは難しいし、やはり子供には「地球の正義が全て」と言っておきたいから、とりあえずそっちのテーマは置いといて」という風に見えちゃうんですよね。
かつてセブンで提示された問題から逃げているような印象があります。
それは子供番組としては正しい姿勢かもしれませんが、そうなるとウルトラ兄弟の客演が無ければ成立しない。
一度きりのミラクルプレイと言えるかもしれません。


たとえば平成ライダー。
私は「カブト」までしか見ていませんから大した事は言えませんが、彼らのライダー能力は完全に「アイテム化」していますね。
ちょっと威力の強い拳銃を手に入れた程度の設定。

難しいのは、そういうアイテムを手に入れ、仲間内でいざこざを起こしているだけの主人公が「ヒーロー」と呼べるのかどうか、という事なんですね。
かろうじてヒーローの体裁を保っていられるのは、その主人公が貫くルールが正義側に偏っているから。そんな危ういバランスで成立しているドラマ構造のような気がします。
二人のライダー同士の戦いを止めるため変身する三人目のライダー、なんてシーンを、いったい何回見たことでしょう。
私にはそれがただの「ハイパー・ケンカ」に見えてしまう。
非常に小さい世界のお話に見えてしまうんですね。


『じゃあ一体、このヒーローは何の目的で戦うのか?』

私の古い頭では、ヒーローの目的は「正義の遂行」以外に思い当たらないんです。私が突き当たってしまった疑問が、何となくお分かり頂けたでしょうか?


やっぱりヒーローとなる者には正義の心があり、正義を遂行する事が作品の主軸となって欲しいと。それが逆説的にテーマを語るものであっても。
ヒーローは『英雄』という意味なんですから。


「何の為に戦っててもいいんだよ。正義の為でなくても。それが結果的に地球平和に繋がれば。大上段に正義を語るヒーローの方が嘘くさくない?」
そんな声も聞こえてきそうですね。確かにそうかもしれません。
それが時代の流れと言われれば仕方がありませんが。


ただ、たとえそれがセブンで提示された問題であり、今だに答えが出せない問題であっても、一度提示されてしまった疑問から逃げるわけにはいかないじゃありませんかhappy01
実はこの問題、昨年NHK-BShiで放送された「怪奇大作戦セカンドファイル デウスの銃爪」でも語られています。ストーリーの主軸とは別の部分ですが。
『今、地球上で起きている紛争や内乱は、全て正義と正義の衝突。』
確かに現実世界では、正義は相対的なものですよね。こちらが正義と思っても、相手から見ればそれは悪、暴力や侵略に見える事もある。
セブンはそこを突いたわけで。
現実世界のこうした問題をヒーロー番組に持ち込む事は、果たして無謀だったのでしょうか。この問題を回避したかに見えるQ・マンでも、やはりどこかしら現実の影が刺していることは、今さら言うまでもないと思います。


今のヒーローは、正義を遂行する必要など無いのか?
もし遂行する必要があるなら、その正義の「定義」とは?
光線で怪獣を破壊することが「生物虐待」と批判される現在、この問題は本当に難しいと思います。
その答えは「ウルトラマンコスモス」が正解だったのでしょうか?


舌足らずで申し訳ありませんが、今、私は、自分の企画にこの問題を採り入れるかどうかを悩んでいます。
完成した企画にそれが活かされるかどうかは分かりません。

やっぱり「問題を避け、爽快なストーリーにしちゃお」となるかもしれませんが。
見るからに邪悪な風貌を持つステレオタイプの悪に、ただ地球の平和だけを信じて戦うヒーローですね。
ただ、今それをやると、今度は「かつてのヒーローのパロディ」「お笑いネタ」に見えてしまうという落とし穴が待っています。これも避けたいですし。


いやー、今の時代にヒーロー番組を企画する事が、こんなに難しいなんて。
「正義」の「定義」。皆さん、どう思われますか?

