どー聞こえてるの?
「ネヴュラ」も開始以来、今年の5月で2年を迎えようとしています。
途中の中断などありながらもこうして続けられたのは、ご訪問下さる読者の皆さん、コメントやTBなどの応援あったればこそ。本当にいつも感謝しています。
先日の事故の件やお仕事の悩みなど、頂いたコメントにどれだけ助けられた事か。
ブログを始めるまでリアルの人間関係しか知らなかった私にとって、ネットでのおつき合いがこれほど生活に潤いを与えてくれようとは思いもよりませんでした。
また、ネットというツールのみに与えられた『想像する楽しみ』もたまらない魅力となっています。
『想像する楽しみ』とは?
最近私は、お邪魔する数々のブログ、コメントやTBなどおつき合い頂くお仲間のブログを拝見する度、ある思いに捉われます。
「このブロガーさんって、一体どんな感じの方なんだろう?」
ある意味、その匿名性により発言の自由度が高いブログというメディアは、意識的に素性を明かさない限りお互いの情報を知りえません。
「ネヴュラ」開始当時、その独特の世界に多少の不安も覚えた私でしたが、幸運にもご訪問頂く方、おつき合い下さる方は本当にマナーに長けた方々ばかりで、私のそんな不安はいつの間にか消え失せていました。
その点、私は本当に幸運に思います。
まー「こんなおバカなネットビギナー、苛めちゃ可愛そうだ」なんてご配慮頂いたのかもしれませんが
で、実際、その匿名性により不自由を感じた事は全くないんですね。
むしろ文章や写真のみの記事、やりとりにより、皆さんの本質が理解できるような気もします。
ブログ本文のテーマ、主張、語り口、更新頻度、コメントの応対それぞれの筆致に、ブロガーさんの息づかいまでが定着されているのです。
自分でブログを運営しているから分かるんですが、ブログと言うのはある意味、更新時の感情の発露ですよね。
冷静を心がけていてもその日の感情がどこかに影響してしまう。
記事を毎日更新されている方など、それは特に顕著です。
個人的には、それがブログの最大の利点だと思っています。
世の中の出来事から日々の鬱憤、ちょっと感動したお話まで気取らず書けるブログは、「一日頑張ったのは自分だけじゃなかった」なんて連帯感さえ与えてくれるものなのです。
「喜びは倍、悲しみは半分に」なんて言い古された言葉に新鮮味を持てたのも、ネット社会ゆえの発見でした。
夜パソコンを開き、たとえ一行の記事、一言のコメントでも更新されていれば、血の通った人間の営みが実感できる。
この「充実感の共有」が、ブログ特有の味わいなのです。
ある友人は「コメントとは、記事に込められた思いに対して、全国の人々から物凄い速さで届く手紙」という表現をしていました。私も同感です
それほどの思いを持って挑むブログですから、おつき合いある方々の人となりに思いを馳せる事も決して不自然ではなく。
『想像する楽しみ」とはそういう意味です。
先ほども言いましたがブログ上のやりとりは、文字というある意味「感情の純化」で行われるものですから、お互いの顔を見ながら表情、仕草などで言葉の奥を探る事が出来ない分、表現を吟味する必要があるんですね。
誤解を与えないように。
まー稚拙な表現ばっかりの私なんぞ、ご迷惑をかけっぱなしですが
そこがブロガーさんの個性が最も出る部分という気もします。
言葉の選び方や文章の運び方、表現のちょっとしたさじ加減に、言葉を操る人物の人となりが鮮明に表れるのです。
私も最近は頂くコメントの内容だけを見て、どなたが書かれたものかがなんとなく分かるようになってきました。これは会話する時の「話し方」の個性のようなもので、私には密かな喜びとなっています
さて。この「話し方」と並んで、最近私が興味を持つ事の一つに、「声」があります。
これも「ブロガーさんって、一体どんな感じの方なんだろう?」の一要素。
記事やコメントなどに表れる話し方。この方がもしこのコメントをご自分の口から話されたとしたら、一体どんな声なんだろう?
