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ネヴュラ・プライベートライン

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2007年6月22日 (金)

苦笑・失笑・ちょっと涙

えー実は。
「ネヴュラ」は昨日の「オヤスミナサイ」で記事通算300本となりまして。つまり、今日のこの記事が301本目という訳です。
いやーよく続いたものです。これも皆さんの支えがあっての事。本当にありがとうございました。


こういう節目というのは、書いている本人にとっては大変感慨深いものなんですが、読者の方々にとってはあまり意味を持たないものだったりしますよね。
ですから本当なら、こういうご挨拶はそこそこで終わらせて直ちに本題へ、という流れが美しいのですが、あえてこういう事にこだわるのが私の性格なので。お許し下さい。
いくつかの過去記事のように今日のお話も、後半オタクトークへなだれ込む予感はまったくありません(笑)。

たとえ一行程度の記事を含んではいても300本と言えば、私にとってはかなりの偉業です。そりゃまー好き勝手書いてるだけですので読者の方々には呆れられているでしょうが、呆れられるほど書いた、というのも本人にとっては嬉しいもので(笑)。

今日、この301本目を書くにあたって、どんなお話をしようかと考えました。
別に今回が最終回という訳でもなく単なる通過点に過ぎませんから、特別大上段に構える必要も無かったんですが、とりあえず過去の記事でも読み返してみてちょっと思いを巡らせてみよう、なんて思っちゃったりして。

で、つらつらと自分の過去を覗いてみました。それは結構楽しい経験でしたが。
そんな中、私はある事に気づきました。
自分の記事に共通する、ある特徴についてです。


でもこれって多分、読者の方々はよくお分かりの事じゃないかと思うんですよね。自分の話し方や動きの癖って、本人より他人の方がよく分かるじゃないですか。
モノマネタレントに真似される芸能人が、「私ってあんな風だっけ?」なんて言うのと同じですね(笑)。

随分昔、私は自分の記事作成に関する「基本スタンス」を書いた事があります。
「嘘を書かない」「データの羅列は最小限に」「作品そのものより、それを観た時の感情を優先」という3点だったと思います。

300本、記事を読み返してみて、この基本は結構私の性格に合っていたんだなー、なんて思ったんですね。
私の記事は、今だにこの3点を基本として書かれているような気がします。


そもそも「ネヴュラ」を開設した動機というのは、「自分って一体何者?」という自問からだったんですね。でも、私のようなおバカとはいえ、一人の人間にはいろいろな面があって一言で語れるわけが無い。それなら、「毎日思ったことを書き続ければ、自分という人間が浮き彫りになるんじゃないの?」なんて思っちゃったんですよ。

今日はゴジラについて。今日は小津安二郎について。今日はヒッチコックについて。
ウルトラ・必殺・ボトムズ・・・
映像業界に働く私の興味は自然とそういう方向に向きますし、また従来のオタク癖が高じたソフビやプラモデルのお話だって楽しい。
で、このジャンルで過去に語ったおバカ話を振り返ってみると、どれも必ず「自分はこう思った」という思いが込められているんですよ。


多分私が書きたいことは「作品」「商品」じゃなくて、「それを観た、感じた自分」なんじゃないかと思います。「作品」「商品」は、自分を映す鏡に過ぎないんですね。
ですから同じ作品でも、自分がその作品の新しい一面を発見したなら何度でも登場するし、また以前書いた作品の感想を流用する事もあれば別の角度から語る事だってあります。
「ネヴュラ」が普通の映像作品感想と違うとすれば、たぶんその部分が大きいでしょう。

自分でも書いていて思うんですよ。「この作品についてもう何度書いただろう。でもこの角度で語るのはは初めてだから書く意義はあるよね。」
それが私のモチベーションを保っているんじゃないかと。

確かに、他の著名な方々が書かれる映像作品の感想記事は、大変含蓄に富んだ見事な解析がなされていると思います。私にはああは書けない。
正直言うと、「記事一本で感想をまとめきれる能力がない」んですよ(爆笑)。だから何度にも渡って書くし、書くたびに着眼点が異なると。

作品一本毎に一記事という方々が言ってみれば「作品を縦に切っている」とすれば、私の場合、「テーマがあってそのテーマに合う作品を羅列する」という意味で、「作品を横に切っている」という感覚があります。何故でしょうね。これは私の性癖としか言えません。
それを続ける事で、自分の好みが浮き彫りになってくる訳です。