こんな事を真面目に考える私がおかしいんでしょうがcoldsweats01

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2008年4月 2日 (水)

水中花の悲哀

毎朝、新聞で楽しみにしている記事があります。
せち辛い世相を反映し、殺伐とした見出しが躍る紙面の中、連載中の「ちびまる子ちゃん」と並ぶ唯一の興味。
雑誌や新刊書の紹介記事・広告などです。


ネットの普及で、昔ほど本を読まなくなった私ですが、それでも常に面白い話題、刺激を与えてくれる一冊を探す癖が抜けません。
そんな訳で、今朝もつらつらとページをめくっていたら。
「あっ、これは面白そう」という一冊に出会いました。
さすが年度変わり。昔からおなじみの雑誌も、新装版となる事が多い時期ですね。

Photoで、早速買ってきたのがこれ。「サライ」です。
この雑誌、10年以上前は定期購読していたんですが、最近はちょっとご無沙汰になってまして。「記事が枯れすぎ」という所に、敷居の高さを覚えたのかもしれません。
でも、そのしっかりとした取材、地に足のついた編集方針は、いつも浮ついた私にとって大変好ましいものがありました。
しかも今回の特集は、ご覧のとおり「昭和のお笑い」。
このテーマを掲げられたら、買わない訳には行きますまい
happy01


「ネヴュラ」でも何度かお話していますが、私は元来、結構なお笑い好きです。
まーお笑いが嫌いな人は居ないと思いますが、自分の番組にも芸人さんを呼びお笑い演出を導入、以前、半年ほど「坂本ちゃん」と一緒にお仕事した事もあります。
ですから「お笑い」という単語には、少々過剰気味に反応してしまうんですね。
しかも「昭和」と来ればなおさら。
今日発売でしたから、書店で手に取られた方も多いと思います。

Photo_2この一冊目当てに書店に向かった私はもう興奮状態。手に取った私を購入に踏み切らせたものは、なんといっても超豪華な付録でした。
何と今回、この号にはCD付き。
しかも私の世代にとって、ついにリアル体験が叶わなかった「三木鶏郎」「榎本健一」「古川ロッパ」の肉声CD。これで買うなという方が無理ですhappy01



ただこの話題、さすがの「ネヴュラ」読者にとってもちょっと古すぎますよね。
昭和27年のラジオ、34年の演芸、35年のインタビューですから。
私も生まれてませんし。
でもそう言っちゃうと、「生まれる前のゴジラ映画は関係ありませーん」と言い放つ今風ファンと同じ立ち位置になっちゃうので、ここは意地でも踏みとどまりますhappy01

まー33分程度のCD。食事時間に一気鑑賞できました。
自分なりに思う所も多かったんですが、これはまだ読みも浅く、咀嚼が足りないので感想はいずれお話する事として。
当然ながらこのCDは本誌記事ともリンクしていて、三木鶏郎、エノケン、ロッパの半生などを綴った記事などは結構勉強になりました。
さすがに戦前、戦後のお笑い文化を担ったビッグネーム、小林信彦さんの著作だけでは全貌もフォロー出来ないというもので。


当時を知る方には、この辺りの立体的なウンチクも伺えるのかもしれませんが、やはり記事と声だけではなかなか一説のたまうのも難しく。
ボキャブラ不足の私などは余計、識者からのツッこみに怯えて何も書けない有様なのでした。ごめんなさい。いつも以上の及び腰でweep


本誌にはそれらビッグネームに続く戦後、テレビ世代のお笑いスター達の姿が活写され、この特集、さながらお笑い文化の歴史教科書的様相を呈しており。
いやー力が入ってる。よく調べてありますhappy01

Photo_3この号、よほど腰を据えて読まないと軽くあしらわれそうなので、今日の時点での感想は避けます。
そんな中、唯一私の中で咀嚼できたのが、巻頭に組まれたウクレレ漫談師、牧伸二さんのインタビューでした。
御年74歳。デビュー51周年だそうです。

私の世代では、日曜お昼の「大正テレビ寄席」などが記憶に上る所。『ロンバリルーム』とかhappy01


ご多分にもれず、芸人さんの世界にもやはり厳しさは存在します。コミカルなウクレレをBGMに時代を斬る牧さんの「やんなっちゃった節」は今も健在ですが、その現役ぶりの影には、やはり数々の岐路があった事が分かります。
しかしながら「ネタ作りにはあまり苦労しない」「一度ウクレレをギターに変えた時は、音が重くなっちゃってギブアップ」などなど、その道を極めた方ならではの裏話は軽妙洒脱、芸談好きな私の溜飲は一気に下がるのでした。
やっぱりあの軽妙さは、ウクレレだからこそ成立するんですね。
考えてみればあの唄、内容は結構辛辣ですもんね。


