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2007年11月14日 (水)

アキコスープが沁みる夜

Photo_2「こういうのが欲しかったのよ。」
空き時間にウロウロさまようオタクショップ。
そんな一軒で出会ったこれ。

まー、なんてことないウルトラマンのマグカップなんですが。リーズナブルな価格は私の心を八つ裂き光輪に(意味不明)。


Photo_14ウルトラマン生誕40周年を記念してバンプレストから出たプライズ商品。私はこれが賞品となる「一番くじ」というものを試したことがないので、こういう品を見かけるのはオタクショップの店頭がほとんどなのです。
中身をよく確認もせずにレジへ走った私でしたが、いざ開封してみればそこはさすがウルトラマン。40年の歴史を感じさせる大人向きのシックなデザイン。Cタイプ風のモノクロコントラストが渋い逸品ですね。

Photo_4裏面はこんな感じ。好敵手バルタンのシルエットの中心にはおなじみの流星マーク。
このマグカップが作られたのは最近ですから、きっと「ネヴュラ」読者の中にもお持ちの方はいらっしゃるでしょうね。
相変わらず情報入手が遅い私(笑)。

色、デザイン、大きさとも丁度いいので、これからはこれが毎日のホットコーヒー担当、ブログ執筆の友となることでしょう。

考えてみれば、おもちゃ以外にも生活雑貨のあれこれをキャラグッズでまとめている私。以前にもちらりとご紹介した事もありましたが、ことこういった食器やカップ類にはあまり力を入れていませんでした。
おもちゃやプラモデルはともかく、生活雑貨は「使ってナンボ」というポリシーの私にとって、食器やカップは消耗品という位置づけだったからです。

今日はたまたま前述のようなカップとの出会いがあったものの、普段は別に「どうしても怪獣のカップじゃなきゃキーボードが進まない!」なんて事はありません。
別にカップのデザインなど気にせずコーヒーをすすり、無い頭を使って駄文をヒネり出すわけです。でも今日、件のカップが手に入ってみると、手持ちのキャラカップの個数などもちょっと気になりまして。久しぶりに並べて見てみたくなりました。

Photo_5で、出てきたのがこれだけ。それほどありません。全て現役選手です。
前述の通り、私はこういうカップやコップなどをコレクションと捉えていないので、その個数やレア度などには全く無頓着なのでした。オタクの風上にも置けませんね(笑)。
ですから写真の通り、さほど珍しい物もなければ大事にしまってあるわけでもなく。まー集めたわけじゃないですからねー。
どちらかと言うと「集まっちゃった」という感じで。

でも改めて見てみると、これはこれで時代を感じさせるから不思議ですね。
丁度、鉄人や少年ジェットが描かれた昔の子供茶碗が今貴重なのと同じようなもので。レア度は比べ物になりませんが(笑)。
でもこれらはこれらで、一つ一つに思い出や隠し技があったりして楽しいんですよ。今日は文字通りコーヒーブレイク、ウチのキャラクターカップ達をごらん下さい。

Photo_6まずはこれ。この肖像画、誰だか分かりますか?左肩に飛んでいる白いお饅頭(笑)がトレードマーク、ご存知スターフリートの勇士、ジェームズ・T・カークその人です。演じるのはもちろん、ウイリアム・シャトナー。要はこれ、スター・トレックのマグカップなんですね。
これ、もらい物なんですよ。私がまだ局勤めだった頃、同僚に熱狂的なトレッキーが居まして、彼がアメリカ旅行に出かけた時のお土産なんです。ですからこれはアメリカ製。どうも絵が大味とか、全体の作りが甘いとかの印象は、アメリカ製ゆえなんですね。

