「鉄」に背骨を折られたい!
隣のテーブルに見えるのは、エアコンの水漏れを直すおじさんの足。そんな光景が広がるいつもの喫茶店。私は先輩の彼女とネットの話で盛り上がっていました。
「ネットで見よう韓流ドラマ」(だったかな)そんな本を大事そうに抱えた彼女はイ・ビョンホンの大ファン。彼が先日出演した「徹子の部屋」もしっかりチェックして、韓国ドラマファンのブログチェックに余念がないのでした。
「好きな俳優」なんて他愛のないお話ですが、私にとっては仕事を決める上で重要な関わりをした人物。話すには襟を正さずにはいられません。
その彼の名は「山崎努」。
黒澤明監督の「天国と地獄」で鮮烈な銀幕デビューを飾った個性派俳優、山崎努。
最近ではTBSドラマ「クロサギ」で渋い演技を披露、健在ぶりをアピールしています。
しかし私が彼にハマったのは、今を去ること29年前の1977年。大人気テレビドラマ「必殺シリーズ」第10弾「新・必殺仕置人」でした。
必殺ファンにはいまさら説明の必要も無いこの番組。低迷するシリーズテコ入れの決定打として復活した「仕置人・念仏の鉄」は、必殺の顔「中村主水」こと藤田まこととの最強タッグを見せ、視聴率上昇の起爆剤となったのでした。一流のキャスト・スタッフが生み出す珠玉の作品群全41話に駄作と呼べるものはゼロ。まさかこれが必殺ファイナル?とのファンの心配をよそに、みなさんご存知の仕事人ブームの架け橋となったことでも有名。ファンの間では中期必殺の最高傑作との呼び声も高いのです。
ハード路線の「仕置人」の中でも群を抜いて高い人気を誇る「念仏の鉄」。その魅力は数え上げればキリがありません。
昼間は骨接ぎを営み、闇の組織「虎の会」に籍を置く凄腕の仕置人。
自分の指を凶器と化し、一瞬で敵を仕留める必殺技「背骨折り」の冴え。
そして何よりも、自分のルールを曲げないハードボイルドな生き方が、私の心を捉えて離しませんでした。事実彼が、正義の為に仕置を行った事など、シリーズ全体を通じて一話もないのです。
自由人という顔を見せながらも、ストイックなまでに自分の生き方を貫く鉄の姿に、私は自分にないヒーロー像を見たのでしょう。後年、この作品を超えるテレビドラマに出会えなかった私に、「だったら自分で作っちゃえ!」と、ディレクターの道を目指すきっかけを与えてくれた作品でした。そんな私の背中を押してくれたのは誰あろう、「山崎努」その人。
4枚の便箋にビッシリと書き込まれた「鉄の役作り」についての質問。すぐ行動に移すタイプの私は、山崎氏本人にファンレターを送りました。忙しい俳優さんに手紙を出したところで返事なんかもらえないだろうと諦めてもいたのですか・・・
数日後の夕方、郵便受けを覗いた私は、驚愕の声を上げたのでした。
住所まで明記されている、山崎氏直筆のご返事。ご丁寧にも便箋2枚に綴られた手紙には、「鉄」についての思いがビッシリ。またこれがいかにも「ドラマ収録の休憩中に急いで書きました」って雰囲気で、加筆訂正しながらの書きっぷりもいかにもあの人らしい。この手紙を書いた右手で「背骨折り」(嗚呼)!後年、「鉄」の可動フィギュアを入手した折についていたご本人のサインと、手紙の筆跡が同じと判った時、さらなる感動が私を駆け抜けました。
単純な話、この手紙一通で私のディレクターへの道が決まったようなものです。
面白いドラマへの道のりはまだまだ遠いですが、私は諦めてはいません。
そして彼、「鉄=山崎努」は、私の永遠のあこがれ、理想の彼氏となったのでした。
手紙の中身を見たいって?ダメダメ。大事なラブレターを簡単に見せられません。
でも中身は「濃い」ですよ。けっこう読み応えあります。なにしろご本人の弁ですから。
ああ、必殺ファンのどよめきが聞こえる!