「芸人は舞台で鍛えられる」という言葉も、私には大きく頷けるものでした。
インタビュー中、ほんの少しだけ舞台のネタが披露されているんですが、やはりテレビのネタとはまるで違う。そこには、明るく無害なテレビ芸人の下からぬるりと顔を覗かせる、したたかな舞台芸人の顔がありました。

私はそんな所にも、お笑い芸という存在の危ない魅力を感じるのでした。

で、まあこういう大御所インタビューの常として、最近の芸人さんについてお話が及ぶのですが、やはりこういう所に舞台芸人の意地が出ますね。
写真の見出しの通りです。
「裸芸は裏芸。芸人同士の無礼講の宴席でやるもの。」

この発言を読んで、私にはある記憶が脳裏をかすめました。
以前、それに通じる会話を交わした事があったからです。



私が昔、芸人の青木さやかと親交を深めていた事は、「ネヴュラ」でもお話したと思います。
東京でブレイクする前、彼女は、名古屋で自分の芸風や進路に悩んでいた時期がありました。そんな彼女から、私はよく相談を受けていたのです。
深夜のファミレスで、長時間語り合った事もありました。


大まかに言えば、彼女の前に立ちはだかる壁は一つでした。
「女芸人が目指す方向は?」これだけでした。

当時、既に劇場などでお笑いライブを行っていた彼女は、観客の反応などから自分の方向性を見失っており、「自分のどの部分を伸ばせば良いのか」がまったく分からない様子でした。
そこで話題に上ったのが『女芸人は色気を武器にしていいのか?』という事。


元来、非常に生真面目で律儀な彼女は、その部分に最も気を使っている様子でした。決して色気を武器にはしない。色気を見せれば観客の興味はそちらに集中し、お笑いの方向を見なくなってしまう。
「正しい選択かもしれないね。」
私はその時、そんな感想を漏らしたような気がします。
きっとそれが、彼女の芸人としての意地だったのでしょう。
「色気に頼れば早く潰れる。」そんな強迫観念もあったのかもしれません。


ここまで聞かれて、皆さんはある疑問を持たれたと思います。
「えーっ?だって彼女のキャッチフレーズは『ドコ見てんのよー!』だし、写真集だって出したじゃん。あれで色気を抑えたって言えるの?」
ごもっとも。ここが今日、お話したい部分です。


きっと彼女はスレスレで、牧伸二さん言う所の「裏芸」を回避したんでしょうね。
時期も良かったと思います。例えば、彼女が最初から「にしおかすみこ」のようなデビューを飾っていたら、今のポジションには居られなかったと思うのです。

前述のにしおかやたむらけんじ、小島よしおなど、「裏芸」を印象づける芸人さんは、やはりどこかで転換期を迎えなければならない。確かに裸だけではせいぜい賞味期限は一ヶ月。ビジュアルだけなら二週間という所でしょうし。
既にたむらけんじさんなど、関西制作の番組では肌を晒していません。


要は「デビュー時、既に手の内を見せてしまっている」という事なんでしょうね。
後が無い。

確かに今の「テレビ芸人」(あえてテレビと付けますが)さん達は、一発屋的な出方で次を考えられない状況(芸の鍛錬、才能も含めて)にありますから、裸芸人さんと大差は無いんですが、まだ「脱ぐまでには至らない余裕」があります。
「出オチ的背水の陣」で登場するほど、その後が大変になるはずですから。


おそらく牧伸二さんが言いたかったのは、「裸芸なんてものは、腹を割った仲間だけに見せる内輪芸。最初からそこまで見せてしまったら後が無いよ」という事だったのでしょう。
確かに難しい状況。転換にはよほどの戦略が必要でしょう。
既に翳りが出ている人も居ますし。


ただ、もう一つ言える事があります。
そんな一瞬の光芒でもいいからテレビに出たい。人気を得たい。
そういう願望を持つ人たちも、確実に存在するんですよね。
私が「テレビ芸人」と言ったのはそこです。

おそらく、テレビはその長い歴史の中で、「舞台芸人」とは違う人種を生み出し続けているんです。ブラウン管の中だけで一瞬輝く「水中化」のような存在を。
決してそんな人ばかりじゃないんですが。最近はちょっと目立つかなと。