そんな事に興味が湧く私は最近、お邪魔するブログやコメントを『勝手に脳内ボイスチェンジ』しているんですよ。この人はこんな俳優さん、この人はこんな声優さんに似た声かな、みたいな
皆さんにはちょっとご迷惑かもしれませんが、記事やコメントなどから『声』を想像しているんです。
これは私の職業病かもしれませんね。例えば自分で番組の台本を書くとき、このセリフはこんなキャラに、こんなテイストで喋らせたい、なんて想像する癖が付いているんです。
むしろ、脳内でそういう想像が湧かないキャラは生きていない、キャラに血が通っていない訳です。
文字を見れば、自然とそれを発音する人物像が出来てしまうんですね。
それは決して悪気からではありません。それだけ皆さんの記事やコメントに血が通っている証拠なのです。人物像が鮮明に浮かび上がるほど、個性溢れる素晴らしい方々のような気もします。
実は「ネヴュラ」にお越し下さる方々は、この「個性」が非常に強いんです
考えてみれば当たり前ですよね。私のような個性の塊をお相手下さる方々ですから、皆さん一筋縄では行かないと
広い知識の中に、必ず一つ深い守備範囲をお持ちだし。
不思議なお話ですが、実はこれ、私のリアルの付き合いに非常によく似たシフトなんですよ。みんな共通の話題を持ちながら、必ず他人には負けない分野を一つ持っているという。やっぱり類は友を呼ぶんでしょうか
ですから大げさに言えば、私がパソコンを開く時には、想像するお仲間の姿がホログラムのごとく脳内で動いているのです。
スター・トレックTNGのホロデッキでお話しているようなもので
ここでお仲間一人一人の「脳内音声」を発表することは避けますが、そこで繰り広げられる会話は大変楽しいものですよ。
パソコン上の文字の羅列が、声と形を持って話し出すんですから。
「オタクイーンって電波系?危ないヤツじゃないの?」
そう思われたらごめんなさいね。これは私達映像屋の癖、妄想癖の一つなのかもしれません。この癖が商売道具みたいなもので
で、今日の本題はここからなんですが(例によって遅いですね)
実はそんな事を考えていてふと思ったんですよ。
読者の皆さん、私「オタクイーン」の声をご想像されたことってありますか?
「別に無いなー。どーせ何の変哲もない、どこにでもある声でしょ?」
いやー・・・確かにそうなんですが
「ネヴュラ」で語られるおバカな私見やその語り口から、皆さんが想像される私の声って、いったいどんな感じなのかなーと思っちゃって。要は、記事やコメントから推察される私の人物像にちょっと興味が湧いちゃったんですね。
考えてみれば、これはネットならではの興味ですよね。リアル世界での人づきあいって、まず会ってから始まる事が多いでしょ。文通は近い世界ですが、一対多の関係であるネット社会とはまた違うし。
記事やコメントのみのおつきあいにしか出来ないお遊びかも、なんて。
これを思いついた時、結構自分では興奮しちゃったんですが
ラジオの深夜放送で、DJの声を聞いて顔を想像されたご経験がおありでは?あれのネット版とでも思って下さい。
ネットですから「文を見て声を想像する」訳です。
もしそんな事に興味を持たれたら、「こんな声なんじゃないの?」なんてコメント頂ければと思います。
タレントや女優の誰々風、なんてたとえが分かりやすいですね。
(女優とはあつかましいなー、なんて思わずに。芸人さんもいいですね。)
参考までに。随分前の記事ですが。
私の「女声へのこだわり」をしたためたものです。
まだ母の生前でしたが、その辺りは割り引いて頂いて
「女声というハードル」
http://spectre-nebura.cocolog-nifty.com/cultnight/2006/06/__3843.html
まーいつぞやのように切羽詰った呼びかけでもありませんし、ほんの気まぐれのお遊びですから、特に他意はありません
「そういう事を考えずにやりとりできるから良いんだ」
「あえて考えない事にしてるんだ」
そんなご意見もごもっとも。よく分かります。ですから決してご無理なさらず。
「こんな記事を書くヤツだから、こんな声が理想」「こんな声なら面白いのに」的な遊びコメントも面白いですね。要は皆さんと思考実験をしてみたいと。
またこちらにばかりご意見頂いても申し訳ありませんから、コメント下さった方には、僭越ながらお返事コメントに、私が想像したそちら様のお声を「●●さん風?」などと書かせて頂きます。いつも考えている事ですから書くのは簡単です