ところで「虎の会」って、仕置人の指名ってできないんですかね。私だったらまちがいなく
「観音長屋の鉄さん」指名。で、自分を仕置してもらうっていう。
まさに理想の死に方。
「ゴジラに踏み潰される」より「鉄に背骨を折られたい」!
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コメント
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アタシは「組紐屋の竜」に色仕掛け(表現が古い?)で迫られ、
騙されてると気づかないうちに絞められたいッス(*゚∀゚*)
これならすごくいい顔で死ねる自信があります!
いゃ、でも秀さんも捨てがたいなぁ…。
うぉぅ…ひ、ひかないでください(;´д`)ゞ
※ちなみに「ゲームオタク」です。
でもMIYUKIさんのように豊富な知識はありませんので
「プチオタク」ってことにしておいてください。
私も「買お・やめ音頭」「どれ・あれ音頭」踊ってますよ~。
投稿: やませ | 2006年6月22日 (木) 12時28分
山崎努氏といえば、「クロサギ」でのあの品のなさが捨てがたい。
投稿: ro_oku | 2006年6月22日 (木) 12時37分
やませ様
「竜」に「秀」ですか。なるほど。なかなかのチョイスですね。
私は「刺され系」では[仕置屋]の市松、
「締められ系」では[仕業人]の赤井剣之助が好みですかね。
(自分を始末する相手を語るってのもなんだか)
ゲームについては私はやませさんに遥かに及びません。アクションの操作に動体視力が追いつかないノロマでございます。
なにかおもしろいお話があれば教えてくださいね。
ただ私の場合、「人生そのものがアドベンチャーゲーム」なので。
リセットは効きませんが(笑)
ro_oku様
山崎氏の真骨頂は「悪役」にあると思っています。
品のなさも芸の内。ああいう演技の引き出しはどうやって培われるものなんでしょうか。
実は彼の演技設計の一端が、彼からの手紙にも書かれていました。いずれ機会があればお話しましょう。
投稿: オタクイーン | 2006年6月22日 (木) 20時54分
あぅ~、やっぱり安易にコメントするんじゃなかった。
「市松」?「赤井剣之助」?
さっぱりわかりません il||li_| ̄|○ il||li
それにしても、ご本人直筆のお手紙なんてすごく羨ましいです。
それほどMIYUKIさんの文章に惹かれたのでしょうね。
ゲームは私もシューティング系は苦手で
シミュレーション系、パズル系、RPGなどが中心です。
投稿: やませ | 2006年6月23日 (金) 12時28分
ゴメンナサイ。気を悪くしないでね。
必殺シリーズを語りだすともはや「トリビア」の域にまで達してしまう、どうしようもないオタクなんです。
しょうがないよね。人生に影響を与えた番組だもの。
手紙を出した事について今思い返せば「若気の至り」以外の何者でもないけど、ムチャクチャやってたその頃は、今より時間の密度が濃かったな、なんて懐かしくもあります。
ゲームについては、私もおそらく「さっぱりわかりません」派です。
これに懲りず、またいろいろ教えて下さいね。
ハマるとちょっと怖いけど。
投稿: オタクイーン | 2006年6月23日 (金) 20時15分
オタクイーンさん、こんばんは。
たしかこの鉄さん、最後は仕事人狩りにあって、拷問の末に手を焼かれるんですよね。
それでも不死鳥のように蘇って、敵を抹殺するシーンは 鬼気迫るものがありましたね。
わたしもよく覚えています。あのエックス線での透視画像は笑えましたが・・・
私のお気に入りは、実は 必殺必中仕事屋稼業 なのです。
ここに登場する半兵衛と政吉は、もしかしたら必殺シリーズのレギュラー陣の中では一番弱いかも知れません。奇をてらった技もなく、毎回、ピンチの連続で、やっと仕留める といったスタイルがとても良かった。バックに流れた音楽もよかった。
あっ、『好きな俳優』の話でしたね・・・あまり関係なかったですね (^^ゞ
投稿: ポン太 | 2006年8月31日 (木) 19時56分
