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2006年7月 4日 (火)

S13地区の模型店

ふいに出来た一日のオフタイム。梅雨の合間の真夏日です。久しぶりにウォーキングに出て、熱いシャワーで体をほぐした後、何しようかと部屋を見回したとき、ある一点で目が止まりました。「これこれ。いつ見てもいいよねー」

Photo_23 「これ」とはこの写真の通り、いにしえのプラモメーカー「マルサン」の代表キット達。
日本で始めて「ゴジラ」の可動プラモデルを発売し、その後の第一次怪獣ブームで子供達に絶大な人気を博した「怪獣プラモデル」を続々と世に送り出した、伝説のプラモメーカーでした。その後「マルザン」と社名を変更し、1968年に倒産の憂えき目にあった、まさに「怪獣とともに生きた」メーカだった訳です。

写真のプラモデルはマルサン・マルザンの黄金期を支えた「名キット」達。最近は落ち着いたお宝ブームですが、これだけのラインナップが揃っていればそのプレミア価格はとんでもない逸品ばかりです。優にマンションの一部屋ぐらいは買えるでしょう。
でもまあ貧乏コレクターの私にそんなアイテムが揃えられる訳がありません。マニアの方々にはとうにお分かりの通り、これは昨年ユニファイブから発売された「縮小復刻版」なのです。(写真も縮小されています。画面をクリックすると大きくなりますよ)

1_4 比較用にオリジナルサイズの「ゴジラ」プラモデル(これも復刻版ですが)と並べてみました。かわいいですねー。この縮小復刻版は過去の記事にもたびたび登場していますが、私のようなオタクから見ると大変な物なんですよ。

ここ数年吹き荒れた「フィギュアブーム」。世の中もうフィギュア化されていない物は無いくらいの勢いで、怪獣マニアの皆さんも充実したコレクションをお持ちの事と思います。ところが私の中でこの「縮小復刻版」だけは、ちょっと思い入れが違う物なのです。
別に特別なエピソードがある訳ではありませんが、「昔のプラモデル」を「パーツの状態」で、しかも「箱や組み立て図」まで再現するというのは、あらゆるアイテムを発売してきた復刻メーカーでもあり得なかった快挙でした。
これを店頭で見かけた時の私の驚きはちょっと言葉になりません。上から下までレディースウェアの私も、その時だけはただの「怪獣オタク」。お財布の中身を確認せずに、あるだけの在庫を抱えてレジへ向かうなんて、私にしてみれば考えられない事だったのです。
まあ、こんなアイテムは言ってみれば「ブームのあだ花」。案の定、私の住む田舎ではそれ以来まったく見かけなくなったのでした。

でもこの復刻版、よくできてますねー。いずれもモーターによる電動キットだった為、コントロールボックスのパーツまで再現されています。腕のあるモデラーの方々のサイトで、これに動力を仕込んで本物通り動かす、なんて凄いこともされていますよね。羨ましい限りです。私ももうちょっと器用だったらなー。

たまに考える事があります。
これは復刻版じゃなくて、「ウルトラQ」の第17話「8分の一計画」に登場した「S13地区」の模型屋さんで売られていた物では?なんてね。
そこは、人間縮小機により8分の一サイズに縮小された人々が暮らす、全てが8分の一サイズの都市。放送された昭和41年当時、問題となっていた人口増加対策の一環として採られた政策、という設定です。
お話はシリアスなテーマなんですが、私にはこのS13地区は、今も昭和41年で時間が止まっていて、角の模型屋さんの店頭にはこんなキットが並んでいて・・・なんて考えてしまうのです。当然看板娘は「由利」ちゃん。(番組内で「縮小」されちゃったもんね)
毎日学校の帰りに寄る私に「あらーまた来たの?怪獣好きね。今度出たのはね・・・」と気さくに話しかけてくれる由利ちゃんの姿が目に浮かぶのでした。

今日はゴジラにしようかな、それともガラモン・・・
あ、だめだ。体は縮小したけれど、千円札は野口英世のままだ・・・(ドラえもん的オチ)。 

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