たとえ一通のコメントでも嬉しいものなんですよ。それが自分の予想と違えば違うほど面白い。まーちょっとした頭の体操とお考え下さい。
でも読者の方々の中には、リアルの私をご存知の方もいらっしゃいますよね。
そういう方には、「記事から想像した私と、実際会った私のギャップ」なんて事をコメント頂いても楽しいですねー。
まー自分で分かってますから、どんな事書いて頂いても良いです。
「まさかあんなルックスとは!」的な驚愕のコメントも欲しいですねー。
よく俳優さんが「役が自分を離れて一人歩きしている」なんて表現を使いますよね。私も今回「皆さんの中の私と自分自身の距離感」を測ってみたくなったのかも。
まー今の所、自分に嘘はついていませんから、「ネヴュラ」は一人歩きしていませんが。皆さん、プチプチの数を数えたくなるくらいものすごーくヒマな時、時間つぶしとでも思って、ちょっとお考え下さい
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朝な夕な、まだ肌寒い日々をだらだらと暮らし、さまざまな名作及びカルト映画を何気なく観ていると、ふとした瞬間に画面に集中しつつも、一方で思い巡らせている時があります。それは映画を「観ている」という時は「目」だけでなく「耳」も、そして、もちろんそれらを統合して理解するために「目」「耳」とともに「頭」も相当働いているということです。... [続きを読む]
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「見せて貰おうか、オタクイーンのモビルスーツの性能とやらを」
私のコメントは是非、池田秀一さんヴォイスに脳内変換して下さい。
いや、嘘です。あんな美声ではありません(笑)
さて、私の声はどんなイメージなのでしょうか。興味津々です(笑)
投稿: メルシー伯 | 2008年2月29日 (金) 00時16分
オタクイーンさんの声ですか‥‥。漠然と女性の声っぽく考えていましたが‥‥。文面から受ける印象としては、ゆっくりとした口調なのかと思います。今、ふと思ったのですが、あくまでも「声」のイメージとしては、ラジオで喋っている松任谷由実さんでしょうか? 作品を解析する理知的な面と、お仕事の関係でハツラツとした感じ、そして造語感覚なんかがそんなイメージを湧かせるのかもしれません。お気に障ったらゴメンナサイ。
私はといえば、放ったらかしの鼻中隔湾曲症のため、ちょっと篭った声です。ミッキー安川さんのような感じかな? 普段は低くボソボソ喋るようですが、大きな声を出すと高くなります。
投稿: 自由人大佐 | 2008年2月29日 (金) 01時05分
なんというかですね。
オタクィーンさんの声は想像したことはないのですが
コタちゃんの声はいつでも
かないみか嬢の声で脳内再生されています(ぇ
なんてネタは置いておいて。
頭の中では明確に声が差別化されているのに
いざ具体的に例を挙げようとすると挙がらない。
要は、アニメ化されてない漫画を読む感覚なんですね。
イマドキのアニメは
書く側が声優を想定して書いてたりするけど
自分達の子どもの頃は
そうそうアニメと漫画が連動して存在してなかったから
アニメにならない漫画は
頭の中で独自の声に変換されており
それはどうにも他者には伝えられないもんでしたね。
『トイレット博士』のスナミ先生なんて
誰の声を想像したらいいんだろう(笑)
『ドラえもん』だって
もともとのアニメは富田耕生だったりして
それが大山のぶ代版になったときは
驚くというよりは、今度はこう来たかってなもんで
それらとは別個に、いまだに漫画の『ドラえもん』を読むと
オリジナル声で脳内再生されるんですよね。
文字は記号でしかないから
本当の「感覚」というのは、脳の中に在る
文字や言葉に出来ない部分で
鍛えられるのかもしれないですね。
投稿: 市川大河 | 2008年2月29日 (金) 08時16分
オタクイーンさん、こんばんは。。
確かにネヴィラに集う方々は常識的な方ばかりですね~ネットではそういう集まりは少ないほうだと思います、、、これもオタクイーンさんの人徳ですよ。
自分も安心して書き込めますし、心無い中傷に心を痛めることもありませんし。。。
オタクイーンさんの声ですか~~これは自分では明確にイメージしています(笑)
その方は田島令子さんです!!!