Photo_7裏面はこうなっていました。「キャプテンカーク」と大きく書かれていますから間違いない(笑)。下の「スタートレック」ロゴもオリジナル通りだし、底面の印刷にはパラマウント社の承認も記されていますから、これは正式なライセンス商品なんでしょう。承認の年号は1991年。割合最近の物なんですね。
実は、今回ウルトラマン・マグカップを入手したのは、このカップに理由があったのです。それまで、ブログ執筆中のコーヒーはこのカップを使っていたんですが、ちょっとカップが大きすぎて(さすがアメリカ製)、一杯飲み終わるまでにお腹がタプタプになっちゃうんですよ。
確かに、コーヒーを注ぐ段階で量を調節すればいいんですが、どうも貧乏性の私は「満タン好き」なんで、カップ自体を小さくしないと納得できないと。

で、「気に入るのがあれば」となんとなく探していた時、冒頭のカップに出会ったのでした。

とはいえこのカップも、カーク船長のご尊顔を見ていると味わい深いものがありますよね。
なんとなくこのカップにも助けられた印象があります。執筆中の文章を読み直していて「ここはちょっと「非論理的」だな」なんて思った時は、彼の目が光っていたような気がしましたから(笑)。


Photo_16次はこれ。これはもう説明の必要もありませんね。1992年、テレビ東京系の再放送やレーザーディスク・BOXのリリースによって盛り上がったサンダーバードブームに乗って発売された、数々の商品群のひとつです。

これらは本当によく使いました。
夏はむぎ茶やジュース、冬はスープやココアなど。最近までコーヒー嫌いだった私にとって、この二つは食事時、食卓の友だったのです。
よくよく見てみれば、コップ、マグカップとも今だに飽きのこない良いデザインですよね。
やはり一番人気の2号をメインに据えたレイアウトの勝利でしょう。

この92年のブーム時、私は他にもいくつかTBグッズを集めたんですよ。
なにしろ当時はペーパーバッグからステーショナリー、ぬいぐるみに至るまで、あらゆるジャンルにTB商品が溢れかえっていましたから。
それも楽しい思い出です。


Photo_9これは最近のファンの皆さんにも記憶に新しいですね。1997年の「シト新生」公開時、劇場販売された「NERV」印のマグカップです。これ、何故入手したか覚えていないんですよ。きっと当時のエヴァ人気に押され、自分を見失っていたんでしょう。
なにしろ同時にNERVピンバッジだの、例の「エヴァ文字ステッカー」だのを多数買い込んだ覚えがあります。ちょっと恥ずかしいですね。
リツコさんに言われそうです。「ぶざまね。」

Photo_10これも時代を感じさせる品。1980年代前半に突如巻き起こった「必殺仕事人」ブームのあおりを受けて発売された「仕事人湯呑」です。
この「仕事人」というロゴを見て当時の熱気を思い出す方は、やっぱり秀さんの真似をして口にお箸を銜えた記憶がおありなんでしょうか(笑)。
実は当時、私はこの仕事人ブームを非常に疎ましく思っていました。筋金入りの旧必殺ファンの私は、あのアイドル化したホスト風二枚目仕事人たちの姿に「そうじゃないでしょう!」という強い憤りを抱いていたのです。おバカですねー(笑)。

そんなある日、たまたま友人と京都・太秦撮影所に出かける事となった私。この時、私は一縷の望みを持ちました。
「この仕事人ブームに乗って、仕置人など昔のシリーズのグッズも発売されるかも。」

雑誌などで仕事人グッズの発売を知っていた私。多くの旧必殺ファンと同じく、そんな淡い期待を抱くのも無理はありません。逆に言えば当時、巷に溢れた仕事人のグッズ展開に比べ旧シリーズのそれはあまりに少なかったのです。

貯金をはたき、意気揚々と太秦を訪れた私でしたが、現実は無情でした。
ぜーんぜん無い。撮影所内のお店に溢れるグッズは見渡す限りどれもこれも「仕事人」のみ。中にはオリジナルロゴを使わず、単に毛筆で「仕事人」と書いただけの海賊版まである始末でした。つくづくこのブームは「必殺」じゃなくて「仕事人」ブームなのねと肩を落とした事を覚えています。

