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2007年8月 4日 (土)

月刊ネヴュラ増刊号・付録付き

8月上旬。お盆を前に、夏休みもいよいよ本番という感じですねー。「大きいおともだち」の皆さんも、この時期の土日などはなぜか心もウキウキ、子供の頃の記憶が蘇ってきませんか?
毎度おバカな私などは一年中子供気分ですが(笑)特に夏休み、冬休みの時期などは余計テンションも上がりまくり。
お仕事の合間のウォーキング、この時期いつもの公園でも、子供達と遊ぶお父さんの姿が増えるんです。そんな姿を見かけるともう、気分は幼き日々に一足飛びに。


皆さんもご記憶がおありと思いますが、子供の頃の大きなお楽しみの一つに「まんが雑誌」がありませんでしたか?
まあだいたい、子供の成長に合わせて親が買い与える雑誌は決まっていましたね。「めばえ」「たのしい幼稚園」あたりからやがて小学館の学習雑誌「小学一年生」へ。順調に行けばそれが毎年「進級」し、やがて中学生用の雑誌へと続いていく訳です。
ご他聞に漏れず、私も子供の頃は親から買ってもらった学習雑誌を講読していましたが、やがて興味の対象は「月刊漫画雑誌」に。

まあ考えてみれば、半分教科書のような学習雑誌に比べて一冊全部漫画だった月刊誌に興味が移るのも自然な事でした。

私の子供時代はちょうど月刊漫画雑誌最後の時期に当たります。「少年画報」「まんが王」「冒険王」等、毎月一冊刊行される子供用月刊漫画雑誌がその座を週刊漫画雑誌に譲る瞬間を体験した訳です。
ですから私はこの時期、少ないお小遣いをやりくりして月刊誌、週刊誌を買い漁っていた事になります。おかげで現在も名作の誉れ高い「あしたのジョー」「巨人の星」「デビルマン」「天才バカボン」(例の奴ね)などの最終回をリアルタイムで読めるという幸運に恵まれました。
こう書くと「少年マガジン」ばっかりですね。友人と取り替えっこして全部の週刊誌を網羅していた筈なんですが、結局自分の担当だった「マガジン」の印象が一番強かったのでしょう。
「ジャンプ」創刊時もリアルタイムだったクチで、「マジンガーZ」は毎週夢中になった記憶があります。


「やっぱりオタクイーン、男じゃん」と思われた方、まだ続きがあります(笑)。
私には4歳下の妹が居まして。その妹の影響で、「りぼん」「なかよし」「週刊マーガレット」他少女雑誌も読む事が出来たんです。その為、当時の名作「ベルサイユのばら」「エースをねらえ!」「キャンディ・キャンディ」「ガラスの仮面」「つる姫じゃ~っ!」「パタリロ!」等は読破できました。(「ガラス」は未完じゃんというツッこみは覚悟の上(笑)。
そんな諸作が私の人格形成に影響を与えている訳ですねー(ちょっと怖い)。


さて。ここに挙げた数々の作品は、確かに時代を越えて語り継がれる作品ばかりですが、私の中にはそれらに匹敵する名作たちが存在しています。
前述の「月刊漫画雑誌」に連載されていた諸作です。


前述の月刊誌の内、私が定期購読できたのは、秋田書店「冒険王」だけでした。他の雑誌も時々は入手できたのですが、それはお小遣いに余裕があった時の事。1970年代初頭、これらの月刊誌は一冊200円程度、週刊誌は40円程度でしたから、子供のお小遣いでおいそれと集められるものではなかったのです。(ウチは特に貧乏でしたからねー(笑)。

Photo_2私が「冒険王」派となった理由は、やはりマイ・フェイバリット・ヒーローである「スペクトルマン」連載誌という強力なアピールに惹かれたところが大きかったですね。
何しろこの時、「スペクトルマン」掲載誌は冒険王のみ。後に同じ秋田書店の「週刊少年チャンピオン」でも連載が始まりましたが、とにかく表紙、グラビア、さらに一峰大二による漫画までが毎月見られる雑誌は後にも先にも「冒険王」だけだったのです。
当然私はこの「冒険王」でテレビ放送とのメディア・ミックスを楽しみました。ですから私のスペクトルマンに関する印象は、テレビと「冒険王」が一体になったものと言えます。

