化石の四肢
・・・春雷の響く夜。
さっきまでず~っと「ガレロン」にお付き合い。
楽しいデートでした。
もうクタクタで。いつものような「語りこみ」などできません。
進行状況だけ記録しておきます。
こんな日もあるんですよ。お許し下さい。
これは昨日、土曜日の朝8時の状況です。
胴体のパテ打ち、成形に加え、手足の下地塗装が終わっています。
ここまで来るのにも一苦労で。
と言うのも、前回お話した通りこの胴体の「合い」が異常に悪い。
昔のキットはこんなのが多かったので特に驚きもしなかったんですが、いざ成形となるともう泣きたくなる凄まじさで。
先回お見せした背びれの部分。パテと削り込みでここまでなんとかしました。
工程そのものはものすごく単純なんですが、なにしろ尻尾が反り返っているのでペーパーが入らない。もう削りにくくて。
割り箸にペーパーを巻きつけるなんて久しぶりにやりました。
でも結局段差を完全に無くす事は不可能で。
まーいーか。(妥協とあきらめ)
今回最大の難関だったのがこの手足です。「ガレロン」は化石怪獣という設定で、箱絵を見る限り手足は化石のディテールを残しています。このディテールを生かすカラーリングがまた難しくて。
リアルなガレージキットならドライブラシでエッジが立ちいい感じになるんですが、これは36年前に設計されたゼンマイ歩行のプラキット。ご覧のとおりツルツルでエッジなんかありません。午前中シャワーを浴びている時もその悩みは頭から離れず。
結局「ガレキ塗り」を試そうと、一度ドライブラシ試してはみたのですが・・・
結果はお察しの通り。みごとな惨敗でした。
「やっぱりねー。」作戦変更。
で、再度チャレンジした結果。先ほどまでの作業の結果です。
手足は超兵器「エアブラシ」で塗りなおし。
フラットブラックの下地に薄いグレーとダークイエローを吹き、仕上げにエナメルを少し流してあります。
爪が黒いのは下地色が出ているため。これもいずれ彩色予定です。
こんな事やってるから時間取っちゃうんですね。まあ3年以上のブランクですからしょうがない。このペースじゃ日曜日の完成は不可能ですが、ここまで来てやめちゃうのももったいないし。もうちょっとあがいてみようと思います。
いつも以上に面白みの無いお話でごめんなさい。
まだ作業を続けたいのですがマンションの高層階に住む私。夜中のコンプレッサー音は周りに迷惑なので今日はこれくらいにします。
おやすみなさい。(ボディカラーの夢見そう)
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