そーなるともうヤケで(笑)。まるで意地のように「仕事人」グッズを買いまくりまして。秀さんの半纏からロゴ入りタオル、エプロンなどなど。この湯呑はその一つだったのです。

Photo_11当時、この湯呑でお茶を楽しむ時は、このロゴが「仕置人」や「仕事屋」だったらなあとかなわぬ思いに胸を痛めたものでした。
ちょっと大げさですが(笑)。

でもこれ、裏面が良いんですよ。今日までこの名文句をすっかり忘れていました。
いいでしょこれ。この文句ならシリーズ共通ですから。こっちを手前にして置いておけばよかったですねえ。まあそれも今は遠い「夢ん中」なんてね(笑)。


ざっとこんな所ですね。他のコレクション以上に大した物はありません。
凄腕のコレクター諸氏には鼻で笑われそうな代物ばかりで。
でも今日改めて眺めてみると、これらのカップやコップ、湯呑の類は、私にとっては「その作品が一番輝いていた頃の遺品」に映るんですね。
考えてみればこれらの品はコレクターズ・アイテムじゃないですから、フィギュアなどのように恒常的に店頭に並ぶ物じゃない。オリジナル・リバイバルを抜きにして、ブームの末端商品とでも言うべき位置づけなんですよ。

これらは別にどんなデザインでも本来の使用目的に支障は無いわけですから。ただ売り上げに繋がるという理由だけでイラストやロゴが入る。言わばブームの仇花ですよね。一つ一つを見る度、当時の思い出が色鮮やかに浮かび上がってくるのもその為なのでしょう。それに乗せられる私がいかにおバカかは、皆さんもよくご存知と思います(笑)。

Photo_12冒頭で紹介したウルトラマン・マグカップを、コーヒーの前にちょっと使ってみたくなりました。入念に洗った後で注いだ一杯はこれ。
ちょっと分かりづらいですが、これ、スープ春雨なんですよ。大好きなコンソメ味。

ウルトラマン・マグに注ぐスープならこれはもちろん「特製アキコスープ」でしょうと。
ツルツルと美味しくいただきました。
そこそこ暖かかった日中ですが、夜は熱ーいスープが恋しい寒さ。
今年の冬はこのカップで体を温めることにしましょうか。


ただくれぐれも気をつけます。「イデコーヒー」だけにはしないよう(笑)。

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コメント

「必殺」湯呑。
コレで上司にお茶を入れるのも一興かと(笑)

メルシー伯様 この必殺湯呑、差し出すと。
黙って油呑に一両を落とすか。
突如身構え、小声で「どこまで知ってる?」か。
どちらにも取れる所がミソ。
上司の反応が楽しみですね(笑)。

道具は使ってこそ花。
国宝級の砧青磁の湯呑を惜しげもなく日常で使うのが粋なコレクターというもんです。
ソフビ人形や超合金なんかの人形は、飾るのではなく手にとって遊んでこそ、その本来の楽しさを発揮できるのではないでしょうか?
そういう考えを持つコレクターも少なくないようですよ。

ところで私は何故だか急に科特隊のカレーが食べたくなりました(笑)
甘口だったのかな?辛口だったのかなあ?

雀坊。様 そうですよね。この手の道具はやっぱりしまっておくより、生活の中に溶け込ませた方がより愛着も湧くというもので(笑)。
先日もアンティックトイショップで、マルサン二期のウルトラマンソフビを眺めているお客さんを見ました。
ショーウインドーの中に鎮座する美しいソフビは、何か少し悲しそうでした。
おもちゃも遊び倒される事を望んでいるのでしょうか。一時ほどではないなしろ、依然として続くプレミア主義の風潮は、私には少し疑問です。
まー所詮、貧乏人のひがみなのでしょうが(笑)。

あの科特隊カレー、私は「辛口」と推理しました。
何故って?あれはきっと「アキコカレー」だろうからです(笑)。

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