ポン太様 コメントありがとうございました。
「必殺必中仕事屋稼業」は、「新・必殺仕置人」の次ぐらいに、私も大好きな作品です。ポン太さんがおっしゃる通り、あの作品に流れる緊張感は、「新・仕置人」を確実に超えていますよねー。
半兵衛、政吉の弱さがかもし出す危機また危機の展開に、手に汗握ったことも一度や二度ではありません。
第20話「負けて勝負」など、相手を殺さないのに成立するストーリーがあるのも、「仕事屋」の素晴らしいところです。
(ちなみに「負けて」はマイ・フェバリットエピソードでもあります)。
主題歌「さすらいの唄」に加え、殺しのテーマ「夜空の慕情」など、今聞いても私の目つきは鋭くなり、身のこなしは早くなってしまいます(何やってるんでしょうか(笑)。
考えるに、キャラクターの「新・仕置人」、ストーリーの「仕事屋」という事でしょうか。私の永遠の憧れは「鉄」ですが、半兵衛、政吉が生きたあの世界も、私の人格を形成する大きな要因なのです。おバカですね(笑)。
必殺シリーズの制作が終わって数年。あのシリーズのコンセプトは今でも通用すると思います。リアルタイムで見られた世代の方々と語れる機会も少なくなりましたが、私も「必殺」に関しては言いたい事が山ほどあります。記事にも書きますのでまたお相手よろしくお願い致します。
投稿: オタクイーン | 2006年8月31日 (木) 23時42分
凄い!人生の師匠ですねw(゚o゚)w
私も山崎努さんにファンレターを出したいのですが、宛先はどこなのか必死で検索しています…
今もフリーでいらっしゃるのでしょうか?
もし宛先をご存知でしたら教えて頂けませんか?
宜しくお願いします。
投稿: みみ | 2007年8月 1日 (水) 10時39分
みみ様 初めまして。ようこそいらっしゃいました。
こんなおバカなブログへようこそ(笑)。
山崎努氏は、今も私にとっては特別の存在です。記事にある通りファンレターを送り、ご返事頂いたのは事実です。
実はその数年後映像業界でなんとかやって行けるようになった頃、再度お手紙を書いたのですが、以前のご住所宛てに出した所、あて先不明で返送されてきてしまったのです。
おそらく住所変更されたのでしょう。
その後、山崎氏のご住所は私にも分かりません。
実は私も調べているのですが現在も不明で。
そんな経緯があります。お力になれなくて申し訳ありません。
山崎努氏の独特の存在感、演技力は、今も見る者を引きつけてやまない素晴らしさがありますよね。
ご覧頂いた通り、私のブログはいつもこんな調子で下らない毎日を綴っています。またお暇な時にでも覗いてやって下さい(笑)。
投稿: オタクイーン | 2007年8月 1日 (水) 17時43分
お返事ありがとうございます。そうだったのですか…
私はちょうど新必殺仕置人の最終回の3日前に生まれ、念仏の鉄を知ったのは小学生の頃の再放送で、その頃は、カッコイい!という感覚しかなく。女郎のシーンや鉄の重厚感があるセリフがよくわかりませんでした。
必殺仕置人のDVDが大人になってから鑑賞して、念仏の鉄という、キャラクターではなく、1人の男性としてとても魅力を感じました。
あの時、最終回で鉄が死んだ時、ちいさい頃は泣くしかなかった。
いつか年齢を重ねてきた鉄をもう一度見たいです!
ありがとうございます♪またお邪魔します。
投稿: みみ | 2007年8月 1日 (水) 22時26分
みみ様 ご返事ありがとうございました。
いやー『新仕置人』最終回の3日前にお生まれなんですね。時の流れを感じます。私はこの番組をリアルタイムで見ていた世代ですから、みみさんのように新しいファンの方からのお便りは本当に嬉しいです(笑)。
でも小学校時代に「鉄」をカッコイイと思うとは。
なんてシブい趣味なんでしょうか(笑)。
これからも「鉄」そして山崎氏の魅力は、DVDなどを通じてみみさんのように新しいファンの皆さんに伝わっていくんでしょうね。
オールドファンとしては頼もしい限りです。
ちょっと感動してしまったので、時期は未定ですが次回「必殺」についての記事を書く時、みみさんから頂いたコメントについて文中で採り上げたいのですがよろしいでしょうか?