すみません、少し古い方で。。。。。少年のころ、銀河鉄道999のでてくるエメラルダスが好きで、その声優を担当されていた田島さんのことも知るようになり、ドラマなどでも活躍されていると知りました。
あのしっとりして落ち着いたナレーションイメージでオタクイーンさんの文章が読み上げられている感じです。
一見クールに聞こえますが、内には穏やかな海をお持ちのような印象を勝手に持っているようです^^;;
自分も負けず劣らず妄想癖があるみたいです(笑)
マルサンの初期にはそういう試行錯誤があったんですね~イヤー勉強不足です。。
けっして似てない怪獣が多いのに、それだ!と分かる造形には感服しております、、な、ゴローは別として・・・(笑)
だんだんマルサンソフビにはまっていくのが怖いです、、、、、お金がなくなりまーす。
投稿: 大和少年 | 2008年2月29日 (金) 16時23分
MIYUKIさま、こんばんは!
MIYUKIさんの声のイメージは・・。
ネヴュラの文章から伝わってくるのは米倉涼子さん的な、明るくて活動的、
社交的で誰とでもさわやかにお話しする、しっかりとした大人の女性のイメージです。
とても暖かい雰囲気のブログですから、コメントの素敵な皆さんが集まるのだと思います。
投稿: hikari | 2008年2月29日 (金) 20時09分
こんばんは、オタクィーン様。「仕事をはじめ、女性として毎日を送る、生物学上は男性の私。」と始まるこのブログ、初めて拝見したときからいつもIKKOさんの声を想像してます。理由はたぶん、自分の周りには男性で女性の心を持つ方はいないので、テレビによく出ているきれいで、バイタリティあふれるIKKOさんが浮かんでしまうのだと思います。テレビ業界という華やかな仕事をバリバリこなし、そして、メイクもばっちり、男が振り向く!それでいて、マニアックな知識は無限の広がりを持つ・・・そんなスーパーウーマンを勝手に想像してます。
投稿: のん | 2008年3月 1日 (土) 01時38分
ネット歴が古いもので、最近ではヴァーチャルなお付き合いしかないかたに対する先入観は持たないようにしています。声なんかは特にそうですね。
過去、妙な先入観を持ってしまい、失敗したことは枚挙にいとまがありません。
私の場合、見た目は横綱の白鵬みたいなんですが(あんなに太ってはいない・・・はず(^^;;)、声のトーンが高いので、調子が狂うみたいです。
森山周一郎さんみたいな渋くて低い声に憧れますね。
投稿: 雀坊。 | 2008年3月 1日 (土) 01時58分
メルシー伯様 シャア・アズナブルの声は確かに美声ですねー


でも個人的に、ちょっとシャア氏は苦手なタイプなんですよ。
色の好みからして自己顕示欲が強そうなイメージが
ですから自然と、池田秀一氏にもそんな印象を持ってしまいまして。
池田氏よりもシャアが苦手なだけなんですが
さて。私が想像するメルシー伯さんの声は、細川茂樹さんなんですよ。
もちろん「仮面ライダー響鬼」のイメージで。
頼れるお兄さんって感じなんですね。
記事の話題の豊富さやウィット、頂くコメントのちょっとしたユーモアや優しさに、あの爽やかな声が重なります。
コメントの最後に、いつもあの笑顔とお茶目なフィンガー・アクションを追加してしまうのです
お気に障ったらごめんなさいね。
これからも記事やコメント、楽しみにしています。
投稿: オタクイーン | 2008年3月 1日 (土) 18時00分
自由人大佐様 いやーありがとうございます。


まさかユーミンをご想像頂けるとは
なにしろ私、カラオケではユーミンが定番レパートリーで、「DISTINY」などは思い入れタップリに歌っちゃうタイプなんですよ。「真夏の夜の夢」では採点マシンで98点を取った記録もあります。それくらい好きな彼女ですから、その声をご想像頂けたことは私にとって最高の名誉なのです
まーこの話しぶりからもお分かりの通り、私自身の知性は彼女には遠く及びませんが
さてさて。私が想像した大佐さんの声は、何と言っても小林昭二さんですねー。
