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2007年5月21日 (月)

夢のおもちゃ箱

今日は「ネヴュラ」二年目最初の記事。
皆さんのお言葉に甘え、二年目もオタク全開で行きます(笑)。
でも前回からの流れもありますので、軽い話題からスタートさせて下さい(笑)。


先日、私の元に一つの荷物が届きました。
当然の事ながら待ちに待った荷物でした。
ここ最近のマイブーム、ヤフオクで格安ゲットした逸品です。

Photo_812 この大きな箱をご存知でしょうか。
縦30×横48×奥行き14センチ。
その大きさに比例して結構な重さ。箱の表面には有名な「ゴジラ」第一作の名場面が。



そのタイトル「GODZILLA CLASSIC BOX」。
筋金入りのゴジラファンならお持ちかもしれません。
これは2002年に講談社から発売された、究極のゴジラ関連グッズなのでした。


時は「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」公開時。
その素晴らしい完成度に、私は数十年ぶりに興奮していました。
雑誌「宇宙船」でも、平成ガメラの金子修介監督が手掛けたこの作品を高く評価、ゴジラ関連グッズが再び脚光を浴びる基盤は整っていたのです。

それまでも過去のゴジラ作品に関連するポスター、パンフレット、プレスシートなどのコレクターズアイテムは度々復刻され、マニアの乾きを癒してきました。その手の資料としては以前、国書刊行会から発売された「ゴジラコレクション」などがこれまでの決定版とされて来ましたね。お持ちの方も多いと思います。
第一作から始まる昭和ゴジラの宣伝材料(東宝が上映館に配布した心得帖まであるんですよ)を正確に復刻したこのコレクションは当時ファンの間でも大変な話題となりました。
私も入手し、その資料の充実ぶりには舌を巻きましたが、そのラインナップはあくまで「映画の宣伝材料」。言ってみれば公開当時、運のいい観客が入手できた「特殊なアイテム」だったのです。(そういう意味ではレアアイテムと言えますが)

「なーるほど。当時こういうものがあったのね。でも当時持ってなかったから実感は湧かないなー。」
これが私の正直な感想でした。
それは言わば「送り手側」の資料だったのです。


それに対して、今回私が手に入れた「GODZILLA CLASSIC BOX」は言わば「受け手」であった私達子どもが、ゴジラ映画公開当時手にした代表的アイテムを一つにまとめた「夢のおもちゃ箱」というスタンスでした。
怪獣大好き、おもちゃ大好きの私が、このキラーアイテムに飛びつかないわけがなく(笑)
残念ながら手に入れるまで5年もかかっちゃいましたが(涙)。
今回はこのおもちゃ箱に詰め込まれた、素晴らしいガラクタの数々をご覧いただきましょう。きっと学校帰りに寄った駄菓子屋さんの香りを思い出されると思いますよ。

Photo_813 まずはこれ。赤松紙工社・ベルのノート製「ゴジラノート」と「怪獣総進撃」シール。
「ゴジラ映画が公開される!」というニュースを胸に、授業中怪獣達の姿を夢中になって描いた、あのノートの復刻版です。当時10円。
劇場でもらえたシールもタンスのあちこちに貼りまくって母親に呆れられた方もいらっしゃるのでは。

私はこの手の劇場配布シールは貼らず、保存しておくタイプでしたが、ガムやチョコレートのシールは人が変わったような浪費ぶりで(笑)。
「猫目小僧」の立体シールなんて、仲間内では宝物のように集められてました。結局それも「筆箱のフタの一部」になりましたが(笑)。

Photo_814 公開が迫ると、当時の月刊雑誌などには映画のストーリーをコミカライズした別冊付録が付き、子供達の購買意欲を煽りました。さらに、胸躍らせて向かった劇場で売られていたバンフレットも嬉しかったですね。
写真のものは、1955年「ゴジラの逆襲」公開当時、雑誌「少年クラブ」5月号に付いていた別冊付録の復刻版。当時「少年クラブ」を発行していた講談社(当時の社名は大日本雄弁会講談社)だからこそ出来た復刻です。
写真では分かりにくいですが、これ、なんとハードカバーなんですよ。厚みも1センチほどある豪華版。私はこの当時生まれていなかったので分かりませんが、この当時の雑誌付録はこんなに豪華だったんでしょうか。