ここがきっと、牧さんには理解できない部分だと思います。
「芸人」と一言で括るから無理があるんでしょうね。
そういう意味で、瞬間的なギャグ(小林信彦氏に習って「キャッチフレーズ」と表しましょうか)やアイドルとのトークで偶発的に出るボケを身上とする人々は、もともと舞台など目指していないのかもしれません。
テレビの中だけで咲けばいい。一瞬で散るのも一興と。
これは決して揶揄ではありませんよ。職業に貴賎はありません。そういう生き方もあるという事です。彼らを真近で見ている私にはよく分かります。
彼らにも生活があり、未来を考える必要もあるのです。

Photo_4牧さんのインタビュー、次のページには、「芸人を作るには10年かかる」という持論が展開されています。
確かにこれも真っ当なご意見ですね。

でもそれはあくまで、「芸に一生を捧げる」と決めた人に言える事なのかもしれません。

一瞬の人気を「宝くじが当たった」とでも思う人種も居る訳です。良くも悪くも。

それを誰も責められません。本人の人生ですから。
ただ、個人的な好き嫌いで言えば・・・それはお分かりと思いますhappy01

いつもながら、お話がちょっと逸れてしまいました。
まあこんな私も居るという事で。
本当はこの話題、もっと掘り下げたいのですが、ちょっと明日はたて込んでいるので今日はこんなところで。
「平成のお笑い」が決して幻影ではない事を信じたいです。

(でも最近、心に残る芸人さんが居ないのは何故?)

2008年4月 1日 (火)

『奇跡の復活』

『妥協の末に後悔するより、こだわった末に後悔したい』
こんな言葉を掲げながら探し回った今日の午後。

昔から、雑誌に限らずいわゆる「美本」を求める癖が抜けない私。
ましてや、約三年ぶりの再会とあっては。
誰にも立ち読みされていないまっさらを求める勢いも、力が入るというもので。
で、三軒目にしてやっと見つけました。ビニール袋入りの超美本。
さすが発売日。それでも残数は少なかったですが。

先日の予告通り、今日は早起きしてお仕事など片付け、早速出かけてめでたくゲット。
「空想宇宙に再発進するビジュアルSFマガジン」というキャッチフレーズも新たに復活を果たした、我らの『宇宙船』発売日でした。
あまりに嬉しくて、思わず近くにあったオタク本もついでにゲット。

(写真がその三冊。こう並べると本当にオタクですがcoldsweats01
他に「週刊歴史のミステリー11号」も入手、月初めながら結構な散財でしたweep)

識者の方々のブログでも続々と記事にされているこのニュース。やっぱり皆さん、この誌名には特別の思い入れがおありなんでしょうね。それは私も同じです。
確かに休刊中も、『宇宙船』を名を冠したイヤーブックなどは毎年刊行されていましたから、それらを見ながら、ファンも復活を待ち望んでいたんですよね。
でもやっぱり、こうしてその復活号を手にとり、ページをめくってみると、夢が現実化した感慨もひとしおです。
何かもう先日お話した危惧以前に、嬉しさが先に立っちゃいますね。

「また三ヶ月に一度、この熱い思いが味わえるのね」なんてlovely
とても冷静ではいられない状態に。あい変らずのおバカですcoldsweats01


はやる気持ちを抑えページを開いてみれば、そこには高らかに「復活」の宣言が。
表紙に掲げられた宣言の繰り返しと言えど、こうして書かれると改めて感動が全身を駆け巡っちゃったりしてheart02
何故でしょうね。
例えて言えば「一度現場を離れた仕事仲間が、改めて現役復帰したような感覚」でしょうか。遠い存在と言うより、「特撮冬の時代を戦い抜いた戦友」という距離感なんですよ。この雑誌は。商業誌の壁に立ち向かった姿勢も含めて。


ですからもう、とても涙なしには読めませんでした。「新創刊1号」とかじゃなくて、休刊号を引き継ぐ「120号」となっている所も感涙物です。
中身もまさに『宇宙船』の船内そのもので。USSエンタープライズ号に於けるテレビ版と劇場版の違いみたいな感覚ですね。
やはりそのスピリットは受け継がれていました。