もちろん「ウルトラマン」当時の
ご自分では低く篭ったお声とおっしゃっていても、貴ブログや頂くコメントのイメージは、あの快活なムラマツキャップや立花のおやじさん、またフリーマン大佐です。
それは自由人大佐さんの「心の声質」なのかもしれません。
温かく優しく、時に厳しいご意見を頂ける所などに、小林さんの清潔なイメージが重なるのかもしれませんね。
これからも私は、出来の悪い隊員としてキャップに付いて行きますので、ご指導宜しくお願い致します
投稿: オタクイーン | 2008年3月 1日 (土) 18時16分
市川大河様 まさかこんなお遊びにお相手頂けるとは。ありがとうございます。
コタも、メロンパンナちゃんの声をご想像頂いて喜んでおります
ハムスターも個々で性格がはっきり分かれているので、市川さんのご想像はかなり当たっているんですよ。
おっしゃる通り、実は私もブログに対して「アニメ化されていない漫画」感覚はありました。またそういうご意見も必ず来るだろうと予測していました。
そうですよねー。確かに意見ややりとりに声は必要ないのかもしれません。
「スナミ先生」の声は想像できないし
個々のコメントには明確な差別化がされていても、それを他者には伝えられない。
それもごもっともです。
まーですから、今回のお遊びはあくまで「何となく」「例えば」感覚で、くらいの思いつきです。職業病なのか、私が作品の設計図「台本」を書くときに思う事をそのまま呼びかけてしまったんですね。
いつもながらおバカです。笑ってやって下さい
お気に障ったら申し訳ありませんが、折角ですから市川さんの声のイメージを申し上げれば。
それは浦野光さんです
いつも拝見する貴ブログ上の解析・私見の深さ。膨大な労力と資料に支えられたその記事は、私にとって一冊の研究書を読むかのような感動を与えてくれます。
ただ市川さんのイメージは決して冷徹な研究者ではなく、ウルトラ世界に流れる一種独特の「温かさ」を内包しているのです。
一つ一つのご意見を噛み締めるように語るその語り口は、まさに初代ウルトラマンのナレーション、そして最終回のゾフィーに重なります。
「クレバーながら温かい」という条件を満たせる声は、世の中にそうはありません。
市川さんの文章は、私の中ではいつも浦野氏の声に変換されているんですよ
まーこれも人それぞれ、声の印象は各々で異なりますから、私ごときのおバカな思いとお笑い下さい。
これからも才気溢れる作品解析、楽しみにしております。
彼女様にもよろしくお伝え下さい
投稿: オタクイーン | 2008年3月 1日 (土) 18時44分
毎度の遅ればせながら、でございますが。
「オタクイーンさまの声」を想像した時に、
ガメラ医師の脳内に現れたのは…、
『松たかこ』のイメージでした。
保険会社と、パナホームと、山崎パンのCMが、
頭に浮かんだのですね。 ^^)
ちなみにガメラ医師、
最近は「大泉洋」に似てるって言われてます。
喜んでいいものかどうか…
投稿: ガメラ医師 | 2008年3月 1日 (土) 18時58分
大和少年様 まさか田島令子さんとは
もーホントに気を使って下さって。

これはちょっと持ち上げすぎですよ
心苦しいです
クイーン・エメラルダスって、物凄く大人のイメージがありますよね。ハーロックと渡り合えるくらいですかタダ者ではありません。大人の女性って雰囲気で。
田島さんは清潔かつ、強い芯を持つ女性の役が多いですよね。
もー私なんか比べられるのもおこがましい。
このコメントを頂いた時、コタと一緒に「ひゃー」と驚いてしまいまして
まー本当にありがとうございます。あんな素敵なお声に見立てて頂いて。
ちょっとボイストレーニングしようかな。田島声に近づけるように。
えー。そんなおバカな私が思い描く、大和少年さんのお声は。
それは吉岡秀隆さんです。
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝いた吉岡さん。彼の声に見られる「優しさの中に秘めた心の強さ」は、いつも「ここぞ」という時に絶妙のタイミングでコメント下さる大和少年さんのイメージにピッタリなのです。