もしこのコメントをご覧頂けたなら、お手数ですがご返事下さい。
お互い「鉄」「山崎努」ファンとして、彼の素晴らしさを語り継いでいきたいですね(笑)。
投稿: オタクイーン | 2007年8月 2日 (木) 14時32分
ありがとうございます
(^-^)
私の文章を取り上げて頂けるなんて、嬉しくなっちゃいます!宜しいんでしょうか(・_・ゞ-☆
オタクイーンさんのブログを初めて読ませて頂いた時、すごく嬉しかったです!
必殺についてのブログ、楽しみに待っています。
今、自分のパソコンが大破して携帯のみで、ブログはやっていませんが、ミクシイ内での日記で鉄の事をよく書いています。やはり男性にもかなり人気があるみたいです♪
またお邪魔いたします★
投稿: みみ | 2007年8月 3日 (金) 03時15分
みみ様 ご返事ありがとうございました。
快いご了解、ありがとうございます。まだ時期は未定ですが、今後必殺関係の記事を作成する折には、「新仕置人」最終回放送後、鉄に魅入られたみみさんの事を文中に記させていただきます。
稚拙な文章ですがお許し下さい(笑)。
拙ブログのカテゴリー「必殺シリーズ」を検索いただけばお分かりの通り、私は鉄を中心とした必殺シリーズ諸作について細々と語っております。またお時間ありましたらそれらの記事もご笑覧下さい。
暑さも本番です。体力維持等お気をつけてお過ごし下さい(笑)。
投稿: オタクイーン | 2007年8月 3日 (金) 17時32分
こんにちは(^-^)最近の出来事なんですが、やはり念仏の鉄って男性からもすごく憧れの存在なんだな。って事がありました(^-^)
今パチンコのCMで鉄がチラッと出てきますよね、私もどんな風に鉄が登場するか楽しみで、最近そのパチンコを打ちに行ってたんですが、若い店員さんが「鉄、カッコイいですよね!でもTSUTAYAで必殺仕事人を探したけど無くて」と言うので、「鉄はね、必殺仕置人と新必殺仕置人に登場するんだよ」って伝えました。
後日、ハイテンションに彼が「俺、子之巻買ったけどスゴいカッコイいですけど!」って(^-^)
なんだか嬉しくて。
投稿: みみ | 2007年8月 5日 (日) 16時28分
みみ様 パチンコには行かない私もあの仕事人台には惹かれます。鉄はどんな登場をするんですか?他のキャラクターの出方も興味ありますね(笑)。
でも店員さん、みみさんのそんな博識ぶりにビックリしたんじゃないですか?みみさんのお歳でそれほど鉄についてご存知の方は少ないんじゃ。
でもその彼も凄いですね。すぐにDVDを入手するとは。
きっとみみさんの解説が彼の興味を引いたんでしょう。さすがです。
きっと山崎氏ご本人も喜ばれている事でしょう。
少しでも鉄の魅力を分かってくれる人が増えれば私も嬉しいです。
また楽しいお話をお聞かせ下さいね(笑)。
投稿: オタクイーン | 2007年8月 5日 (日) 20時30分
こんにちは(^-^)
今度のパチンコは、鉄が登場するからなのか必殺仕置人と新必殺仕置人の音楽がたくさん使われています。
なので年配の方もワクワクしています。
鉄のリーチは、新のほうの映像が使われています。声は、藤田まことさんは本人の声ですが…鉄は違うような…結構似た声なんですが。
もし機会がございましたら是非打ってみてくださいね(^-^)
投稿: みみ | 2007年8月 8日 (水) 17時02分
みみ様 細かい解説ありがとうございました。
いやーこれは私も打ってみたいですねー。
リーチで「新」の鉄の顔!いやがおうにも期待が高まっちゃうじゃありませんか(笑)。
その画面見たさにつぎ込んじゃう私が見えます。
BGMもそそりますねー。仕置人は新・旧とも名曲が多いので、どれを聴いても体が熱くなります。夏には罪作りな音楽です。
声が別人かもという事ですが、これはやっぱり権利問題からなんでしょうか。新録音であの「鉄」の声を聞けるのなら、私は毎日お店に通っちゃうんだけどなー(笑)。
投稿: オタクイーン | 2007年8月 8日 (水) 22時27分
お元気ですか?今年の夏くらいに、マイスター・ジャパンという所から念仏の鉄のフィギュアがでるそうです!