色々な文献に採り上げられ有名な、第一作「ゴジラ」のパンフは、ところによっては無料で配布していた劇場もあったそうです。これも当時の映画界の活況を思わせますねー。

Photo_815 で、これが中身の一部。付録は当時主流だった絵物語ですが、さすがに文字入りだと読み応えがあります。筋を知っている私が急いで読んでも一時間かかっちゃいました。
また絵がいいんですよ。湯川久雄さんという方です。
存じ上げないんですが(無知ですいません)当時の第一人者だったのでしょうか。映画とは一味違ったタッチの、ゴジラ・アンギラスの大娯楽巨編でした。

パンフも、今私達が知る「ゴジラ」が当時どんなテイストで売られていたかを知る、いい資料ですね。
「全世界を恐怖のどん底に」というキャッチコピーは、USAゴジラのコピー「人類に、打つ手は無い」といい勝負と思うんですが(笑)。


Photo_816 映画を観た後は、銀幕で暴れた怪獣の勇姿を机の上に再現したいもの。
このセットにはそんな子供達の夢を形にした「プラモデル」も付いているんですよ。
これは当時、マルザン倒産後勇志が創り上げた「ブルマァク」で発売が検討されていた「幻のゴジラ・メカゴジラキット」。
要は、当時発売に至らなかったものなのです。金型までは出来ていたんですね。

もしこれが発売されていたら私も大喜びで組み立て、日東の50円ガメラと戦わせていたでしょう(笑)。

Photo_817 さらにこのBOXには、ソフビメーカーM1号がこのセットの為に特別に作った「キングコング対ゴジラ」バージョン・ゴジラのソフビがセットされています。
2002年当時、このソフビの為だけにBOXを手に入れたコレクターさんもいらっしゃったそうです。もったいなくて開封したくなかったんですが・・・

Photo_818 「ネヴュラ」の為に開けちゃいました(笑)。
やっぱりコレクターさんが欲しがるだけあっていい出来ですねー。ユルさ加減も実に私好み。で、このソフビ、持つと重いんですよ。かなりの肉厚があるみたいです。

開けちゃったからもう遊び倒すのみ。私のコレクションになったのが運の尽き。
可愛がってあげるからね(笑)。


Photo_819そしてっ!このBOX最大の売りは、何と言ってもこれでしょう。
おそらく皆さんが一番身近に感じるてあろう、この懐かしいタグ!
そうです。郷愁たっぷりの「5円引きブロマイド」全213枚セットがコンプリートされているのでした。

実は私、このブロマイド欲しさにBOXを手に入れたのです。
子供の頃の私たちにとって、これは「毎日手が届くコレクターズアイテム」でした。
駄菓子屋に走ってもポケットには10円。プラモデルやソフビなんて夢のまた夢。
そんな時の怪獣への思いをいつも受け止めてくれたのが、
「一枚5円の怪獣映画」。
少なくとも私の周りでは、友人たちは先を争ってこのブロマイド集めに熱中したものです。

私たちの間で「ゴジラが出た」という言葉は、「あの駄菓子屋で友人の誰かがゴジラを引いた」という意味。噂はあっという間に仲間内に広がります。
翌日(いや、当日でしょうか)お宝カードを引き当てた彼はもうヒーロー。
周りの取り巻きはその一枚を羨望の眼で見つめ、ため息を漏らすのでした(笑)。


今見ても、毒々しい人工着色に彩られた怪獣達の勇姿は少しも色あせていません。
それどころか、実際の作品とはまた違った、独自の魅力を放っているようにも見えるのです。珍しい図版も多く、これだけで私は元を取ったような満足感に。
つくづく、当時コンプリートできなかった恨みの大きさを感じます(笑)。


Photo_820 他にも珍しいアイテムはいっぱいあります。
今まであまり復刻されなかった「東宝チャンピオンまつり」バージョンのスピードポスター4枚。BOXの購買層を絞り込んだアイテムチョイスですねー。


Photo_821 さらに、劇場のロビーに掲げられた「ロビーカード」まで復刻されています。(東宝株式会社の封筒付き!)
こういうのって、よくマニアの皆さんが「劇場に通いつめてよくもらった」というお話をされますよね。でも私はロビーで一人指を咥え「いいなー」と見つめていたクチ。
でもセットの解説書を見ると、これらロビーカードは基本的に東宝から「借りている」というスタンスだったみたいですね。つまり返却義務があったらしいです。
えーっ。でも「もらった」っていう人も居るし。どうなってるんでしょう。やっぱり東宝と劇場の力関係でしょうか。なんて大人の思惑をめぐらしたりして(笑)。