ただ、私が大和少年さんに重ねる吉岡さんの声イメージは、「ALWAYS」の茶川さんじゃないんですよ。
それは「半落ち」(2004年 佐々部清監督)で吉岡さん演じるところの裁判官特例検事補・藤林圭吾のイメージなのです。もし未見でしたら、一度ご覧下さい。
あの静かな正義に燃える藤林検事補の声が、私の中での大和少年さんの声なのです。
まー件の劇中ではシリアスなお声ばかりですから、いつも頂く楽しいコメントの底に流れるスピリットとでも思って下さい。
お気に障ったらお許し下さいね。
いつも、その明るく清潔なコメントには癒されております。
またのお越しを楽しみにお待ちしております。
追伸:マルサン・ブルマァクソフビは最近、私の周りで復刻版が物凄く値崩れしております。今が買い時かもしれませんが、くれぐれもお財布とご相談頂きますよう
投稿: オタクイーン | 2008年3月 1日 (土) 19時12分
hikari様 米倉涼子さんとは
以前、私はヘアスタイルを「米倉スタイル」にしていた時期があるんですよ。あのストレートロングの。
ビックリ。まー顔の話は置いといて
今もその名残りは残っているんですが、彼女は私の憧れの女優さんです。
あんな風にしっかり自分の意見を持ち、周囲との関係をうまく保ちながら生きる女性って、本当に素敵ですよね。
まー髪型を真似するという事はそれだけ真逆なキャラという事で。
お世辞でも嬉しいコメントです。この記事書いてよかった
さて。私がhikariさんに抱く声のイメージ。
それは木村佳乃さんです。
hikariさんのコメントに流れるゆったりと優しい空気は、午後の日差しの中、フェミニンなワンピースをまとってお茶を楽しむ木村さんのイメージに重なります。
私は彼女が大好きで、あの柔らかな雰囲気に憧れているんです。
hikariさんのコメントは真夜中に頂く事が多いですが、それがまた、お仕事で疲れた心を癒してくれるのに絶好のタイミングなんですよね。
そんな所にも木村さんのイメージがあるのでしょう。
で、彼女はアクションをこなす運動神経も兼ね備えているし。
硬軟合い混ぜたスーパーレディーの印象を、hikariさんからは感じます。
3月に入り、暖かさも増して来ますね。きっと楽しい春になる事でしょう。
これからも変わらぬおつき合いをよろしくお願いします
投稿: オタクイーン | 2008年3月 1日 (土) 19時36分
のん様 そーですよねー。いかに世間の認知度が上がっていても、私のような人種は周りにそうそう居ません
そりゃ迷われるのも当然ですよ。
私だって逆の立場だったら頭をヒネりまくるでしょうから
昨年ブレイクしたIKKOさんの生き方は、私を大変勇気づけてくれました。

彼女や、紅白に出場した中村中さんのような存在が、世間に対する私たちの偏見を随分取り去ってくれたような気もします。
何故か最近、そういうキャラが増えてきたような印象もありますしねー
ですから私は、こと『志』という点で、IKKOさんになぞらえて下さった事を大変誇りに思います。
マスコミなどでよく語られる彼女の半生は、一過性のブームに流されない強さとしたたかさを持っていると思いますから。その強さが彼女の本業、メイク技術の圧倒的な自信・意地から来る事は間違いないでしょう。
私も彼女のように、自信と自負を持ってお仕事に臨みたいものです
そんな私が考えるのんさんの声のイメージ。

それは小滝進(大滝進矢)さんです
のんさんなら、この方の事をよくご存知ですよね。
そう。ご存知「ジロン・アモス」の声です
私はもちろん「戦闘メカザブングル」のリアルタイム世代。
第一話をオンタイムで見た時、主人公ジロンのキャラクターに驚いたものです。
なにしろ富野作品では「イデオン」の真逆でしたから
でもあの破天荒な世界観が、ジロンを中心に徐々に魅力的なものに映って行ったんです。