さて。ここからはちょっと内容に触れます。
ネタバレもありますので(雑誌のネタバレっていうのもなんですが)まだ未読で、購入のご予定がある方はご注意下さい。
ただいつものように、拙ブログは「レビュー」は行いません。あくまで「どう感じたか」が主軸です。私のおバカフィルターを通した感想である事をご了承下さい。


まずやっぱり、カラーページの新作紹介はどうしても目を引きますね。これは情報誌である以上仕方がない事なのかもしれません。
キャストやスタッフのインタビューも以前と同じ。確かに新作のファンも多い事ですし、この記事はもっとも旬な話題として必要なところ。日本の特撮世界で「ウルトラ」「ライダー」「戦隊」はもう外せないブランドなんですね。
やはりそういう話題を楽しみにしているファンも多いでしょうし。
その話題の採り上げ方に、宇宙船ならではの味つけが必要なのかもしれません。
スタッフはともかく、キャスト同士の撮影裏話などにはまったく興味の無い私は、ただそれらのカラーページを飛ばし読みしているだけなのですがcoldsweats01
結局、番組のキャストって、スタッフのお膳立てに乗っかってるだけなので、裏話も浅すぎるんですよ。当たり前の事しか言えないのも仕方がないんですね。むしろキャストが含蓄あるコメントを言えるのは、番組終了後10年以上の歳月が必要な気もします。

そんな中、やはり圧倒的に宇宙船クルーの存在感を感じるページは「作品論」「怪獣私見」系ですね。これはもう私の好みなので、どうしようもありません。
「宇宙船」誌上でしか実現できない企画、このファンジンノリこそ「宇宙船」ですから。
この号では「ゴジラ」「バラン」「アンギラス」を題材にそれぞれの形態や生態を独自に解釈、「種」という見方で楽しい解析を展開しています。(ビギナーへの配慮がまったく無い所もすばらしい。「既にお馴染みの」的スタンスで)
こういう大人の遊びが出来るところが、この雑誌の良い所ですね。
この「擬似理詰め」の世界は、それらしければそれらしいほど面白いと。
「おおっ、この理屈は破綻が無い!」という感慨を覚えるところに、作者と読者の心の交流を感じるのです。
まーこれも好み、「理屈なんていらない」という方には歓迎されない記事ですが。
でも古今東西、映像作品という物はこういう発想から生まれる事も事実です。


ファンの琴線に触れる取材記事も充実していて。
今年二月に行われた円谷プロ・砧社屋の閉鎖イベントリポートなんて、まさに一つの時代の終焉を見つめた見事なものでした。
これですよこれ。こうした事実をじっくりと語れる場は、この雑誌を置いて他には無いでしょう。

「そりゃあ寂しいですよ。」と語る満田監督の言葉は、宇宙船再発進の事実と裏腹に万感の思いを抱かせます。
昔、私がお邪魔した砧社屋。無上の感動を与えてくれた怪獣倉庫は、すでに恒久の彼方に去ってしまったんですねweep

しかしウルトラの星は永遠。新たな時代の到来を迎え、新出発に臨む夢工場の姿に、心からエールを贈りたい気分になりました。


そんな意味でこの『宇宙船』は、ある種高年齢のファンをも唸らせる充実した内容が求められるのです。件の記事の取材者が同年代であろうことは、その思い入れから充分に察しもつく所。頑張ってますね。お互いhappy01

そして今や、本誌「ホビージャパン」でも採り上げないであろう『古のキット製作』記事。
なにしろコテコテの絶版キット、製作ガイドとしても成立しない所をあえてのカラーページ。
しかもチョイスされたアイテムがツボ突きまくりの「マイティジャック」。
これを見て泣かない60年代生まれが居たらお目にかかりたいとcrying

(絶版キットを投資目的で持ってる方ではなく、いつかの製作を虎視眈々と狙っているモデラーだけに許された贅沢なページですhappy01
いやーそれにしても、あのイマイの電動走行をギミックそのまま組み立てますかー。あえてオミットする風潮の中で。うーむ宇宙船恐るべし。
次はバンダイ初版、ゼンマイ走行の「宇宙戦艦ヤマト」に挑戦でしょうかrock