そんな門外不出のロビーカードが今になって手に入るとは。
しかも画鋲の穴も無く(笑)。


Photo_822 どうですか?この充実のラインナップ。これだけのアイテムが揃うと、いやがおうにも子供の頃の記憶が甦ります。


きっとオリジナルの物をこれだけ集めたら、今ではとんでもない金額になるのでしょう。
それが、たとえ復刻版とはいえ気軽に楽しめる所に、このセットの良さがあるんですね。

全部集めるとこの物凄さ(笑)。
いやーこれはやっぱり「大人のおもちゃ箱」ですねー。
(何言ってるんでしょうか。我ながらボキャブラリー不足に涙)
やっぱり無理して入札してよかった。


どことなく私たち一般客との距離を感じる「ゴジラコレクション」。
幼い日々を追体験させてくれる
「GODZILLA CLASSIC BOX」。
私にとってはどちらも大切なアイテムですが、やっぱりどうしても手が伸びるのはブロマイドやユルユルキンゴジです。

私はマニアなのか。子供なのか。
いや。いつまでたっても「おバカなオタク」なんでしょう(笑)。

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コメント

 なぜに映画の5円引きブロマイドって、人口着色が多いのでしょうネ。まぁ、『ウルトラマン』にも一部はありましたが。しかも、東宝作品ばかりでなく、『ガッパ』なども人口着色でした。映画会社がカラースチールを持っていなかったのでしょうか!? まさか‥‥。

 さらに、『ゴジラ』シリーズや『ウルトラQ』などでは、コラージュ写真が使われているものも多いですよネ。で、その写真のイメージを持って実際の映像作品を見ると、どこにもそんな場面が出てこないという‥‥。

 『仮面ライダー』の頃は「ライダースナック」のカード集めに夢中でしたが、それ以前は5円引きブロマイド! 大人になってから、タイトルによって入っている写真が決まっているという事実を知りました(^^ゞ だから、あんなに探した「バルタン星人」や「ケムラー」を手に入れることが出来なかったのかぁ。

自由人大佐様 コメントありがとうございました。
5円引きブロマイドで「ケムラー」と言えば、当時発売していたメーカーがブロマイド上でケムラーを「クムラー」と間違えて表記しちゃった例があります(笑)。
そのブロマイドは当時友人が引き当てたのですが、どこからどう見ても火口から姿を現すケムラーの写真なのに表記が「クムラー」なので、二人で首をひねった記憶が(笑)。
またそれが筆書きの大きな字だったんですよ。
自信たっぷりの筆致で(笑)。

当時のブロマイドは大らかでしたね。前述の表記違いをはじめ、コラージュや人工着色は当たり前。勝手に怪獣のデザインや色が変えられていたり。後々の文献で、これは原版写真の修正段階での、それを手掛ける職人さんの予備知識不足という事が分かりましたが。
まあそれも今となればいい味わいで(笑)。
ブロマイドにもチクロが混入されていそうな雰囲気で、キッチュな刺激が一杯でした(笑)。

「ネヴュラ」二年目突入おめでとうございます~
先日はどうなることやらとハラハラしましたが、沢山の良識ある方々のコメント、他人の自分が読んでも温かいものばかりでオタクイーンさんの人望だと思いましたよ~

最初に記事にゴジラとは、、、やっぱりオタクイーンさんですね。
子供の頃、映画といえばゴジラでしたから、やはり懐かしいですね。。。
自分が子供の頃は現在のように手軽に映画を見る時代ではありませんでしたので、映画の日は1時間近く前に劇場に着いて長いワクワク待ち時間がありました。
その時、ロビーカードを見つけ、ひとり空想したのを思い出しました。そしてなぜか上映後もまた食入るように眺めてました!!で、パンフが欲しかったのですが、ほとんど買ってもらえませんでしたねー(泣)
そういうわけで「GODZILLA CLASSIC BOX」も欲しくなってしまいました。。。「ネヴュラ」で紹介されるとほとんど欲しくなってしまう癖がついたみたいで・・・・
「5円引きブロマイド」みていたら、何故か海底軍艦プラモ入りガムを思い出しました~当時海底軍艦は見たことなかったのですが、轟天号がかっこよくて買ってました。
まあプラモといってもちびっ子向けのはめ込み式だったと思います。

