2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

私信等はこちらまで

無料ブログはココログ

« 雨の夜はヤバイゼ | トップページ | 知りすぎていた男 »

2007年5月 8日 (火)

勇気を下さい!

「パターン青!」
先日ふと覗いた、いつものオタクショップ。
それは、何事もなかったように商品棚に鎮座していました。


Photo_770 何の変哲も無い、ノスタルジックヒーローズ製マルサン復刻ゴジラ。
「ネヴュラ」最多出演のゴジラキットです。

目ざとい読者の方々は、このパッケージに込められた情報をいち早く見つけられた事でしょう。

パッケージ左下、小さく貼られた青色のシール。
控えめに主張するコレクターズアイテムの証。
これを見逃す手はありませんでした。このゴジラを手に取った私はダッシュでレジへ。

なんでこんなものが普通のショップに並んでいるんでしょうか。
これだからリアルのお店は油断できない。

このゴジラキット、オリジナルは1964年にマルサンから発売されたものです。当時の価格380円。「日本初の怪獣プラモデル」という事で爆発的な人気を博したキットでした。
リモコン・モーターライズで大きく腕を振りながら歩くその姿に、当時の子供達は目を輝かせた事でしょう。
1999年頃、折からのお宝ブームに乗って多くのメーカーから昔のソフビ怪獣などが復刻され、ちょっとしたブームが起こりました。このゴジラキットもその流れに乗った復刻キットでしたが、なにしろプラモデルはソフビに比べて生産コストがかかります。ましてやモーターライズの動力システムまでの再現は困難を極めた筈です。
なかなか手を出すメーカーが居ない中、静岡のアンティックトイショップ、ノスタルジックヒーローズが満を持して発売したのでした。価格は税込み6,090円。

この発売にマニアが狂喜乱舞した事は想像に難くありません。なにしろ1999年当時、この「ゴジラ」オリジナルキットは100万円というプレミアが付いていましたから。


今や貴重なお宝キットが自分の手で組み立てられる!それだけでもう気分は夢心地。鬼のように買い集めたマニアの方々も多いと聞きます。私も当時いくつかは買い求めましたが、なにしろ貧乏人でしたから2個程度手に入れるだけで精一杯で。
その後例によってオタクショップに通いつめ、値の下がった未開封品を落穂拾いのように買い集めていたのでした。
(なんかこういうお話をしていると侘しくなって来ますね(涙)。
今、私が所有するこの復刻マルサンゴジラは8個。勿論、先日手に入れた1個も含めての数です。
ところが前述の通り、この1個には特別な意味が。

Photo_771 もったいぶらずにお話しましょう。
ご覧下さい。箱の中身はこの通り。
まるで突然変異のように、ボディー部品が全て透明なのがお分かり頂けるでしょうか。

実はこれ、当時のホビーショーで限定発売された「幻のクリアーバージョン」なのです。

お宝ブームの影響で数多く作られた復刻ソフビ怪獣には、こういう例が非常に沢山あります。同じ怪獣の成型色違い、彩色違い、このようなクリアーバージョンなど。
一つの怪獣に対し、メーカーが発売するあらゆるバージョンを捜し求めるコレクターの方も多いと聞きます。今やバージョン違いはそれこそ際限なく発売され、その全貌を把握するのはよほどのマニアの方でしょう。

この電動ゴジラもその流れに則ったものです。
このゴジラの場合、ノーマルカラー(茶)、ホビーショップ「イリサワ」限定カラー(赤クリアー、金メッキ)、そして今回入手のイベント限定クリアーバージョン、そしてカートン毎に一個含まれるグレーバージョンという、5種類のカラーバリエーションが存在します。これはソフビに比べ物凄く少ないバリエーションなんですよ。収集意欲を絶妙に刺激するさじ加減と言うか(笑)。
プラモデル好きの私はソフビ以上にこれらゴジラキットに心を惹かれ、見れば手が伸びてしまうのでした。


実は今日のお話の前にノスタルジックヒーローズのHPを覗いて来たのですが、発売後8年を経た今でもクリアーバージョン以外は現行発売されているんですね。ちょっとビックリしました。このキットはパッケージがシュリンクパックされているので、箱のフタを開け中身の確認が出来ません。バージョン違いの確認が出来るのは、冒頭にお話した「パッケージ左下のシール」のみ。
私の驚きがお分かり頂けるでしょうか。
「幻のキットが今、この手の中に!」
「買うた、やめた音頭」など踊る暇もありませんでした。
シュリンクパックが無かった為開封品ではありましたが、その分金額も大幅にダウン。
定価の3分の一という超破格値で(喜)。


Photo_772 帰宅後、手持ちのバージョン違いと箱を積み上げ遊んでいましたが、どうです?ご覧の通りシールの色が違うことがお分かりですよね。(ノーマル色はシールなしです)
ソフビと違い、プラモデルはパーツが箱詰めですから色の確認はこのシールのみです。この色一つでマニアは一喜一憂するという(笑)。考えて見れば可愛いものです。