強く優しく自分を貫くジロン。当時の私はそれがひどく新鮮に見えました。
今、自分を貫き通す難しさを実感する年齢に達してみて、余計ジロンの若さ、明るさが眩しく見えてきます。
その眩しさを、のんさんのコメントから感じるのです。
昨年「BSアニメ夜話・ボトムズ」の内容について頂いたのんさんのご意見、番組に対する熱い思いは、私に昔の情熱を思い出させてくれました。

今でも、あのやりとりを懐かしく読み返す事が多いんですよ
そんな熱さに、きっとジロンと繋がるものを感じるのでしょうね。
お気に障るようならお許し下さい。
私はいつも、のんさんの熱いコメントを期待しています。
コタが寂しがっていますから、猫ののんちゃんの事もたまには教えて下さいね
投稿: オタクイーン | 2008年3月 1日 (土) 20時06分
雀坊。様 おっしゃる事はよく分かります。
記事本文に書いた通り、先入観を持たずにおつき合いできる所も、ネットの大きな魅力と思いますから。
かえってコメント頂いたことを恐縮してしまいます。ありがとうございました
おバカな私なんぞ、過去、ネットのおつき合いの方々とお会いした事も何度かあるんですが、想像していた人物像とほとんど変わらなくて驚いたものです。

「違うのが当たり前。違ってるから面白い」なんて気分で居るからでしょうか。
私の想像の幅が広いからなのかも。
ですから今回も、別に違ったら違うで良いんですよ。私がこんな存在ですから、私以上にかけ離れた存在なら宇宙人を連れて来るぐらいしかないと
まーそれくらいのスタンス。お遊びとお考え下さい
折角コメント頂いたんですから、想像した雀坊。さんの声のイメージをお聞き下さい。
実は、浅井慎平さんだったんです
お気を悪くされたらごめんなさいね。
以前、バロム1カードのラッキーカードの事で貴重な情報を頂いた事がありましたね。実はその事を件の従弟に話したことがあるんですが、従弟は雀坊。さんの博識ぶりにひどく感心しまして、「凄い人が居るんだなー。これで長年の謎が解けた」と笑っていました。
博識とコメントの鋭さ。そのイメージが浅井氏と雀坊。さんを結びつけたのです。
考えてみれば、浅井さんも声のトーンは高い方ですよね。
あの思慮深い発言内容、豊富な現場経験から来るリアルな意見は、雀坊。さんの雰囲気にとても似ています。
まーいつもながらの身勝手な勘繰りですので、決してご立腹なさらぬよう
これからも下らない私見で呆れられると思いますので、また違ってる所などありましたらどんどんツッこんで下さい。
そういう関係も、大きなネットの楽しみなので
投稿: オタクイーン | 2008年3月 1日 (土) 20時36分
こんばんは!
こちらにはしょっちゅうお邪魔しているにもかかわらず、「声」を想像したことはなかったので、とても新鮮な気持ちで読ませていただきました。
声って、会話を構成するうえで、結構大事な要素ですよね。声のつながり自体、つまり話し方や間の取り方、そしてペースが心地良い音楽みたいに聞こえる人もいます。
反対にイイことを喋っていても、聞き辛い人や話し方のせいで傲慢に受け取られたり、卑屈に受け取られたりと受け手によっては、さまざまな印象を与えるのが「声」かもしれません。
ユニークで楽しい記事でした。ユーミン・ヴォイスを想像しながら、読むときに声を変換していきます!ではまた!
投稿: 用心棒 | 2008年3月 1日 (土) 21時06分
ガメラ医師様 いやーお気遣いなく。毎度おバカな記事ばっかりで皆さんに遊んでもらってるだけですから
松たか子さんって



またもー例えが凄すぎますよ。目がコタ以上に丸くなっちゃいましたから
相手があのサラブレッドさんでは、顔の美しさは絶対及びませんが、彼女の声は大好きです。特に山崎パンのCMは憧れの女性像。
私にはとてもあんな空気は出せませんが
実際、彼女の持ち歌「明日、春が来たら」はカラオケのレパートリーですし。
今の季節にはピッタリですね
今、「小さき勇者たち」を見ながらコメントしているんですが、ガメラ医師さんって大泉洋に似てますか?