大人のおもちゃ箱ですか~ いいですね~
今の私のおもちゃ箱といえば、パソコンかな? そのまんまですね(笑)。
「5円引きブロマイド」懐かし~い、、、私の頃は10円だったような気がする。
色々な種類があったのは憶えてるんですが、ゴジラなどの怪獣ものがあったかは記憶がありません(^^ゞ
小学生の頃、コレクションとして今でも強く印象に残っているのは次の3つ。
一つは、カラスが三度笠をかぶった旅がらす風のキャラクター 。名前は忘れました(笑)。
もう一つは、プラスチックのパズルがおまけに入ったガム。ガムの形は野球のボール型で、おまけのパズルがとっても良くできてた。立方体や球形が、5~6個のパーツで組み立てられているんです。オタクイーンさんはご存じですか?
最後は、やはりシール。私たちは仮面ライダーのガムのおまけ。シールを爪の背でこすって剥がすと絵の部分だけが貼り付くタイプのもので、これをカバンや下敷きにペタペタ貼ってました。ウルトラマンのヤツもいたな~。
このシール欲しさに、一度に何個もガムを買った覚えがあります(笑)。

う~ん、昔の話をしだすとキリがありませんね~(^^ゞ
こんな楽しい記憶が蘇ってくるのも、私にとっての「ネヴュラ」の魅力の一つなんです。

大和少年様 コメントありがとうございました。
今回は本当にご迷惑おかけしました。
思えば私のお願いに、最初にお答えいただいたのが大和少年さんでしたね。久しぶりのコメント、大変嬉しかったです。
またいつものおバカ話ですが、よろしくお願い致します。

さて。私は生まれて初めて映画館で観た映画が「ガメラ対大魔獣ジャイガー」でしたから、筋金入りの怪獣オタクです(笑)。でもその時は映画のクライマックスシーンに劇場に飛び込んだものですからストーリーなどわけが分からず。次に観に行った「キングコング対ゴジラ」からは、大和少年さんのように上映のかなり前に劇場に着き、ワクワクしながら待った経験があります。

私も子供の頃は、パンフなんてまったく買ってもらえなくて悲しかったですねー。その反動か、自分のお金で映画を観る年になった時からはほとんど買うようになっちゃいましたが(笑)。
最近は劇場でもロビーカードはほとんど見かけないですが、ロビーの壁に貼られたあの小さな写真は、作品への期待をいやがおうにも高める効果がありましたよね。
また復活してもらいたいものです。

「海底軍艦プラモ入りガム!」私、こんな商品があったなんて全然知りませんでした。いやービックリ。大和少年さんのマニアレベルは私のはるか上を行っています。
まだまだ修行が足りませんね。人間一生勉強です(笑)。
これからも日々精進したいと思います。
また貴重な情報をお聞かせ下さい(笑)。

くんだらポン太様 コメントありがとうございました。
邪推ですがひょっとして「くんだら」が苗字でいらっしゃいますか?
とすると私は今までお名前を呼び捨てにしていた事に。
大変失礼しました(笑)。

さてさて。ポン太さんの思い出の品、私もよく覚えていますよ。
一つ目の「カラスが三度笠を被った旅がらす風のキャラクター」。
これはおそらく「風のカラッペ」じゃないでしょうか。
1970年頃少年キングに連載されていた、赤塚不二夫の漫画でした。当時「カラッペ」が青島文化教材社からプラモデル化されまして、私はそのプラモを組み立てた記憶があります。足の部分が細くて立て付けが悪く、すぐ外れちゃうんですよね(笑)。

二つ目の「プラスチックパズル付きガム」。
私の周りでも、少ない部品で構成されたこのパズルが大流行しました。部品一つ一つが凄くカラフルで、完成させて見とれていた事を思い出します。

三つ目の「転写シール」。
これはもう、子供の遊びの定番でしたよね。ただ私もそうでしたが、あれってこする時、爪の「こすり圧」によってうまく転写できなかった事がありませんでした?その為私は何度もやり直し、その度に位置がズレちゃってひどい出来になっちゃった思い出がありました。
その頃から私は不器用でしたねー。
その不器用さは、今も私の人生に表れていますが(笑)。

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