で、これら作品解析(そんな立派なものじゃありませんが)が、「ネヴュラ」のメインラインになるのかなー、と思っていたんです。最初は自分でも。
でも、書き続けるというのは面白いものですねー。自分でも予想しなかったような流れが、作品解析以外に3つも出来てしまった。
正直、私はこの「予想しない流れ」というのを、どこかで期待していたのかもしれません。


その一つの流れが「お仕事のお話」。
結局、映画やテレビなど映像作品に関するお話をしていれば、どうしても自分の本業に関連せざるを得なくなってくるんですよ。皆さんは意外に思われるでしょうが、「ネヴュラ」を始めた当初はこんなに本業について語るなんて思ってもいなかったんです。

ところが書き進めていくうちに、発想が「例えば、ウルトラマン撮影スタッフの仕事がいかに素晴らしかったかを語るには、現在の自分の撮影現場と比較するのが一番的確」という感じになってくる訳です。
「撮影現場では、スタッフ一人一人の卓越したひらめきが作品をより良くする」という事をどうしても主張したくなっちゃうんですよね。

後年、名番組の代表的スタッフの名前ばかりが採り上げられる度に、「作品は彼らだけではできない!」と声を大にして言いたくなっちゃうんですよ。同時に各スタッフの役割分担にも言及したくなる。「ゴジラ」は円谷英二一人の手で作られた訳ではないという事を、なんとしてでもわかって欲しくなるんですね。

二つ目の流れは「女性として生きる男性という私」。
これも意外でした。この「意外」という言葉には二つの意味があります。


最初の「意外」は
「私の中にある「男性性」と「女性性」の発見」。

「ネヴュラ」読者の方はもうお感じになっていらっしゃるでしょう。私が映像作品に関して私見を述べる時、その着眼点は間違いなく男性のそれです。文体も完全に男のもの。
これは自分でもよく分かっているんです。女性は絶対こういう見方はしないだろうと。
いくつか拝見させて頂いている女性ブロガーの方々の作品解析を読めば、その違いは一目瞭然です。

私は映像作品を男目線で見ている。これは私、記事を書き続けて初めて気がついたことなんですよ(笑)。
我ながら面白いです。でもまー、それはそれでいいかと。
それが生活に影響する訳でもないし(笑)。


次の「意外」は「私のような存在の、社会との関わり」。
こんなドラマチックな生き方もなかなか無いだろうなー、なんて思う今日この頃で(笑)。
これも、それ程記事にするとは思ってなかったんですよね。
別に毎日の事だし、どちらかと言えば普通にこなしている事ですから。でもそれが何故かドラマチックになってしまう。
毎日のちょっとした事から感じるマイノリティーの自覚は過去の色々な経験を思い出させ、記事として書き綴る事で心を落ち着かせる効果がありました

カテゴリー「女子な日々」の記事に、少し悲しい内容が多いのはその為です。書くことで自分を癒していたんだな、という事が、読み直してみてはっきりと分かります。
まあ、最近お聞き頂いた「同窓会篇」のように楽しいものもありますが。
このジャンルの記事内容が明るくなって来ているのはひとえに皆さんの応援のおかげです。これは本当に感じている事なんですよ。


そしてっ!三つ目の流れとして。
これはもう皆さんもはっきり感じていらっしゃるでしょう。
最近「ネヴュラ」をにぎわす謎の球体、「コタクイーン」の登場です。

この子の登場で、「ネヴュラ」は大きく変わりましたね。なんとなく「もっとおバカになった(爆笑)」。
この子の記事は、書いている私にとってものすごく癒しになっているんですよ。なにしろ見ているだけでニコニコしてくる。寝顔だけで記事が成立する存在なんてあまりありませんから。この子の全ての仕草が、私にとって記事のネタです。


ちょっと悲しい事ですがこういう機会ですからお話します。
ハムスターというのは寿命がわずか一年半から二年しかないことはご存知ですよね。ですから私とコタちゃんがこうしていられる期間は大変短いんです。
私はこの幸せな一時、コタに精一杯の愛情を注いであげたいと思っています。最近、コタの記事ばかりをいぶかしく思われている読者の方々がいらっしゃるとしたら、それは私の、そんなコタに対する思いゆえとお許し下さい。


最後はちょっと寂しいお話になっちゃいました。ごめんなさい。でも私は今日お話したジャンル以外にも、あの「開設一周年の、皆さんからの温かいコメント」も決して忘れてはいません。あんな感動的な二日間はこれまでありませんでした。
私、あのコメントを見て泣いたんですよ。
バソコンの文字を見て泣くなんて。自分でも考えられない感情に戸惑いましたが、あの一件が、300本を越える「ネヴュラ」の原動力になっていると、今も強く思います。