テレビのスペクトルマン・スーツがどんなにひどくても、私の中では一峰大二の漫画版スペクトルマンが「補正」してくれているのです(笑)。

当時の「冒険王」連載作品はかなりマイナーな為(「マスクマンO」とか好きだったんですが)、ご興味無い方に配慮してここではお話は控えます。ただこの「冒険王」の「スペクトルマン」、それに続く「仮面ライダー」掲載によって70年代テレビヒーローと雑誌のコラボに新たな鉱脈が生まれ、あの講談社「テレビマガジン」創刊の一因となった事は間違いないでしょう。「テレビマガジン」は「仮面ライダー」放送時の創刊ですから、他の月刊誌に比べ歴史は比較的浅いんですよね。
当時、私も創刊号を手にした記憶があります。


Photo_7さて。この「月刊漫画雑誌」。掲載される漫画や巻頭グラビア(水着のアイドルなんて考えられない時代でした(笑)にも大きな魅力があったんですが、それにも増して心を躍らせたのが「組み立て付録」の数々。
こればかりは当時を体験した方にしかお分かりにならないでしょう。あの怒涛のような第二次怪獣ブーム、毎月発売される月刊誌にはヒーロー、怪獣関係の付録が溢れんばかりに付いていたのです。
しかもそれは「一ヶ月限定発売!(笑)」。

Photo_9 写真は手元にあった「冒険王」付録の現物です。さすがに組み立て付録は製作後廃棄してしまいましたが(涙)、これ以外にも「スペクトルマン射的ゲーム」とか「仮面ライダー立体模型」など、子供の心を鷲掴みにするような付録が毎月付いていたのです。
それだけの組み立て付録、別冊付録を本誌にはさみ、当時の月刊誌の姿はまるでビッグマックのようでした(笑)。


Photo_3後年の様々な文献で、この頃以前の「ぼくら」「ミュージック・グラフ」など初代ウルトラマン掲載誌にも同様の組み立て付録が付いていた事が分かりましたが、やはり私はその時代には間に合わなかった世代。
どうしても思い入れは「冒険王」に向いてしまいます。

70年代初頭、実は「冒険王」以外の月刊誌も怪獣関係の付録は多数付いていたのですが、学習雑誌や他の月刊誌はオリジナル漫画の別冊付録の割合が強く、冒険王ほど「付録のヒーロー率」は高くなかったような記憶があります。この付録に匹敵できたのは前述の「テレビマガジン」くらいのものでしょう。

さて。今日の「ネヴュラ」は特別増刊号。手持ちの資料から、当時の組み立て付録や紙玩具の数々を採録してみました。
あえて完成品ではなく組み立て前の状態ばかり(笑)。

最初はこれ。「冒険王」1973年1月号付録「新サイクロン号」。
私、これ、リアルタイムで作りました。
(写真が悪くて申し訳ありません(涙)。

Photo_4
このサイクロンには思い出があります。実はこの時、子供だった私は盲腸で近所の外科病院に入院していました。まあ盲腸ですから別にどうという事は無かったんですが、私にとっては生まれてはじめての手術。それなりに恐怖感もあったんです。
術後も患部が結構痛んで暴れたそうで。

その病院は個人経営の小さな病院だったので病室も少なく、術後退院まで過ごした病室は大部屋、20歳台の女性患者さんと同室でした。
子供の私にとって、当然この女性はずっと年上のお姉さん。
このお姉さんが面白い人で、私のお見舞いに同級生たちが来ると決まって同じ話をするのです。
「みんなー。この子、手術が怖くて、手術室に入る時『先生助けて!ヘンシーン!』って言ったんだよー。」なんて(笑)。