今時なぜMJ?と思ったら、新作TOY紹介ページで爆弾記事が。
「えーっ!?ついにMJ号が合金化?」

昨年のメーサー車発売ニュースもビックリしましたが、いやーついに最後の大物が立体化されますねー。きっと生産数も物凄く少ないんだろーなー。


もちろん二個買いweepこれでこの夏のレジャー予定は確実にキャンセルですcrying
こういう新作アイテムとの連動記事も、宇宙船ならではですねー。
しかも、既にアイテム選びの時点でファン層を限定しているという。
なにしろ本放送後、一切リメイクされない「孤高の一作」ですもんね。

庵野秀明監督なんて、物凄くリスペクトしている作品なんですがhappy01


他にも魅力的な記事が目白押しで。なんだかこの復活号、休刊中のエネルギーを凝縮、一気に爆発させた感さえありますね。
これまでのオイシイとこ取りと言うか。
確かに時流に合わせたレビュー記事の割合も多いですが、そんな中キラリと光るマニアックな企画が、「宇宙船健在」を強くアピールします。
で、今回、私が最も驚いた企画が・・・


なんと誌上でヒーロー作品のプロット・デザイン・イメージボードを募集、企画如何によって実製作までこぎつけようという夢のような企画です。
名付けて「宇宙船映像倶楽部」。

これはこれまでになかった企画ですねーlovely
例えば「アニマックス大賞」みたいなノリの企画なんでしょうか。
それを特撮作品で。
しかも誌上で呼びかけようという企画。
先日お話した『新生宇宙船の武器』とは、これだったのかもしれません。
本誌、HJ誌上で行った「オラザク」的な発想を、実写ヒーローに転化した企画でしょう。「オラヒーロー」というところでしょうか?

やっぱり宇宙船クルーの目は、新たな方向に向いていました。
これは非常に嬉しい事ですねーhappy01


これこそ、ネットのような個人発信では出来ない発想なんですよね。
出版社という資本、「読者と共に作り上げる作品」というクリエイティブな話題性。

部長に雨宮慶太監督というのも、読者のモチベーションアップに最適な人選で。
「自分が思い描いていたヒーローが、ひょっとして現実のものに!」
これですよ。これこそが宇宙船スピリット。
採用されても賞金なし。やる気一つで臨んで欲しい。これもすばらしい。
こういうものですよ。作品への姿勢って。

「お金の為じゃなく、やりたいからやる。」
映像製作って、そういうモチベーションが何より大事なんですよね。


ただこの企画、ある意味では無謀。途中で頓挫するかもしれません。
応募が少なかったり。現実的な企画が無かったり。色々あるでしょう。
それは何を意味するのか。つまり今のファンは「受身」であって、出来上がった作品にツッこみを入れてる割に、自身では何も作り出せない存在である事を明白にする事じゃないかと。それは何より私にも言える事です。
大げさかもしれませんが、これは業界に自分をアピールする「チャンス」なんですよ。


私がこの企画にリスペクトしたのはそこです。
プロから「一緒に作ろうよ」「知恵を貸してよ」と呼びかけられて黙っているようなら、それはやっぱり「受身」と言われても仕方がありません。
もちろん自分も含めて。

私の周りでも、アイデアは語るのに「それを企画にしたら?」と言えば「自分はそこまで積極的じゃないから」という言葉しか出ない「自称ファン」は数多く居ます。
ただ漫然と作品を見て、脚本の不備にツッこんでいれば満足なのか

「なぜ自分が満足できる作品が生まれないのか?」と嘆いているだけなのか?
自分の中に「アイデアの蓄積」は無いのか?
自分は何のために業界入りしたのか?
編集部からの呼びかけに、改めて自問自答している自分が居るのです。

それはまるで、社内会議でただ相手の案にツッこみを入れ、「それなら代案は?」と聞かれて自信たっぷりに「無い」と言っているようなものなんですよね。


経験から言わせて頂ければ、企画に「形」なんてありません。伝われば良いんです。「企画書の書き方が分からない」なんて言い訳なんですよ。
良い企画ならテクニック以前に「思い」で
意図は伝わります。
私は今まで、その現場を何度も見てきました。
確かにこの企画、雑誌媒体ならではの「客寄せ」かもしれません。
でも流れは誰にも分からない。「化ける」可能性もゼロではないんです。
まず信じる事。私の歳でそんな事を言うのも恥ずかしいですが、いくつになってもその姿勢は必要と思います。
そんな熱い気持ちを、この企画は私に思い出させてくれました。
編集部と読者が企画を育てて行く。そんな現場に立ち会える事などめったにないですからhappy01