Photo_773 ノーマル色、金メッキ、赤クリアー、透明。ボディーパーツを並べてみればこの通り。当然の事ながら1964年のオリジナル版には赤や金、透明などはありません。つくづく時代の移り変わりを感じますねー。
ゴジラをリアルに作り怪獣として楽しんだ時代から、赤や金、果ては内部の動力部品が透けて見える透明仕様で「インテリア」「オブジェ」として楽しむ時代への変化。

確かにバージョン違いは一つの型から多くの別商品を生み出せる新商法ですし、入手したコレクターも組み立てずコレクションの対象とする事が多いでしょう。
透明ゴジラの完成品を見る機会も無いとは思いますが(笑)。
えっ?私に作れって?いやー1個しかないから作れませんよ。意気地なしとお笑い下さい。


Photo_774 お笑いついでにもう一つお願いを。
皆さんお気づきでしょうが、私が持つカラーバージョンは4種類。発売されたのは5種類です。前述の色違いの内、「グレーバージョン」だけが無いんです(涙)。
別に「探して欲しい」という訳じゃないんです。


Photo_775 実は私、まだシュリンクパックを開けていない「未開封品」を1個持っているんですが、これだけはどうしても開ける勇気がありません。幻のグレーバージョンは1カートンに1個だけ含まれているレアカラーですから、シールが貼ってあるのかどうかは分かりません。
つまり、この未開封の1個がグレーの可能性も。

どーしよう。開ければ中古品になっちゃうし、開けなければ永久に色が分からないし。
どうやら今夜は「開けよ、やめた音頭」を踊る事になりそうです。


皆さん、小心者の私に「開ける勇気」を下さい!

にほんブログ村 その他趣味ブログ 特撮へ

« 雨の夜はヤバイゼ | トップページ | 知りすぎていた男 »

「怪獣おもちゃ」カテゴリの記事

コメント

あくまでも僕個人の考えですので、
どうぞ、それに感化されないようお願いします。

で、今回の場合でしたら僕は「開封」してしまうでしょう。
先ず第一の理由は「パーツの確認」をしたいのです。
中身が判らないと云うのは、
万が一に「不良品」の可能性もあるからです。
まぁ滅多にないでしょうが、
先日もブラインドボックスのフィギュアを購入した際
「両方の腕」が「右腕」でした・・・。
こんな事も有り得るので、一度は確認すると思います。
ですから、外から見えるパッケージ
(ブリスターや透明の袋の入っているモノ)は
逆に開封しない事が多いです。
また「シークレット」か「ノーマル」か判らず
放置しておくというのは、「先に進めない」気がして。
ただ一番大事なのは、
何処にこだわりの比重を置くかですよね。
シュリンクしてある状態の商品を
持っていたいのであれば開けない方がいいし、
全色コンプを目指したいのあれば、開けなければ判らないし、
僕のように、また違った所で開封・未開封を判断する
人もいるし・・・。
その日の「気分」で決めるって手もありますけど。

では、加持リョウジからのメッセージを。
「誰も君に強要はしない。
自分で考え、自分で決めろ。
自分が今、何をすべきなのか。ま、後悔のないようにな」
・・・そんな大袈裟な事じゃないでしょうがね。

ジャリゴン様 コメントありがとうございました。
さすがコレクターキャリアの深さ、含蓄あるアドバイスですねー(笑)。
「パーツ確認」という発想はありませんでした。
考えてみますと、私は今までパーツ不備の経験が無かった事に気がつきました。確かに梱包も人間のやる事、不備もあるんですねー。
いやー勉強になります。
「先に進めない。」これもよく分かります。確かに開封できずに悶々としている時間が長ければ長いほど「足踏み」しているわけですからね。これは確かに時間の無駄かも。
という訳で一気に開封!とはいかないのが意気地なしの私。
やっぱり「未開封」にこだわりの比重が置かれているようで。

実は最後の手段があります。記事中にもありますが、メーカーHPによれば件の「グレーバージョン」はまだ現行発売されているのでそのルートで購入、結果的にこの1個は開封の難を逃れるという作戦。(ただしノーマルの茶色とグレーのセット販売。フルコンプは出来ますが結構な散財です。)
ここまでして揃える価値があるか?シュリンクのビニール膜がこれ程厚いとは・・

ああ、手持ちの1個を開封しない「理由」を探す自分が(涙)。
冬月コウゾウならこう言うでしょう。
「理由?お前が欲しいのは口実だろ?」
そしてこの作戦でセット購入を果たした時、メーカーの担当者は口元を隠しこう呟くのです。
「ゼーレのシナリオ通りだ。」(笑)

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/104767/6351195

この記事へのトラックバック一覧です: 勇気を下さい!:

« 雨の夜はヤバイゼ | トップページ | 知りすぎていた男 »