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2007年4月 6日 (金)

酔狂はトップギア

・・・浪費癖が止まりません。
昨日、ちょっと覗いた「ザらス」。
また買ってしまいました。


Photo_657 だってずるいんだもん。このアオシマ「サンダーバードミニ秘密基地」。
クリアランスセールで定価3,999円が○○%OFF(ちょっと信じられない価格)だったんです。

「ザらス」のシールが貼ってあり、定価の価格設定も通常商品と違うところからザらスオリジナル商品と推測した私。(識者の方、教えて下さい。)貴重な品がこの価格ならと思わず残っていた二つをゲットしてしまいました。
あーこれにバンダイR3「ニューレイズナー」を加えたら、今日のご飯はもう無いなー。

ともあれ、こんなグッズに囲まれているだけでおなか一杯の私。
オタクグッズだけはいくら買っても後悔しないから不思議です。おバカですねー(笑)。

先日作った「ガレロン」を同じく模型好きの先輩宅へ持って行きました。
ジージーと元気に歩くガレロンに「おー、これがアオシマ歩きか」と喜んでいた先輩は、「これもしばらく動かしてないなー」とマルサンの復刻版・電動ウルトラマンを持ち出す始末。
さらにイマイ復刻版・電動V-3号、ミドリ復刻版・ゼンマイギララを並べるに至って、テーブルの上はプラモ黄金期の可動キット揃い踏みとなってしまったのでした(笑)。


「しまったー。これで以前作った日東・電動ガッパがあったら各社可動キットの動きの違いが一目で分かるのに」なんて贅沢な感想を漏らしてしまうのも、酔狂ギアがトップに入った可動オタクの楽しみなんでしょうね。
このあたりのくだり、分かる人にしか分かりませんよね。つくづく最近の「ネヴュラ」はマニアック度が増すばかりで。
大変ご迷惑をおかけしています(笑)。

この先輩の部屋は私のオタク部屋と同じく、所狭しとプラモデルが並ぶおもちゃ屋テイスト。キットが積み上げられた棚を見るだけで「作ろ・やめた音頭」が簡単に踊れてしまいます。
「今度はこれを」「いや、こっちにしようかな」「うーん、これは一個しかないし」
この踊りは先輩と私にとって今や毎晩のエクササイズ。
踊る姿も実に堂に入ったもので。


「でもこれだけキットがあると、何かテーマがないと製作に踏み切れないよね。」
「そーなんですよねー。今となっては可動キットそのものが貴重だし。お店に並んでるキャラキットってガンプラしかないでしょ。ガンブラって出来のいい完成品がいくらでも売られてるから気後れしちゃって。作らなくてもいいじゃん、なんて思っちゃうんですよ。」
そうでした。ガンプラに関しては以前、先輩が言い放った名言があったのです。
それは先輩がマスターグレードのザクを作っていた時でした。
「最近のガンプラって出来はいいけど作ってる感じがしないなー。」私は尋ねました。「えー?だって今、作ってるんでしょ?」
先輩は答えました。「作ってるんじゃなくて『作らされてる』感じがするんだ。」


『作らされてる』。この感覚は、初体験のプラモがガンプラだった方々にはお分かりにならない感覚なのかもしれません。
私もマスターグレードはいくつか持っていますが、あの手の物は出来が良すぎて手の出しようがないんですね。

「誰が組み立てても一定レベルの完成度が保証される」というのは非常にありがたいんですが、そうなると「キットと自分のせめぎ合い」みたいなものがなくなっちゃって。
昔のキットはもっと出来が悪く、先日のガレロンのように接着線を消す事だけでもかなりの手間を要す分、作っていて愛着が湧くんですよ。
久しぶりに『作っている』感覚を思い出した経験でした。


ガンプラの開発スタッフの努力には本当に頭が下がります。出来も申し分ないですし。
でも時代遅れの私などは先輩の言葉が実によく分かる。私もマスターグレードには「作らされてる」感が否めませんね。
まー、プラモデルという名称が同じなだけで「別物」と考えたほうがいいと思いました。これも新旧キットのどちらが良いという訳じゃなく、「住み分け」なんでしょうね。
たまには「作らされてる」のも良いですしね。

さて。先輩とのプラモ四方山話は続きます。
「例えば、このキットを改造してこんな仕上げにするのはどう?」なんて話題になりました。
「ゴジラの可動キットをブリキ風の塗りにしちゃうってのはどうかな?」


2_13 現在私は、ゴジラの可動キットはマルサンの電動歩行、ブルマァクのゼンマイ歩行の二つを持っています。それぞれ昔発売されたキットの復刻版で、かつての可動を再現したすぐれものです。

Photo_658 これらはまともに組んでもそれなりに味わい深いキットなのですが、そこはそれへそ曲がりな私達。ごらんのような「プリキのおもちゃ」風塗装を企んだと。
でもこの二つのキット、表面のディテールがなかなか曲者で。
2_14 マルサンのものは筋状の、ブルマァクのものは粒状のディテールがある為に、ブリキのおもちゃの「ツルッ」とした表面処理には程遠いのです。
「これ、どうやってやろう?」「やっぱりディテールを全部削り落としですかね?」
「いや、マルサンのなんかは全身パテ埋めじゃない?削ったら穴が空いちゃいそうだし。」
「なるほどねー。削ってツルツルにするだけでも相当時間かかりそうですねー。」