「オタクイーン、そこまで言って。応募する度胸はあるの?」
当然出ますよね。その質問。でも日頃のおバカをご覧になっている「ネヴュラ」読者なら、もう私の答えはお分かりでしょう。
もちろんありますよ。目の前のチャンスをふいにするほど私はボケていません。でもきっと、今のヒーロードラマのメインターゲットからは大きく外れていますから、あくまで自分が見たいヒーローにこだわります。
それが雨宮監督のおメガネに叶うかどうかは、また別のお話です。
冒頭の一言のように『こだわって後悔』したいんですよ。いつも。



さてさて。最後はちょっとヒートアップしちゃいましたが、ともあれ今号の『宇宙船』、なかなか読ませる一冊でした。
危惧していた「ヒーロー写真集+フィギュアカタログ」に陥っていなかった事を心から喜びたいと思います。編集部の皆さんにも感謝。

中身の薄い雑誌が多い中、これで1,800円は安いとhappy01
119号に続いて本棚に並べれば、三年のブランクも一瞬に感じてしまいbook


最後に。皆さんやられていると思いますが。
今回の復活号をはじめ、『宇宙船』の表紙には節々に「あるロボット」が登場します。
開田裕治氏描く所のこのロボット、創刊号をはじめ通刊100号、そして今回の復活号と三冊の表紙を飾りました。


「ハムスターが主人公のヒーローもアリか。いや。ハム太郎とかぶるし・・・」
既に企画考案モードの私。

またしばらく、楽しい時間が続きそうですhappy01

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口角上がりっぱなし

小ネタの上、くだらなすぎて、改めてお話する事でもないんですがcoldsweats01

ここ数日、先日手に入れたデジタル・ウォークマンが手放せなくて。
お仕事の移動中からウィンドーショッピング、桜の下に至るまで聴きまくりear
でも、まだ編集ソフトや本体の使い方がよく分からないので、あらゆる局面でミスの嵐ですweep

手持ちのCDから手当たり次第、とりあえず聴きたい曲を100曲ほど入れたのですが、先日もお話した通り私の好みは極端に偏っているので、どの曲もシチュエーションを選ぶものばかり。要は「ウォーキング仕様」なんですね。
アップテンポで元気の出そうな、勇ましいナンバーばっかりでpunch

さらにピックアップした曲順をパソコン上で入れ替え、好みの順にしたのは良いんですが、それを本体へ移す時に「マイリスト」としてパッケージングしちゃった為、当初は本体上で曲を飛ばす事が出来なかったんですよ。
飛ばすと1曲目に戻っちゃって。要は本体が「その100曲を1曲として認識しちゃった」んですね。何故か。

後に操作法は分かったんですが、その時外出中の私はマニュアルを見る事が出来なくて。軽くパニくりました。結局その時は入れた順番通りにしか聴けず。
で、シチュエーションで曲を選ぼうとしても不可能、とんでもなく場違いな曲を聴くはめになっちゃってcoldsweats01

駅前のお洒落なファッションビル、春物のレディースウェアを眺める私。周りの女子達も、私の耳に流れる曲が「ミラーマンの唄」とは誰も思うまいてbleah
「今だ!キックを使え!目だ!」って。花柄のワンピになぜ?
実際そのシチュエーションになると、あまりのミスマッチに口角上がりっぱなし。
ワンピースを品定めする私の顔はきっと、甲賀幻妖斎風の不気味な笑いに彩られていた事でしょうsmile

ちなみにその後、満開の桜を愛でながら「豹の眼」「快傑ハリマオ」
街中を歩いていても「アラーの使者」「遊星王子」が流れました。

ちょっと古すぎて、ピンと来ない方も多いでしょうが。
(「そんな曲入れちゃダメだよ」というご意見もごもっともですcoldsweats01


でもこれ、慣れてくると面白くなっちゃうんですよね。
そのあまりのギャップを楽しめちゃうと言うか。
止めればいいんですが、あえてそのシチュエーションを満喫するのも一興とsmile
いやーいいなー。ブティックで聴く「ファイアーマン」「魔神バンダー」もhappy01
今度は桜吹雪の中で「緊急指令10-4・10-10」に挑戦してみようかと。
(♪嵐の~な~かで~た~だ~一人~って。ピッタリですかcoldsweats01


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