もうご存知かもしれないけど、嬉しくって、取り急ぎ失礼致しました。
投稿: みみ | 2008年4月22日 (火) 11時42分
みみ様 お久しぶりです

お元気そうで何より。私はますます、おバカに拍車がかかっています
ところで、マイスター・ジャパンの鉄フィギュアのお話、本当ですか?
いやー知らなかった。
マイスター・ジャパンからは丁度昨年の8月、「障子から飛び出した鉄の手」などの必殺キャラ・イメージモデルが数種発売され、私も慌てて入手しましたが、新発売のモデルが全身フィギュアとすれば、これはもう必殺フィギュアの決定版ですね
マニアックなアイテム選択のマイスター・ジャパン。
今後の動きから目が離せませんね。
貴重な情報、ありがとうございました。
またいつでも遊びに来て下さいね
投稿: オタクイーン | 2008年4月22日 (火) 21時37分
はじめまして!
必殺で検索してるうちにたどり着きました。
今必殺シリーズにはまってる者です。
面白いです、必殺シリーズ。
特に鉄が出てるシリーズはやっぱり引き締まります。
私は中村さんのファンなのですが、鉄さんかっこいいですよね~~!
永遠の兄貴って感じです。
強いしモテるし哲学があって最高にカッコいい人ですよね。
お手紙もらったなんてうらやましいです。
投稿: aoi | 2008年6月 4日 (水) 09時52分
aoi様 はじめまして
ようこそいらっしゃいました。
私にとって必殺シリーズは、特別な作品です。


中でも鉄さんへの思いは尋常ではなく
男性の魅力を全て凝縮したような存在ですね
でもその魅力も、aoiさんのお好きな中村主水あってこそ引き立つものです。
主水・鉄の二人は、必殺史上に残る名コンビなんですね
山崎努氏からのお手紙にも、中村主水に関する思いは書かれていました。
やはり山崎さんも、藤田まことさん演じる主水を意識していたんですね
またいつでもお越し下さい。
必殺の素晴らしさについて、またお話しましょう
投稿: オタクイーン | 2008年6月 4日 (水) 22時56分
MIYUKIさんこんにちは!
お言葉に甘えてまた来てしまいました~
最初の必殺仕置人(新じゃないほう)を観てるんですが、この仕置人アツイですね!!
私は「新」の方が自分としては好みかと思ってたんですがこっちもなかなか。
鉄ってもう最初からキャラクターが完成されてたんですね。
それとこの仕置人、中村さんとヘンに仲がいい!(笑)
よく話しながらニヤニヤしてて本当の友達みたいです。
こういうのっていいですよねー
二人で飲み食いしてる姿なんて絵になります。
お手紙に藤田さんのことが書かれてたなんて嬉しいなぁ~
このコンビは永遠ですね。
仕置人をまだよく見てなくて、これから未見の映像がたくさんあるのかと思うとなんだかラッキーのように感じてしまいます。
必殺面白い!!
また遊びに来ます~
投稿: aoi | 2008年6月 9日 (月) 10時34分
aoi様 旧仕置人をご覧になってるんですねー。
私も最初あの作風を見た時は、結構刺激的でした。
新仕置人と違って、まだ仕置=殺しとは決まっていませんし。
どちらかと言えば、「死ぬより辛い目にあわせる」というポリシーが徹底されていたと思います。
悪人とはいえ、人にそれだけの制裁を与える訳ですから、鉄や主水の覚悟も普通じゃないんですね。
彼らの迫力は、腹をくくった者同士にしか分からない絆が醸し出していたのでしょう。
その刹那的な生き方に、男の色気がにじみ出ているんですね
仕置人は新旧とも、鉄・主水コンビの魅力が堪能できる名作です。
また全話ご覧になったら、感想などお聞かせ下さい。
必殺には、他にも素晴らしい作品が沢山ありますよ
投稿: オタクイーン | 2008年6月 9日 (月) 19時10分