みんな大笑いするんですが、私だけ盲腸の傷が痛んで笑えなかったという(笑)。
このサイクロン号はその入院中、ベッドの上で組み立てたものです。

「先生助けて!ヘンシーン!」の言葉に、当時の変身ブームの社会現象ぶりが表れていますね(笑)。

この「くみたて人形」は1950年代くらいのものでしょうか。
その色合いと全体のバランスに惹かれ、載せてみました。

Photo_11 

















「着せ替え人形」じゃないところがいいでしょ。当時の少女達はこういう紙玩具で遊んだんでしょうね。私の時代には、少女月刊誌にはなんとビニール製のバッグなどが付いていました。
「なんてハイブリッドな」なんて感動した記憶があります。

少女雑誌は組み立て付録が少なかった分、そういう完成品が多かったのかもしれませんね。

さて。最後はこちら。「ワンダフル・モンスター」。
これはご存知の方も多いでしょう。1962年公開の「キングコング対ゴジラ」用に作られた宣材、組み立て式対決玩具です。
Photo_6
非常に簡単な作りですね。まあ鉛筆立てみたいな他愛の無いものですが、こういうのが当時の子供達には最高の宝物だったんですよ。私は62年公開には間に合わなかったのでこれで遊んだ事は無いですが、あったら作っていたでしょうねー。
こういう物を見る度に作りたくなるのは、やはり「冒険王」付録の記憶が残っているからなのかもしれません。


最近の「テレビマガジン」などを見ると、これらの組み立て付録の子孫とも言える紙玩具が沢山付いていますね。ただ残念な事に、それらは作画が全てCGなんです。あのツルっとした質感は私たちの頃とかなり違う。これは仕方がない事でしょうね。
でも高額なおもちゃには目もくれず、ひたすら組み立て付録で遊ぶ子供達の目の輝きはあの頃の私たちとまったく同じ。
子供の想像力はチープな紙玩具も本物に見せる素晴らしさを持っているんでしょうね。


今は楽しい夏休み。
皆さんも久しぶりに、これらの付録を組み立ててみませんか?
記事上の付録写真を拡大、印刷しようとされた貴方。
完成後のコメントお待ちしています(笑)。

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コメント

うわ!懐かしいですねぇ。
私も「小学●年生」や「科学と学習」は毎月読んでましたね。
あとは「冒険王」とか「ぼくらマガジン」とか「テレビマガジン」とかも時々買って貰ってました。
これらは特撮・ヒーロー系が結構載っていたので大好きでした!
又、週刊漫画雑誌はよく床屋さんで読んでましたね。
散髪が終わっても漫画を読み終えるまで店に居座って(笑)
あとはそれらとは別に月に一度父が漫画(単行本)を買ってくれたんですね。
おかげで「デビルマン」のジンメン編でトラウマになりました(笑)
あとは「ルパン3世」の原作がアダルトだったのにカルチャーショックを受けたりして(笑)

メルシー伯様 ずいぶん沢山読まれてたんですね。羨ましい(笑)。
そういえば私も、「科学と学習」は毎月買って貰っていましたが、あれはどちらかと言うと学校の延長のような感覚だったので、ちょっと娯楽としては物足りなかった思い出があります。

週刊漫画雑誌の床屋読みは私もよくやりました。子供ばっかりが待合に溜まっちゃうと、自分が読みたい号が先取りされていたりしてなかなか読めなかった記憶が。読めないうちに自分の順番が来ちゃうと残念で。まさに後ろ髪を引かれる思いでした(笑)。
小心者の私は散髪後、居座れなかったんです(涙)。

「デビルマン・ジンメン編」はKCコミックスの第三巻でしたね。
私はあの巻の表紙イラストが大好きで、当時、ノートなどに模写しまくりました。強面の不動明とデビルマンのゴツゴツした表皮が私の好みにピッタリだったんです。
「ルパン三世」はモンキー・パンチの原作も大好きでした。あのアニメとは違うテイストには大人の世界を感じたものです。
ところどころ理解できない部分も含めて(笑)。

 私の、描いた、キャラクターの、イラスト見て下さい!!

  ラッキーコーン 検索

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