301本目。また下らないお話になってしまいましたね。
長々とお付き合い頂いてありがとうございました。
これからも新しい自分を発見する驚きを求めて、「ネヴュラ」は続いていきます。
これからもよろしくお願い致します。
ほら、コタ。あんたもおじぎして(笑)。

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コメント

オタクイーンさん。記事通算300本、おめでとうございます。
確か初めて拙ブログへTBを頂いた記事が200本目だったかと思いますが、それからもう100本ですか。
早いですねぇ。
実は何を隠そう拙ブログも次回で節目の記事数になります。
節目が感慨深いってのはよく理解出来ますよ。
これからもマイペースで続けて行けると良いですね。
お互い、肩肘張らずに頑張っていきましょう。
そうそう。コタやんに宜しくお伝え下さいませ(笑)

オタクィーンさまこんばんわです。連載300回本当におめでとうございます。いつもこのブログの記事を拝見しまして、時にはおもしろく、ときには自分の知らない世界のことを教えていただいたりしてます。そして、毎回内容の濃さ、多彩さに驚かされます。私は、このブログにお邪魔して日が浅いのですが、こうして出会えてよかったと思います。あっ、それから毎回とても面白い記事を読ませていただいて、ありがとうございます。とてもエネルギーの要ることと思いますので、時には楽をして、お体をいたわってください。ではまた。

MIYUKI様こんにちは。
通算300回、おめでとうございます!
複数の流れで、いろいろな記事をいつもありがとうございます。作品解析、グッズのお話はとっても勉強になり、たのしいです。今迄知らなかった作品や、いろいろなお話で、私の中の興味の幅は大きく広がりました。

それ以外の流れのお話も、私に取っては特別な想いで拝見してます。今もどこかで頑張っているMIYUKIさんから、いつも元気をもらっているんです。あらためて、ありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願い致します。

メルシー伯様 お祝いコメントありがとうございました!
そうでしたね。メルシー伯さんとお知り合いになった時が200本目。本当に早いものです。
メルシー伯さんも次回が節目との事で。おめでとうございます。
読者側が毎日の更新を当たり前と思ってしまうと、書き手としてはモチベーションアップとともにある種のプレッシャーも感じるもので。
特にメルシー伯さんのように一日一テーマで理路整然とまとめられる記事に賭ける労力と情熱には感服いたします。
私のはお気楽日記ですから、笑ってご覧頂ければ充分です(笑)。
お知り合いになれたのも何かのご縁。
おっしゃる通り、これからもつらつらと続けていきますので、コタ共々どうぞよろしくお願い致します(笑)。

のん様 お祝いコメントありがとうございました!
いやー私も、のんさんの投稿版のマニアックぶりには感服しています。「ネヴュラ」はごった煮のようなブログなので、おそらく読者の方は毎回かなり混乱されると思うんですよ。本当は一つのジャンルを徹底して採り上げられれば皆さん安心してご覧頂けるとも思うんですが。今日はお仕事、明日はウルトラ、明後日はボトムズ(笑)では・・・
でもしょうがないんですよね。これが私なんで。お許し下さいね。

ご心配ありがとうございます。幸いにも今の所体調は良好のようなので(笑)、時々お休みを頂きながら細々と続けて行きます。
のんさんをはじめお仲間も増えた事ですし、今後ますます話題は広がって行くでしょう。「ボトムズ」ネタも山ほど書きますよ。
これからもよろしくお願い致します。

hikari様 お祝いコメントありがとうございました!
いやーでも、これだけ続けられたのは本当に皆さんのおかげなんですよ。私の方こそ感謝したいくらいです。
ご覧頂いているという実感がなければ、こんなにしつこくおバカな事ばっかり書くことなど出来なかった筈です。自分で読み直してみてよく分かります。「この時は、書くのも辛かったなー」なんて。

で、特に今私は、カテゴリー「女子な日々」の記事については、完全にhikariさんはじめ、多くのGIDの方々を意識して書いています。
たとえ毎日ご覧頂かなくてもいい。なにかのきっかけで、こんな奴も居る事を知ってもらえればそれでいいという思いが、hikariさんのコメントで最近特に強くなりました。
これは一人で書き続けていた頃には無かった思いです。本当にありがとうございました。これからも細々と続けていきますので、呆れずお付き合い下さいね(笑)。

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