彼よりも随分実直そうに見えますが。緊張感溢れるセリフもカッコよくて
でも実像を拝見してますから、声を想像する楽しみはおあずけですね。残念
「小さき勇者たち」(ガメラ医師さん出演部分だけですが)を再見してみて、改めて貴ブログに表れるガメラ医師さんの人となりを感じました。
毎回、あれだけの情報を交通整理する労力には感嘆いたします。これからも決してご無理なさらぬよう、ガメラ周辺の楽しい記事をご紹介下さいね
投稿: オタクイーン | 2008年3月 1日 (土) 21時39分
用心棒様 こんな気まぐれなお話にコメント頂いてありがとうございます。

書いた後読んでみて、つくづく自分のおバカ加減に呆れました
でも予想以上に沢山のコメントが頂けて、本当に感謝しています。
こんなおバカな記事、他のブログでは見かけたことがないので、皆さんも面白がって下さったのかもしれません
おっしゃる通りお話の伝わり方って、声に加えて語り口や間の取り方、言い回しや滑舌などで印象がかなり変わりますよね。実はこれ、映像作品でも同じ事なんですよ。同じシナリオでも演出によってまるで違う出来になってしまう。
「創造」と「表現」の差ですね。
私達テレビ屋は、その狭間で日夜悩み続けている訳です。
私が声や語り口に敏感になるのは、そういう職業ゆえかもしれませんね
ユーミン・ヴォイスは大変嬉しいですが、実際のところ、彼女ほどの知性も才能もないので、いずれボロも出まくりとなるでしょう。
起き抜けか泥酔寸前のユーミン、とでも思って頂ければ安心です
さて。今回のお約束、用心棒さんの声のイメージは・・・
誰あろう、岸田森さんです
これ、別にTB頂いたからじゃないんですよ。
かねてから、映像作品に対する用心棒さんの解析、感想の絶妙なバランス感覚には感服していました。
これは非常に難しい技術で、感情に流されては正確な解析が出来ない、解析だけでは冷静すぎると、お互いに相反する側面を持つような気がします。
そのバランスを上手く取り、作品紹介として血の通った記事を作り上げられる所に、用心棒さんの真骨頂を感じるのです。
そんな「冷静な熱意」という意味で私の頭に浮かんだのが、まさに岸田森、いや「牧史郎」だったのかもしれませんね。

実は私の周りの女性にも牧さんファンは多く、彼はモテモテなんです。
あのクールさは女性には魅力的に映るんですね
知識と感情を自在に操り、記事に結実させる用心棒さんを、私は尊敬します。
小津が成瀬の作品を撮れなかったように、私も用心棒さんのような記事は逆立ちしても出来ないんですから
これからも琥珀のように磨きぬかれた、感性溢れる記事で楽しませて下さいね。
私も無い頭を絞って、お相手させて頂きます
投稿: オタクイーン | 2008年3月 1日 (土) 22時54分
こんばんは!
いえいえ、こちらこそオタクイーンさんのようなユニークな視点を持ち、思いやりのある温かみ溢れる文章を書き続けるのは至難の業なので、羨ましい限りですよ!
リラックス出来る部屋を保っていくのは大変でしょうが、どうぞゆったりとした気持ちで続けていってください。みなさんもそれをお望みだと思います。ではまた!
投稿: 用心棒 | 2008年3月 2日 (日) 00時36分
うひゃーっ 私の声は小林昭二さんですか(☆v☆) もったいない~。(←小林さんは絶対にこんな調子では喋りませんネ(^^ゞ)
コタちゃんの声は、ありきたりですが間宮くるみさん(ハム太郎)の声で読んでいます。すいません、芸が無くって‥‥。
投稿: 自由人大佐 | 2008年3月 2日 (日) 00時45分
用心棒様 いやー私にはこれしか出来ないんですよ

リラックス出来る部屋に見えているとすれば、それは用心棒さんはじめ皆さんの応援によるものです。
実は、一番リラックスさせてもらっているのは私なのかもしれません
お仕事の不安もどうにか解消し、忙しい春を迎えられそうです。
またゆるゆると更新していきますので、時にはからかってやって下さい
投稿: オタクイーン | 2008年3月 2日 (日) 08時15分
自由人大佐様 いえいえ。小林さんって意外に幅広い役をこなされているので、お茶目な演技も時々お見かけすることがあったりして。前後逆の隊員服とか
そうそう、間宮くるみさんがいらっしゃいましたね。
ハム太郎の声も、コタにはピッタリかもしれません
投稿: オタクイーン | 2008年3月 2日 (日) 08時20分
こんばんは!
こちらの記事を読んで、刺激されたことにより、生まれた記事をTBさせていただきます。映画の記事なので、直接関係はないのですが、感じることの大切さを教えられた気がします。
ではまた!
投稿: 用心棒 | 2008年3月11日 (火) 01時21分
用心棒様 こんな私のおバカな記事を発想の源にして頂いて、こちらこそ感謝しています。ありがとうございました

ネットのお付き合いは、記事でブロガーさんの思いを知り、互いに刺激を受けるものとよく思います。私も、用心棒様はじめ皆さんの記事に勉強させて頂き、新しい視点に気づかされるものです。
そんな時、確実に自分がレベルアップしている事を感じます。
これからも、思いを語り合うことでお互いの感性を高めていきたいですね。
まー私の場合、皆さんの足を引っ張らないかと心配していますが
投稿: オタクイーン | 2008年3月11日 (火) 09時20分