「じゃーこれは?ウェーブの「レッド・ミラージュ」対「バッシュ・ザ・ブラックナイト」の対決ジオラマなんて。」
Photo_659 これは大作。今なお根強い人気を持つ永野護のコミック「ファイブスターストーリーズ」の主役級モーターヘッド2体。これはかつてウェーブというガレージキットメーカーからプラキットとして発売されましたが、なにしろ通常のプラモデルに比べディテールが異常に細かい。モーターヘッドの詳細な設定も手伝って、「これは無理」と諦めていたのです。
「でもいいじゃん。設定なんか無視してやっちゃえば。縛られると結局出来ないし。」
最近はそんな気分です。この物語の大河ドラマ的ストーリーから考えて、例えばこの2体で「椿三十郎」的な立ち回りをジオラマ化したら凄いでしょうねー、なんて妄想したりして。
L・ミラージュの剣がバッシュの胸を切り裂く!バッシュの胸元から噴出すのは鮮血に見立てた動力オイル、なんてどうですか?オイルは透明レジンが何かで表現して。(まともに作ったら一年以上かかりそうですが)


「こんなのどう?」と先輩が取り出したのは「装甲騎兵ボトムズ」の1/24スコープドッグ・ダウンフォーム。
かつての名キット、タカラ1/24スコープドッグに新造パーツを追加したスペシャルキットです。
「これをバトリング・スペシャルに改造中でね。」

要するにカスタマイズですね。「ボトムズ」をご存知の方はよくお分かりでしょうが、この物語に登場するロボット「AT」は身長4メートル程度の小さいサイズで、町工場などで簡単にカスタマイズできちゃう代物なんです。人が乗り込み操縦するAT同士は「バトリング」という賭け試合が行われます。出場するATは一種の「選手」なんですね。
ですから選手各々の好みでカスタマイズされたATが多数存在する訳です。

Photo_660 先輩も独自の設定を持った「バトリング用AT」を作っていましたが、まー大変。1/24は細かいところまで作りこみが必要なのでものすごく手間がかかるんです。
「あー私には無理。私はこの1/35で充分。これだってできるかどうかわかんないのに。」

個人的には右側のスコープドッグよりも、左側の「ダイビングビートル」の方がデザイン的にはお気に入りなんですが。
可愛いでしょ。なんとなく。


こんな会話で夜も更けていったわけです。おバカでしょー(笑)。でも部屋に帰って考えてみると、ウチのキットでもそれなりに楽しめそうなものはありますね。
Photo_661 例えばこのイマイ「鉄人28号」。
マルサンゴジラに先駆け、日本発のキャラクターキットとして発売されたこの鉄人ですが、今の目で見ると原作、アニメとは全く別物のプロポーションですから(実写版をモデル化したそうですが)こういうのこそブリキ塗りが似合いそうじゃないですか?
Photo_662 いやそれならこっち、「ビッグX」に登場した「V-3号」なんかもうまるっきりブリキ調のフォルムだから、こっちにしようかな?
先輩はリアルに塗ってたから。


ほとんど徹夜。まるで郡上踊りのように「作ろ・やめた音頭」は夜を徹して行われるのでした。
ここ数日、本当に私の酔狂はトップギア状態で。
こういう風に組み立て前のキットを眺めながら仕上げに思いを馳せられるのも、オタクの私に与えられたささやかな楽しみなんですよ。
まー罪の無い遊びだからいいか。お仕事に影響しない程度に楽しみましょう。


最後にこんなのはどうですか?ちょっと考えてるんですが。
Photo_663 ファンに惜しまれつつ2002年に廃業したイマイが最後に放った可動キット「ジェットモグラ」の色替えバージョン。オリジナルの黄色を大きくイメージチェンジさせちゃうという。
着手できるかどうかはともかく、コンセプトは決まっています。
その色は・・・

隣の怪獣が知っています(笑)。

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コメント

「がんばれ、鉄人!」
「バンガオー!」
 頑張れと言われて頑張っちゃう鉄人は、最古の(何せWW2中の開発ですから)ロボットなのに、最高度の知能を有しているのではないでしょうか?
 こんにちは、ガメラ医師です。
 今井の鉄人、確か金色バージョンがあったんです。
電池が両足に入ってたはずです。
正太郎君がコントローラスイッチになってて、
右手を挙げると、前進だか後退だかしたはずなんです。

 お写真を拝見しても確かに、「電動歩行」キットのはずなんですが、
 形成上、両足が固定されてますよね。
どうやって歩いてたんだろう???
 記憶が無いんですよ。

ガメラ医師様 コメントありがとうございました。
お詳しいですね。先日のクローラーといい、ガメラ医師さんはかなりのイマイ通とお見受けします(笑)。
おっしゃる通りこの電動鉄人、金色バージョンがありましたね。
ツルツルのボディーに施されたメッキが美しく、パーツ状態で見ていてもタメ息が出そうな名キットでした。

イマイの電動歩行には特徴がありまして。当然この鉄人がルーツなんですが、心臓部のギヤボックスに歩行用のバーが取り付けられているんです。
そのバーは胴体と一体成形の足の中を通り足元へ。胴体のモーター駆動によってギヤボックスのクランクが回転します。
クランクに連動してバーが楕円状の上下運動、結果的に「地面を押す」形となって歩くという(笑)。
足先の電池ボックスは転倒防止用のおもりでもあった訳です。
目を輝かせ、元気に腕を振って歩く鉄人を見ていると、この小さなボディに夢一杯のギミックを仕込んだ、当時のイマイスタッフの愛を感じますね(笑)。

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